2015年12月31日

メダロット9 クワガタVer.



 孤島の学園を舞台に、新たな物語が動きだす。


 また今年も振り返しができていないという、いつも通りの体たらく。ま、仕方ないね。
 昨日は急遽貰ったとは言え、せっかくの休みだったのでぺルソナライブ発売イベントにぼっち参戦して来た。ライブ行けなかったから、ミニライブだけでも行きたかったんだよぅ。
 ライブ映像を映画館で見れるってのはいいな。実は私、どうせ行けないと思っていたのでどんなイベントなのか全く分かっていなかったんだが、すっごい面白かったなー。
 できればあれだ、平田さんを怖がらせたという映画を知りたいものだ。


■あらすじ
 ある日、パートナーメダロットと喧嘩別れしたテンマはそこでロボロボ団を追ってきたメダロット・ロクショウにマスターのふりを強制される。
 そのやりとりを見ていた超難関エリート校のMEDA学園の好調により、特待生待遇でMEDA学園のある孤島に行くことになる。
 そこでパートナーを持たないテンマはクワガタメダルとともにソウエンを貰うのだが、ソウエンは言うことを聞かずに特待生としてのテンマの学校デビューは失敗に終わってしまう。
 パートナーと心が通じ合っていない状態では部活選びもままならず、廃部寸前だった探検部にはいることになり、どこか掴めない部長のクニギクとともに探検部の活動を開始する。その活動中に見つけたメダリア探知アプリの設計図から廃坑道の奥底に眠る怪物の存在を知ることになる。


■感想
 ひゅー、なんとか終わったぜ。
 メダロット8の感想を私はまだ書いていないのですが、基本システムは8のままですな。完成されたということか。
 戦闘がモーションオフ、ナビオフでもテンポが遅いのは相変わらずで残念ですが、メダロットが一人一体のためかストーリーにも関わってくるのは嬉しい。ソウエンめっちゃいいキャラじゃないか!

 さて、内容ですが、テンマがロクショウのパートナーのふりをしたことをきっかけに特待生としてMEDA学園に転入することになったところから始まる。
 寝耳に水な転入で、使われていなかったメダロットを与えられてパートナーとなるのがソウエン。

 あ、結局クワガタバージョンにしました。
 悩んでいたんだけど、体験版をやってみた時ソウエンの一人称が拙者だったことを知ったんだ。
 拙者はないんじゃないかとも思ったが、ソウエンの「む?」っていうのがちょっとツボだったのクワガタバージョンに決定した。うん、特に意味はないw
 ま、この選択は正しかったと思っているが、シナリオの基盤がカブトバージョンなのか、所々でソウエンの一人称が「おれ」になるのは気になったかな。

 脱線したが、マスターなんて分かっていないソウエンはテンマの言うことを全く聞かない。ロボトル中でコマンドエラーになって勝手に動き回る。
 このせいで、特待生という期待を裏切ったテンマはあっという間に興味を失くされてしまう。部活選び中とか、クラスメイトのリュウセイがめちゃくちゃうざいw

 ジャンク置き場での戦闘でもソウエンは言うことを聞いてくれないが、無視されるなら頭パーツを選択して必ず攻撃させればいいだけなのでそこまで厄介じゃない。
 この後、びーすとだすたー?が現れた時に不覚にも心が躍ったのは仕方ないだろう? ……けど、初回の敵ということもあって弱すぎて泣いたが。

 ちょっと8でもそうだったかは覚えてないんだけど、ミサイルが全パーツ攻撃に変更されていてさ、しかも軒並み低下力。……これ、メタビーが弱くなってるんじゃないのか。

 テンマの指示で戦うと勝てることを知ったソウエンがここから指示を聞いてくれるようになり、なし崩しのまま探検部に入ることになる。
 初めは食えない部長のクニギクだけだったけれども、一人で探検部として活動していたリョウマ、口が悪く誤解されがちな元アイドル部のミオ、飛び級の天才メダロット研究者少女のマインと部員がどんどん増えていく。

 今まで九体持てたメダロットが一人一体となったのをマイナスと取る人もいるでしょうが、私は戦闘で使う三体しか育てない種類の人間なのでこの点は平気でした。
 仲間のメダロットをガッツリ変更できるしね。おかげでギンセイが私の趣味でヒルシュケーファになってた。火力がないのが難点だけど、そこは愛でカバーであるw

 ミオのラピスが意外に有能で使いやすかったけど、キャラクターとしてミオとラピスの話は面白かった。
 自分にしか心を開かないミオを心配してラピスが家出したり、一方ミオはアイドル部でのライバル兼元仲間のピンチ解決に単身で乗り込んだり、最後はちゃんと一緒に踊ったり。ミオエンドもいいかなと髪を下ろしたマインにぐっときた心は揺るいでいましたが、テンマに続いてやってきた転校生・サイカが気になってもいた。

 ミオが一発で看破したように、サイカはこてこてのぶりっ子をしていましたが、校長室に乗り込む時に手助けなどをしてくれる。
 探検部はメダリア探知アプリの設計図を手に入れたことからマインがそれを作り上げたんだけど、探知を邪魔する周波が校長室から出ていてそれを調べるために乗り込んでいた。

 教頭に見つかったけれどもそこでお咎めはなく、しかし事態に気づいた校長に探知アプリの使用を禁止される。
 けれども、校長がいきなり病気でいなくなり、探検部は教頭の頼みもあり、メダリア探知アプリを公開して校内はメダリア探しに没頭することに。

