2010年09月14日
ドラマCD「ペルソナ4」Vol.1
「クマの未来、かかってますんで」
あらすじ
主人公の転校が近づく中、ジュネスでは家電売り場の縮小化に伴ってテレビの中に入る時に愛用していた大型テレビが撤去させそうになっていた。クマは皆との思い出の詰まったテレビがなくなることを嫌がり、一台でも売って何とか撤去を考え直して貰おうと思い、特別捜査隊メンバーとともに家電売り場を盛り上げようといろいろなことを試みる。
感想
おお、あらすじが珍しく短くまとまった。
……きっと、おそらくこんなことは二度とないな。ふと立ち寄ったところにあったので1へと遡る。
今回はクマが光りまくるドラマCD。
クマの存在がいかにあの事件の中で清涼剤になっていたか解る、そして事件後メンバーの皆が出したこれからへの答えに繋がる物語。こちらの番長は誰ともいい仲になってないのか、精々雪子が恋人未満といった感じでした。
しかし、番長のことだから油断はできねぇぜ。
2では堂島親子が中心でしたが、1は特別捜査隊メンバーが中心でスカート直斗と二人でいられておいしい完二。
……きっと、ここでおいしい目にあったから2ではあんなことになったんだろうな。ま、ここでも料理する雪子に口出して睨まれていましたが。
しかし、一年生チームは面白い。
りせに振り回される形で二人ともいい方向に変わっていくのが微笑ましい。だが、このスカート直斗は番長の前で披露済みと考えていいのだろうか。嫌がってたくせに普通に来たぞ、この子。
もしや、これは番長に見せるために着てきたと考えるべきか……!
番長の転校直前という、ちょっと寂しさが漂う感じではありますが相変わらずの仲の良さは素晴らしい。
いつか、ED後の後日談的なドラマCDも出てほしいものです。
では、今回の好きなシーンを。
以下、クマがテレビの件について皆に報告するシーン。番長と完二による鍋パーティーで伝えられる陽介の悲劇と気にしないりせ。またまた細かいところはニュアンスでお願いします。
「それで陽介と話し合って、今月一台でもテレビ売れたら、そのままって約束したクマ」
「してねぇ――っ! おめぇ今スーパー捏造したろ!」
「今月って、あと半分ちょっとしかないじゃん」
「もしもし、何で俺の方がスルーなワケ?」
勿論、君がそういうキャラだからだよ。
あと、直斗がやって来た時の「美味しそうな匂いで良かった」という言葉に反応する雪子も好き。陽介のいい事言ったという雰囲気をぶった切るところはもっと好き。
しかし、豚ロースしゃぶしゃぶ。
私、昔やられたことあるんだが。誰も食べようとしないから必死に火を通して何とか食べようとした記憶があるんだが。
一瞬走った悪寒。
……これがトラウマというやつか。