生還確率0%!! 海底に落下した檻に閉じ込められた美人姉妹の決死の脱出劇!
今日は誕生日でした。基本的に自分に興味がないので年齢を忘れそうになることは内緒です。健康で迎えられたのは有り難いことですが、僕にとってはゲームの発売日の方が重要なのでドンキーコングの発売日として覚えています。これと繋げとけば忘れないぜ。
さてはて、そんな日にpixivのログインパスワードを忘れていて現在ログインできてませぬ。pixiv行く度に偽のセキュリティ警告が出るようになったからうざったくなってやったらこの有様である。なんとか思い出しますが、メアドの更新はちゃんとやっといた方がいいと実感した日でした。
■あらすじ
彼氏に振られて傷心の姉・リサを慰めるために妹・ケイトは嫌がるリサを丸め込み、現地の男友達に誘われるがままに檻を海の中に沈めてサメを鑑賞する『シャークケージダイビング』に挑戦することに。
初めは怖がりつつも楽しんでいた二人だが、アクシデントでワイヤーが切れてしまい、落下した檻の中で水深47mの海底へと落ちてしまう。
無線も届かない海底でなんとか脱出しようとする姉妹だが、急浮上すれば潜水病の危険があり、海中に留まれば血に誘われてやってくるサメの餌食になってしまう。なのに救援は来ず、酸素ボンベの残量は底を尽きかけていた……。
■感想
地味に好きなサメ映画です。思えば子どもの頃から母親と見ていた気がする。そんな僕ら母子が忘れられないサメ映画は『ディープブルー』です。時間を稼ぐわ、と海に飛び込んだスーザンが秒で喰われたシーンは忘れられない。時間稼げてねぇじゃねぇかw
そんなこんなでサメ映画やないですかと購入して母と観ました。
今まで観た中で一番悲惨な気がする。スーザンのように茶化す事すら出来ないエンディングと息の尽き所が分からない緊迫感は非常に素晴らしい映画だと思いました。鬱ってもいいなら観るといいよ。
あらすじにだいたい書きましたが、シャークケージダイビングをする姉妹の話です。サメのいる海に入るなんて危機感が足りない。僕は絶対に海には入らないし、写真も魂を取られるから取らせない。なにか合ったときのために滅多にしないアクセサリは笛である。蛙彫刻のヤツ。この元ネタ映画が全て分かる人とはちょっと語りたいがいないだろうな。
閑話休題。
怖がる姉を妹が宥めて挑戦するのですが、初めは浅く潜っているので楽しんでいて「もっと下げて!」なんて言い出すわけですが、案の定ワイヤーが切れて海底へ急降下。バレットバトラーの小説版だな、と思ったのは内緒。あんなボロいゲージに自分の命を預ける方がおかしい。
海底で意識を取り戻すもリサは負傷して血が海に漂う。終わった。もう終わった。
無線が届かないためケイトがケージを出て助けを呼ぼうとするが、ケージの出入り口が塞がれていて出られない。出る方法は、酸素ボンベを外して檻の隙間から出た後で酸素ボンベをつけ直す。
おいおいやめろよ、とリサと一緒にハラハラしたがこれは成功する。ケイトの行動力の高さは凄まじく、リサが一人になり脱出できなくなるとまずいとケージの出入り口を開けてから浮上していく。なんだ、妹じゃなく神か。
無線が繋がる辺りまで浮上すると、ケージに戻れと言われる。助けは行くからサメの危険と急浮上による潜水病の危険があるのだと。この潜水病というのはあまり知らなかったので興味深かったですね。
ケージに戻るケイト、そして助けに来たと思われるライトの光は遠い。酸素量が少ないケイトに代わり、リサがおっかなびっくり向かいますがサメに襲われて、助けに来た男は喰われる。うん、想像通り。
リサは男が持っていた予備ワイヤーを檻に装着して上に上げてもらうことに。でも、どうせそのワイヤーも切れるんでしょう?
私の最低な予想は当たり、中頃まで上がったところでワイヤーが切れて再び落下する檻。
その際に檻に足を挟まれたリサは行動不能に、ケイトは再び浮上して酸素もないことを伝える。
ここで「救援隊呼んだからあと一時間くらいで来るよ」と船の上の男が言うのですが、もう初めの段階で呼べよおおおっと叫びたくなったね。穏便に済ませようとしたんでしょうが、そのせいで一人死んだぞ。
一時間では酸素が持たず、酸素ボンベが落とされることに。
でもここでも注意が。途中で酸素交換をすると窒素麻痺だったかな? それを起こして幻覚を見たり異常行動を起こす危険があるとのこと。だから、ギリギリまで新しい酸素ボンベは落とせなかった。
でもそんなことを言ってる場合じゃねぇ、と酸素が尽きかけたけいとは交換に成功するんだけど、そこにサメがやってきて喰われる。俺の神があああ、とリサだけじゃ生き残れないなと最悪を想像する。
一方、リサはモリ銃で手を怪我しながらも酸素ボンベを引き寄せ、交換に成功。そこでケイトからの無線で妹が死にかけていることを知る。
潜水病の危険? 知ったこっちゃねぇとダメな姉ちゃんが本気を出して妹ともに浮上を決意。
ここでの妹を守りながらサメと戦い海上に戻るシーンはハラハラしっぱなしでしたが、僕は思ってしまうのですよ。こんな、上手くいくはずがないだろうよ、と。
サメから逃れ救出された二人。リサは妹とともに戻れたことを喜ぶが、怪我した手がおかしい。海中じゃないのに血がたゆたっていたのである。
つまり、今までの救出はリサが窒素麻痺によって見た幻覚。
救出隊に助けられるリサだが、ケイトはやっぱり既に喰われていて、戻るのは一人であるという現実だった。
うわあああ、なんだよこの絶望。最高じゃないか! 俺の想像を超えたエンディングで歓喜ですよ! 今までいろんなサメ映画を観てきましたが、間違いなくトップクラスですよ。サメに襲われ続ける恐怖ではないが、人が海底に行くときの怖さとリスクが良かった。最後の最後までドキドキさせてくれる映画でした。彼氏に振られて妹も失うとか、もうリサは正気では生きていられないでしょうね。
では、ここで今回のお気に入りへいきたいところですが、ごめんツッコミながら観てたからメモってなかったんだw
簡単にしか調べてないけど、ちなみにこれ続編決まってるらしい。その名も『海底48m』w 本当に最後の最後まで楽しませてくれるぜ。
海底47m
クレア・ホルト,マンディ・ムーア
ギャガ(2018/10/05)