2015年07月20日

ドラマCD「ペルソナ4 ザ・ゴールデン」Vol.2



「なにって……あーっ、そう言えば直人くんと海行ってない!」


 GEアニメ、アリサ登場回だと思ってうはうはしていたら、安定の、俺にとってはトラウマの下乳アングルとオオグルマがアリサに触っただけで殺意が湧く自分に笑うしかないw
 動かないヴァジュラさんにはびっくりですが、そんなことよりも新人の一発でやられるコンゴウさんとかちゃんと当ててるカノンさんとか、あの世界は僕が思っている以上に優しいのかもしれないな。


■あらすじ
 転校が間近に迫った3月、特別捜査隊の面々は新たな思い出作りをしようと思い立つが、最後に特別捜査隊に入った直人が海も花火大会も一緒に行っていないことに気づき、みんなで冬の海へと一泊旅行に向かうことになる。
 そこでいつものように楽しい時間を過ごすのだが、冬に海に来るという選択が自分のせいでなったのではないかと直人の遠慮してしまう性格に完二が言った言葉から少々険悪な雰囲気になってしまう。


■感想
 久々のドラマCD、P4D終わった寂しさでつい買った。
 vol.1のほうは微妙だった気がしていたのですが、こちらはなかなか面白く、今まで聴かなかったことちょっと後悔したぜ。

 いつものようにジュネスに集まり、最後の思い出作りとして冬の海に行くことになった特別捜査隊。
 メインは一年生組ですが、二年組の安定の面白さはすごいですな。

 簡単な流れを説明すると、海で花火をやろうという話になりバイクで向かう。完二とクマはチャリとローラースケート。
 海辺でワカメのことを直人にバラされた完二が拗ねる。寒いから旅館に行こう。

 旅館は天城屋レベルのようで恒例の温泉シーン。肩までつかってちゃんと百数えるんだぞ。先輩、うっす!
 クマは相変わらず覗こうとしますが結局失敗して、夕飯の後に心霊トークへ。なんか夏の海と冬のスキーイベントのいいとこどりのようですな。千枝ちゃんの可愛さにノックアウトしてもいいですか?

 それから手持ち花火を海辺でするのですが、線香花火とかねずみ花火とかいいな楽しそうだ。俺は幼少期に柳にねずみ花火を仕掛けてこっぴどく怒られる役を祖父から受け継いでしまったから、みんなでやった記憶とかあんまりないんだよな。夜闇に紛れて仕掛けないといけないのだアレ。
 でも、打ち上げ花火だけは家のベランダから見えるから毎年見てるがね。昨日見た打ち上げ花火は派手だったな。

 最後にパラシュートの奴をやるのだが、夜じゃそれは見えず、完二は離している最中に直人の周囲に遠慮している様子に物申してしまう。僕のせいで冬の海になってしまいすみませんなんて、そんなこときにしなくていいのにな。番長なんか本命の子とのバレンタインデートスポットだからね、海。

 りせがあとでフォローしてくれますが、完二はぶっきらぼうだし言葉足らずなので怒っているようにしか聞こえないのですが、ちゃんと直人を心配して言ってるんだ。
 りせもりせで直人のことで我侭を言ってもいいんだよ、ちゃんと受け止めるよって諭していて、さすが俺の嫁だなと思うわけですよ。一つの世界観で好きになるのは一人と決めているのだが、もうP4は本気で6股くらいしちゃっているけど、やっぱりりせが好きだな。

 次の日の朝にはパラシュートを探しに来た完二と直人がいい感じなトークをしますが、それをばっちり傍で聞いている他メンバーw
 でもなんでだろ、完二はいい奴なのに番長の存在が大きすぎるせいかこの二人がくっつくとは思えないんだがな。ごめんな完二、ほんとごめんなー。

