2016年11月05日

sound drama Fate EXTRA 第四章 熾天は天降りて



「生まれ溶けゆく想い。そして――」


 もう十一月とは早いものだ。
 ゲームがしたくてネット上でオススメされたゲームを買いに行ったのだが、まさかDSソフトだったことに絶望する。くっ、僕はDS持っていないんだ。
 いや、家族に借りればいいんですがね。どうもいまだに手にしっくりくる持ち方が分からないんだ。ちまちまデモンゲイズ2をしていたりもしますが、家賃システムがないことに寂しさを感じてもいる。
 くそ、家賃でこんなに持っていきやがって……。でも、可愛いしドラゴンだから許す!って思っていた昔が懐かしいな。 


■あらすじ
 月の聖杯戦争を勝ち抜いていった岸波白野は第六回戦で名も姿も分からぬ敵を相手にすることになる。凛やラニに支え導かれ、最後の七回戦では絶対的な王者であるレオだった。
 逸話から日の出ている間は無敵を誇るガウェインを凛と協力して打ち砕き、決勝戦でお互いの想いをぶつけ合う。
 そして、月の聖杯の勝者が決まり、勝者はムーンセルの前で待つ者と出会う。


■感想
 何度も延期を繰り返したEXTRAドラマCD最終巻。
 いやー、長かったね。私なんかすっかり発売日を忘れてたよ。え、Fateの発送通知? あ、ドラマCDの方かみたいな。
 個人的にドラマCDという媒体が好きです。私はなにかをやっていることが多いのだけど、わりといろんな物を聞いているのでしっくりくるんだなー。

 さて、感想だ。
 長くなるとあれだからざくざく行くけど、このドラマCDでは凛とラニの対戦で二人とも助けている。だから、六回戦誰になるのかなー。まさか、ひびちかっぽい人たちが紅茶召喚しているっぽいけど無銘さんなのか、とか考えた時期がありました、

 ゲーム同様、対戦相手の名前はハッキングされて分からない。悩む白野になぜかお弁当イベントがラニで起こる。
 けど、ゲームとは違ってお弁当勝負ではなく、お弁当を作って来たラニよりも遠坂とこれからの話をした方が、と考えた白野がラニを怒らせるというイベントだった。
 むー、前の何かの付録のドラマCDで凛とラニが白野の部屋に先に行くのはどっちだってバトっていたけど、ああいう方が私は好きだな。なにより二人らしい。

 結果から言えば、対戦相手はラニでした。
 これはブロッサム先生で解説されるけど、令呪が残っていたことからラニが選ばれたらしい。
 ここも個人的にゲームの人形から脱しきれなかったラニとの戦闘が好きなので、情に揺れるラニとの戦闘は不思議な感じだった。最後が「さようなら」だったけど、いまいちラニの心境が想像できないのは、私がラニルートを一回しかやっていないからでしょうな。凛を殺せるわけがないだろ!

 ここからはゲーム通りに、亡者ユリウス戦、ミニムーンセル戦、レオ戦です。
 ユリウス戦は兄さんの怨念素晴らしかったが、レオ戦はガウェインがそんなに強くない。ネロの逸話が万能で、はくのんもまさかの令呪三画目の使用。分からないことはブロッサム先生に聞こうね!

 最後は平和男――頑なに欠片男とは言わない。ですがその前に、ひびちかっぽい人たちはただのマスターごっこをやっていたNPCらしいですよよ。え、なにそれ誰得だよ。

 平和――欠片にしましょうな。勝者を待っていたトワイス・ピースマンとの説破そもさんは私が赤セイバーに惚れた台詞を楽しみしていたのですが、赤セイバーのテンションがゲームと違うだと?あの愛しくてたまらない感じすっごい可愛いのにっ!などと思ってゲームをやり直したが、この辺は私が脳内でものすごい美化していたw なんてことだ、こじらせると脳内で作成できるようにもなるのか。

 セイヴァー戦はゲームと違った結末を迎えましたが、なんかどうも違う感じがした。はくのんの生きてないから解脱しないもんとか、「その目も耳も不要だ」「目が見えない!」え、耳は!?とかw
 うーん、はくのんは多くの人に支えられながらも相棒のサーヴァントと二人で勝ち残って来た。だからこその信頼感、戦闘ではお互いを預け合うのが好きだったから、もうなにしてんのか分からなかった。

 エンディングはゲームと同じですが、エピローグがまさかのCCCをすっとばしてのセイバーED。いや、結婚式はやらなかったけど、月の王様としてエクステトラに繋げていくようだ。
 やめてよ、ドラマCDでBBが暴れてくれるのを楽しみにしてるんだから! シナリオ集もください是非。

 そんなこんなで全てを聞き終ってみて思うのは、私がゲームを好きすぎているということ。
 聞くだけで状況が思い浮かぶのだけど、音楽とか演出の違いを受け入れられないことが多かった。いや、戦闘シーンとか好きなんだけどね。とあるシーンでセイバーがはくのんを「マスター」と連呼するけど、赤セイバーは感情で言葉を使い分けるからそこで剣に徹するマスター呼びは違う気がしたんだ。奏者ぁ、としきりに心配してほしかったな。ちょっと最近の私のこだわりは面倒くさいな。

 全体的に満足とは言い難いのですが、最後まで聴けて楽しかったです。次はザビ子と紅茶でCCCとかどうですか? いや、ここはギルかな。ユリウスとギルの覚醒はいいぞー!

 では、今回のお気に入りへ。
 どこにするかなー。ドラマCDならではのシーンで言うならセイヴァー戦で無茶な行動に出るセイバーの本気で心配で叫ぶ声かな。セイヴァーの宝具をもろに喰らうはくのんに赤セイバーが叫ぶんだけど、ここは抜き出しても文字じゃ伝わらないだろうけど気にしない!


「白野っ、余を置いて行くな――っ!」 


 ここからはくのんが生きていると知って泣いちゃう赤セイバーは可愛い。
 はくのんが心配で心配で、無事かどうか確認した後で無茶を怒ってくるところとか本当に可愛い。
「だが、あとで叱るぞ?」うん、いいよ。いくらでも叱ってくれていいから、セイバーはどうかそのままで。いつまで可愛い構ってわんこ皇帝でいてください。









sound drama Fate EXTRA 第四章 熾天は天降りて
HOBiRECORDS (2016/10/28)
ラベル:Fate/EXTRA
posted by SuZuhara at 22:50| Comment(0) | CD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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