2025年05月25日

ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング



「世界の終末を防ぐには――この男が必要だ」


 うーむ、やはりこのブログがどうにもうまく更新反映しないな。やはり場所を移すべきか。アカウント持ってるだけのnoteはあるんだけど、できれば自分用メモみたいなもんだからこのままでいきたいんだが……もうちょい考えます。


■あらすじ
 前作『ミッション:インポッシブル/デッド・レコニング』より、イーサン・ハントはそれ、自我を持ちサイバー空間により世界中のAIに侵入する最強AI・エンティティの鍵を手に入れたイーサン・ハント。だが、その鍵をどう使うかは分からないまま、エンティティは核保有国を乗っ取り、情報操作をして人類を操作して滅亡へと追い込もうとしていた。
 大統領からの協力要請を受けてイーサンは仲間たちとともに動き始めるが、エンティティを手中に収めようとするガブリエルが、エンティティも南アメリカの完全オフラインサーバー・終末の保管庫に入るためにイーサンに接触する。


■感想
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 シリーズ一作も観てないのに、行ってきたよミッションインポッシブル最新作ー! IN IMAX!!

 はい、前々からIMAXで映画を観てみたかったんだけど、私の行ける映画館は対応してなくてな。でも、今回は所用で行った場所にあるじゃんIMAX。4DXもやってんじゃん。んでもって、俺ここの映画館の無料鑑賞券持ってるから追加料金だけでみれんじゃーん!!
 と、えっちゃら行ってきた。次の予定に微妙に食い込んでいたんだけど、謝り倒して行ってきた。

 私のミッションインポッシブル履歴は、たぶんなにも観たことがない。せめてと思って金曜ロードショーでやっていたのを観ようと思ったのだが、まさかのタイミングで来客があって後半見逃した。
 まぁ、なんとかなるだろう。こういうのは連作ものであって知っていればベストだが、ストーリーは一つ一つで完結してるもんさー。

 ――はい、まさかの前作の続き物でした。せめて簡単にくらいは調べていくのが賢い選択だぞw

 なので、ここからはシリーズを通しての考察ができる玄人感想ではなく、ぽっと出で観に行った者のふわっとした感想とIMAXすげーなおのぼりさん感想である。

 まず、IMAXのスクリーンはでかいですね。
 私は基本的にD列、前から4番目に陣取ります。この辺りだと人があんまり来ないのと視界に他人が入ると気が散るという人嫌いさで。今回に限ってはこの選択は正解であり、失敗だった。
 前の方だとどうかと思ったが視界いっぱいがスクリーンと音のクリアが心地良くてめちゃくちゃ楽しい。ミッションインポッシブルを選んだのも正解でアクションシーン迫力はすごく良かったですね。特にグレースと一緒にガブリエルに捕えらえた時の拷問具使ってボコるシーンは音声のみなのですがわっくわくした。肉を殴る音がするぅ!!
 トム・クルーズがノースタントでやっていることが有名すぎて、イーサンが大変よりもトムが死ぬんじゃないかと違った意味で目が離せない。音響めっちゃいいいいいっ!!
 あと、番宣時に絶対に観たいと思っているブラッド・ピットの『F1』はIMAXで観たいなぁ。いや、これこそ4DXで観るべきなのかとわくわくしていた。上質を求めるならば金を払えばいいのだよ。

 と、思っていた私の思考は上映後には一変していた。
 いや、これはダメだ。この映画館がスクリーン前方から入るタイプなんですが、人が立ちまくるから視界が映像から切れて集中できない。え、いくらトイレとは言えこんな立つのか? 終盤のフライトバトルでもめちゃくちゃ通る。
 これならもう二度と来ない。やはり後方から入るタイプのスクリーンで前方陣取って観るのが僕の最適解。うん、いい勉強になりましたわ。

 さて、本編。
 前作を観ていない自分からするとそれ(エンティティ)ってなんぞ?状態で始まりますが、観ていれば分かるし前作からの人物たちも丁寧に紹介してくれるので初見でも問題はない。反対に、前作を観ているとくどく感じるかもしれん。

 仲間のベンジーとルーサーと合流し、ルーサーが作ったエンティティにとっての毒薬データで倒すというのは分かっていたのだが、どうやって?という部分が謎。
 前作からの因縁相手らしいガブリエルのこともよく分からないままスリの達人・グレースも合流して、あっとう言う間に捕まる。ここからのイーサン服毒自殺は楽しすぎたw

 ここまでの僕のふわっと認識では、なんか最強AIが核保有国の制御ぶん捕って核をぶっ放す気だよという世界の危機を認識していますが、ポトコヴァっていう鍵を使って手に入るエンティティの大事ななんかを沈没した潜水艦に取りに行く。
 この潜水シーンがさ、宇宙兄弟の月でのシーンみたいで、日々人はこんな孤独で戦っていたのかと。なのにさイーサンってば、宇宙服は味方――じゃなくて潜水服脱いで脱出するとかするから悲惨すぎた。
 なんとか助かる。え、後遺症解かないんか。俺の大好きな鮫映画に『海底47m』ってのがあるんだけど、最後のシーンは心理的に残酷で最高なので観てほしい。イーサン強すぎないか。

 ダンローは第一作で出てたのかな? 元CIAのプログラマー・ダンローが沈没船の座標を打つまでの攻防戦は面白かった。ま裏って字幕が正当なのかは分かりませんが、その言い方は小説で言うとアクセントで点が打たれているようなもんよ。
 ダンローはお嫁さんが痺れますね。言葉もきちんと通じずともグレースと敵を襲撃し、しかも犬ぞりをグレースに教えて「私がやれ? 無理無理! あなたがやって」身振り手振り(たぶん私は寝る)「……そうね。教えて」には笑った。長距離だもん、どっちか寝ていかんとな。

 終末の保管庫という人類の全てのデータ、それもオフラインで保管しているところに入りたいエンティティを捕まえるため、ガブリエルにポトコヴァと毒薬を組み合わせるように仕向け、エンティティが光学ドライブに入ったところでドライブ引っこ抜く作戦が決行される。ここのグレースのスリの達人設定好きだわー。
 ガブリエルを唆そうと思っていたところにCIAのキトリッジ参戦といういらんことのせいでガブリエルが逃げ出してしまうのですが、それで上記の特典ポストカードのような状態に。トムがトムが、とハラハラするが飛行中にしがみついてくる男がいたらこんなん見ちゃった方が死ぬわ。いや、実際結果的に殺されるけども。

 エンティティ対策に完全アナログ飛行機を用意していたガブリエルとの戦闘は、周到さが規格外を上回れなかった。彼の最後は僕が観に行った映画館にいた女性が「ガブリエルの最後呆気なさすぎ」と評価していたのですが、私的にはめちゃくちゃ自然だったので唸るほど感心した。一種の綺麗さすらあったと思う。完敗です。

 ルーサーの俺を怒らせたな、ともう少し伏線かと思ったのだがその辺は分からなかったな。あとあの爆弾の濫用はいただけない。んで、ダンローとお嫁さんがあれから生き残れるってなんでさ。ドガがめっちゃ頑張ったんだろうなw

 そんなこんなで初のミッションインポッシブルは面白かったです。シリーズをちゃんと観てみようかな。てか、この音響で観ちゃうとトップガンのシネオケ申し込まなかったのが大変悔やまれた。空中戦が大好きなんですよ。ゲームで自分でするなら苦手なんだけどね。

 では、ここで今回のお気に入りへ。
 ガブリエルを追うイーサンと爆弾の処理に残るダンロー&嫁とドガ、傷を負ったルーサーを担いでグレースとパリスは終末の保管庫へ向かう。ここでエンティティが逃げ込むドライブをセットできるルーサーが怪我から肺気胸を起こしてしまう。
 字幕を覚えている感じで書くので細部が違っていたら申し訳ない。


「君たち医療の経験は?」
「いいえ」
「殺しだけ」


 女子が戦闘極振りすぎたw
 パリス好きですねー。というか、グレースとパリスの俳優さんが知りたいので後日パンフ買ってくる。
 今回行った映画館はスクリーンはでかいが、それ以外がものすごく狭かったんだよなー。




前作ミッション:インポッシブル/デッドレコニング [Blu-ray]
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原題または英題:Mission: Impossible - The Final Reckoning
配給:東和ピクチャーズ
劇場公開日:2025年5月23日


posted by SuZuhara at 09:17| Comment(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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