「またしんどくなったら 一緒にごはんやらかしましょう」
そういや書いていなかったのだが、今年に入って僕は陽を浴びる生活をしている。
健康的? いやいや違うさ。今まで僕の部屋は窓の先が森だった。鬱蒼としていて夜は怖いくらいの森だった。それが全て伐採された途端、ダイレクトアタックしてくる陽。こんなに明るいのか、日中は電気いらんのかと感動する反面で夏が怖すぎて今から震えている。2年くらいかけて隣には高層マンション建つらしいけど、さてはてどうなるんかなー。
■あらすじ
社長秘書の久留米空子は日頃完璧に仕事をする反動、ストレス発散なども込めて週末にはやらかす。それは食べきれないほどの大量の料理を作って好きなだけ食べるというもの。
そういう風に自分を甘やかして社会生活を生きる空子さんの週末やらかし飯。
■感想
珍しく本で買っているのと、1巻購入時についてきたイラストペーパー。チキンラーメンでかすぎる。
あと腹痛で引きこもっている僕に家族がお土産としてやって来てくれたMOTHER2ガチャのネス。わかりみがすごいw
さて、僕は元々食事ものの漫画や本が好きなんだけど、その話は何度かしたと思うのでさらっと。この作品はネットで更新される度に読んではいるのだけど、空子さんの生活が好きでな、ついつい何度も読みたくなってしまうんだ。
まず第1話の段階で仕事に疲れたのと雨に降られる不運に見舞われた空子さんがやらかしたのは、チキンラーメン5袋全部入れw
ちゃんと野菜も取る空子さんだが、基本疲れているのでカット野菜とか食費はかかっても必要以上に手間をかけないのが好きなんだ。ま、真似はできんけどw
大量に作るだけあって出来上がりは圧巻ですね。空子さんガツガツ食うけど、さすがに食べきれない。けど、ちゃんと残った後のアレンジレシピも掲載されているので面白い。そういう残ったご飯が秘書の完璧空子さんの弁当とかになっているのも楽しいんだよな。
社長とか後輩とかお隣の小説家さんとか、登場人物はちょこちょこいるけれども基本は空子さんがひとりでやらかす日々。自炊に拘るかと思えばレトルト三昧したりと、分かるめっちゃ分かる。2巻でデパ地下で買い漁り、翌日のレシートで現実に戻るのなんか本気で分かるよ!
そんな感じで空子さんのやらかしと飯を楽しく摂取できる漫画ですが、空子さんのギア好きも分かるんだよなー。セカンド冷蔵庫を買っちゃうとか、まだコミックスには載ってないけどワイングラススキーだけど壊しちゃうから100均とかw
ちょい早いがタイミングがいいのでここらで今回のお気に入りへ。
2巻にて、ホットサンドメーカーが欲しい空子さんに職場のメンツが「あれなくても作れますよ」と言う。違うよ、お前はなにも分かっていない問題はそこじゃねぇ。そんな空子さんの心の叫び。
「ホットサンドメーカーでホットサンド作ってる自分」に酔いてぇのよ!!
ここめっちゃ分かるw いや、僕もホットサンドメーカーを持っているけど、そんなに作らねぇよ。むしろ使わないで作ることだってあるよ。だって洗うのめんどいもんw
けどね、そうじゃねぇのよ。ギアは使ってなんぼでもそれを使う自分に酔うもんなんだ。俺がどれだけキャンプギア持ってると思ってるのか絶対にキャンプなんか行かないのに。
あと空子さんと母&姉と行くコストコの話とか、お隣さんとサイゼ豪遊、後輩のやけ食いコンビニ飯とか、あまりに近い題材なのがいいんですよ。
いつか空子さんが作ってたお好み焼き、ピーマンたまねぎにんじん入りとかはやってみたいんだけど、今お好み焼き粉クソ高いんだよね。物価高死ぬ。本もどんどん高くなっていくから生きにくい世の中だぜ……。

週末やらかし飯(1) (コミックDAYSコミックス) - 小村あゆみ
2024/9/9

週末やらかし飯(2) (コミックDAYSコミックス) - 小村あゆみ
2024/12/9