よくやったね、澄野拓海クン。
もちろん”転入試験”は合格だよ。
今年こそは、月1以上映画に行くと決めていたのに3月で挫折した。
くそぅ、俺の胃が全然治らねぇ! 『ミッキー17』は観たいのに!!
ゲームするか本読むかと思っていたところに最終防衛学園の体験版がswitchにも来てたからやってみたぜよ。
■あらすじ
時折鳴り響く警報とドームの天井に覆われた『東京団地』で平凡な日常生きていた澄野拓海は突如現われた襲撃者によって壊される。襲われる幼馴染みのカルアを守るために「SIREI」を名乗る謎の存在から戦う術として我駆刀を得て戦うことに。
転入生として合格をもらった拓海は、自分と同じく転入生となった少年少女たちとともに謎の襲撃者から学園を100日間守るために戦うことになる。
■感想
ダンガンロンパメンツの新作なのかな? すまない、詳しくは調べていないし、ダンロンなら極力前情報は入れたくないというジレンマよ……。
実はswitchの体験版を今か今かと待っていたのですが、steam版は2月には出てたし圧倒的に好評だったからね。セーブデータが引き継げるなら、買うハードでしたいやんか。
けれども、やってみた僕の感想としてはあまり手応えのあるものではなかったりします。
……面白くなかったわけじゃない。むしろ、ダンロンのノリとか懐かしいしオマージュが良い方向に作用していて分かりやすい。状況は前後しちゃうけどこことか特に。

ⒸAniplex, TooKyo Games
この力ってなに? ペルソナとかスタンドだよ!
――分かりやすっw いや、何かしらゲームやアニメに触れているという前提ではあるけれども、前提がある人の方が大半だから、心の力がどうたら〜的な説明は省いていい。そんでもって、この辺りに重要なことを隠していても流せる。良い説明だなー。

ちょっと脱線したが、ゲームの話に戻ろう。
平凡な日常と言いつつ、警報でシェルターやドーム内住みという特殊な環境で暮らす拓海とカルアのやりとりから始まる。既にラブラブである。けれど、この銀髪系ヒロインは絶対なんかあるダンロン的に!
シェルターでイチャイチャしたあとにカルアが犬を追いかけたことからSIREIに会ってといろいろあるが、まあそれで日常は終わりを告げて侵入者に襲われて殺される人たちの中を逃げることになる。気を失ったカルアが襲われそうになった時に出てくるSIREIと選択肢。戦う? 戦わない?
これ、戦わないを選んでもすぐに選択やり直しだからやってみてもいいけどわざわざやんなくてもいいくらいの差違だった。うん、BADEND直行選択肢はとりあえず踏む派。
チュートリアル戦闘ですが、何度も言うけどその画像はない。
俺は戦闘の時は戦闘に集中するからスクショを撮るはずがない。うん、失敗したと何度も後悔する!
刀で自分の心臓をブッ刺して変身は格好いいですが、このシーン何度も見せられるからくどい。スキップも+だったか長押しでめんどい。しかも一括スキップできないのが100通りだかエンディングあるのであれば相当やりにくいとげんなりしてたりいる。
無理矢理学園に行くと恒例の自己紹介だが、双子のキャラが強すぎんかw 妹はアンニュイかと思ったらエロネタにはめっちゃ食いついてくるんだがww
この後また学園メンツと襲撃者である侵攻生との戦闘へ。使えるメンツは拓海を含めて4人。体験版だし序盤だから制限があるのは当然ですが、なかなか全員個性尖ってて楽しい。
厄師寺はバイクでの機動力と動いたマス分のシールド付与。ガンガン敵陣ツッコませるの楽しい。
雫原はなんといってもでかい攻撃力だが、敵を倒した分攻撃力+1はそんなに使わなかったな。一番多い敵が体力1だから専らクマ殺ししてもらってたw
最後は怠美。彼女が一番使いやすい……っ! 鬱でトリガーハッピーな子なのだが、攻撃後の疲労状態で攻撃範囲が変わる&この状態で攻撃すると疲労回復してまた普通に行動できるようになる。そんでもってボスに有効な飛行タイプに攻撃力プラスだぜ強すぎ。キャラクターとしても一番好きですね、話していて楽しいしどんな状況もゲーム用語で話してくれるの最高だな。メリザンドに続いてファイルーズあいさんボイスのキャラは好きになりやすいのかもしれない。

戦闘は拠点防衛戦なわけだが、この辺りの評価システムはまだよく分かってないですね。ナイスDEATHまだ全然分からん。あと、絶対に致命傷時の必殺技は後々なんか設定が出てくると思う。死んでも大丈夫? んなわけなかろう。
戦闘ができるところは少ないのですが、そもそも強化もろくに出来ないからこの辺りの評価は難しいですね。仲間との会話で取得するための基礎学力、素材は探索で。この辺りをせめてがっつりやらせて欲しかったな。
このゲームはざっくりと立絵のある会話パート、校内を移動する探索パート、侵攻生との戦闘パート、あと素材探しのすごろくみたいにスタイルが変わっていくんだが、どれも一長一短。探索ははっきりいってわざわざ歩かなくてもファストトラベルで飛んだ方が迷わないし、戦闘はザコの自爆特攻が多いので処理がめんどい、すごろくで集めた素材は使えるほど体験版は範囲がない。
だから、正直なところ今とても判断に困っている。
予約はしてあるんだけれどもわざわざ発売日に買う必要はないとも思いつつある。あの拓海がであった人間もちょっと拓海っぽい気がしてて、なんとも……むぅ、シナリオ目当てでやるには時間を食いそうだからなー。春だからそろそろやらねばならんこともあったりする。
では、この辺で今回のお気に入りへ。
怠美のことを好きだなと思った台詞を貼っておこう。

ここね、確かになーって納得しちゃったんですよ。
納得させたら君の勝ち。だから僕は怠美が好きだ。今までの行動原理をたった一言で説明するなんてすげーヤツだよ。

HUNDRED LINE -最終防衛学園- 【メーカー早期購入特典】 小高和剛監修オリジナル書き下ろし小説 付
2025年4月24日