 最後は旅行から戻ったジュネスで完二がみんなに花火の刺繍の入った手ぬぐいハンカチをプレゼントするところで終わりなのですが、完二の女子力の高さに女性陣が恐怖してて笑ったw
 最後のNevermoreとともになエンディングは本当に言いよな。
 今回は本当に完二のロマンティックが止まらないでしたが、P4はこんな日常が大好きだったので楽しいドラマCDでした。願わくば、P4Dも出たことだし新作も出てほしいものですが、RPGスキーとしてはP5待機に入りたいので発売知りたいなって思うわけですよ。早く来ないかな、P5。

 では、ここらで今回のお気に入りへ。
 ハンカチをプレゼントした完二ですが、それは番長と直人だけ特別性だったりしまして、そこでロマンティックなことを言うわけだ。夏はまだ先だけどと花火の刺繍に実物はもっと綺麗なんだ、夏の夜空に咲いた光の花みたいなと。


「知的な表現だな」
「また出たぞ、族的連中のポエム属性」
「族じゃねぇってつってんだろ!」
「ポエムは認めるんだ?」
「認めてねぇ!」


 そこは認めてもいいと思う。
 完二はその見た目とのギャップと言うか、一言で言ってしまえば少女趣味もいい奴だってことちゃんと分かっているからさ、ポエム属性くらいなんだというのだ。
 そんなことよりさ、先輩のためにって始めた手ぬぐいハンカチを頑張って土日で全員分作ってしまうとか、そういうところをさずっと大切にしてほしいよ。






ドラマCD「ペルソナ4 ザ・ゴールデン」Vol.2
フロンティアワークス(2013/4/24)
ラベル:ペルソナ
posted by SuZuhara at 22:03| CD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月11日

Sound Drama Fate/EXTRA 第三章 セイジャのシカク



 その魂に生者たる資格はあるか―――。


 怖さというものに関してえっちゃら考えていますが、2ちゃん関連は怖すぎて苦手です。八尺様は途中までしか読めてません。さすがみんなのトラウマ怖ぇーっ!
 全然話は違うのですが、現在小説やノベルゲームをする時間がなく、ほとんど読めていない。フルボイスものを流しながら作業するくらい。
 この状況からなんとか抜け出したいけれども、たぶん夏の終わりくらいまではこんな感じが続きそうです。


■あらすじ
 ユリウスが残した装置により凛とラニの対戦を目にすることになった白野。そこでは凛が優勢なようであったが、ラニは自らの敗北を察して師の命に従い聖杯もろとも破壊するために自爆の道を選ぶ。
 友人二人の危機に直面した白野は令呪を使い、その場に乗り込んで二人の命を救うことに成功する。
 だが、サーヴァントを失った二人はもう聖杯戦争には参加できず、救ったという重み、そして自分は何者なのかという悩みを抱えて進むことになる白野だが、凛とラニのバックアップを受けて自身が何者なのか、そしてそれを知っても戦う決意を固めて因縁の相手であるユリウスとの戦いに向かう。


■感想
 めっちゃ楽しみにしていて発売日にすぐ聞いたけど、なんだか自分の中で区切りがつけられなくて今まで感想が書けていませんでした。
 ごめんなー、私はエクストラが好きすぎるんだと思う。

 さて、凛VSラニ戦。
 これはエクストラではどちらを助けるかを選ぶことで、どちらかが味方となり、どちらかと戦うことになる重大な結論だ。
 どちらか一人。両方は助けられない、たった一人しか助けられない。そんなエクストラの無情さが私は好きでした。
 6回戦で敵として向かい合うことになる相手とのやり取りも別れも、私は大好きだった。

 しかし、このドラマCDはやってくれた!
 両方助けちゃうんだよーっ! 凛もラニも助けてどっちも味方にしちゃうんだよー!

 ……すんません、興醒めでした。
 どっちの選択にも泣いた俺の感動を返せよぉ! それは最上の選択だろうけれども、岸波白野にそこまでのヒーロー性はないはずだろ。彼にそんな特別性はないはずだろ……。

 そして興醒めその二、ガトーの無駄遣い。
 いや、サーヴァント的にどう使うのかわくわくしていたのに全カット。助けたけど頑なに心を閉ざすラニ、そして凛のことを考えている間に全部終わった。
 え。ちょっ、CCCやった後でガトーをこの扱いをされるとこの扱いをされると辛いんだが。

 このことから分かるように、今回のほとんどはユリウス戦に使われます。
 凛もラニもバックアップしてくれるので保健室わいわい感が楽しい。そして、CCCの桜のことを思うと辛くなる。きっとこの頃BBは、ってね。

 ユリウスの見えないサーヴァント・アサシンの一撃でセイバーはマスターとの繋がり失い、消滅の危機に陥ってしまう。
 ラニがバックアップし、白野と凛がアリーナ入りで二人の魔術師がサーヴァントなしで戦うのは嬉しい誤算。さすがに魔術師三人もいると、アリーナもなんとかなるようだ。

 そして、みんな大好き魔力補給――は、俺の感想はカットで。
 え、だってこういうシーンは苦手だって言ってるじゃん。ラニ≧セイバー>凛だったってだけだよ。桜さんは怖いことなんか言ってなかったよ。

 今回のメインであるアサシン先生戦。
 マトリクスがタイガーに聞いたら全部ピンポイントで教えてくれると言うのはどうかと思ったが、戦闘シーンはとても良かった。
 セイバーの皇帝特権による拳法取得、しかしその上を行くアサシン先生。そして、宝具の解放――。

 ゲームが好きすぎるとなんだかなーと思うところも多々ありましたが、あの戦闘シーンを毎回上手く料理してくれるこのドラマCDシリーズには毎回驚かされるばかりです。
 ブロッサム先生も毎回楽しいのですが、次回期待超期待! メルトたちが言ってたブロッサム先生出演ってこれですか!
 もしメルトたちがここで出るならCCCも期待していいですかね? 次はザビ子を期待してもいいですかね!

 しかし、次はどうなるんですかね?
 6回戦の相手は復帰した誰かのようだが、続けてユリウスということはさすがにあるまい。
 誰だろうか。しかし、誰が来てもあまりインパクトにならないから、全く別の方向から来るのかね。
 あ、正義の味方はどうでもいいです。本選の片隅でひびちかたちといちゃいちゃわいわいやってるような男は、一夫多妻去勢拳をキャス狐から伝授されたザビ子と蹴られればいいと思います。
 もういいよ、俺はこれからザビ子のサーヴァントはギル押しで行くから。聖杯戦争に参加するような魔術師は嫌いだなんて言いながら、結局女の子なら誰でもいいんじゃないか。くそぅ、痛い目を見ればいいのに。

 では、ここらで今回のお気に入り行きましょーか。
 今回はなんと言ってもセイバーが皇帝特権でアサシン先生と渡り合うところを。僕はやっぱり拳法家が好きなんですよ。戦っている姿が一番楽しい。てか、武器持ちに無手で渡り合うか格好良すぎる。
 しかし、皇帝様はそれすら自らの物にしてしまうのだ。


「セイバー、貴様が一撃を反らした技、あれはワシと同じ寸勁だな。どこで会得した?」
「つい今しがたな。貴様が余の目前で技を披露していたので、少しばかり真似ただけだ」
「なるほど。相手の技を取得できる固有スキルか。面妖なものを持っておる」
「なに、皇帝特権だ。特に許せ」


 え、何この最強スキル。
 てか、ゲームで使いたいよ皇帝特権。相手の技を自らの物にして使用するとか、どうしてゲームでできないのかと!
 これができればきっと、私の中でセイバーのランクは上がっていただろうに。




Sound Drama Fate/EXTRA 第三章 セイジャのシカク
HOBiRECORDS (2014/3/28)
ラベル:Fate/EXTRA
posted by SuZuhara at 20:28| CD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月16日

