集え、愛と友情の旗の下へ。
ヒャッハー、余裕がなさ過ぎて辛いぜ。もう何もしなくていい日々に帰りたい。――と、絶賛追い詰められていますが、週末辺りに開放されそうです。良かった助かる、もう幼女戦記の映画3回目も行っちゃうくらいだった。だって、7時からやってる映画館で朝一でやってくれるんだもん。朝しか時間なくて逃避できないんだもんよ。
……俺、全部終わったら携帯ぶん投げて引きこもるってやるんだ絶対に。
■あらすじ
双子の兄・鬼ヶ島ひかると入れ替わり県下一のヤンキー校・獅子吼学園の番長となったひなこはそのまま2年生に進学する。新1年とのトップ争いにバタバタした毎日を送った1学期の終わりで獅子吼が廃校になるという情報を聞き逃していたことに気づく。
廃校をなんとか受け入れて残り少ない獅子吼での思い出を作ろうとするひなこたちだったが、段々と獅子吼廃校の一件にきな臭いものが見えてくるようになる。
■感想
予約はしたけど前情報とかほとんどみていなかったりした。けど、一年の校長が入学式で言いかけた段階で気づく。そんで、だいたいの結末は想定内でしたね。
相も変わらず、恋愛モードよりも漢度が高い方が面白くてこういうところホント好きw
無印からの続きではあるのですが、誰とも恋仲にならず、かつ正体の知られていないままひかるとしてトップをとったという状況。ちなみに鳳凰さんとは対決はしておらず、鳳凰さんは卒業して鬼ヶ島組に就職してます。
新一年として吉良先輩の弟・希と鳳凰さんに憧れる相楽天馬が入ってきますが、希は前回と変わらず、天馬は始め刺々しいのに中盤でわんこ状態でした。いやはや、僕も蛇男やモブたちと一緒に「ペガサスー!」って煽りたいw ペガサスww もうモブたちが最高すぎて楽しい。え、恋愛? 別にいらんだろw
そうそう、蛇男は今回結構活躍しているので好きな方にはご褒美。立ち絵のあるコトコと連絡先を交換したときは愕然としたね。え、こいつにあるならモモとアンズもくださいよ……。
がむしゃらに一年トップになった天馬が他の一年と上手くいかずにギクシャクしたままで行われる一年対二年の体育祭。その前にもデスパレードとか他校のヤンキー戦とかあるけど、この辺は作業なので割愛。バトルはだるいのでEASYモードでスキップ推奨。だって、正直○連打で勝てるからね。必殺技もパターンがなく、お粗末としか言いようがない。もっとちゃんと格ゲーにしてくれればいいのに。せめてこれがジャス学っぽかったら、高校生活しつつパラメータ上げて、仲の良いキャラの技を使えるようになって、愛と友情のツープラトンができたら俺は……っ!
体育祭が終わり、天馬がわんこモードになったら夏という分岐へ。ここに来るまでにかなり面倒な流しそうめんイベントを乗り越えろ。
斗々丸と金春、未良子と吉良といったコンビで大まかにルートが別れ、その後に個別恋愛EDか漢EDかで分かれる。
実はですね、始め全然ルートに入れませんでした。基本的に鳳凰さんが好きだからよく兄さんのところに行っちゃうんだけど、ほら鳳凰と天馬ルートは一週目規制で行けないのよ。だから何度もノーマルEDよ。確か、前回もここで引っかかってますからね俺w
キラリンなら落とせる、と無責任な自信でやっと吉良先輩ルートに入りますが、恋愛ルートになると男性陣がひなこは俺が守るモードになる。他の誰でもなく俺を頼ってと独占欲を出してくるのですが、こうなると世界が狭くなる、特定のキャラしか出なくなるのが残念すぎる。
てか、そんなに守られたいのだろうか。ここが私にはちょっと理解できない。だって、確実にひなこの方が自分より強いんだぜ?
ジャス学で言うなら、僕はアキラを守りたいとは思わないんですよ。そりゃあ、あきらは抜けてるからサポートはしたいが、喧嘩でアキラを負かして俺が守るなんてしたくないだろ。他校とやり合うなら一緒に行くぜでいいじゃないか。あ、外道高校のデフォルト主人公は意外に好きです。
そんなこんながあって私は割と辟易していましたが、実はか弱い女の子なひなこを守る彼氏が受け入れられるなら面白いと思います。
けどまあ、断然漢ルートの方が面白いがな!
女とバレないままルートコンビな男二人と獅子吼廃校の問題に臨んでいくこの話は非常に楽しい。個別ルートだと基本的に相手のキャラ以外はフェードアウト気味なんだけど、こっちはメインは勿論モブたちも健在。斗々丸たちルートでベタだけど学校の奴らが助けに来るシーンは信じてましたよずっと……とニーナさんの名言を言わざるを得ない。
ま、個人的に鳳凰さんのルートでのひかるひなこママの手紙には泣かされたりしたんですがね。鬼ヶ島組はかっこういいよなー。そして絶対にひなこを嫁にする鳳凰さんパネェですw
あと、虎太郎。天馬、犬を出すのはいけない。守りたいこの笑顔すぎたw
こんなところかな? 大分、ジャス学愛しか語っていない気もするが、綺麗に終わっていた前作を上手く消化しての続編でした。目新しさはないけど、こいつらとまた会いたかったんだよと手放しで喜べます。
ただ、喧嘩バトルはロードも長かったり面倒だし楽しくないのでもうちょっとどうにかしていただきたい。
では、ここいらで今回のお気に入りへ。
1年トップが決まり、体育祭前に2年が1年を襲撃するデスパレードが始まるのだが、1年たちの行動が早く、後手に回ることになったひかるたちはその奇襲に面を喰らうことになる。
今回はその一つ、番長鬼ヶ島ひかるがうけた仕打ちがこれだ。
「……下駄箱に……ツバメの巣が入ってる……」
「なんだと!? これじゃ上履きが出し入れできないだろ!」
「そっとよけてやれねぇのか!?」
「うう、雛がいてむやみに触れられないよ……!」
「なんて卑劣な真似を……!!」
「下駄箱の中じゃどっちにしろ可哀想だろ、そーっと動かせばいけるって、そーっと!」
「よし、怖くない……怖くないぞ……!」
こんなことをやる方もだけどお前ら対応おかしいよww
個人的にはひかると坂口さんのイベントが好きですが、恋愛ルートは基本的に前回とあまり変わらないので本当に作品が好きな人向けなんじゃないかな。
おそらく次はないでしょうが、大変楽しませていただきました。
喧嘩番長 乙女 2nd Rumble!!
スパイク・チュンソフト (2019/3/14)