さあ、戦場に戻る時だ。責務を果たせ、マスター。
え、三が日中に事件簿を読む? まだ一ページも読めていないぜ。有言はどうせ実行できない、僕はそういう人間ですよ。
実はちょいとテンプルぶん殴られたかのような衝撃を喰らって放心していました。婉曲的に説明なんかできないので詳しくは書きませんが、自分は軽く落胆してしまったのだろう。そういう感情は酷く体力を使うのだと知ったぜ。
■感想
さーて、待ちに待ったCCCシナリオ集の2巻。サーヴァントの宝具解禁まで収録だぜ!
今回も好きなシーンを抜き出して行きましょうか。
・「来たか。恒例の、遠回しかつ逆効果的なアプローチだな。相手をしてやれ、雑種」
・――――ほう。
ところで、お友達の舌切りスズメちゃんの連絡番号を、ぜひ教えてくれないものか、キャスター。
・「――そなたが奏者でなければ、余は決して舞台にはあがらん」
・「……記憶はなくても、おまえはおまえだな。今、存分に確認することができたよ」
・「どうぞ、あなたはあなたのまま、痛みを知ってくださいますよう。陰ながら応援させていただきますね」
・「馬鹿の恐ろしいところはな。多くのモノを失うクセに、その大切な一つだけは決して取りこぼさないことだ」
・待て、と少女たちに声をかけた。
基本、亀さんはいじめてはいけない。
・待てぃ、とアーチャーに声をかけた。
どんなに自業自得な理由があろうとも、基本、亀さんはいじめてはいけない。
・「ふはは、立ち去るがいい月の虫よ。我も見くびっていたが、このマスター、貴様程度の脅しでは屈せぬようだ!」
・「あるか、あるな。だって私もするもん、これ」
・「――きっと、誰かを助けてくれた。そんな気がするんです」
・「よーしよしよしよしよし――ここは余に任せるがいい。まずは足を奪おう」
・「なんと。頭上の数字を読めるとは我が奏者は器用者よな。余もそなたの頭の上に、ちょこんと乗ってみたい」
・「……だって。表側に戻っても、その人だけは、最後まで――」
・……そうだ。自分には戦う力なんかない。
できる事はただ、前に進むだけだった。
それだけを頑なに守ってきた。それだけが、自分の誇りだったのだ。
・「……そうだ。知らなかったか?
岸波白野は、俺の唯一の友人なんだ」
・「あ、ああ、あ――消えちゃう……また、消えちゃう――!
大切な、ひと、が――!」
・「自分以外の何者かの為に戦い、折れなかった人々を知っている……!」
・「さようなら。黄泉路の決死行、素敵でした。これ以上ないほど嬉しかった」
こんなところかな?
今回も長いところは引用してませんが、多いなぁ。私はCCCが好きすぎる。
目玉はパッションリップや白野の記憶戻り、サーヴァントの宝具解禁イベでしょうが、レオやユリウス、そしてガトーの退場とかも熱いのである。BBと桜はもっと壊れてからが本番だとサド心を出していって見る。
赤セイバー以外では何周もしているんだけど、ぐっとくる台詞は意外と多く、アーチャーには男主でやる時が好きだったりする。
そして、キャス狐とギルガメッシュルート好き感は異常。
次は楽しいエリちゃんとメルト、壊れていく桜&BBと私的に好きなイベントばっかりなので楽しみにしよう。
え、次もコミケ先行とかないよね? もっと早く出てくれるよね?
Fate/EXTRA CCC VOID LOG:BLOOM ECHO U
TYPE-MOONBOOKS(2017/12/31)
ラベル:Fate/EXTRA