Variety Sound Drama Fate_EXTRA CCC ルナティックステーション 2013



「BBちゃんねる特別編、ルナティックステーション2013、大晦日だよ紅白愛憎歌合戦。ここに開幕です!」


 雪ですね、あまりの雪にリアクションのしようがない。
 私の近状としては雪とか外の様子よりも、メインで使っているパソコンのアップデートのせいで設定し直しというちょいときつい展開に追い詰められている。このブログは主にゲーム用のパソコンで更新しているのだが、他がなー、このブログ以外がなー、パス覚えてないんだよなーHAHAHA。
 そんなこんなでちょっと途方にくれている。
 だが、逃げちゃだめだ。これが終わったらディスガイア4を進めてから立ち向かおう。結局買わないと言った一月の二本買っちゃったんだ。ほら、雪のせいだよ雪の。


■あらすじ
 BB主催の紅白歌合戦が開催され、それは次回作の出演条件をかけた歌合戦だった。岸波白野の味方である白組は赤セイバーとキャスターと桜、赤組には赤ランサーとメルトリリスとパッションリップの三人に分かれてそれぞれ歌で勝負となるのだが、BB主催でネット上の審査員はグダグダ。勝敗は各組最後の一人である赤セイバーと赤ランサーの対決に委ねられることになる。


■感想
 私待望のエクストラオリジナルドラマCD! しかも、CCCだよ! BBがいるメルトやリップもいる! 嬉しすぎるんですがこれーっ!
 いやー、エクストラ関連のドラマCDがつくならコンプティークとか買ってきたけど、やはり単体販売は違うな!
 今回の評判が良ければ男組みも出るらしいけど、是非出してほしい。ギスギスするアーチャーとギルが見たい。きっと緑茶やレオも出張ってくるのだろう? そしてケチつけてくる女性陣、それら全てに胃を痛めるユリウスが見たいのです。

 さてさて、感想に行こうか。
 相変わらずの愉快犯的なノリで始まったBB主催歌合戦。なんだかんだでノリ気はみんなが好きですが、子ブタは最前列にいるかと確認する赤ランサーとか白野以外には媚びないと言うメルトとか、みんなザビーズ好きすぎて嬉しい。ザビ子でもザビ男でもいいと思うのですが、ザビ男の方かなと思う。なんか、私の中ではザビ男の方は女性陣に弱くて振り回される印象があるんだけど、ザビ子だと全部スルーできそうなイメージなんですよ。
 ああ、言い忘れていたけれども生徒会の全リソースを自分のために使って凛とラニの出番を取った白いはずの桜だって大好きだぜw

 次回作の出演権がかかっているということでみなさんやる気満々で行われる第一回戦は桜vsパッションリップ。
 二人の歌は恋する乙女という感じでほんわかします。桜、というかBBの感情も知っているので桜の歌にはやられそうになったが、私としてはリップの方に勝ち星を送りたい。
 て言うかね、やっぱり私はゲームでリップの手を取れなかったことが悲しかったらしい。その愛を受けとめることは死を意味することだけれど、あんなに想ってくれる感情に報いることはできないのか。報いることが出来るなら、腕の一本や二本潰れたって構わない。
 ああでも、けれども僕は露出高い人が苦手なので潰さないでください。最近、特にダメになってきてどうしようかと思ってる。

 歌合戦が終わるとドラマパートで批評。
 アンデルセンの毒舌なのにテラファンみたいな評価とただただ喧嘩を売りに来る慎二。慎二逃げて、桜とリップがタッグでお前のとこに向かってるぞww
 ネット投票の結果、50:50の引き分け。

 そして第二回戦はキャス狐vsメルトリリス。
 キャス狐は和風な曲で、メルトはハイビートな曲。二人ともらしい歌でした。私が好きなのはどっちかな、僅差でキャス狐かな。
 さすがに嫁は強かったと言うか、斉藤千和さんの歌い方も好みだった。「それでも憧れた」とか「決して諦めずに待ち続けた」とか、歌詞もキャス狐らしくて好きだったんだ。てか、これ作詞全部門脇舞以さんなんだよね、凄いよなー。
 メルトの方もさ、彼女はその短い一生で全力で愛してくれた人じゃないか。ザビーズであれアーチャーであれ、その人格など入らぬという極論に至った悲しみみたいなのがあって……ああっ、ちょっとCCCもう一回やってくるわ!

 また批評タイムなのですが、今度の審査員がジナコとレオだったりするのでこれまた酷い。二人に太れと言うジナコと芸術を余分だから規制するのはどうかと思ったけれど危険だから規制しようと決めるレオw
 投票結果はやっぱり50:50で、勝敗は最後二人の歌姫に委ねられることに。そう、出来レースだよ! 絶対BBが票いじってるよ!

 ノリノリな爆裂歌姫たちだが、この二人が歌うといろいろとまずいのでBBが先手を打とうとするのだが黄金劇場は既に展開済み。それも赤ランサーの音響システム完備w 鮮血シャワースポットライトとかもww 来れ一番やっちゃいけないコラボでしょうが!
 BBがムーンセルを使ってなんとかしようとするが、ムーンセルが言うことをきかない。
 そう、ここにいない凛とラニが腹いせに二曲分の時間稼ぎのハッキングで嫌がらせに出口を塞いできたのであるwww
 メインヒロインという二人に笑うが、それ以上に眼鏡キャラがいないことに憤怒するラニw

 赤ランサーはアイドルソングなのですが、赤セイバーは結構ガチできましたな。特にサビは反則級。奏者と書いてあなたと読む、ザビーズに向けた彼女の在り方の証明みたいだった。
 でも、赤ランサーはキャラソンによくある中の人が歌ってるって感じじゃなくて、エリザがそのまま歌っているって感じですごく良かった。私はドラゴンは溺愛するタイプだから、エリザには当たりが甘かったりするのだが、これはいいアイドル。個人的に歌の好みは赤セイバーですが、ここは赤ランサーを押すね。

 そんな二人が気持ちよく歌った後には死にかけのみなさんw
 観客は桜の機転で張られたフィルター、歌が酷ければ酷いほどよく聴こえるという私たちが聴いたような素晴らしい歌を聴いていたのだが、BBたちは直撃。あ、そういや犬空間って虚数空間より下にあるんだって。二人の歌姫を隔離するよりも、ザビーズのために犬空間は死守するBBちゃんマジ素敵ぃw
 みんなみんな個人的な願望をぶつけ合った歌合戦の結果は、−100:−100の両方持ち点0の勝者なし。

 ここで大本命黒組・BBソングとなるのだが、桜がリソースと予算を使い切ったことでなし。ちょっとマジかよーっ!
 次の出番がブロッサム先生なのか分からないが、ブロッサム先生にメルトたちの出演は決まっているらしい。ちょっ、BBは!? 桜と同カウントじゃ出ないんですか!? てか、お前らCCCルートやれよっ! お仕置きもやれよおーっ!
 
 しかし、まだエクストラ関連の進展があるようで嬉しい。
 まあ正直な話、メディア露出が大抵赤セイバーに食中気味なんですが。いや、嫌いじゃないんだけど、アーチャーやキャス狐だって好きだからセイバーばっかりじゃなくてもいいじゃないかと思う。
 エクストラアニメ化してくれないかなー。もういっそ三人同時使役とかでやってほしい。夢見るだけならタダじゃないですか。

 では、この辺で今回のお気に入りに行きましょうか。
 今回は桜とリップの歌の評価をした慎二のコメントの後の二人の反応を。


「すみません。お夕飯のワカメを取りに行かなきゃならないので中座しますね。……地獄すら、生温いですよね」
「……あのー、わたしも増えるワカメを限界まで圧縮して、お買い得パックに封入する簡単なお仕事があるの、忘れてました。嫌だなぁ、一センチ四方のコンソメキューブにしなくっちゃ」


 怖い、マジ怖い。やめて、向こうは八歳児よw
 ドラマパートは面白く、キャラソンもレベルが高かったのでエクストラが好きな人は買って損はないかと。
 みんなハメを外してやりたい放題なので、こんなドラマCDならもっと搾取されたいものだ。次回作でもDLCでも、エクストラ関連なら手を出すのでマジで楽しみにしてます!




Variety Sound Drama Fate_EXTRA CCC ルナティックステーション 2013
HOBiRECORDS(2014/1/24)




ラベル:Fate/EXTRA
posted by SuZuhara at 12:52| CD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月03日

Sound Drama Fate/EXTRA 第二章 強きもの弱きもの



「そして出会う、強きもの弱きもの――」

 
 遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
 今年もいつもと変わらず生きていこうと思いますので、よろしくお願いします。
 さて、アポクリファが来ないよーっ! ずっと入荷待ち状態で心が死ぬ、やはり自ら買いに行くべきだったか。もう心の空白を埋めるためにいろんなものを買っちゃったじゃんかよ。
 どうやら今年の私も散財して生きていくようです。


■あらすじ
 一回戦の相手・慎二を殺して生き残った事実を受け止める間もなく白野の二回戦の相手が決まる。元軍人であるダン・ブラックモアとアーチャーのコンビに記憶がなく自分を掴めていない白野とセイバーは苦戦しつつも勝利する。
 だが、三回戦の相手・アリスは白野と同じく聖杯戦争を分かっていない少女で――白野は迷い悩みつつも聖杯戦争を進んで行く。


■感想
 発売からかなり日が経ってしまいましたが、発売当時に一回聴いたのですがちょいとしっかりは聴けていなかったので改めて聴いてからの感想です。
 相変わらずジャケの岸波さんがイケメン。この立ち方好きだなー、ちょっと凛とセイバー退いてよ!

 今回の内容は二回戦から三回戦、凛vsラニ戦直前まででした。
 セイバーが模様替えしてよーと我儘をいうところから始まりますが、ゲームで好きだったダンについて凛が教えてくれるところ、もっと詳しく言えば「え、宝具つかってなかった?」な件がちゃんとやってくれて嬉しかった。
 あー、このどうしようもなくお人好しで見捨てることをできないのが凛だよなって聴いていて嬉しくてたまらなかった。だからこそ、次で誰がパートナーになるのか胃が痛いのだが…。

 緑茶なアーチャーさんはゲーム以上にダンナが大好きで戦闘が楽しい。
 てか、白野が話すことで彼の頭の良さが分かっていい。セイバーはわりと好戦的なのだが、彼は結構慎重で、悪い意味じゃないんだけど咄嗟の判断も考え抜かれている感じ。

 私は基本ながら作業で聴くのですが、バトル中はさすがに手が止まった。決戦開始の怒涛のコードキャスト重ねがけに的確な指示による連携。ダン卿さすがだが、白野はだって負けてない。ダン卿との経験による確信と白野の慣れてなさが声だけで分かるって声優さんすげー。
 ゲームと違って緑茶さんの曲者具合が分かる戦法と、白野とダン卿のまさかの魔術師戦。読み勝負で勝つとか、はくのん格好良すぎるよ!
 でも、勝ってもセイバーが褒めてくれない。僕は褒められて伸びたい。今からでもキャス狐にチェンジできませぬか?

