2011年02月17日

キャラクタードラマCD「ペルソナ3」Vol.4



 「あのね、イライラの理由、もう分かったから」


 5と6が買えませんでしたが大人買いしたP3ドラマCDシリーズ。
 順番に聞こうかと思ったけど、私は趣味に走るっ! まずはゆかりと会長が主役の4からですよー。
 

・あらすじ
 美鶴に無理矢理参加させられた夏期講習に不満を隠さない順平とゆかり。だが、ゆかりは特に不満が強いようで、何でもかんでも抱えん込んでしまう美鶴への不満は高まっていくばかりだった。
 そんな中、学校で肝試しをやる話が上がり、主人公は小田桐に一緒に見回りをしてほしいと頼まれる。だが、特別課外活動部としては学校に人が残っているということが問題で美鶴がその場を宥めたのだが、やはり気になり夜の学校へ向かうことに。


・感想
 初っ端からゆかりっちがキタローのこと気にしてるぜ、キタコレ!
 気分はひゃっほうっ! ……とは行かないのだ。ゆかりっち終始ピリピリしてるんだもん。怖えーよ、旅行に行きたいというゆかりっちの申し出を拒否し、ピアス選びも拒否したのは拗ねるあなたが可愛かったからだが、怒ってる彼女は怖えーのだ。

 お化けが怖い彼女ですが、今回は一人で抱え込んでしまう会長にご立腹な模様。
 そして、とばっちりを受ける順平w 素晴らしいな、大抵は順平に任せれば上手くまとめてくれる。でも、同じ役割を押しつけられる者としては、その信頼にいっつも泣きたくなるんだがね。

 あとコミュキャラの小田桐と伏見さんの出番が多いです。これを聴くと、ハム子バージョンでもドラマCDを聞きたくなるな。伏見さんについては苦手なタイプなのであまり触れない方向で行こうと思いましたが、この子もいい子なんだな。いや、好きにはなりませんが。

 肝試しは無事阻止できたのだが、学園の中にいるはずの警備に連絡がつかない。
 そして、伏見が目撃したのは誰もいない校舎に光る何か――つまり、お化け。

 ひゅー、ゆかりっち発狂タイムですよ! 
 学校で何か起こっている、そう確信した会長と男性陣は学園へ。ゆかりっちのムキーが可愛いよムキーが。だけど、キタローに女性陣のために残ってと言われた小田桐の反応がもっと可愛いw やべー、ハム子にいじってもらいたいぜ。
 
 学園では、タルタロス気分で探索。すると、男子トイレから奇妙な声が。
 今回はここでお気に入りのシーンを。閉まったトイレをノックするキタローと後ろで構える会長と順平。


 コンコン。
「誰かいますかー?」
「ああ――――」
「処刑するっ!」
「判断早っ!」


 ま、この件については江戸川先生関連のオチが。面白いので一聴の価値あり。
 てか、最初の講義が分かる自分が泣きたい。

 そして、最後にあるちょっとしたゆかりっちの嫉妬にキュンと来たのは言うまでもなく。キタローが鈍いことだけでなく、気づいてて言わなかった私も――、とか言われたら、じゃあ今から送ってくるわ!って言って反応が見たくなるな。
 だってさ、浮気とかしちゃうのも相手の反応が見たいからだろ? 私のこういうとこがSに見られるらしいが、基本虐げられているのでマイナス20ぐらいの評価を得ている。
 ……人生はきつくて辛いな。


キャラクタードラマCD「ペルソナ3」Vol.4 [Limited Edition] / 石田彰;豊口めぐみ;田中理恵;鳥海浩輔;能登麻美子;前田愛(声優);三浦祥朗;中尾みち雄;宮崎寛務;日置秀馬 (CD - 2008)
キャラクタードラマCD「ペルソナ3」Vol.4
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2011年02月14日

ドラマCD「ペルソナ3ポータブル」Vol.1



 「男の子には男の子にしか、女の子には女の子にしかできないことがあると思うんだ」


 わほーい、久々ドラマCD。私はながら作業派ですが、最近はちょっと聞けてなかったので嬉しいな。
 ドラマCDは好きですが特にP3とP4のが好きなので、しかも我らのハム子のデビューですから、胸が高まってもんだぜ!
 

・あらすじ
 夏期講習が終わり、長鳴神社の夏祭りに浴衣を着て参加することになった特別課外活動部の女子陣。アイギスにお祭りのことを教えつつ楽しむ女性陣は、途中で友近や岩崎といった学校の友達や荒垣と会い、最後には乗り気でなかった男子メンバーと合流して夏祭りの夜を楽しむ。


・感想
 ひゅー、ハム子が行動的すぎるぜw
 「殴ってくる」「ボッコボコにしてやるって」とかw 女子は強し、ってか強すぎるだろ。そんなあなたが大好きですが。

 何と言うか、ハム子の性格がゲームで穿ったものを選んだ時の性格なんだ。
 そーだな、もうあんまり覚えていないのですが、アイギスの制服姿を見て「もう冬服?」を選ぶような子。これが公式ハム子か、素晴らしいなw

 夏期講習後、わいわいしながら夏祭りへ。
 今回、ハム子は順平や真田さんに誘われる前だったのか、みんなでお祭りに行くという案に乗ってアイギスと会長と一緒に浴衣でGoなわけですが、ガールズトークが眩しすぎるw
 風花がヨーヨー釣り上手いのはそんな感じがしましたが、ハム子が速攻で終わったのは笑った。いったい惚れたらどうしてくれるw

 その後、順平と友近、理緒と結子と合流し、友近の無神経な言葉にハム子ガンギレ。
 いろいろあって理緒の気持ちを知った女性陣もガンギレで、あとが怖い怖いw

 慣れない鼻緒に苦戦する女性陣。そこで、もう少し緩ければ、というハム子の言葉に鼻緒をぶち抜くアイギス。初期のアイギスのこういうところは愛しいよな。いや、実を言うとアイギスをメンバーにいれたことは一度もなかったりするのだが。この気持ち、嘘じゃない。

 この後は荒ハムに、女性陣の荒垣さんに対する好感度が上がることがあって、その後男子陣と合流後に女子たちの悩み。
 こう、ふとシリアスになるのはP3のいいところだと思いますが、今回の問題は「女子だから」という悩み。
 女子だからとおまけされたりなど女の子だからの優遇や不遇、そこで今回の太字であるハム子の言葉が来るわけですが、最後のハム子がやたら沢山の食べ物を頼んだことをゆかりに突っ込まれて「ゆかりと半分こしようと思ってたのに」というようなやり取りをしたところで、ああ女の子友達だなあ、と感じたり。『半分こ』にはトラウマがあって、好きな子がかぶったから半分こしようぜ、と言って半分こされる女の子の姿が忘れられないのですが、それはそれで。

 やはり難点としましては、女子が多いので声の区別がつかなかったり。あれ、これハム子? ゆかり? みたいな。
 あれれ、P3で好きな女子はハム子とゆかりがダントツなのにな、愛が弱いのか。
 
 では、今回は好きなシーンは序盤で女性陣と一緒にお祭りに行かないという順平との会話。祭りには行くが、一緒には行かないという順平の真意はゆかりにはお見通しで、希望をばっさりと切るハム子。


「どうせ、どっかの女の子からお誘いがあると思ってんでしょ」
「あ、あるかもしんないだろ!」
「ないと思う」
「ひどっ!」


 女子の声が区別がつかないという私の残念な耳は、さらりと酷いこと言うのはハム子だよと認識してたり。
 このドラマCDシリーズは続いてほしいですな、ハム子で特に9月辺りをやってほしい。
 つまりあれだ、ガキさんもいて真田先輩や天田少年の恐怖のトライアングルを作っていてほしい。そして、ガキさんの手料理をみんなで食べた時のようなほのぼのとしたイベントも捨てがたいのです。


ドラマCD「ペルソナ3ポータブル」Vol.1 [Limited Edition] / ドラマ, 井上麻里奈, 豊口めぐみ, 鳥海浩輔, 緑川光, 田中理恵, 能登麻美子, 坂本真綾, 緒方恵美 (CD - 2010)
ドラマCD「ペルソナ3ポータブル」Vol.1
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2011年01月18日

英雄伝説 零の軌跡 オリジナルサウンドトラック



 主題歌「way of life」フルバージョンを含む全75曲収録。大ボリュームの三枚組!


 ちょいとレコーダーが壊れてしまったせいで今期のアニメはほとんど見逃すわ、シーズン1から見続けていた海外ドラマは三話ほど見忘れることに。
 ……なんだろう、今年は厄年か? アニメはweb配信のおかげで助かりますよー。
 

・感想
 12月中からずっとBGMに聴いていましたが、いやあやっぱりファルコム作品の曲はいいな。
 収録は物語順になっているので、デイスク1から聴くと物語が思い起こされて楽しい。よって、ディスク3はテンション上がること間違いなし!

 しかし、一つ一つの曲に情景が浮かんでくるのだが、「リベールからの風」はちょっと分からなかったり。
 なんだろう、零キャラが好きすぎてどうでも良くなったのだろうか。そこまで薄情ではない、はず……なのだが。ただ忘れているだけだといいな、と思いつつ、再プレイを開始したことは内緒だ!

