2010年09月16日

ドラマCD「ペルソナ4」Vol.3



「こんなことされたら、"テキトー"になんてできない」


 あらすじ
 主人公の家・堂島宅でテストの点が悪かった完二のために勉強会を行いながら、「勉強をする意味」について考え始める自称特別捜査隊メンバー。その延長で迫る体育祭の意義について考える中、主人公は足が速いという理由から突如スウェーデンリレーのアンカーに選ばれてしまうのだが、クラスに蔓延する「テキトーに」という雰囲気によって体育祭は憂鬱でしかなかった。
 菜々子にいいところを見せると約束して臨んだ体育祭当日、クマとユニークなクラスメイトたちによって体育祭が盛り上がる中、怪我をした完二から託された鉢巻きをつけ、主人公が走る時がやってくる。


 感想
 これは、いい青春モノ。そしてこの日、番長は確実に何人か落としたはず。
 まだ秋ということもあってか、女性陣とはみんな友達という感じでしたが、この体育祭は絶対にプラスに働いたよ、と言いたくなるほどのおいしいところを持っていった番長。ゲームでのあんなこっぱずかしい文化祭よりも光ってますよ番長。

 今回は、学生時代の一大イベントである体育祭の話ですが、今回は待望らしい足立さんが登場する。
 冒頭で得意げに勉強に関する知識披露する足立さんだが、彼と同じ絶望を私も味合わされた。最近の高校生は怖いぜ。

 体育祭は一大イベントでありますが、やはり憂鬱の種。男性陣の五キロ走らされるってのも辛いが、女性陣の創作ダンスも辛いよなあ。
 というかこの体育祭は対決形式じゃないのだろうか。ほら、赤と白に分かれるとか、学年ごとにクラスで得点を競うとか。五キロはともかく創作ダンスは採点が難しい……って、もしや、女子の踊りは男子が走っている間のただの余興なのか!
 しかし、体育祭自体が野菜の特売の余興っぽかったりするのだが。

 恒例のお食事タイムでは、今回の被害者は陽介一人。
 番長はまだ誰も落としていないようなので、菜々子と直斗と楽しくお弁当。みんな、飛び火するのを嫌がってスルーしている時点でそのやばさが解るというものだ。

 他にも堂島親子の話とか完二が着々と直斗との距離を詰めている話とか。完二の怪我は格好悪いと言えば格好悪いですが、名誉の負傷です。
 しかし、それでも二人がくっつく姿が思い浮かばないのは、やはり番長の存在か。でも、番長いなかったらみんな死んでただろうからなあ。

 さて、今回光りまくったのは番長でしたが、他にも炸裂した人が。
 その名は大谷戦車。ネーミングがピッタリすぎて笑ったが、もっと笑ったのは彼女に出番があったこと。いやいや、コミュがあるわけでもないのにこの光りようはトキメキかねない。最近、変な物にしかトキメキかない自分が辛いが……。
 以下、女子の騎馬戦にて、直斗を倒した後に標的をりせに定めた大谷戦車を見てのメンバーの会話。


「ちょ、ピンチっすよ先輩。助けに行きましょうよ!」
「落ち着け」
「うん、私たちが何かしたら反則だよ」
「大谷は存在自体が反則なきがするけどな。……あれ、上のヤツいらねぇじゃん」
「ペルソナ呼びましょうよ!」
「相手は人間だぞ」
「一応な」


 大谷に対して本気でペルソナを使おうとする完二は正しいと思う。
 しかし、ペルソナを使っても直斗は負けていただろうと思えてしまう悲劇。完二でどっこいか……って、何で私の中で大谷のスペックが異様に高いのか!



ドラマCD「ペルソナ4」Vol.3

ドラマCD「ペルソナ4」Vol.3

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: フロンティアワークス
  • 発売日: 2010/05/26
  • メディア: CD



posted by SuZuhara at 14:51| CD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする