2015年03月01日

魔都紅色幽撃隊 FIREBALL SUMMER GIG



「じゃ、いくわよ梅ちゃん、名瀬の大熊漁港まで最短距離で! アタシたちの愛しい人が帰りを待っているわ!」


 今週は大変でした。ストレス溜まっているのかゲーム買いすぎてしまってな!
 先日のメダロット8を含めて8本。うん、8本。ここまで一気に買ってしまうと一気にプレイしてしまうんですが、感想書くの忘れちゃうんですよね。そして、他のものを全て後回しにして怒られるのである。
 まあ、その時はその時でいいかー。今はただ貪るだけである。


■あらすじ
 オカルト専門雑誌を取り扱う出版社にして、霊と戦う夕隙社にアルバイトとして働く東摩龍介は夏休みに仲間たちとともに奄美大島、加計呂麻島へと向かう。
 束の間のバカンスを楽しむ東摩たちであったが、露天風呂に出現した落ち武者の霊から草薙剣の巡る平家の霊たちを利用する魔術師(メイガス)ソロモン・シュネルの企みに真っ向から立ち向かうことになる。


■感想
 まさかの魔都紅色幽撃隊の続編ノベライズ!
 いやー、嬉しい。賛否両論っていうか、いろいろと評価が低いゲームでしたが大好きでした幽撃隊! 続編買うから出してくださいマジで。

 さくっと説明すると除霊もするオカルト出版社夕隙社で働くことになった東摩龍介こと龍ちゃんがクラスメイトの志我とさゆりとともに伏見編集長の元、霊が見える編集部の仲間たちとともに事件を解決していく話なのですが、いろいろあって龍ちゃんが一回死んでしまう。
 その後、奇跡的に復活するわけだが――うーむ、これは受け入れられてロミオはどうしてダメなんだろ俺。

 そんなこんなでこの本は龍ちゃんが復帰し、いつもどおりの編集部から。
 ちなみにAmazonのなか見検索で初めの方を読めるのだが、さゆり好きはここだけでも読むべきだと思う。いや、買うべきだ。全編に置いて、さゆりが可愛いから!

 始まりは修羅場な編集部に顔を出す龍ちゃんから。
 志我が鬼のようにタイプしている中、自分の席が亡くなってしまった時、さゆりが龍ちゃんの袖を引っ張って自分の隣に座らせ、顔を近づけてひそひそ話。
 そして、志我に恋人云々と言われて真っ赤になるさゆりとスルーする龍ちゃんというのがなか見で読めるよ!

 いやー、正直龍ちゃんの一人称が「僕」というのは驚いたのですが、さゆりとの距離が近くて素敵です。
 しかも、読んでいると分かるけど龍ちゃんが龍ちゃんなんですよ。何言ってるか分からないかもしれないが、五感を重視するところっていうかですね、さゆりに近づいた時に匂いのことをいってたり、綺麗な砂浜だよし舐めようみたいなw
 その度にさゆりが「見境なく匂いを嗅ぐのはやめなさい」「変なものを舐めるのやめなさいって言ってるでしょ!」と怒っててゲームがすごい懐かしかった。
 でもね、いろんなものを舐めないと真相には近づけないだよさゆり。

 だがしかし、ありもしない真エンドを目指して何周もしたせいか、仲間たちの反応がつらい。
 東摩、東摩くん、東摩氏、東摩さん、と。
 志我が龍ちゃんって、さゆりが龍介って、萌市がマスターって、ていがご主人様って――以下略、呼んでくれないのは悲しかったなー。
 俺のデータ引き継いで。続編のためにちゃんと残してあるから、お願い。ま、東摩の名前ではやってなかったんだけどさ。

 初めはとある漫画家の家に出る首なし幽霊の除霊から始まるのですが、さゆりが期待したとおりに龍ちゃんに過保護になってましたね。
 龍ちゃんが無茶するのが嫌なようです。何度も身体張って守ってくれます。龍ちゃんが頭打たないように抱きしめてあててんのよしてくれます。しかも、恋する乙女なのが編集長にバレバレですからからかわれるw
 てか、コンセントとか塩とかなつかしーなっ! ゲームもう一回やろうかな。塩は序盤では設置しまくったよ。

 絵画によってギロチンで亡くなった人の霊、もっときちんと言えば違うのですが、その一件により奄美大島方面で行うバカンスがてらの出張に行くことになる。

 旅費の関係で第一陣に編集長、志我、龍ちゃん、さゆりなのだが、この参加者を募る時のさゆりのぐりぐりと出欠欄に丸をつけるというのはどういう意味があるんだろうな。
 編集長が恋愛のことをあげやがったので怒っているのか、龍ちゃんが行く時点で行くに決まってるだろと言う意味なのか。……はい、前者だって分かってるよ。

 そうしてやってきた南の島バカンス!
 さゆりがめっちゃ楽しみにしていたようで完璧に予習とかしてましたが、楽しめたのは一日だけ。
 編集長との露天風呂でさゆりが胸の大きさを気にして、龍ちゃんは気にするタイプではないとそんなささやかな恋バナ中、落ち武者の霊が現れる。
 てか、さゆりは冷静なくせに肝心な時に龍ちゃんを呼ぶとか、龍ちゃんを塩まみれにしても守ろうとするところが可愛いな。

 二日目からは楓とていが合流します。
 このデータでは龍ちゃんたちの関係がどうなっているのか分かりませんが、さゆりを含めたこの三人は確実に龍ちゃんが好きなようですな。ちょっとバチバチする。
 この話では流星群が重要になってくるのですが、終盤の流れ星シーンでの攻防戦はちょっと胃が痛い。

 なにを願ったの?
 みんなともっと仲良くなれるように。
 女子三人微妙な顔だが楓とていがフォローして龍ちゃんを肯定すると、さゆりが不機嫌になっていく。
 ああ、青春じゃないか。
 ここにはいない双子の参戦が楽しみですねw

 実は楓と因縁のある妖子が絡んでいるのですが、船の上での平知盛、サイボーグ軍人戦とちょいと敵がやばすぎる。
 龍ちゃんが海に落ちちゃったらさゆりはおっかけようとしちゃうし、この後もいろいろ龍ちゃんのピンチに脇目も振らずに駆け寄ろうとしてしまうのは完璧にあの別れの後遺症ですよね。もう「私を置いていかないで」とか、どうしようもない。
 次があるかなんて分からないけれど、この過保護が仇にならないといいな。

 脱線しましたが、この一件は船で駆けつけた萌市、白峰、華山兄弟の参戦によって解決。
 その後も調査を続け、最終的には龍蔵院、山河も駆けつける夕隙社総力戦となる。あ、軍人二人もちょこっとだけ出るよ。

 そんな全力を出す相手は、魔術師ソロモン。
 草薙剣を手に入れて平家の霊を操り、大雑把に言えば日本を手に入れようとした男。
 だが、もちろんそんなことが許されるわけがなく、山河が届けてくれた天叢雲剣をさゆりが祓詞と鈴で付加してそれを振るう龍ちゃんが解決してくれます。
 もうちょっとがっつり書きたいが、長くなるのでこの辺で終わらせます。

 ああ、楽しかったな!
 総力戦とかラストバトルのノリじゃないですか。さゆりの半分しか叶わなかった願いとか、続きを期待していいんですよね? ゲームじゃなくても小説でもいいから、まだ続いてくれますよね?

 では、この辺で今回のお気に入りに行きましょうか。
 今回はさゆり無双なのですが、出番が少なくたってインパクト抜群な奴らがここにいる。
 平知盛等の一件で奴らは駆けつけてくれた。


「海の上だってェェェ! ハンドルがあるかぎりアタシたちの恋は止められないわ!」
「オカマの恋路を邪魔する≪霊≫は! 船に轢かれて成仏しちゃいなさい!」
「「今いくわ! 東摩クゥゥゥン!」」


 ちょっ、龍ちゃん逃げて超逃げてwww
 まさか初めと最後の抜き出しを華山兄弟に持っていかれるとか、私この二人のイベント好きすぎるだろw
 いやー、トラウマものだけど楽しんだよ。ヌルヌル動く筋肉とかさゆりと喧嘩しっぱなしなとことか。
 冗談は抜きにしても、この二人頼もしいしね。おかげで白峰のこと忘れてて、こいつってさゆりのことすきだったんだっけか、なんて酷いこと思ったりもしたわけだが。






魔都紅色幽撃隊 FIREBALL SUMMER GIG
シリーズ原作・今井秋芳、著・朱鷺田 祐介、西上 柾
ベストセラーズ(2015/2/21)

posted by SuZuhara at 21:21| 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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