 お気に入りは「Formidable Enemy」、「守り抜く意志」「A Light Illuminating The Depths」。あと「その背中を見つめて」とかも好きなんだが、やはり戦闘関連が好きですな。別に好戦的な正確ではないはずなのだが。

 それと、クロスベル市内で移動中に流れた曲、キーアの時のかな? とりあえず、長閑なあの曲のタイトルが「降水確率10%」というのはあいすぎてて素晴らしいと思う。

 全体的に満足なのですが、もういい加減にこの表紙は見飽きた感があるぜ。中のブックレットもゲーム雑誌の表紙の絵だし。
 描き下ろしが見たかったのですが、続きを今年に出してくれるなら文句なんかは言わないぜ!

 いや、本当に。
 本気で30周年には期待してます!


英雄伝説 零の軌跡 オリジナルサウンドトラック / ゲーム・ミュージック (CD - 2010)
英雄伝説 零の軌跡 オリジナルサウンドトラック
posted by SuZuhara at 09:37| Comment(0) | CD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月17日

エヴォリミット『Summer Snow』ドラマCD



 夏に降る雪のようにありえない、そんな幻のお話――。


 夏コミで発売したという東出さんの書き下ろしドラマCDを友人から頂く。
 ……しかしっ、私はエヴォリミットに関しては全く知らないのですが。クロノベルトの時みたいに多少は知っているのレベルでもないんですが、聴いていいのだろうか……?
 ま、手元にある時点で聴かずに我慢するとか無理なので、感想はそれを前提にお願いします。


 あらすじ
 環境調整パッチの暴走により、夏なのに外では雪が降っていた。地球と違い火星にはネットやゲームなどなく、上手く暇を潰す方法がない。そこで、不知火義一と一条雫は家ではコタツの中で温まりながらのんびりとダベることに。次々と集まってくる仲間たちも引きいれてコタツの中でそれぞれが物語を語り出す。

 うむ、このドラマCDから入るのは危険だと思った私は体験版を落とすことにした。
 ……友人にあのシーンはないよな、体験版にあのシーンはないよな! と問い詰めまくったことは既に周知の事実。小心者には刺激を与えないでください。

 体験版の感想としては、全体的にギャグが中心になっているので私的には好み。しかし、最後の最後であんな熱い展開にしておきながら続きは製品版でなんて……くそぉ、移植はいつだ?

 さて、ドラマCDの感想に入ろう。
 ゲームをクリアしていなくてもいけるかと否かというと、否だな。基本ギャクなので本編を知らなくてもそこそこいけますが、最後のトラックは絶対にクリア後推称だろう。やってない子は聴いちゃいけない。東出作品は女よりも男との関係の方が見どころなんだから。

 キャラたちが暇つぶしに物語を語るお話は以下のとおり。
 ・雫、怖い話。
 ・チャペック、泣ける話。
 ・リーティア、燃える話。
 ・校長、クトゥルフ話。
 あとは不知火くんが見た夢の話といったところ。

 てか、みんな興味示さなかったけど、不知火くんによる火星開拓時代の話が聴きたくてたまらなかったんだが! みんな興味ないのか? いや、それ以前に主人公なのに不知火くんの扱い基本的酷いよね?

 しょっぱなのレナートくんの印象が強すぎてあれなのだが、それぞれが話す物語より合間合間のキャラたちの掛け合いの方が面白かった。雫はおそらく最後に攻略できるヒロインのはずなのに、レナートくんと不知火くんで妄想できるとこは猛者すぎる。
 ヒロインで一番興味があるのが雫なのだが、雫は嫉妬とかしない性質なのかな? あ、ちなみに男性陣は校長です。言っただろ、犬には弱いんだ。

 では、今回の好きなシーンなのだが、これだ!っていうシーンはなかったなあ。ところどころ面白かったたくさんあって選ぶのに困る。
 アクアがおしるこ食べまくって雫がキレる寸前のシーンが一番好きなのだが、そこは長いのでパスしまして、冒頭で度肝を握りつぶすような発言をしてくれたレナートくんが不知火家にやってきて迎える不知火くんと雫のシーンを。


「君、玄関まで迎えにいってやれよ」
「えー、寒いからなあ」
「はっはっは、出迎えがなってないですよ不知火さん。せめて這いつくばってください」
「せめての基準が解らん」



 うわあ、こんな子だった狂ってなくても勝手に婚姻届出すな。
 いじめられたいとかではなく、どんな反応を返してくれるか楽しみじゃないですか。是非、友達の友達辺りになってください!

