「俺はハリーにつくよ」
ちょいと長々と文章を書かなければいけないことと、あまりに誤字が多いのでATOKが欲しいと思っていたので半額になっていた一太郎を買ってみた。
が、入力に結構癖があるんだなこれ。変換とか楽なようで結構すげー変換してくれるので気が抜けない。ちなみにブログを書いてるこの時はオフにしてしまっている。
結局僕にはデフォルトが一番というわけですな。けどなー、優秀な部分もあるから手放しがたいんだよな−。
■あらすじ
幼い頃に父を亡くしたエグジーは警察に捕まった時に助けを求めたネックレスの番号に連絡する。助けに来てくれたのは父の同僚で、かつて父に救われたハリーは表向きは高級スーツ店、実際はスパイ組織「キングスマン」の一員だった。
欠員が出たことから新たなスパイ候補生となり訓練を受けることにしたエグジーだが、最後の最後で落第してしまう。
だが、ハリーが追っていた事業家・ヴァレンタインに射殺されたことからキングスマンにも彼の息のかかった者がいると察してエグジーは教官・マーリンと試験の合格者・ロキシーとともにヴァレンタインの元へと潜入する。
■感想
続編映画を観に行くという約束をしたため、ちょっくら前作観てみるかと買ってきた。いや、以前に勧められてはいたんだけどね、近所の映画館でやってなくて行けなかったのだ。
この休み中は何本か映画を見たけど、名の売れてる映画はいいね。B級バッドエンド多くてさすがの俺もへこんだよ……。
さて、これはスタイリッシュ紳士スパイ映画だ。
初めにエグジーの父の死、そこで子どものエグジーに渡されるネックレスと始まるのだが、エグジーの家庭環境はつらいな。
要するに新たな父親がギャングの親玉で、エグジーたちは大して好かれていないのである。それでも生きるためにはその男が必要なんだろうな。
エグジーは日々の鬱憤などで車を盗んでパトカーへGOして捕まってしまうわけだが、助けを求めた先が全てなかったことにしてくれる。キングスマンのガラハッド・ハリーだった。
ハリーのギャング無双は楽しい。仲間を失い、機嫌悪かったんだからしょうがないよね。
失ったランスロットの欠員を補充するために候補生が集められ、エグジーはハリーの推薦で参加する。大学出がなんだかんだと喧嘩売ってくる奴にはむかついたが、初めの水攻めで死者が出たのには驚いたな……。いや、しんでなかったんだけど。
エグジーが訓練している間に、ハリーはランスロットが守るはずだった教授に接触。ランスロットは死んだのに教授が無事に帰ってきたことで尋問しようとしたら頭が爆発。仕組まれていたのである。
ハリーはその爆発でしばらく動けませんが、命からがら持ち帰った情報で大富豪で実業家のヴァレンタインが絡んでいることを突き止める。
しかし、エグジーは試験に不合格に。今まで育ててきた犬を殺せとか、空砲でも許せねぇ。そんな組織に用はねぇ!とキレていましたが、教会でのハリーの強制虐殺は混乱しつつも強さに震えちゃうよな。
ヴァレンタインが携帯のSIMカードを利用して殺し合いを強制する音楽、電波を流していたわけだが、ガラハッドの死は辛かったよ。
エグジーがキングスマンに向かうと、キングスマンのリーダー・アーサーとの会話中、耳の裏に入れられたチップの跡で彼が裏切ったと悟る。こいつの撃退法はクールでしたね。
そして、全世界に音楽を流して殺し合わせようとするヴァレンタインの野望を止めるため、たった三人で立ち向かうことに。
肉弾戦や銃撃は楽しいのだが、チップの爆破はちょっと演出過多ではなかろうか。
ガゼル戦も良かったですが、一対多が光る映画でした。
あと、殺人音楽でのエグジーママ超怖いよ……。
いやー、面白かったです。
なんで上映時頑なに行かなかったんだろうね。来週あたりで続編を観に行こうと思いますが、楽しみだなぁ。
では、ここらで今回のお気に入りに。
エグジーとハリーが出会い、店で話をしていたところにチンピラが乱入するシーンから。
ハリーを上品なオッサン程度にしか見ていなかったチンピラどもに一撃を与えて呆然としているところでハリーが言った台詞。
「一日中突っ立っている気か? 戦うのか?」
礼節が人を作る、も良かったんだがね。こっちの方が私には衝撃的だった。
そして、ハリーが使うと最強に見えたあの傘が最終戦で即刻退場したことにも驚いたぜ……。
キングスマン
出演: コリン・ファース,マイケル・ケイン,サミュエル・L・ジャクソン 監督: マシュー・ヴォーン
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント (2016/07/06)