「やっば、なにこのゲーム、超つまんなさそうw」
ついに9月ですなー。
P5にうたわれるもの、デモンゲイズ2か……。嬉しい悲鳴をあげたいが、やっぱり本命はP5だからP5を真っ先にやるとして、次というか時間が取れない時にうたわれるものやっていくとして……ああ、ちくしょうっ! デモンゲイズ2の発売日が早まったせいでできる気がしねぇんですが! やっぱり諦めるべきかなー。
■あらすじ
ひょんなことから学園一の美女である天道花憐と付き合うことになった雨野景太はぎこちないながらも恋人としての関係をスタートさせる。
しかし、景太とアグリの関係や上原の女性関係などの勘違いは継続中でゲーム部の面々はどんどん擦れ違っていく。
だが、星ノ守家にて人生ゲームで遊んだ際に千秋はフリゲ製作者「のべ」としてソシャゲプレイヤー「MONO」として大切に思っていた「ヤマさん」と「ツッチー」が景太であることをしってしまう。
■感想
前回に続いてゲーマーズの3巻です。
現在読んでいるのは5巻後半だから一気に書いてしまえたらいいなと思っている。思うだけだから続くとはいえないが。
2巻最後でうっかり恋人同士になった景太と天道さん。
しかし不釣り合いすぎてぎこちないデート模様とかありますが、ゲームセンターにバッティングセンター、そしてプールとか――本当にリア充滅べばいいのに。
いや、天道さんはいいんだよ天道さんの水着姿とかは。問題は彼女とデート中に水着千秋に腕をぎゅっとされるとか、本当に滅べ。千秋の友達ポジ譲ってくれよマジで。
今回は千秋のゲーム制作の話や妹の話も出てきますが、どうも私はエロゲネタにはついていけないな。いや、同人ゲームからヒットした伝奇ゲーとかアレだなとか分かるよ。けど、エロゲの良さはノーサンキューだ。
実は千秋の妹の心春が生徒会シリーズの主人公である鍵の意志を継いだかのようなエロゲプレイヤーだったのである。
この段階では心春の印象は掴めていませんでしたが、現段階での私は心春苦手だわw オープンにエロい人って本当に苦手なんだ。
さあ、今回一番楽しかった話は人生ゲーム回ですね。
ラブラブ半生ゲームと名づけられたボードゲームは最悪だったw
なぜか結婚してイチャイチャラブラブな生活を送る景太とアグリに女癖に対する悪評がつきまくる上原は千秋と何のある結婚生活を送り、そして一人仕事に生きる天道さんw
もう「イチャイチャしてなんだかんだでベッドが壊れた。6千円マイナス」とかやられた日には血管ブッチンするよね。仕事に生きて金だけ増えていく天道さんに謝れw
ソシャゲの関係で一度千秋が引っ込んだ時に景太が自分が使っている名前を話してそれを千秋が聞いてしまい、自分にとって戦友で大切な友人だった人が景太だったと知り、千秋は遅すぎる初恋を自覚してしまうのだった。
うん、千秋を応援しよう!
だって、天道さんはこうなんというか虐げられてた方が面白いんだよ。仕方ないよw
では、この辺で今回のお気に入りへ。
今回は天道さんとのデート中で私の身も抓まれる会話から。ゲーマーにだっていろんな人間がいるんだよこんちくしょうめ!
「……雨野君って狩りゲーで自分の取りに行きたい素材言わないタイプでしょ」
「ああ、いえ、それに関しては全然違いますね」
「あら、そうなの? 意外。でも雨野君って確かに言う時は言う人かも――」
「いえ、そもそも一緒に狩りゲーしてくれる人がいないタイプです」
分かる、分かるよその気持ちっ!
ぼっちだからこそ一人で誰も気にせずにずっとゲームしていられるのはいいんだけどさ、それでもやっぱり憧れはしてしまうんだよみんなと狩りゲーとか。
……ちくしょう、ごく当たり前に強力プレイとか言える人とかリア充だよな。
ゲーマーズ! 3 星ノ守千秋と初恋ニューゲーム
葵 せきな(著),仙人掌 (イラスト)
KADOKAWA/富士見書房 (2015/11/20)