恐い。なのにどうして――同じくらい楽しいんだろう。
『スーパーダンガンロンパ2』のニュースに小躍りってレベルじゃねぇぞ! な嬉しすぎて感情を抑えられないぜw てか、公開されたキャラがいろいろと想像できてやばいやばいww
そしてこっそりとBBが発売延期になったが、私的には助かったかな。でもやっぱり、続報がでないと危ないってことですなー。
・あらすじ
紫鬼との戦いで魔女っ子コスで挑む祐喜たち。紫鬼の魔女っ子アニメ『ルリ花』好きの真相を知った時、祐喜は紫鬼とのタイマンでの勝負を受ける。
その後、西洋のおとぎ話の生まれ変わりである国際科による術・ブラックアウトワールドによって魔法が存在する別世界に飛ばされた祐喜と雪代と一寸。帰るためには受け取ってしまったおとぎ話に起因する媒体を返すことなのだが、シンデレラにガラスの靴を返すことが求愛行動であるように、媒体を返せば強制的にカップルとして成立することを意味する。
それを避けて元の世界に戻るために祐喜たちは白雪姫率いるホワイトラヴリー団の協力を得て、城にある鏡に向かうのだが、元の世界に帰る際に最後の祐喜だけがシンデレラの介入によって取り残されてしまう。
・感想
あらすじが上手くいってない? はは、いつものことな上に私にもよく分かってない。てか、今回花氏がぶっ飛び過ぎだと思うのですよ。魔女っ子好きから御伽の国……ふーむ参った、ちょっとついていけなくなってきたぜ。
さて、物語は前回の続きで雅彦ご臨終と見せかけて真の姿監禁!
……ま、そんないいものではないのですが、犬の着ぐるみからピーチグリーンMASAHIKOになったという……うん、知ってた。犬がこんな簡単に死ぬわけないって。でも、何だろう? 無事なら無事で何だか残念な自分がいるw どうやら私は犬には身体を張ったエンターテイメントを求めているらしいww
そして紫鬼のアニメもとい魔女っ子好きの真相だが、力の暴走が抑えられない紫鬼は周りから迫害されて育った。だが、そんな時に『ルリ花』に出会い、自分が物語の生まれ変わりであること、そしてもしかしたらアニメキャラの生まれ変わりもいるのではないかという希望を胸に生きていた。
……な、祐喜だけでなくちょっとついていけない感じだろ?
ま、その後は祐喜が「だが男だ」な呪文を唱え、魔法ステッキにぶん殴るという力押しで押し切るのだが、この後の紫鬼の気持ちが辛い。え、いや、ほら……下手に近しい人種だがら。ここまで割り切れたら楽だろうけど、ここまで行ったら終わりだな―って思うのだよ。
そんなこんなで紫鬼をクリアした祐喜が次に巻き込まれたのは、おとぎの世界へGo!
新学期を迎えた祐喜は落ちていたガラスの靴を拾ってしまい、シンデレラに目をつけられる。他にも、白雪姫の王子様から林檎を貰った雪代、親指姫から花を貰った一寸。白雪姫といえば毒林檎だが感触した雪代はさすがであるw
国際科全員で発動する術・ブラックアウトワールド。それは媒体(林檎など)を渡した相手をおとぎの世界へ連れ込み、元の世界に帰りたければカップルになりなさいよ、という理不尽なもの。てか、ここのヒロインたち肉食すぎる。親指姫の従者っぽいツバメから空でパージされて着地する親指姫とシンデレラ。そして普通に下りてくるツバメ。いったいパージになんの意味があったのか。
そして唯一の味方である、おとぎの国に住みついている白雪姫は小人たちで軍隊を作り、他の国際科と敵対していた。
もう、なんだか分からなくなってきているがさらっと行こう。
白雪姫に連れられて元の世界に帰る鏡があるという城に向かう途中、やばい雪代が格好いいとか、ツバメは策士であるとかあった後に白雪姫と王子の痴話喧嘩があって、祐喜が追撃してきたシンデレラによってひとり取り残されることに。
しかも、このシンデレラ見た目が怖い。桜子とは逆のベクトルの怖さであるよ。でもまあ、恋人にはなれないけど友達になろうと言って和解し、猿との血の絆で帰還する。
今回に関して言えることは、世界観が独特でした。キャラ濃い紫鬼と世界観濃いおとぎの国、もうお腹いっぱいだぜ!
では、今回のお気に入りへ。
何気に好きなのか親指姫が一寸に惚れた理由とその真相をw
「ああ…なんて理想の王子様!! そのミニマムな身長――
そして屋上で鳥達と戯れていた優雅なお姿」
「違うよ!!! 屋上でパン食ってたら鳥が「勝てる!!」って――」
他にも番外に紫鬼の攻略方法を知った時の一寸とかw
最近犬が影薄いので一寸には頑張ってほしいものだなー。
桃組プラス戦記 第6巻
左近堂 絵里
角川グループパブリッシング (2009/2/17)