2013年01月31日

Sound Drama Fate/EXTRA 第一章 月の聖杯戦争



「月の戦場で、僕は目覚めた――」


 不動だったGE2の情報が出始めて嬉しい昨今、コウタがいつか帰ってくると言う親友ってのはリーダーのことかとわくわくしている。願わくば、前作データがあるとストーリー終了後に連れて行けるようになるといいな。
 公開されたPVが楽しすぎて困りますが、私は今回もショートブレード装備じゃないかな。攻撃力よりもスピード重視なので防御よりも回避を取るのだ。しっかし、槍も使ってみたいんだよなー。
 要するに、発売日まだー?


■あらすじ
 電脳世界SE.RA.PHにて行われる魔術師(ウィザード)たちが万能の聖杯を求めて争う聖杯戦争で岸波白野はマスターとして目覚めた。
 死の間際に現れた剣を持った赤い少女・セイバーのマスターとして聖杯戦争に参加することになった白野だが、彼には自分の聖杯に欠ける願いも聖杯戦争に参加した意義も思い出せない。戦う意義を見つけられぬまま、負けたら死ぬこの聖杯戦争第一回戦の相手は予選の学校で親友であった間桐慎二だった。


■感想
 あのゲームをどう表現するか楽しみでしかたなかったエクストラドラマCD。正直なところ、思ったより良かったです!

 一巻の内容は予選から一回戦の慎二戦まで。
 予選は思った以上にしっかり時間が取られていて、ゲームを馬鹿じゃないかというほどやり込んだ私としては早く本選行ってよ、と思ったほどw
 いや、いい意味なのだぜww

 ちょこちょことゲームとは違うシーンがあり、まず予選終了間際に串刺し公が暴れ回るw
 これは既にマスターになっていたランルーくんを葛木センセーが殺したことで発動した令呪によってウラド三世が学校で大暴れとなるというシーンなのだが、まさかのレオとガウェインがここで宝具発動で諌めるとかなかなかに胸躍りました。にしても、学園内の戦闘行為でガウェインにはペナルティがあるんだろうか?

 そんな一幕後、ラニの起こした爆発に巻き込まれて葛木……もういいや、ユリウスと出会ってしまいキルされる白野。そこから選定の場へ行き、人形戦後、白野はサーヴァント・セイバーを得る。キャス狐、涙拭けよ。

 なんかねもうね、セイバーが終始マスター好きすぎて愛しいw
 初っ端から湯浴み中でもマスターが離れるのを許さないしゲームのあのシーンもゲームより可愛くなってるし、もう奏者大好きっ子だったww ブロッサム先生が購入者はダウンロードできるのだが、この聖杯戦争中赤セイバーとキャス狐はメールしているらしいぜ。きっとノロケまくってんだろうな。赤セイバーマジ外道w

 ゲームのイベント戦も省かれることなく情報戦が肝であることがよく表現されていて良かった。特に戦闘中の会話でセイバーの正体に気づくライダーとか。
 新武装も追加されていて、戦いに関しては良くも悪くもワンパターンであったゲームと違って良かった。白野のコードキャストとセイバーの剣でライダーの宝具を防ぐシーンは格好良かったな。
 あと、モラトリアムの日常というか一成との食事シーンとか、あの七日間を生きている感がいいな。繰り返すうちに作業となっていたあの七日間を確かに生きていたと思うと一日一日を大切にすべきだったと思うな。

 そして、最後の白野の悲しみも良かった。
 空っぽの自分が生きるために人を殺してしまったこと、不確定な自分に対するやるせなさ。ゲームではただただ胸の奥で悩みを抱えていそうだった彼はとても脆く普通の少年だった。
 声がつくだけと思っていたこともあったが、魂が入った感じ。すごくいいな。ああ、ザビ子版はいつですか?

 そういや、ウラド三世が死んでしまったとなるとラニルートなのだろうか? ええー、凛がいいな。パートナーは凛の方が盛り上がるだろうよ。

 さて、ここらでお気に入りへ。
 ライダー戦の最後、令呪を用いたライダーの必殺の一撃はセイバーの手に握られた武器によって阻まれた。
 それは、ライダーが使っていた銃だった。


「うむ、片手に銃というものをやってみたくなってな。先の船で手に入れた。なに、皇帝特権だ。とくに許せ」


 ゲームをやった者にはもう説明などいるまい。ずるい、皇帝特権ずるすぎるw
 本編は真面目にやりつつダウンロードでは遊ぶ展開は楽しいので次も楽しみにしてます! だから、最後でいい、最後でいいかたザビ子も出してくれえっ!




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HOBiRECORDS(2013/1/25)
ラベル:Fate/EXTRA
posted by SuZuhara at 21:19| CD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする