“正義(セリュー)”vs.“殺し屋(マイン)”因縁の、激突!!
やっはー、試験が一個終わったよーっ! いろんな意味で終わったよーっ。
いやー、面接は無理だわ。いろいろ凹んだ凹んだ。でも、二週間後には筆記試験が二件あるので切り替えねば。つーか、勉強しないと。
でも、疲れちゃったから今日はこれを書き終わったらゲームするんだ。
■あらすじ
革命軍と合流したナイトレイドだったが、イェーガーズも教団と合流したのだが教壇には皇拳羅刹四鬼と呼ばれる処刑人がいて、革命軍とナイトレイドは劣勢となる。
偵察であるラバまでもその身のこなしから殺し屋であることがバレて襲われる中、タツミとマインの二人はシェーレを殺した因縁の相手であるセリューに見つかってしまう。
■感想
続けて書くと言いつつ一週間くらい空いてしまったアカメ八巻。
違うんだ。書こうと思ったら本棚からごっそり本が消えていたんだ。その後は試験云々でパソコンにほとんど触れてなかったんだ……。
さて、今巻は主にセリュー対マイン。どっちにも興味の無い私にはなかなか辛い巻でしたが、ストーリーとしては面白いのでえっちゃら行こう。
教団と合流したイェーガーズ。もちろんエスデスたちも一緒で、前回の戦闘により大分消耗したクロエも参戦する。だが、それは大丈夫なふりをしているだけで、結構無理をしていた。暗殺部隊の人間は戦えないと判断されれば処理されてしまうからだということを知ったウェイブは、次は自分が戦う決意を固める。
いやー、ここだけ見るとめっさウェイブ主人公。正直、タツミよりウェイブの方が好きなんですよねー。なんでだろう、タツミとは相容れないので。
ここでタツミとマインがお飾り教主に付き合っちゃえよ観たいなことを言われますが、そんなことよりアカメ対ラン、ラバ対羅刹二人という大戦が。
アカメとランはお互いの力比べといった感じで終わりますが、その後羅刹戦。ここで帝具の相性について出てきますが、これはあれなのかな? 帝具は持ち主がいても相性さえ合えば強奪可能ということかな。帝具には主人とかそういうのはないということか。
びっくり人間の羅刹さんはアカメに殺されますが、私はこの後のラバの戦闘が好きです。
ラバは糸で自身の血管を縛って脈を止めてやり過ごそうとするのですが、そこで密偵チームの女の子が見つかってしまう。助けてなどやれないのだが、そこはラバ。味方の女の子は見殺しにできないと、彼が真正面からやり合うことに。
マッチョなおっさんの肉弾戦に糸の盾で防いだり、身体に入れた一本を走らせて心臓を潰すなどなかなか巧みな攻撃に出る。なんだ、ラバ強いじゃん。超強いじゃんっ!
続けての二戦目の女は汗を操作して糸を封じてきますが、糸をつけたナイフでこれも撃退。おお、すっげーラバすっげー。そして羅刹の名前からしての噛ませ感も半端ないのであったw
羅刹のせいで多くの諜報員を失って動きが鈍くなったナイトレイド側はタツミとマインが変装して密偵をしていたのだが、羅刹は動きでカタギか否かを見分けるため、羅刹最後の一人とセリューが出会うことに。
セリューはタツミがナイトレイド側にいることに憤りを隠せないが、それ以上に悪を退治できることに喜んで独断で交戦へ。ひゃっほーいとメタビーもびっくりな一斉射撃で不意打ちに出るが、火薬の匂いでマインが反応。インクルシオでなんとかその場を離脱する。
その後はセリュー対マイン、タツミ対羅刹の戦闘になりますが、タツミの方は特に言うことはなく、女二人の戦いは見物でした。
コロと一緒に二対一の状況を作ったセリューだが、マインの帝具・パンプキンはピンチになるほど力を発揮する。お互いボロボロになりながら戦った勝者はマインだったが、セリューは自爆に出る。
マインはそれから逃げる力はなく――というところに主人公・タツミーっ!
助けに入ったインクルシオが間に合い、タツミは言う。
もう今回のお気に入りはここでやってしまおうか。
「兄貴の時は力不足だった。
チェルシーの時は間に合わなかった。
だけどもう、今度こそ死なせやしねぇ!!!」
タツミ成長したなぁ。ごり押しだったけどなんとか倒して、仲間をすくうために現れる。もうタツミが格好いいのか、インクルシオが格好良すぎるのか。
さて、これでイェーガーズは残り四人。主戦闘力はエスデスとウェイブだろうけど、どうなるかな。タツミとウェイブの戦闘を見たいが、エスデスとナジェンダの邂逅も見たいんだよなー。
なにはともあれ、発売日を楽しみにしてますぜーっ!
アカメが斬る! 8
タカヒロ (原作), 田代 哲也 (作画)
スクウェア・エニックス (2013/7/22)