「今日は勝どきをあげるまで、戦うぜ!」
いろいろばたばたしています。はい、完全に自分のせいですがね!
詳しいことはまたの機会に書くけど、それよりデモンゲイズ2の発売が早まったってよ。
ひゃっはーっ!とはいかない。だって、女デモンとイチャイチャするというのが僕の中でネックになっている。別に誰彼構わずイチャイチャなんかしたくないんだ。俺は普通に冒険して、帰って来た時に管理人さんとのイベントがあるだけで十分だったのに……。
ふむ、とりあえずデモンゲイズをもう一回やろうかな。
■あらすじ
ついに帝国での最終決戦。
迎え撃つエスデス率いる帝国軍とナイトレイドたち革命軍の戦いが始まり、タツミたちがエスデスを引きつけている間にアカメとレオーネが潜入して頭を叩きに行く。
だが、大臣は隠していた帝具を幼い皇帝に使用させて殺戮兵器として無差別に暴れ出す。
■感想
ちょいと手早くアカメ新刊の感想を。
正直、私には前回のウェイブとクロメの一件が茶番に見えてしまって興醒めしていた。愛で世界が変わるはずがねぇのである。
だからちょっとおっかなびっくり読んだんですが、今回は最終決戦への布石巻でした。
最終決戦を前にささやかな夢を語ったナイトレイドたちは帝国に殴り込みへ。
エスデスはイェーガーズを失ったことを惜しんでいたが、仕方ないと切り捨てて自ら作った氷騎兵を率いて打って出る。
相変わらずインクルシオの格好良さは異常。でも、タツミと融合した姿はどうかと思うの!
エスデスさんがタツミとの戦いで楽しそうにしているが、今回はちゃんとは戦わない。
今回のメインはレオーネですね。
アカメとともに帝都に潜入したレオーネ。回復能力頼りに突破した先には諸悪の根源である大臣が。あのデブならやれると思われるかもしれないが、この人普通に強い。
そして対帝具とも言える帝具を破壊する帝具・イレイストーンをもって回復能力を失ったレオーネは銃で撃たれて死ぬことに。
呆気ない? ああ、本当に。
ここまで突っ走って来た人が、なんでこんな死に方しちマウんだよおおぅ!
アカメは標的をざくざく殺していくがスズカがしぶとくまとわりついていたり、インクルシオと同化しつつあるタツミは至高の帝具・護国機神シコウテイザー、正直ロボな奴に乗り込んだ幼皇帝戦で渡りあっちゃうから奥の手である粛清モードに入られてしまって無差別攻撃の引き金を引いちゃったり、ウェイブとクロメのラブラブ逃避行には黒い影が迫っていたり。やったね、バッドエンドの香りはするよ!
なんでだろうな、こんなにもこのハッピーな展開を一切歓迎していなかった。ダンロン絶望編の生徒会殺し合いのようなものが好きかと言われるとそうでもないんだけど、どうも道理が合わないと思ってしまうんだよ。
さて、ついに次が最終巻だってさ。
ここまで来たら最後まで買うと思いますが、どうか心に刺さる終わりで合ってほしいと願う。
ハッピーもバッドも想像できないけれど、手加減のない終わりであってほしい。
では、今回のお気に入りへ。
ここがお気に入りと言うとまた正気を疑われそうですが、レオーネの最後のシーンの大臣の台詞。うん、大臣の。
銃で打って倒れたレオーネを掴んで放り投げながら言うんだ。
「おっと ここは宮殿です
貧民は貧民らしく
地べたで死になさい ぽいっ」
お分かりいただけるだろうか?
この発想がイっちゃってていいなと思ってしまう。だから、一瞬姉さん死んだと思わなかったくらいだよ。
清々するほどの悪って言うのは、一週回って好意的に感じてしまうから困る。
アカメが斬る! 14
タカヒロ (原案),田代 哲也 (漫画)
スクウェア・エニックス (2016/8/22)
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