 白野たちが生き残れたのはダン卿たちがまだ分かり合っていなかったという点が強いけど、それ以上に欠けた魔術師だけれどもサーヴァントと絆が出来ていたという面だと思った。信頼の差、やはりそこに尽きる。
 個人的に好感度MAX状態のダン卿たちとユリウスとアサシン先生戦が見て見たくなかったな。あの最狂に軍人さんと狩人さんがどう立ち向かうのか見てみたいんだが、絶対ありえないもんなー。

 そいや、ひびちかっぽい三人組の一人のサーヴァントは紅茶さんなんかな? なんだあのジゴロ、やっぱり女の子についているのか。ザビ子にコードキャスト(物理)を喰らえばいいのに。
 そしてCCCをやった後だと桜との会話が感慨深い。ああ、やはりあの日々は失われていて、この後はBBのによるCCCが始まるんだなー。

 三回戦は僕らのアリス。む、こう書くと歪みの国みたいだな。
 白野に好感――いや、これは共感か。ともかくそんなプラスの感情を持っている彼女はサーヴァントすらよく分からないまま、自我を亡失させる固有結界を持っているため苦戦を強いられる。
 ここはアリスを通した岸波白野の物語で、セイバーが白野の名を呼んで叱咤する場面がある。この後キャス狐がキィキィ怒るぐらい惚気るので是非買うべき、ダウンロードもすべき。

 その後は凛vsラニ戦へでお終いですが、前回と比べて、やはり一巻で一回戦丸ごとやったの対し二巻で二回線分進むと展開が早い気がした。これくらいでいいと思うんだけど、ドラマCDならでは展開が少なかったな―っと。ま、そこはキャス狐で補完ですが。
 悩み傷つき、何も分からないのにそれでも進むしかない白野さんが次でどっちを助けるのか。やっぱりラニかなー? エクストラならではの展開なのでそっちの可能性が高いでしょうが、凛がいいな。ラニルートは少し依存が入るからあまり好きではない。と言うか、世界とかそういうののためでなく子どもが普通に笑える世界のために戦う凛の最後は見たくない。
 最後の再会の約束でどれだけ救われたかなんて言葉じゃ現わせないから、どうか約束してほしいのだ。正直、ラニルートは一回しかやってないから覚えてなかったりするのだけどもねw

 では、今回のお気に入りへ。
 白野がダン卿に直接対決を挑み失敗して、ダン卿がドヤ顔でコードキャストを使う時には隙が出来るのだよと言った後に自分に注意を逸らしてコードキャストを使おうとするダン卿の隙をついたシーン。……説明が酷いw
 ダン卿が言ったことをすべて分かった上で白野が自分を囮にしたと気づいたダン卿の賛辞が格好良かったので。
 

「では、君は打ち倒されることを前提にして敵の前に現れたと?」
「はい。戦闘の経験ではあなたに勝てない。だから僕は奇策を使った」
「それが君のスタイルか。敗色の濃い一点賭けだ。一つの勘違いで全てを失う。だが、生き残るに値する蛮勇さだ。
 岸波白野、私は最善手と信じ、勝利するために戦闘をしていた。しかし君は全身を懸けて全てと戦っていったのだな」


 白野の戦いが無謀であることは確かだけど、戦いのプロに認められたのは嬉しかったなー!
 自分がない、望みがないとみんな白野に厳しいけれど、こんな男を最弱だと言うんだからこの世界マジ怖いww




Sound Drama Fate/EXTRA 第二章 強きもの弱きもの
HOBiRECORDS(2013/6/28)
ラベル:Fate/EXTRA
posted by SuZuhara at 19:47| CD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月19日

ARIA



「GOD EATER2」イメージミニアルバム

 
 てっきりクリスマスにはFFXが発売するものと思い込んでいて、聖なる夜に世界一ピュアなキスを見ながらリア充への怨嗟を叫ぶという俺の楽しみが行えないことを知る。
 いや、普段ならこんな荒んでいないんだけど、一つ上の先輩が結婚するって言って連日のリアル自慢と同棲中だから早く帰りたいと置いていく仕事の多さに叫ばずにはいられないだけ。
 だが、頑張ってプラスに考えるか。クリスマスまでに大神さんを終わらせるのだ、と。

 
■感想
 DLC目当てで購入しましたが、曲も好きだったのでフルで聴くのを楽しみにしてました。

 GE2メインテーマソング「光のアリア」は曲調が好きなだけでなく、yu-yuさんの声の響きが良くてちょっと感動した。3バージョン入っているんだけど、結構印象変わるんだな。ピアノバージョンが好きですが、オーケストラバージョンの入りはするいと思う。
 すっごい好みすぎる。

 一番好きだったのは二曲目の「手紙」ですね。これはGE2のイメージソングらしいが、意識して聴いたのは初めてじゃなかろうか。
 これは私が女主でやったからかもしれないが、ジュリウス←女主的に聴こえた。このカップリングが好きだとか、そういうのは一切ないんだけど、『愛しい貴方が奪い去られると知ってたら 私一緒に連れていって離れたくない…』というところが、あのEDをどうにかしたかったと思っているからかもしれない。

 どうにかしたいよ、本当に。
 私が極東メンバーにうはうはしていたらブラッドが解体していってしまったから。もっとあの時を大切にしていけば良かった。
 すまない、あの日の僕はアリサしか見えていなかったw

「神と人と」はGEのED曲でいいのかな?
 ちょいとこいつは曲を聴いたの昔なので原曲と比べることはできないのだが、EDを見た時のどういう意味なのか知りたいと思っていたので日本語バージョンは嬉しい。
 今回ダウンロードしたミッションを一通り遊んだらもう一回GEをやろうかな。

 あと他に二曲ありますが一個一個の感想は省きまして、ほとんどの曲の作曲者が椎名豪さんだったことを知って完敗でした。全体的にここが好きだなーってとこがあるんだけど、そりゃあ好きだわと。
 昔はこのアーティストが好きという判断基準だったんだけど、最近は作曲者とか前面には出て来ない人に強く惹かれます。大人になったということか。

 DLCはユノのエピソードということで、メインヒロインなのに正妻の座をシエルに奪われたユノに光が当たるのかとうはうはしていたら、まさかのブラッドのピクニックミッションとはw

 まだジュリウスもロミオもいた日、ブラッドとユノ達は庭園でピクニックを行っていた。そして、またやろうと約束したわけで、その約束を果たすためにピクニックの邪魔をするアラガミの討伐に挑む。
 挑む、わけだが……もううちの隊長強くなりすぎてて泣きそうだったw サリエルたんが可哀そうでしょっ、せっかく出てきたアバドンさん瞬殺ってどういうことよww

 いやー、正直長さとしてはめっさ短かったしボイスもなしでしたが、あの日約束したピクニックを再び行う模様は良かった。
 やはり仲間を失うというのは荒むんだな。ジュリウスとロミオがいないのは悲しすぎる。
 概ね満足でしたが、もうちょいユノをヒロインにしてあげてほしい。ユノのこと知りたいのに彼女自身のことに関してはあんまり語られないんだよなー。

 さて、ここらでお気に入りに……と行きたいところだが、今回は「手紙」であげているのでそこで。
 いや、違うな。「手紙」の歌詞が好きなことは変わらないけど、繰り返されるこのフレーズの方が好きだな。


 もう二度と君の声が聴けなくなっても
 季節何度巡れば 勇気へと変わるのだろう


 ここはどういう意味なんだろうな。
 私にはきちんと理解して言葉にできないのだけども、このフレーズは好きだ。時間が経てば前へと進む糧となるのかな ?季節が何度か巡るまでは悲しんでもいいってことなのかな?
 どっちにしても全く違っても、ここがすごく好きです。




ARIA
yu-yu
rhythm zone (2013/12/18)




 
ラベル:GOD EATER
posted by SuZuhara at 00:06| CD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする