「……お別れなのね?」
お、ちょっと毎日更新行けるんじゃなかろうかと調子にのりだした私がいる。以前ここではなくもっとランキングとか入っていて毎日更新を自分に義務づけて頑張っていたことがあるのだが、あれはもう楽しくもなくなってしまってやめてしまったんだったな。アクセスが増えるのは嬉しかったけど、全てかけてる自分が空しくもあったから。
でもなー、この辺境の地の方がアクセス数上だったりする昨今。生きろ、以前の俺w
■あらすじ
チーム戦で臨んだ夜会、その最終戦はシャルとシグムント、オルガとトールの魔剣対決だった。だが、試合はシグムントが致命的な一撃を受けて中断。シグムントは死の間際に卵を残して動かなくなってしまう。
幼い頃から一緒だったシグムントの死に呆然自失となるシャルだが、卵から孵ったシグルドを携え、子どもの頃に失った精霊の力を得るために一度ブリュー領へと戻る。
雷真たちはシャルの帰りを信じながら、シャルが返ってくるまでの時間稼ぎをする。そんな中で出会ったシャルの父親・エドガーは家族を守るために結社に利用されていた。
■感想
機功少女待望の9巻にして、「シグムント死す――!?」の煽り文句で私を絶望させた今巻。
うーむ、日輪の陰陽師的戦法は面白いかなと思っていましたが、今回のシャルまで来ると何が何だか理解が追いつかない。残念な頭が悔しいぜ。夜々がちょっと破壊フラグが立っていて心配なのに、ここで脱落はしたくないもんな。
さて、話は前回の続きから。
シャルVSオルガ。え、シャルって強いの? ラスターカノンぶっ放すだけでしょ? と酷い心配していたら、やっぱり負けたーっ! シグムント巨大化した時点で駄目だと思っていたんだ。この子は火力に物を言わせすぎる。
トールがシグムントの心臓を攻撃したことで物入りが入り、夜会は中断。シグムントは硝子が手当てをするが既に打つ手はなく……卵を雷真に託して死を迎えた。
雷真は泣き崩れるシャルのためにも卵の孵化に全力を尽くす。お前、お前こそボロボロだろうに。雷真の妻としては一番遠いでしょうが、雷真の感情を分かり、的確なサポートができるお師匠さまは素敵です。グリゼルダとくっつけばいいのに。俺は、とにかく強い女性が好きだw
卵が孵り、シグルドと名づけてシャルはグリゼルダに連れられてブリュー領へ。そこで喧嘩別れしていた精霊と和解し、精霊感応能力を取り戻す。これはオルガも持っている力で、これがあれば対抗できるというわけだ。
途中、シグムントとブリュー初代のほろりとくる昔話、なぜシグムントがブリューに力を貸すのかということが明かされますが、そんなことよりミニシグムントであるシグルド可愛すぎるだろ! しかも硝子の手が入ってるから威力は上がっている。ああ、もうシグムントがいなくても俺は生きていけるよww
シャルが来ないと失格になってしまう夜会。そこでは匿ってくれたシャルパパ・エドガーがやらかしてくれて雷真はその対処に追われる。……もう、この家族面倒臭ぇなw
そんなことより襲撃者である下から一番目<ラストワン>・ヴェイロン戦が心躍った。ヴェイロンが拳を武器にしている時点でわくわくしていましたが、転移使いかと思いきや距離の制御者。うおーっ、拳法家大好きだよ!
彼のことは後で語りますが、ここに至るまでの背景も好きですな。いいんだよ、男が戦う理由なんぞ惚れた女のためってだけで。
夜会に間に合ったシャルは再びオルガ戦へ。
もう、どうしようもなくシャルに興味がないのか、精霊を使い魔剣を使いの戦闘は人形使いって感じじゃないよねー、的なちょいと引いた目線で読んでいた。何だろうな、私的にシャルはいつの間にか興味なくなっていたんだ。
だが、シグルドの初陣だ。シグルドの性能を生かし戦う戦闘は面白く、ついにトールを倒した時、シグルドはトールから竜王の至宝を受け取り――声がシグムントになる、だと?
シグムント達は正確には死なない。本体がここではない場所にあり、肉体を器として現世に存在しているから。竜王の至宝のおかげでシグムントは戻ることができた――のだが、俺のシグルドが消えた――っ!
比較的冷静に言わせてもらえば、シャルはシグムントに頼り切りな麺があるから、退場しても良かったんじゃないかな。というかな、シグムントがいない今、シグルドを導こうとするシャルの姿は想いの他好きだったんだ。保護者が退場するタイミングとしてはいい機会だったのに。
シャルパパは妻を取り戻すことを誓い、夜会は一段落。だが、自分が壊れた時のことを異様に気にする夜々が寝ている雷真に触れただけで傷ついてしまうという事態が発生。夜々は隠すけれども……うわぁ不吉すぎる。
では、この辺でお気に入りシーンへ。
結社にはお互い好き合っていたのだがお上の意向で記憶を削除させられた男女がいるらしい。夜会に負けたオルガは再登場したアリスに怪我でボロボロになったヴェイロンと会わせられる。オルガの記憶は改竄されていたが、ヴェイロンの方はシンが結社の情報を得るために妨害していたのだ。
を見ると胸が苦しくなる想いを感じながら、オルガは結社を抜けることを決意する。
「ヴェイロン。私が結社を抜けると言ったら、君はどうする?」
「どうでもいいさ。俺はどのみち――」
ヴェイロンは顔を背け、やる気を感じさせない、ぶっきらぼうな声で答えた。
「おまえについていくだけだ」
いやー、格好良すぎんだろヴェイロン!
雷真戦での「こぶしが砕ける? 死ぬ? どうでもいいんだよ、そんなことは。俺の命があいつの助けになるのなら――命なんざ、くれてやる!」の時点でこいつすげーと思っていたが。
惚れた女の中に自分はもういない。だけど惚れた女の望みのために自らの全てを費やすとか、格好良すぎる。男はこうであって欲しいよな。最近はもう、女子が強すぎるんでこういう機会はめったにないでしょうがw
機巧少女は傷つかない9 Facing "Star Gazer"
海冬レイジ
メディアファクトリー (2012/9/22)



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