 その最中でソウエンの行動からテンマとソウエンはレスキュー部の世話にならねばならない事態に陥り、喧嘩することになる。お前には従わないとソウエンがついて来なくなってしまうんだが、そのまま一人で向かったロクショウが守っている廃坑道の入口でロボロボ団とロクショウが対決。ここは負けイベントでしょうね。なのに私ってば、一生懸命負けないように粘っちまったじゃん。
 ここで明かされるのはサイカ=ロボロボ団幹部だったってこと。
 正体とか目でバレバレだけども、その目のデザインはめっちゃ好きだった。この時点ではまだサイカエンドの存在を私は諦めてなかった。諦めて、なかったんだよぅ……。

 倒されて壊れたロクショウのメダルの修理をマインに頼むがどうにもできず、ロボロボ団とともにいた教頭に事情を聞きに行ったところでロボロボ団に襲われてテンマが捕まってしまう。

 テンマが消えたことに気づいて捜索する探検部だが、ここで心配でたまらないソウエンは可愛いw 
 拙者がずっと一緒にいれば、と後悔していると突然テンマのだいたいの位置が分かるようになるソウエン。なんでも、メダロットならマスターの居場所は普通に分かるらしい。ちょっ、なにそのGPSw

 一方テンマは捕まってことで捕らえられていた校長、そして拾ったメダルをその背のハッチにいれることで校長が覚醒w メダロットではないんだけど、サイボーグのような存在であるようです。
 そこでソウエンと離れたこと、絆について怒られますが、助けに来たソウエンがテンマの涙を拭うスチルはすっごくいいと思う。しかし、私が好きなのはサイカが本性を露わにするやつだったりするがw

 そこからロボロボ団を通じていた教頭はセレクト隊に捕まる。セレクト隊の目的は廃坑道奥にいる怪物の討伐だが、眠らせたままにするはずだった校長とは意見が分かれる。
 ロクショウの壊れたメダルは最初からだったようで、壊れた身でもマスターから受けた命令・廃坑道を守るというを推敲していたのだという。

 この後、ロクショウが再び動き出し廃坑道戦となっていきますが、この先はさすがにネタバレが過ぎるので書かない。
 けれども、メダロット恒例のマルチエンドがないだけでなく、いろんな謎が謎のまま終わった……。
 ロクショウのマスターもサイカのことも分んなかった。

 うーむ、プレイ時間は15時間ほど。
 二週目をすれば何か明かされるかもしれないけれども、ちょっと拍子抜けでした。
 ロボトル勝利で獲得パーツをメダロット撃破数分貰えるようになってパーツ集めがしやすくなったけれども、肝心なストーリーがこれじゃな……。

 ロクショウとのマスターはメダロットDUALでの女主人公・ナミとのコンビが好きだったので、勝手に当てはめようと思ったんだけど、世界観が違うから妄想でおぎなうのはなかなか難しいですな。
 あの、勝手に突っ込むロクショウと消極的なナミの終盤での「行くよ、ロクショウ」「ふん、珍しく気が合ったな」のやりとりがすっごい好きで、ロクショウのパートナーはナミがいいんだがなー。
 ちょっ、今現在AmazonでメダロットDUAL クワガタVer.が86%オフなんだが。メダロットを動かすのは楽しかったんでまたあのシステムで出してほしいよ。

 では、この辺でお気に入りへ行きましょうか。
 今回はメダリア探知アプリを作ったマインとクニギクの会話から。
 ちょっとど忘れしてしまったんだが、メダリア探知アプリの精度を試せない分かった時に、マインはあっさりと引いたんだ。その理由の会話。


「だって、もう完成しましたから。
 楽しかったですから!」
「同感だよマインちゃん。
 ロマンは完成まで、そっからはオマケだよねー」
「ねー」


 その気持ち分かるw 私も一緒に「ねー」って言いたいや。
 てか、この独特な二人に手を組まれるとリョウマが大変そうだ。探検部唯一の良心なのに、まともな部員は彼しかいないのにw






メダロット9 クワガタVer.
ロケットカンパニー (2015/12/24)




 最後にちょこっとスペースを借りて、今年のことを振り返ろうか。
 思い返すと今年は停滞していたような気がする。やりたいことが少しもできていなくて、体たらくすぎでした。

 今年やったゲームで一番胸に来たのはソウサクだったのですが、ちまちまやってるpixivの方にメイジーの話を書きたかった。とことん救われないヤツ。
 あと、突発的に思いついてクリスマスの日にP3のゆかりっちは酷い選択肢の方が可愛いって話を書きたかったんだが間に合わなかった。むー、全体的に気持ちが追いついていないな。
 これからしばらくはゲームをしないつもりなので、これからはもう少し時間を有効的に使えればいいんだが。

 リアルでは映画の話をよくして、自分の好きな映画を自分じゃない誰かが好きになってくれたのがすごく嬉しかった。
 ミュージックなしでは生きていけない人間なのでちょこちょこイベントにも参加していましたが、社交性は一向に身につかないのなw

 誰かと会うのは苦手ですが、今年はリアルでもネット上でもいろんな人と会えてお話できたのでいい影響がもらえたと思っています。
 相変わらずメール一通返信するのに小一時間かけるような私ですが、本当に楽しかったんだ。その度になにも返せない自分が嫌にもなるのだが。

 ゲームをしない自分というものと付き合ったことがないので少々不安で、これからどうなるかなんて想像できませんが、どうか心満たされますように。
 そのためにも、もうちょっと動こうな。

posted by SuZuhara at 23:14| ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする