2019年09月15日

劇場版 幼女戦記 限定版



 今、ふたたびの戦場へ――。


 夏休みだあああ――っ!
 ついに私の夏休みが始まりましたぜ。え、やることいっぱいだろうと? 知るか、僕は僕のしたいことしかしないんだよ!
 と、朝から録画しただけで観れていなかったシンプソンズとかパソコンとかいじった後で買い物と称して8キロの荷物を背負わされて長時間歩く。その後、食事をしたときに味を感じないことに気づく。
 ホワッツ? なんだこれ死ぬの?、とか思っていると、それまで飲まず食わずだったので身体が不調を訴えていたようです。
 寝る、そして今に至る。おかげで夜なのにテンションがおかしいことになっているのだった。


■あらすじ
 南方大陸での戦線を勝利で収めたターニャ・フォン・デグレチャフ少佐率いる第二〇三航空魔導大隊は、帰国した足のまま帝国の隣国、ルーシー連邦で会戦に向けた動きが見られたとして強行偵察の任務を言い渡される。
 そこで連邦軍が部隊を展開、そして発砲したことから連邦は帝国に宣戦布告。その場での戦闘をこなした後、司令部の許可を得たターニャは連邦の首都モスコーへと矛先を定める。
 ターニャたちは首都攻撃だけでなく、銅像の破壊、帝国旗を掲げての国歌斉唱というやりすぎな行為に、その場に召集していた多国籍義勇兵のメアリー・スーは激怒して上官の無視をして一人で突貫。
 多大な魔力量で撤収しようとしていた二○三大隊、ターニャに迫るメアリーだったが、戦闘の上手さはターニャが上であり銃床の一撃を食らうことになる。
 その際に、ターニャの銃が自分がかつて父に送った銃であることに気づいたメアリーはターニャを父の仇と知ることになる。


■感想
 発売日には買っていたし何度も観てるけど、感想を書くのはいつだって遅いんだぜ。
 幼女戦記の映画BD。私が幼女戦記を知ったのはアニメでだったかな? 勧められて一話を観たけど、どうにも興味を惹かれなくてきっちり観てなかった。
 でも、その後コミカライズを見て、セレブリャコーフ少尉スキーな状況は他の記事を見てくれれば分かるだろうけど、内容の面白さを知ってアニメに戻ったという感じだったと思う。
 TVアニメのBDも持っているからな。え、特典に漫画付くっていうから。

 そういう理由で、来場者特典に漫画付くなら行こうかとえっちゃら観に行った。
 何度か言っているけど、私は同じ映画を何度も観たりはしない。気に入ったら円盤買います派である。しかし、幼女戦記は3回行ってるからな。もう笑うしかねぇである。

 初めは2回ある漫画をもらいに行ったんだけど、音がなぁ、どうしても好きでさ、銃火器の音が心地良くてたまらんかったんだ。しかも、少し遠いんだけど、朝7時からやっている映画館で上映しているのが良かった。私は朝方なのでひょこひょこ行っちゃうんだよ。
 まぁ、いろいろあってガラ空きだろうと必ず隣に座ってくる人と知り合いになったりしたので来場者特典は全部持っていたりするんだが、もう二度と私にこれほどの積極性は出せないでしょうね。思い出深い作品になりました。

 さてさて、内容に行きますか。

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 小説目当てで限定版を買いましたが、その中身をちょいとコピペする。


【限定版特典】
1)キャラクターデザイン・細越裕治描き下ろしデジパック
2)スペシャルアウターケース
3)原作者カルロ・ゼン書き下ろし小説(篠月しのぶ描き下ろしイラスト付き)
4)「劇場版幼女戦記」未公開絵コンテ集
5)スペシャルブックレット(設定資料のほか、劇場公開時の入場者プレゼント《スタッフ本》、エンディングイラストを掲載)
6)縮刷編集版劇場パンフレット
7)映像特典
・劇場予告&各種PV
・マナー映像
8)イベントチケット優先販売申込券


 なるほど、分厚いはずだぜ。小説の方はドレイク中佐主役だったからまだきちんと読んでいない。これを読むためにも原作を読まねば……っ。
 パンフは映画館で買っていたけど、縮小版だと文字小さくて大変読みにくいので注意。設定資料集はキャラや銃器だけでなくED絵も載っているのが嬉しいですな。
 イベントの申込券は使わないですが、続きもアニメ化して欲しいので是非とももりあげていただきたい。

 映画本編の方は、あらすじで書いた後からが本番。
 二○三大隊は祝勝会を上げるが、ターニャはメアリーの堅さに嫌なモノ――存在Xを感じてしまう。
 そして、ターニャはその幼い姿がモスコーでロリヤの目に止まってしまったことから、ロリヤから執拗に狙われることになる。
 ロリヤは書記長に訴えて二○三大隊を壊滅させるために大規模大隊を投入させる。表向き連邦の威信のため、本心はあの妖精さんが欲しいである。

 戦略的有利を悟ったターニャたちはティゲンホーフ救出に向かったのだが、その拠点の意味も知らずにターニャ目がけて物量を入れてくる。
 さすがの二○三大隊も疲弊してきた中で多国籍義勇兵たちも参戦。はるか上空からは爆撃機、ターニャに向かって突貫してくるメアリーと戦場は混沌と化していく。

 メアリーから身に覚えのない感情を向けられて混乱するターニャだが、中身はエリートサラリーマン、すぐさま切り替えてメアリーの攻撃を利用して時計台破壊と至近距離での爆裂術式でメアリーを落とす。
 生死を確認しに行った先では、満身創痍ながらも立ち上がりターニャをぶん殴るメアリーが。

 ここを見るとなぁ、ターニャが幼女であることを実感する。おいやめろよ、小さい子を殴っちゃいけない。
 復讐を遂げられることを神に感謝でもしたのか、神の像に目を奪われたメアリーは体勢を立て直したターニャに撃たれる。
 とどめを刺す前にドレイク中佐が割って入り、メアリーを連れて逃げられてしまう。てか、待って。壊れたのは宝珠とは言え、あれだけ撃たれたのにメアリーぴんぴんしすぎだろ……。存在Xの加護、強すぎるぜ。

 今回はターニャVSメアリー、ヴィーシャVSドレイクだったけど、機会があればペアでの戦闘が見たいよな。
 まぁ、ターニャとヴィーシャペアに突貫するメアリーの引率ドレイク中佐じゃ適わないだろうけど、戦闘での上手さってのが好きなんだよなぁ。

 帝国に戻ったターニャは後方へと転属願いを出す。ゼートゥーア、ルーデルドルフ両中将から嫌な顔をされるが、前もっての資料作りと完璧な理由、帝国の部隊運用を見直すための研究に専念したいことをプレゼンし、二ヵ月の猶予期間を与えられる。
 ターニャが狂喜乱舞したことろで一度EDですが、二ヵ月後ゼートゥーアからそれまでにターニャが出した戦闘団構想を最前線で立案者に試させるとして前戦に戻ることになるのだった。

 TV版の続き、完全なる新作映画としてすげー面白かった。メアリーの復讐に焦点が当てられているが、ターニャからすれば身に覚えのないもの。感情と理論のぶつかり合いのような戦闘は、悲しいけれどターニャの方に正しいでしょうな。だって戦争だもの、生き残るためだ仇とかそんなの知るかよ。
 メアリーとの対決はまだまだ続くだろうし、ターニャの戦闘団とかもう見たくてたまらないので是非アニメ化してほしい。切実に。映画でもいい、また行くよ!

 では、この辺で今回のお気に入りへ。
 今回はターニャたちではなく、爆撃機破壊をしたヴァイス中佐のセリフを。
 魔導師とはいえ、仲間が溺れていく中で高度一万まで上昇したヴァイスたち少数の第二中隊だが、爆撃機がなくても地上は敵で溢れかえっている。
 息を整えるまもなくヴァイスは告げる。


「各中隊、良くやった。だが、まだ仕事は終わっていない。引き続き地上の敵に当たるぞ」


 このヴァイスが格好いいんですよ。
 ダキアの一件やアレーヌでのことから、ヴァイスは副長としては頼りない印象があったんだけど、部隊をヴァイスに任せておけるからターニャがメアリーに専念できたんだと実感する。
 いやー、二○三大隊を基盤にした戦闘団がどうなるか楽しみだなぁ。原作もえっちゃら読んでいかないと。






劇場版 幼女戦記 限定版( イベントチケット優先販売申込券 )
KADOKAWA メディアファクトリー (2019/08/23)
posted by SuZuhara at 00:18| Comment(0) | BD&DVD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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