 
posted by SuZuhara at 11:05| Comment(0) | CD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月28日

STEINS;GATE ドラマCD α「哀心迷図のバベル」ダイバージェンス0.571046%



 「それは、伝えちゃいけない言葉だから」


 あらすじ
 本編Chapter10「因果律のメルト」より、牧瀬紅莉栖視点でおくるα世界線最後の物語。最後の瞬間を前に彼女が向かい合うことになったのは、己の存在意義と父親との確執。そして、過去の伝えられなかった想いを受け取った時、彼女も伝えられなかった想いのために走る。


 感想
 くぅ、本編のネタバレを阻止するようにあらすじを書こうとすると死ぬな。たったこんだけなのに、書くのにずいぶん時間がかかってしまったぜ。
 感想は本編のネタバレ回避は難しいので、避けように頑張る程度で許していただきたい。

 こいつぁやばい、まさかドラマCDで泣くことになるとは思わなかった。
 物語の始まりはChapter10「因果律のメルト」でオカリンから事情を聞かされたところから。まゆりを助けることのできるβ世界線では自分が生きていられないことを知り、オカリンの前では吹っ切れていたように見せていた彼女だが、そんなことはなかった。まゆりに声をかけて気づいてもらえなかっただけで、あの紅莉栖が折れてしまうところは辛かった。いや、元々は打たれ弱いことは知っているが、だからこそ辛かった。抱きしめてやってよ、オカリンーっ!

 まゆりに連れられやってきたメイクイーンで紅莉栖とフェイリス初対面。あの、ルカ子の時の誰とデートするのかの云々が好きだったのだが、やっぱりなかったことになってるんだよなあ。ゲームやり直していてもメールでしたやり取りがなかったことになってたり、話が噛みあわないのは悲しいかった。

 ドラマCDの話に戻ると、紅莉栖とフェイリスの父親は関係があったらしい。そしてここにもう一人嬉しい人物が関わってくるのだが、フェイリスパパによるカセットで、三人が何を作ろうとしていたかを紅莉栖は知る。
 そしてどうせ自分は消えてしまうのだから、と思いきって父親に電話するのだが……案の定だよちくしょうめ。もうこのパパは駄目だ、昔はどんなに想いに溢れていたとしても、もう戻れないところまで来てしまっている。プライドというか自己顕示欲が高すぎる。

 オカリンとのこと以外では踏んだり蹴ったりで向かえていた別れのシーン。ここは本編でのオカリン視点が脳内で再現されて泣きたくなるが我慢する。秋葉原駅で最後の時を待つ紅莉栖の元に来たのはフェイリス。そしてとある伝えられなかった言葉を聞き、紅莉栖も言えなかった言葉を伝えるために本編のあのシーンへ。ここのフェイリスは名言すぎて惚れる。でも、私は紅莉栖が好きだとどうでもいいことをつけたしておく。
 というかだな、ブックレットに載っているCGもずるいぞ。見ただけで私の涙腺は崩壊するぞ。初めは真EDにいけなかったからあの時のショックは未だ残ってるんだから。

 このドラマCDは、紅莉栖が秋葉原で過ごした2週間で培った気持ちの集大成。オカリンへだけでなく、ラボメンたちや変わった自分への。EDテーマが合いすぎてて号泣だったが、一番は真EDへの願いと信頼。もう、この助手は本当に岡部大好きっ子すぎる。
 紅莉栖メインすぎて、オカリンの出番が少なすぎる。そして、紅莉栖のダルに対する扱いがついですぎる。まあ、全ては助手が可愛かったから良しとする!

 今回の好きなシーンは、服をくれると言ったフェイリスにサイズが合わないかと付け足された紅莉栖。


「それはバストのことか? バストのことかっ!?」
「身長の話ニャン」
「……あ、オーマイガッ! 今の忘れて……」


 言った! 本編でのオカリンの予想通りに「オーマイガッ」って言った!
 さすがアメリカ育ち。紅莉栖はいろいろ完璧なのに、こう近しい存在に思えてしまうのはお約束を外さないとこだろうな。特に趣味はね、是非履歴書に書いてほしい。

 ……しかし、まだ熱が冷めないな。
 とりあえず、あとはサントラと主題歌を買おうと思っている。しかし、まさかここまでハマるとはなあ。私は未だ私という人間を解っていなかったらしい。



STEINS;GATE ドラマCD α「哀心迷図のバベル」ダイバージェンス0.571046%

STEINS;GATE ドラマCD α「哀心迷図のバベル」ダイバージェンス0.571046%

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2010/03/31
  • メディア: CD



posted by SuZuhara at 16:30| Comment(0) | CD | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする