2018年04月17日

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった… 1



 カタリナ・クラエスにハッピーなエンドなくない!? バッドオンリー!?


 相変わらずソシャゲは真面目に出来ていないのですが、比較的真面目にやっているのがペルソナOA。放置型だからやりやすいのだ。
 しかし、パートナー選択に真先輩がいない。そもそも強いペルソナが居ないので探索がなかなか進まない。合体させてくれ頼む。けれど、それならそれでペルソナ変えて探索してログで何が足りないか確認するのはなかなか楽しい。
 ……でも、耐久44でも足りないと行ってくる難易度ノーマルって何なのか。


■あらすじ
 交通事故で死亡した前世を思い出すと同時に自分が生前にプレイしていた乙女ゲームの悪徳令嬢であるカタリナ・クラエスに転生したことに気がつく。
 プレイの記憶からどう足掻いてもバッドエンドしかないカタリナの結末を思い出し、なんとかバッドエンドを回避するために剣に魔法の修行、そして国外通報されても生きていけるように農業に手につけるという頓珍漢なカタリナの行動は周りに良くも悪くも影響を与えていく。


■感想
 二月くらいから漫画を読み漁っているのだが、全く感想は書いていない。そもそも一巻を読んだら最新刊まで一気に読むタイプなのでその感想を書くのにはちょいと時間が必要なのだ。まあ、ぼちぼち書いていこうとは思っているのですが……。
 そんな中で今回は二日前ほどに読んだ漫画です。タイトルは聞いたことがあったんだけど、そういやどんな内容なんだろうと手に取ってみた次第です。

 乙女ゲームをプレイしている途中で事故に会い死んだ前世を思い出すと、自分がプレイしていた乙女ゲームの世界にいることを悟る。それも、主人公のライバルキャラである悪徳令嬢カタリナ・クラエスの幼少期だった。
 主に婚約者である第三王子と義弟のルートで死ぬか国外通報というバッドエンドしかない運命。まだゲーム開始時、十五歳までは時間がある八歳なのでカタリナ脳内会議の結果、剣と魔法の修行と農業というナナメ上の努力を始めるカタリナ。
 ここは笑ったw 高飛車お嬢様が怪我で寝込んでいたと思ったらほっかむりで農業を始めるとか笑うしかないだろうさww

 それは婚約者となる第三王子・ジオルドも同じでゲームではカタリナに興味のなかった彼も突飛な行動を気に入って足繁く会いに来ることなる。
 義弟・キースも同様で、孤独な幼少期を過ごさせるとグレて主人公に癒やされてしまうので、とことん引っ張り回す。カタリナの直球な行動に「義姉さん大好き!」な弟のできあがりである。

 この調子で男キャラ制覇するのかと思いきや、次は同じライバルキャラとなるメアリ。そう、女の子だ!
 攻略キャラである第四王子・アランの婚約者でアランルート時のライバルキャラであり、カタリナはこのルートでは出てこない。しかし、メアリはハッピーでもバッドでもそこまで悲惨じゃないカタリナの過酷さったらないw

 お茶会デビューしてメアリの作った立派な庭園に感動したカタリナはメアリに畑の相談をする。畑ww
 そして一緒に畑作業をして、アランルートをプレイ済みのカタリナはアランがメアリにした殺し文句を言ってしまってメアリを虜にするという無双っぷりを発揮してくれるw

 自分の婚約者が誑かされていると知って乗り込んできたアランも本来は主人公がするはずだった音楽の才能開花イベントをこなしてしまい、その後も宰相の子である兄妹・ニコルとソフィアも同様に攻略して子ども時代で既に主要人物を制覇するという偉業を為してくれる。
 最後にはカタリナ十五歳の誕生パーティーでゲームの世界とは異なる設定となった主要メンバーたちと集まり、ゲームの始まりである魔法学校の入学を控えたことろで今巻は終わり。男も女も攻略するカタリナ様すげーw

 内容がちょいちょい分からなかったのでなろうの方で小説も読んだのですが、小説にあったキャラ目線の話が漫画にないからちょっと分かりにくいんだな。
 ジオルドが腹黒というのはカタリナの言葉では分かるけど子ども時代にはその顔は見せていないし、ニコルの幸せ者も「可哀想」と言われてしまう背景がないと全く分からんかった。
 漫画なのだから同時進行で描いてくれるといいのにな、と思いますが、なかなか面白かったので次も買おうかと思います。
 子どもカタリナが大人カタリナにハイタッチする扉絵はすごくいいと思います!

 しっかし、私はそれなりに乙女ゲームをしている気がしたが、ライバルキャラと言われてもピンっと来なかったぜー。

 では、ここらで今回のお気に入りに。
 今回は地味に気に入ってしまったカタリナの魔法についてのシーンから。
 希少ではない土の魔法を使えるカタリナ・クラエスはゲーム中でこんな風に魔法を使っていた。


 ゲームのカタリナはこの「地面の土を2・3センチほどボコッと動かせる魔法」しか使っていなかった。
 この「土ボコ」でカタリナは主人公をつまづかせたり、つまづかせたり……
 要するにこれ、人をつまずかせることくらいしかできないのよね。
 この「土ボコ」だけではこれからの破滅エンドを生き抜くことはできない!


 てか、カタリナだけ設定が酷すぎるw
 メアリやソフィアという他のライバルキャラはしっかりしているのに、カタリナだけ無能なまま相手にされない王子にぞっこんだったみたいだし。
 魔法学校入学からは小説も読んでいないので楽しみに続きを待ってます。







乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…: 1【イラスト特典付】
ひだか なみ(漫画),山口 悟 (原作)
一迅社 (2018/3/24)
posted by SuZuhara at 22:45| Comment(0) | 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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