2012年12月29日

TYPE-MOONエース Vol.8 2013年 01月号



 新たなる歴史が今、華ひらく。 Fate新時代!


 家族が風邪ラッシュでてんやわんやしており、落ち着いたと思ったら私の体調が悪くなるというよくある話。なんとか今年の仕事が終わった後で良かったが、年賀状を片づけるため頑張っていたら今はもうふらふらです。
 え、早くやっとけばよかったのに? ははは、夏休みの宿題を筆頭に早くやる奴などこの世にはいないのだよ。


■感想
 今回のTMエースの内容はVita版Fate情報を筆頭にcccや冬コミ発売の二作、魔法使いの夜誌上コメンタリーなど。他、アンソロ多数。

 個人的には発売日に向けて盛り上がるccc情報について書き散らそうと思っていたら、書く前に発売延期とか……。
 ちょ、おいっ、3月28日じゃ年度末すぎて有休取れないじゃん! 一気に四鯖クリアしようと思っていた僕の素晴らしき廃人生活が!
 ま、しゃーないので我慢します。だって、私がごねたところでどうにもならんのだもん。発売日までのつなぎとして公式には更新を頑張ってほしいが……無理だろうな。

 ccc情報につきましては、TMエース発売時点で目新しいものは特になし。ただ、奈須さんのインタビューが面白く、どうやら今回はギル様について深く掘り下げてあるらしい。新ムービーの奈須さんの言葉はギルのことだって信じてる。

 ここでちょいと困ったことにギル様は二週目以降推奨らしい。
 なんでも、セイバーとアーチャーが主人公とともに謎に迫るのに対し、ギル様は早くから気づいてしまうようで。だから、二週目以降にやった方が分かりやすいよってことらしいんだけど、どうするっかな?
 ギル→セイバー→アーチャー→キャス狐とザビ子→ザビエルの繰り返しで行こうと思っていたんだが。一周目がザビ子は決定事項なのでアーチャーを選ぶかな。最初の敵も凛っぽいから面白いかもしれん。
 思った以上にエロさが強調されているらしいのでその辺がちょいと心配です。あんだあのけしからん桜たち。主役のはずなのに目立ってない桜さんはもっと心配ですw

 アポクリファとファイヤーガールについてはお試し本がついており、思った以上に厚く面白かったのですが、お試しはお試しで続きがすげー気になる。神父シロウってどういうことだ。ユグドレミアファミリーとかわくわくが止まらんし、これにどうジャンヌが関わってくるのか。ははは、俺は予約したから31日に取りに行くんだ!

 ファイヤーガールの方は意表をつかれた童話口調。あの「〜と思ったのです」みたいな語り口が丁寧な奴。主人公・ほむらが探検部に入り、異世界である虚惑星(ステラ)に初めてINする話で、おもに世界の説明が主だが如何せん前が分からないからちょっと分かりにくい。
 私としては人間関係が分かりにくくてちょいとキツかったので製品版でしっかり読む予定。

 アンソロの方は魔法使いの夜コミックアラカルトからの『アドマチック・姉』がお気に入り。草十郎が話す橙子の話を聞いた木乃美は彼女を手芸と愛犬の散歩が好きというミラクルガールを想像して羨ましがるのだが、青子の姉と聞くと……な話w
 なんというか、草十郎との会話の噛み合わなさを再現するのが凄い。公式と聞いても疑わないほど。いやー、いいものを見た。そして立ち直った有珠の美人度は異常ww

 あと個人的にザビ子と三鯖漫画は嬉しかった。うん、ザビ子なら使役できるはず。だが、俺のザビ子のイケメン魂ならきっとロビンだって陥落できると信じてる。
 あれ、私の中のザビ子ってどうしてこんなになってるんだろうか。ザビーズの出番がもっと増えるといいのに。ドラマCDでは最後のおまけかなんかでいいからザビ子がでればいいのに。

