2020年09月26日

2020年9月映画感想。



「……貴方のものですので。生きるも死ぬも、ふて腐れて寝るのも一緒です」


 やー、元気です生きてます。
 今月はちょいと急に犬の目が腫れてしまったりしたので、あたふたしてた。心配で使い物にならなく俺は本当に使えないのです。
 実は先月に大変光栄なお仕事をもらって、死んでもいいくらい幸せな目にあっていたはずなのに、僕の感情は全くと言っていいほど動かなかったんだな。こんなものか、と。
 それがわりとショックでなにも手がつかなかったりしてたんだけど、それでも締め切りはやってくるもので、全部終わらせたんで一日中映画観てきた。今日はその感想を。

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 ネタバレありの感想になるから一度畳むけど、ラインナップはこちら。

・映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者
・劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン
・TENET
・アダムスファミリー

 元々、TENETとアダムスファミリーは行く予定だったんだけど、時間が合ったのでしんちゃんと強烈に勧められていたヴァイオレットも観てきた。
 パンフは余程の理由がないと買わないのだが、アダムスファミリーはアダムスファミリーというだけで好きなので買った。でもまだちゃんと読めていない。ヴァイオレットの方は来場者特典小説。今回の冒頭台詞はここからとった。

 では、各々の感想をざくっと書いていくぜー。






■映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者
 冒頭OPでというか、作中でのじゃんじゃか出てくる幼稚園児のラクガキは本物だろうと思ったら案の定だった。
 しんちゃん映画はできるだけ行くようにしているのですが、今回も良かった。

 しんのすけのラクガキによって生まれたニセナナコはひとりになってしまったしんのすけの良き保護者で、旅を支えてくれるし高スペックだし、絶対にしんのすけを助けてくれる。
 でも、ラクガキは水に濡れると消えてしまうから仲間たちも消えていって、落ちてくるラクガキングダムに対抗するためにしんのすけにラクガキで戦わせようとする大人たちのシーンは、ああ、と歯噛みするしかなかった。
 最後のクレヨンをユウマくんがお母さんを助けるために使っちゃったときだって、大人たちに無駄遣いだって糾弾されたって「よかったね」って言えるのはしんのすけの良さだよなぁ。
 ぶりぶりざえもんも悪人になりきれないところは相変わらずで、お前にまた会えてよかったよ。


映画クレヨンしんちゃん 激突! ラクガキングダムとほぼ四人の勇者 (アクションコミックス)
双葉社 (2020/4/24)




■劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン
 本作を観ると決めたので、前日にアニメ全話と前作劇場版を観たのですが、まぁ、僕には合わなかったと言っておきます。
 ギルベルトが生きていたというのはキービジュアルで分かっていたけど、ヴァイオレットとの再会までが長すぎた。戦後の技術発展模様とか、手紙と電話の方が面白かった。現在と未来を行ったり来たりはちょっと分かりにくい。
 来場者特典でもらった『ヴァイオレット・エヴァーガーデン If』も難解だ。ディートフリートがヴァイオレットを捨てなかったらというものだが、なんだこれ、ギルとくっつく映画でもらう小説なの?と困惑しかない。ヴァイオレットは少佐だからではなく、傍にいさせてくれれば誰でもいいと言うことなのか……?

 映画本編の映像はすごく綺麗で海のシーンは内容よりもそっちに気を取られましたが、私としてはヴァイオレットが手紙で繋ぐTVアニメと前作の方が好きでした。


『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』オリジナル・サウンドトラック
ランティス (2020/10/21)



■TENET
 いやー、難解と言うよりもよそ見を許さない映画。
 テンポが速く、どんどん情報が与えられるので脳内反芻すらしている暇はない。どんな原理なの?とか考えている暇はないから、そういうものと理解すること。回転ドアに入ると逆行する、OKである。
 前半はただただ情報を詰め込んでいくと、後半になって繋がっていく感覚にぞくぞくする。最後の作戦は時間の巡行と逆行が入り乱れるから理解が大変だか、一回目でも十分楽しめる。
 主人公が名もなき男なのは僕にとって非常に好みです。


メイキング・オブ・TENET テネット クリストファー・ノーランの制作現場
玄光社 (2020/9/18)



■アダムスファミリー
 実写アダムスファミリー大好きなので、アダムスファミリーだけど俺の好きなアダムスファミリーじゃないと首を傾げたりもした。ハンドに、目をつけるなんて……っ!

 概ね満足のいく内容でしたが、帰って実写版を見直す。フェスターがあの程度の女で満足するなんて、とかやっぱり思っちゃうわけですよ。普通の人間たちと共存というのもやっぱり違う気がして。
 ちょっと変わってる。いや、あの家族狂ってない?くらいの距離感でいてほしい。
 どんなカタチであれ、アダムスファミリーが観れるというだけで嬉しいので続編も待ってます。


The Art of The Addams Family (英語) ハードカバー
Titan Books (2019/10/11)

 ↑とサントラは是非とも日本版も出してほしい!


 あとは映像研も観たかったんだけど、これは予習が間に合わなかった。
 そんでもってソーシャルディスタンスな映画館は居心地がよすぎて困ったw


 こんな感じかな?
 もうすぐ本を読み終わるので感想書きたいですが、ゲームも積んでいたりするのでなんとも言えない。
 とりあえず、いろいろ後回しにしてしまったモノを片づけていこうかと。

 ……しっかし、FGOのボックスに証ってズルくないか。集めるしかない、証難民だもの。







posted by SuZuhara at 22:22| Comment(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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