野原一家、愛の試練。
世間は令和だとか忙しいですが、私は大抵変わっていませぬ。相変わらず人付き合いも苦手でメールとかメッセージとか返信に悩みまくる。
そろそろ向き合わなければならない人がいたりするんだけど、まぁあれだ。とりあえずこのGWはゲームを消化することだけを考えるんだ!
■あらすじ
行っていなかった新婚旅行としてオーストラリアに行くことにした野原一家だが、勘違いからひろしとみさえは喧嘩してしまう。だが、すぐにお互い思い直し仲直りしようとするのだが、姫に婿を捧げるという仮面族にひろしが婿として攫われてしまう。
宝欲しくば、花婿贈れ、天の指輪輝く時……という言い伝えのために花婿として選ばれたひろしは仮面族だけでなく宝を狙うトレジャーハンターたちにも狙われており、しんのすけたちはトレジャーハンターの一人であるアンラッキーなインディ・ジュンコと協力してひろし奪還を目指す。
■感想
考えてみれば映画の感想って書いてなかったけど、このブログを使えばいいんだと思いとりあえずやってみる。ネタバレ注意!
令和最初の一本とかではなく、ただ出かけなきゃ行けない用事があったんだけど、予定時刻まで時間があったから映画を観るという僕のいつものスタイル。今日は1日だから安いしね!
しんちゃんの映画は当たりが多いので楽しみにしていたのですが、今回も当たりでしたね。みさえスポットで当たりというのは珍しい気がする。
なんで新婚旅行?なんて兄貴と話したりしていましたが、ひろしとみさえは新婚旅行に行っていないようで、ちょうど良く安く行けるツアーがありそれに行くという話。
新婚気分でラブラブしようとしますが、やはり子連れとなると他のカップルたちのようには行かない。その辺でヘイトが溜まっていくんだけど、ひろしとしんのすけが別行動している時にお宝を盗んで逃げてきたトレジャーハンター・ジュンコに出会う。
そこでひろしとジュンコの関係を疑ったみさえに嫉妬されるのはいつものこと。意外と嫉妬深いんだよね、みさえって。
これまた同じく、ひろしがみさえに豪華クルージングをプレゼントするために出たダンス大会も、女の人と楽しく踊ってたと勘違いして喧嘩へ。
まあこの喧嘩はお互いが思い直してすぐに終わるんだけど、まさかのひろしの福山雅治の『HALLO』を聴くことになるとは……。個人的に笑う犬が好きだった僕はこの曲を聴くと合いの手を入れたくなる。オカマバーコントのヤツね。もう覚えている人はいないだろうけど、子どもの頃に完コピした俺に死角はないぜw
言い伝えの、姫に捧げる花婿として選ばれたひろしは仮面族に攫われていくのだが、トレジャーハンターたちと仮面族の攻防戦へ。そこにしれっと混ざるしんのすけたち。
運の悪いトレジャーハンターであるジュンコにくっついていくことでなんとかしんのすけたちはひろしの後を追っていくんだけど、このトレジャーハンターもののお約束である宝までの罠が面白かった。しんちゃん普通に罠を踏むし、細い道で穴の開いた壁が迫ってくるところも、そうやって抜けるのかと想像を超えてて笑った。
そして相変わらず有能なシロ。みさえとジュンコは相性が悪くて、子連れじゃ無理だとかひろしが待ってなかったらと大分揺さぶってきますが、みさえのガッツに少しずつ歩み寄ってくれる。リュックを持ってくれたシーンからのありがとうは本当に二人らしくて好き。
そうしてひろしを助けに行くが、姫と楽しく暮らすと拒否される。まあ、これは嘘ですわな。実際にみさえたちを逃がすための言動だった。
ひろしがしんちゃんを傷つけるはずがないと思ったらみさえも同じ事を言ってた。罵声を吐き出して再度救出に向かうが、始めにトランクを奪われたのはここに対する伏線だったのかとふむふむ状態だった。これだから本当に侮れない。
ここから仮面族の集団にみさえたちは突っ込むんですが、ここでのジュンコの台詞が良かったので書いておく。でも、耳で聞いただけだから細部違ったらごめん。
「……あたしってホントに運が悪い。なんであんたたち家族と出会っちゃったんだろ」
ジュンコ、そんな使えないとか思ってごめんw
そして感動のみさえによるMISIAの『Everything』を聴いた後で姫登場。巨大クイーンコアラww
さすがに終わりまでは書きませんが、恥ずかしいほどの家族愛でありながらもしんちゃんテイストで、ゲストキャラのジュンコのキャラも良かったので非常に楽しかったです!
クレヨンしんちゃん きっとベスト☆冒険!ひろし&みさえ
バンダイナムコアーツ(2019/04/05)