 頭がガクガクしてきていつも以上に支離滅裂になっているが、TMエース自体はいつもどおり。新情報はあまりないが、情報の密度は高い。悲しいかな、cccは延期してしまったが、他で気になったゲームはフランスパンオリジナル格ゲーのインヴァ―スかな。シオンが出るという今作、格ゲーは苦手なのでできないが、リンネが気になる。武器がいいね、武器がw

 では、この辺でシメに。
 今回のお気に入りはなし。探ってみたがちょいと難しかったので。
 だが、一つ。一つだけ言っておきたいことがある。

 Fate/zero漫画はいったいどこへ行きたいのか。
 笑うを通り越してどう反応すればいいか分からないよ、あれw



TYPE-MOONエース Vol.8 2013年 01月号
角川グループパブリッシング(2012/12/15)
posted by SuZuhara at 21:48| ゲーム関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月15日

コンプティーク 2013年 01月号



 乙女たちの熱き聖鍋戦争が始まる……。


 『フランケンウィニー』を観てきました。
 うひゃあー、スパーキーの可愛さは異常。てか、一番可愛いのはスパーキーザウルスだと思うんだ! あと、先日にはついでに大神のコラボダイニングにも行ってみました。
 ははは、満喫している? まさか。給料日まで一週間以上あるのに財布のライフが尽き掛けてるよ! どうしよ、これから……。

 さて、今回はコンプティーク付録のエクストラCDの感想です。
 本誌についてはよう分からんので気になったところをざっとで。

■炎のリベンジマッチ皇帝の弁当コロッセウム
 主人公にお弁当をどちらが渡すかで火花を散らす凛とラニの言い合いを聞きつけたセイバー。死ぬか生きるかの聖杯戦争中ということもありお互い引けないと知ったセイバーは、自らの興味もあり宝具を展開して凛とラニに弁当三番勝負を持ちかける。


■感想
 赤セイバーと恋する少女たち。赤セイバーが引っかきまわしているようで、みんないろいろおかしい料理バトル。
 私的にはバトル前の女子陣の恋の鞘当てが一番でしたね。てか、みんな進むにつれて主人公のことどうでも良くなってるよね? ザビエルなのかザビ子なのかは分かりませぬが。
 ザビ子かな? ザビ子がいいなー。だって、百合とか好きじゃないけどザビ子の百合率は異常だし、何より可愛いからな!

 時系列的には凛ルートでお弁当のいざこざ後。
 持ち前のハッキング能力で学園のそこら中に対主人公用センサーを張る凛が素敵すぎました。ステイナイトをやっている最中の成果、エクストラ凛にはいろいろ隙があって愛しいです。

 何を言っても引かない二人は赤セイバーの提案で料理バトルをすることになるのだが、赤セイバーが自分の好み(ただただ豪華とかw)で判定するために料理バトルは酷いことになり、最後はヨガファイヤでドムス・アウレアが火事になるという……なんてかカオスなw
 なのに最後に「弁当に不向きな料理を作るな」と一喝するセイバーが好きですww

 ま、愛人の一人や二人は許すと言いつつも凛もラニも許容する気のない赤セイバーは可愛いので勝った甲斐はありましたな。

 本誌の方でエクストラ関連の新情報はなし。
 エクストラ漫画はユリウス戦の開始のようだが、既に凛が完全バックアップとかゲームとは流れが違う模様。真名を告げるか否かで悩む赤セイバーは可愛いが、全開で赤セイバーの全裸が拝めたとか何事かw
 いや、僕には刺激が強いので遠慮しますがな。後はちょっと途中から読むには分からないので勘弁を。

 では、この辺でお気に入りシーンへ。
 凛とラニの恋の鞘当て中、学園に運営側以上のセンサーをはり巡らせているというハッカーがいるとラニは言い、すっとぼける凛。だが、張ってあるのは聖杯戦争関連ではなく好きな食べ物センサーとか、抜け駆けしようとするラニをいち早く察知し現れる凛を前にラニは自身の見解を述べる。
 あ、いつもの如く耳で捉えたものなのでニュアンス程度で。


「どちらかと言えば恋する少女、またはストーカーの犯行――」
「ちょちょちょっ、ちょちょっ、誰が恋するストーカーよ!」


 お前だw もう一回言うがお前だww
 私の本命はキャス狐ですが、赤セイバーと凛は二人とも可愛すぎるので二人とも頂きたい。やってくれるはずだ、ザビ子なら。あの、アーチャーがへたれすぎて百合フラグ建築しまくりのザビ子なら――w




コンプティーク 2013年 01月号
角川グループパブリッシング(2012/12/10)

posted by SuZuhara at 19:08| ゲーム関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月17日

TYPE-MOONエース Vol.7



 独占スクープ「魔法使いの夜」体験版付録&巻頭特集!!


 ……もう、泣いてもいいよな?
 今この段階になっても発送されないPSVとか、ディスガイアは発送したけどゆうメールとか、楽しみにしていた本もゆうメールとか……。日曜に発送のないゆうメールで平然と送ってくる気がしれないぜ密林めっ!
 テンションだだ下がりだよー、耐えきれないよー。
 アマゾンに頼りきりな生活を改善するかな。私は根に持つタイプだからな!


・感想
 二日遅れで届いたタイプムーンエース。
 何だかんだで一年ぶりの最新号でうはうはですが、何よりも楽しみだったのはもちろんまほよ体験版。

 到着してすぐやりましたが、いやーすごい。その一言。
 私は個人的に過剰な演出が嫌いな性質なのですが、物語が進むとともに動いている画面は感嘆以外にない。
 何より、なのこの有珠ゲーw そして、ダークホース金鹿ちゃんww やばい、性格的には完璧に青子派なのにこの二人が好きすぎて堪らないw 選択肢、ルートがないことがここまで悔やまれるとは……っ。

 体験版自体はつまみ食い形式とでも言いますか、本編のシーンがちょこちょこっと楽しめるというもの。有珠の戦闘シーンにはわくわくしっぱなしでしたが、本音を言うともうちょっと日常シーンが見たかった。庭職人草十郎のシーンがかなり面白かったからw 外を盗み見る有珠可愛いよ有珠ww
 あとどのシーンだったか、すごく好きな音楽があった。CDも買ってしまいそうで怖いな。

 そして、楽しみで仕方なかった東出さんによる「Fate/Apocrypha」はアサシン陣営、ジャック・ザ・リッパーとそのマスター・六導玲霞の話。
 まだ導入と言った感じで聖杯戦争の詳細は見えないが、この二人のやりとりは好きでした。玲霞の利己的というか自分に関係なければどうでもいいという思考が特に。
 しかし、ジャック・ザ・リッパーを少女の姿、見捨てられた子どもたちとするとは……これは他の陣営にも期待せざるを得ないw

 さて、この辺でお気に入りに。
 上でも書いた玲霞のシーン。恋人だと思っていた豹馬(魔術師)に殺されかけたが、ジャックの存在から立場が逆転。食べていいか?というジャックに問いに玲霞はYESと答える。


 玲霞は自身が行かされていることに、何の感慨も抱いていない。
 ……と同様に、どうでもいい誰かを消すことに何の躊躇もないのだ。
 赤子が死ねば親が悲しもう。
 愛する者が死ねば恋人が悲しもう。
 罪にならず、自分以外の誰も悲しまないならば――どうでもいい。


 玲霞は魔術師としての才はないが、アサシンとの相性は最高。他の陣営も早く見たいが、彼女らの行く末も気になる。やっていることは血なまぐさいのに親子のような関係が微笑ましすぎるよ。

 コミックはネタに走ってるものが多くて笑うしかないが、赤セイバーが参戦した「AATM」は面白かった。てか、奏者大好きな赤セイバーに久々に触れられて嬉しかったというのもあるがな!

 他、インタビュー等は満載だが目新しい情報はあんまりなかったかな。三人の座談会はかなり興味深いので必見です。




TYPE-MOONエース Vol.7 2012年 01月号
角川グループパブリッシング 不定版 (2011/12/15)

posted by SuZuhara at 21:28| ゲーム関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月07日

アート オブ アリス マッドネス リターンズ



 ゆがんだ不思議の国(ワンダーランド)が今ここによみがえる――


 今年ももうすぐ終わりということで、私的に今年一番だったものが何か考えてみた。
 まずはゲームだが、今年はビックタイトルは多かったが満足に至るものは少なかった。それこそメルルくらいかな、発売前の期待通りの楽しさがあったのは。あとは地味に好きだったアキバズトリップ。いい意味で予想を超えたおバカゲーでなかなか素晴らしかった。
 まだ俺屍とかクリアしてないし、最後にディスガイア3がありますが、こう改めて考えてみると私的な判断基準は「発売前の期待を超えられるか」に左右されるようだと気づく。結構、自分のことでも分からないことはあるな―。


・内容
 『アリスインナイトメア』の続編である『アリスマッドネスワンダーランド』の初期設定画やラフスケッチからアリスドレスや武器、ゲームのステージなどが細かく載ったイラスト集。


・感想
 待望の日本語版イラスト集。
 実は英語版を予約していたのだが、店の手違いで入手できず次を待っている間に私が断念したという過去があったのだが、この判断は正解だったな! いやいや、辞書片手に翻訳して読めばいいじゃんとかいう情報量じゃないからね、これ! 知っさい地で結構びっしり書かれてるんだよw

 さて中身に行くが、イラスト集をどう文字だけで解説したものか。
 帯に書かれた内容を引用させてもらうと、
 ・イメージイラスト、初期設定画、ラフスケッチ
 ・アリスデザイン案、衣装、武器
 ・キャラクター原案、デザイン
 ・コンセプトアート、背景画、エリア設定画
 ・モーショングラフィックス用素材
 ・広報イラスト、タイトルロゴ案、他


 中でも私的に嬉しいのは、武器やドレスのダウンロードコンテツまでもがあったことと、武器を使った時のアリスのイメージイラストでした。いやはや、勇ましい。正直、ゲームの中より格好良いぜw

 その後はゲームの進行順、ストーリーに合わせてステージ解説があったこと。
 海底ステージにあまり良い思い出はないが、サービス担当なのか公爵夫人の入浴シーンのおかげで、それが増したw いや、ブタと一緒に風呂に入る公爵夫人の姿は軽くトラウマものだよw

 あと精神病院ステージ。
 ロボトミー手術後のアリスが視線一つで人間を爆発させることができるとかいう設定があったらしく、時間の足りなさが悔やまれる。
 私はロボトミー手術というのを知らなかったので簡単に調べてみたのだが、前頭葉を切断することで精神疾患が抑制できるというものだが、副作用として人格変化や無気力などがあるため今は禁止されているものらしい。
 アリスは傷を抱えながらも強くなっていくんだな。その強さは圧倒的な暴力で悲しいものでしかないけど。

 紙質は良く、中身の情報量も素晴らしいの一言だが、一つ苦言を呈したいのが最後のムービーシーン解説のところだけが和訳されていないこと。別に翻訳するのが面倒とかで嫌なわけではなく、ゲームも日本語版が発売しなかったりとここまで製作陣が愛情を込めて作り上げた物に対し、中途半端な対応が嫌なんだ。
 くそぅ、おかげで最後のムービーシーンでのリジーと先生のシーンがなんて解説されているか分からないじゃないか! 

 こんなところだろうか。とりあえず、アリスの世界観が好きな人は買った方がいい。あ、でもグロは注意。特に精神病院関係は現実に近しい分きついかもしれない。

 さて、この辺でお気に入り――なのだが、今回はどうしようか。
 あの厄介な処刑人の身体の蔦は女王に操られているからとか、そういう設定をピックアップしてもいいのだが、私の変な感性からアリスのデザインについて揉めたという話からとある一文を取り上げる。
 ドレスのデザインはなかなか決まらなかったが、一つだけ満場一致したものがあった。それは――。


 皆の意見がすんなり一致したのは、アリスの胸をむやみに大きくしたくないという一点だけだったと思う。


 アリースッ! いいよ、君は今泣いていいっw
 冗談はさておき、巨乳なアリスは世界観的にも似合わないし、そもそも想像できないから良かったと思う。
 しっかし、これを読むといかにアリスがギリギリのところで作られていたかが分かる。契約締結ということから、時間のなさからムービーシーンが挿絵風になったということのようなことが書いてあったが、その偶然には感謝する。やっぱりアリスの表現方法にはどれもがつんと来たからなー、次も楽しみだぜ。



アート オブ アリス マッドネス リターンズ
Ben Kerslake , Fellipe Martins , Hong Lei , Jin Lei , 松井 里弥 (翻訳)
一迅社 (2011/10/7)

posted by SuZuhara at 16:35| ゲーム関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月03日

ゲーマガ 2011年 08月号+α



「こんにちはー! 錬金術さん、いますかー?」


 今回はゲーマガ感想ですが、主にメルルドラマCDの感想です。
 ゲームの時にいつも書き忘れる予約特典ドラマCDについてもちょいと触れようと思ってます。
 
    
・メルルのアトリエオリジナルドラマCD エピソード0 アールズ編
 辺境の国アールズのお姫様・メルルは、彼女の活発な性格に合わない王族としての講義を筆頭とした退屈な毎日を送っていた。
 そんな中、幼馴染のケイナからアーランド共和国よりやってきたという錬金術士の話を聞き、ルーフェスから錬金術についての説明を受けたメルルは街はずれにアトリエを構えている錬金術士・トトリのもとへと押し掛ける。


・感想
 ゲーマガ付録ドラマCDだが、これはゲームの予約特典につけるべき、むしろゲーム本編に入れるべきだったのではなかろうか。
 メルルはトトリの押し掛け弟子と聞いていたが、ゲーム本編ではとっくに弟子になっていたからその辺の始まりの部分がちょっと気になっていたので嬉しい限り。

 物語はゲームが始まる前、まだトトリとメルルが会う前のこと。
 ルーフェスの講義と講義を逃げ出して街に出ることを考えるのがメルルの毎日であったが、ケイナから薬も食品も爆薬までも作って持ってくる錬金術士の存在を聞いて興味を持ったメルルは、ルーフェスから錬金術について詳しく聞き、まるで魔法のような錬金術に興味を深めて錬金術士のアトリエに突っ走る。
 ここでライアスの門番就任についての報告があったのだが、メルル絶対興味ないよなw おめでとー、とは言ってたけど。

 トトリの元にやって来たメルルはもう弾丸トークそのもの。
 正直引くw こんな人来たら嫌、しかもお姫様とか性質が悪すぎるよ。トトリが押されまくってるし、ちょっと「わたしに弟子は早い」って口走ったら「弟子? じゃあ、それで!」みたいな勢いで押し切ってきやがる。「半ば押し掛けな感じだったけどね」とか後にメルルは語ってますが、押し掛けというより押し切りだよこれ。
 この話で分かったことは、この国の国民になるには相当な忍耐力が必要なようだということですなw

 話的にはゲームする前に知りたかった部分だけど、初っ端からメルルのこれを見せつけられていたらおそらく苦手だっただろうな。うーむ、ちょっとゲームよりも我がまま度が強い感じでした。

 今回のCDの目玉は、ドラマCDよりも後に入っているサントラかな。
 今ちょっと詳しくは調べられないのでニュアンスで行きますが、戦闘曲やマップ探索曲、おそらくだけどジャズアレンジの『トトリのアトリエ』OPが入っている。
 何この嬉しいサプライズw もうね、メルルの押しの強さなんて忘れたくらいだ!


・メルルのアトリエオリジナルドラマCD エピソード0 アーランド編
 アーランドよりやってきた錬金術士・トトリの元にお姫様・メルルが弟子として押し掛けてきた数日後、トトリはメルルにせがまれるままに彼女がアールズにやってくることになった経緯について話し出す。
 本来ならばトトリの師・ロロナが来るはずだったのだが、ロロナの出発を控えた数日前、ロロナの師・アストリットに呼び出されたトトリは冒険者であるジーノとミミとともにロロナのアトリエに訪れる。
 そこで、アストリットから唐突にロロナの代わりにアールズに行くように告げられる。


・感想
 ゲーム予約特典にして、唯一俺の好きな年齢のロロナに会える話。
 シリーズファンには嬉しい前作らのキャラたちの話だが、正直メルルから手を取った人には敷居が高いかど。だからこそ、ゲーマガと逆じゃないかなーって思ったり。

 物語の主軸としては、ロロナのアトリエでいきなりアールズに行くように命じられるトトリ。
 ロロナも知らない時点でこの人(アストリット)はこういう人なんだなーと思ったのだが、こういう人は苦手だと思っていたら……案の定だよ。

 ロロナも知らない間に、そしてトトリは趣旨すら知らずにアトリエに来ることになったのだが、何でも世紀の実験にロロナが必要だから、代わりにトトリがアールズに行けという。
 アストリットに呼び出されたとあってついてきたミミだが、これを聞いて動揺しまくるw
 反対にトトリとジーノは冷静だった。別にいいんじゃねー的テンションで逆に驚いたが、ここでのトトリとロロナの絆にぐっときた。この師弟の絆を裂いたアストリットは絶対に許さない。
 そして、ミミのツンデレっぷりに歓喜していた聞いた当初の自分が懐かしい……。

 アストリットの目的については明かされぬまま、ジーノが次の錬金術士も変な奴であるというフラグを立てたところで時間は戻る。
 最後にメルルが「もしトトリ先生が残っていたら〜」と言っているが、それを想像したら怖くなったな。メルルは今のマイルドなトトリしか知らないけど、前作でロロナと知り合った当初から毒舌天使だったことを考えると……な、怖いだろ? ツェツィ得ではあるが、私の解消されたはずのロリコン疑惑が復活したらどうしてくれるのか。

 では、今回はここでお気に入りシーンへ。
 ロロナの代わりにトトリが行くと決めた時のトトリとロロナの会話です。
 離れるのは寂しいけれど、お別れじゃないから大丈夫。


「わたしもね、ロロナ先生が派遣されるって聞いて、しばらくは帰れなくなるって言うからなんだか寂しいなって思ってたけど、けど、違いますよね? 別に会えなくなるわけじゃないんですから。アールズって隣の国じゃないですか。そりゃあ、結構離れた場所かもしれませんけど、会おうと思えばいつだって会えますもんね」
「うん、私もそう思ってた。だから、寂しくないよね」

 
 この後、ミミとロロナがトトリに会いに行くという約束を交わすのだが……もう、このロロナとは会えないんだよな。ロリナか14歳か……このやり取りにちょっと感動したのに、トトリが可哀そすぎるだろうよ。



 最後に、順番がごちゃごちゃですがゲーマガ本誌について。
 特に目新しい情報はなかったのですが、メルルでEDクリア後に見れるキャラ設定画が全部載っていて、表紙メルルのパネル時計商品化企画などがあった。うん、トトリじゃないから興味ない。てか、10500円って……。

 次号にはメルルが前作のトトリ服を着れるダウンロードコードが付属しますが、私は次はパスで。
 基本的にデフォルトが好きな人間なので、これは別にいらないかなーって。


ゲーマガ 2011年 08月号 [雑誌] [雑誌] / ソフトバンククリエイティブ (刊)
ゲーマガ 2011年 08月号
ソフトバンククリエイティブ(2011/6/30)
posted by SuZuhara at 14:12| Comment(0) | ゲーム関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする