あなたは誰を信じますか? その人が“裏切り者”だとしても、信じることができますか?
やばいな、ちょいと執着しすぎたと理解しているのだが、どうにも自分を止められない。昔から所有欲が激しいくせに、飽きるのも早かったりするから厄介だって認識しているんだが、こればっかりはどうにもなぁ。
というわけで、再販していた月姫のエビテン特典付きをポチってしまった。だって、通常版イラストタペストリー作っていうんだもん。あれ、シエル先輩いるじゃん。メルブラの方もシエル先輩3Dクリスタルつくっていうからポチってるし……散財が酷いな。ちょっと整理しないと。
■あらすじ
異世界でドラマを演じると何でも願いを叶えてくれるらしい。そんな都市伝説の話をしていた瀬名ヒヨリは幼馴染みと共に都市伝説の異世界アルカディアへと連れ去られてしまう。
ヒヨリたちと同様にアルカディアに来た10人は異世界配信・ドラマを演じることを求められ、それに応じたポイントを集めることで願いを叶えることができるが、元の世界に帰るためにはポイントを貯めるか、10人の中に潜んだ裏切り者であるプロデューサーを探し出すことが条件だった。
月が二つある異世界で提供される不自由のない暮らしと奇妙なドラマ、演技を拒否すれば死ぬという恐怖と自分たちの中にいる裏切り者の存在に疑心暗鬼になりながらヒヨリたちキャストはドラマを演じていく。
■感想
あらすじはVita版の時に書いたモノです。今回はswitch移植版ですが、これはベタ移植なのかな? またゲーム自体はクリアしきれていませんが、特に追加はあるようには感じられなかった。
序盤も序盤、超序盤。
でも、一度クリアするとこの言葉の重さが超好き。
まあ、シャレマニ自体完成度の高いゲームなのでswitchでできるというのは需要があるのでしょうが、せっかくだから追加が欲しい。追加があると信じてちまちまやってますが、ちょっと長いゲームなのと本編感想は既にVita版で書いているので今回は割愛。
じゃあ、なに書くの?
今回はステラワース特典のエンド後小説についての感想である。
Vita版の時もステラワース特典小説はなかなか曲者で後々になって買い直したのですが、全ルートのエンド後小説とか、ズルくないか。買うしかねぇ。
でも、小説の方しか注目してなかったから、ブロマイドとかついてきて驚いたのは内緒w
1人6ページくらいのショートストーリーではあるのですが、ただただイチャイチャして幸せなヤツからストーリーに関わってくるものまであって楽しかったですね。
特に好きなのはケイちゃんと凝部かな?
メイちゃんはダメだ、姉貴のキャラが強すぎるw でも、あんな大変な思いをした後でヒヨリと幸せそうでなによりでした。
ケイちゃんは相変わらず口が悪くてヒヨリに思っていることを上手く伝えられないから女嫌いを克服しようとする話なのですが、その過程でヒヨリを避けてしまうのに他の女の子と話せるようになっちゃうからその擦れ違いがよかった。
次は凝部。ケイちゃんの話でも存在感放っていましたが、自ルートでは結構シリアス的でした。ヒヨリのことは好きだけど、なくしたものを取り戻すためにもう一度月を目指す。
くそ、凝部は前回参加者であり、覚えていない約束から戻った男なんですよ。そして、再び月に戻る。今度こそ約束を果たすために、今度はもうヒヨリは隣にいないままで。
ヒヨリもそれに気づきながらも止めずに凝部のバックアップデータをもらって見送るんだから、本当にいい女だな。イチャイチャする話もいいものですが、こういうのやられると僕は弱いです。
今回のお気に入りはこの話の最後のところ。
再び月に向かう凝部のこと。
名前も知らないキミにもう一度会うために。
俺は、月へ行く。
メイちゃーん。もう陀宰くんはヒヨリと一緒になれなくても十分幸せなんじゃなかろうかw
そういや、限定版特典冊子の方に各キャラの漢字名表記がありましたが、メイちゃんは陀宰明なんだな。字画が面白いなと思った。ネタバレ相関図の同じ学校の仲間からハブられているメイちゃんをどうにかしてあげてw
あと、限定版特典冊子にも小説あるのですが、SSと大団円あとの話。このエンドは誰とも結ばれていないから相変わらずヒヨリ関連でトモセが周りを威嚇し、メイちゃんはうだうだ悩んでアタックできていないって漢字でしたね。アステルメインですが、僕はもうちょっとこの世界の黒いところ突っ込んで欲しかった。
概ね満足の行く特典でしたので、少しでもこの世界が好きならBUYです。
いやはや、久々の乙女ゲーでしたが、世界観が合うとすっごく楽しいんだよなー。
CharadeManiacs for Nintendo Switch 限定版
アイディアファクトリー(2021/9/16)