2022年05月05日

山田金鉄短編集 全軍奮闘!



「始末できたかよ、オレのダチは」


 やらなきゃならないことはあるが、なんともまあやりたくない。ぶっちゃけ興味ないんだもんそれ。
 そんなことやるくらいならもっとやりたいことあるんだいと思うけど、アレやらなきゃ次に進めんことも分かってるので、この記事書き終わったらやります。ええ、たぶんきっと、やるんじゃないかなぁ。


 今回は『あせとせっけん』の作者・山田金鉄さんの短編集。全軍奮闘っていいな、まさにそんな感じ。
 このブログでっていうか、あせとせっけんについて私が語ったことはないと思うのだが、ちょっとエロいが大丈夫なら全ての人にお勧めしたいグッドなラブコメです。最終回の結婚式からコミック描き下ろしの後日談とか、麻子さん本当に良かったなーって見守ってきた身としては感慨深くなる。名取さん、そこ代わって。でも、名取さんほどいい男にはなれねぇ…っ!っつう素晴らしい二人の話。
 まあ、私としてはもっと石けん作りに関してとかもピックアップして欲しかったり、今ならば液体だけでなく泡石けんとか名取さんがどう思っているのかとは知りたかったりするのだが、そこはどうでもいい話。

 2月に実写ドラマがやっていましたが、自分はドラマの方はダメでした…。匂いを煙で表現していましたが、どうにも受け入れられなくて。ま、これもどうでもいい話。

 閑話休題。
 短編集はそんなあせとせっけんの描き下ろしを含めた6編。自分が読んだことあったのは『ウルフ&ラビット』と『テレワァク与太話』。
 このウルフ&ラビットが好きだったんですよね。治安の悪い町でビビリ主人公・一兎とマフィアのボスの娘・狼子の話。私はなんというか主人公が強いとかチートよりも、弱かろうとも自分の手札で戦う奴が好きなのでビビリでも好きな子のために戦う一兎とゆるふわ系なのに身体能力高すぎるハラペコ狼子の関係が好きなんだよなー。
 テレワァク与太話の方は、ちょっと笑い事じゃないくらい社畜度が似てるのと、テレワークできるってのが羨ましい。嫁見つけやがって羨ましいけどおめでとうこんちくしょうっ!である。

 順序があべこべになっていますが、これからは収録順に『鉄腕ワビスケ』。
 読んで思ったのは世界観がJUNK HEADっぽいな、と。いや、私がこの映画を1年くらい前に観てるってだけで上と下で世界が違ってってとこが……いや、こう書くとそんな乙女ゲーを昔やったな。タイトル思い出せないけど、スチームパンク的な部下が狂うと楽しかった作品…。
 なにが言いたいかというと、物語的にめっちゃ好き。主人公陣より周りのメンツ、ハグさんとか濃いキャラ素晴らしい。解説にある裏設定とか読むの大好きなんでもっと読みたいです。

 次は『テンカの花嫁』。
 ド貧乏ヤンキー・天下の家のタンスより花嫁修業に現われたスペース花嫁・リンリン王女。まあ、手違いで天下のとこに来たって奴なんですが、親もいなかった天下に家族の温かさを与えてくれるが、間違いだったから秘密知られたコイツ殺さなきゃ展開になる。なるほど、素晴らしい。
 この話が一番好きですね。天下がストレートな主人公なのと、天下の取り巻きだと思われているダチたちもめっちゃ格好いい。リンリンはかわいい。めっちゃかわいい。
 でもね、リンリンが言ってた「私はまだ有事のための戦闘技術はないんですが…」ってとこ……え、パーフェクト花嫁気になる。

 次にウルフ&ラビットが続き、『もののけ番長ムラマサ』。
 内容はタイトルで分かるが、めし屋での妖怪勢揃いな様子を見るとわっくわくする妖怪超好き。解説を読むと感慨深くなるけど、シンプルな展開だけど魅せ場もあって纏まっている、短編として完成したお話でした。

 一時、物語についてかじったことがあるんだけど、続くとかまだまだ終わらんよ、な話は物語としてはいかんというもの。詰めるだけ詰めても風呂敷どんだけ広げようとも、まず一作として完成していなければ価値はないとまで言う人がいた。
 そんな悲しいことは認めたくないと当時の自分は思ったけど、今の自分は最後まで付き合えるか分からないからまずお前を教えてくれって思ってる。昨今は1巻無料が多くてたくさん読んだけど、1巻で無理だったり1話で無理だったり、1巻おもろいから最新刊の37巻まで買っちったやべーってなったり。
 
 だから、ムラマサは掲載時に読んでいたら続きというよりもきっと作者さんの名前を覚えるってことをした作品なんじゃないかなって。またこの人の漫画読みたいなって。

 最後は『Meets SEKKEN』。
 あせとせっけんの物語開始前日譚、就活生麻子さんと名取さんのニアミス。名取さんのせっけんがきっかけで出会った二人だったが、麻子さんが会社・リリアドロップに入るきっかけも名取さんだったとか……全ての行動は未来の嫁に繋がっているとかバカなことを思った運命感じる話でした。
 ただ他作品に比べても短いから、あせとせっけん目的で買うと少しがっかりするかもしれないので注意。

 いやー、面白かった。
 今の自分は物を持たない方がいいのだが、これは実物の本で欲しくて本屋まで買いに行った甲斐があった。これからもひっそりですが応援していきます。

 では、今回のお気に入りへ。
 テンカの花嫁より、天下の姿を真似たリンリンの家の執事が秘密を知った天下の仲間たちを始末しに行ったところ、すぐに違うと気づいた仲間たちは言う。


「天下はオレらのボスじゃねぇよ」
「オレらが勝手にくっ付いてってるだけだからな」

 
 瀬戸さんかっけー!
 いや、天下の仲間のヤンキーたちは瀬戸さんだけ毛色が違ってかっけーのですよ。最後の一枚絵も楽しげで、これは珍しくリンリンの隣よりも天下たちとファミレスに行きたいと思う。ポテト食べたい。







山田金鉄短編集 全軍奮闘!
山田金鉄
講談社 (2022/1/21)
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2021年06月27日

RAIDEN-18



「さあ、立ち上がれ! 雷電18号!!」


 感想は書けていませんが、今月は多く映画に行ってます。映画好きなんだよなぁ、小説読むのも。この辺は子どもの頃から変わらないのですが、最近はゲームに対して魅力を感じなくなっているのが怖い。
 ノベルゲーをがっつりしたいという気持ちはあるんだけど、RPGしたい育成したいって気持ちが点で沸いてこない。このままじゃクレしんゲームも積みそうだ。
 まぁ、とりあえずモルガンスキルマに備えて宝物庫周回でもしようか……。


■あらすじ
 マッドサイエンティスト・タチバナ博士によって創り出された怪物(クリーチャー)・雷電18号。最高級の死体を繋ぎ合わせたフランケンシュタインである彼は非常識なタチバナに振り回され、挙げ句の果てには埋め込まれた爆弾のスイッチで脅されて、全国一位の怪物を決めるクリーチャー選手権にしぶしぶ出場することになる。


■感想
 荒川弘先生の新作、かと思ったら、なんでもこの作品1話は15年前に掲載だとか。2005年に月刊サンデーGXにて掲載された1話から短編的に描かれていた作品というわけでしょう。全4話でこの1冊で纏まっているので手に取る敷居は低いので荒川先生好きな人は買いです。

 さて、本編。
 タチバナ博士が雷電18号を創り、電気を流して動かすところから始まる。フランケンシュタインと本編でも言われてますが、まんまそのイメージ。正しくはフランケンシュタインの怪物とか基本的な解説もしてくれています。
 最高級の死体を複数を繋ぎ合わせて創られた雷電18号だが、彼は非常に常識的で死体のネットオークションに参加するタチバナに怒ったりね。タチバナを含めてこれから出てくる死体愛好家たちは突き抜けてるから、ツッコミ役として非常に好感が持てる主人公かと。
 雷電18号――ライデン、格好いいのに格好悪いしなw

 タチバナに連れられて行ったクリーチャー選手権、ライデンは訳も分からず巻き込まれていくのだが、そこは最高級の死体、身体が戦い方を知っている。
 一位をかけてジュテーム2号と、そしてライデンは条理の条件に自由をタチバナに約束させるのだが、この戦い好きだなぁw
 ジュテーム2号の制作秘話を知ってからの大ブーイング。そして、2号の意味とかww
 無事に勝利して自由を手に入れるライデンだが、タチバナの方が一枚も二枚も上手という1話で綺麗に完結しています。

 だけども、続くよ雷電18号。
 2話はライデンが掃除中にタチバナ博士の関係者らしきクリーチャー・タチバナ壱号を発見して、彼女の弱み――謎に迫るという話。
 ギャグなノリなのに設定的に重要なのズルいな、上手いよなぁ。

 3話、クリーチャー選手権三年連続1位に雷電18号のパチもんが現われる。最高スペックのライデンを真似たところで粗悪なパクリと切り捨てたタチバナだったが、パチもんタチバナ博士――パチバナのナイスバディな姿を見た瞬間にブチ切れてパチもんがいる日本に殴り込む。
 なにこれ、クソ楽しいw 1話で出てきた死体愛好家たちも出てくるし、日本産といいつつ――ww

 4話はライデンが大英博物館のクリーチャーたちに拉致られ、同じ境遇の仲間たちと楽しい生活を送るのだが、タチバナがお迎えにやって来る。
 鉄の女はズルいww オチとして微妙かなと思いますが、コミックにはエピローグがあるのでいい感じにまとまってますね。

 表紙から想像した物語とは違いましたが、ギャグ強めで面白かったです。しかも、1巻で完結するってすごくいい。今なら直筆サイン入り色紙が当たるキャンペーンも帯についてきますが、こういう企画は色紙の絵を見るだけも楽しいから嬉しいよな。

 では、ここらで今回のお気に入りへ。
 今回は3話より、パチバナが死体ではなく生きた人間を拉致していたこと知ったタチバナの言葉を。


「あんた、やってはいけないことをやったようね……
 我々クリーチャー研究者のルールは「死体を使う」こと!!
 殺して造るのは法が許しても私たちが許さない!!」


 倫理観のない人間のように見えて、だからこそ自分たちのルールだけは重視する。
 かーらーの、3話のオチは最高でした。





RAIDEN-18
荒川 弘
小学館 (2021/6/9)
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2020年11月15日

週刊モーニング 2020年 11/26 号



「うちらも許してやるか! 雨のこと」


 長い間自分を悩ませ続けているのが、ファンクラブ問題である。ここでもちょこちょこ書いているけど、大分、ずっと悩んでいる。
 ただメアド登録だけのものから会費払うものまでいろいろあるけど、正直今は配信メールを読むだけの気持ちすらないのでほぼ切ってしまった。残っているのは2つ。その2つともネット配信メインで、時間を指定されて拘束されることが苦手な僕には向いていない。Twitterでのファン交流推奨はぼっちな俺には苦痛でしかない。
 そんな気持ちで続けることは酷いことではないか、と後輩に相談したところ、「つべこべ悩む暇あったら辞めるのがNoと言える人間です」と言われたので、大抵のことにOKと請け負う自分には難しいことを知った今日この頃。 


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 さて、今日はちょっといつもと変わって週刊雑誌感想。
 実は初めてモーニングを買ったのだけど、ちょこっとその説明から。

 まず、Dモーニングという公式サイトから一部の作品は無料で読めるのだが、今回表紙の「あせとせっけん」を初め、毎週読ませていただいている。
 このサイトを知ったのも、あせとせっけんだったな。1巻無料とか頻繁に行なわれているから是非読んでみていただきたいのだが、一言で言うなら匂いフェチ男子と多汗女子のラブコメ。
 いや、もっとちゃんと説明すると処女なのに初っ端から許してしまう麻子さんのエロさとか、変態としか思えないのにイケメンだから許されるとかって麻子さんの弟・桂太並みに敵意を抱きかねないけどめっちゃいい人な名取さんの恋愛はエロいの苦手なのにがっつりハマるほど面白い。

 そんな二人が連載でついに結婚したので親のように喜んでしまったのですが、今回は初のモーニング表紙を飾り、引き出物として読者プレゼントまであるとかいう祭りだったので買ってみたというわけである。
 だって、11月26日号だし。いろいろめでたい号が俺の誕生日だから嬉しかったと言うだけである。以上前置き終わり。

 ――しかし、この表紙を俺は本屋では買えなかったw
 家族にも見せられんw いや、家族的にはあせとせっけんのコミックも危ないんだけどww

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 プレゼントページはこんな感じ。
 もうハガキ書いたから応募券はない。しかし、裏ページが新生・名取家ヒストリーなのに応募券切ったら最後のところが読めなくなったのはつらい。
 応募は11月27日までなので、ご希望の方は是非是非!

 あせとせっけん漫画本編は続いている結婚式準備なのですが、ブーケとか高いんだなぁ、と勉強になる。いや、一生縁はないだろうが。
 モーニングは料理モノが多い印象で『きのう何食べた?』はコミックで読んでいるのですが、最近始まった『焼いてるふたり』とか毎回読んでる。
 千尋さん可愛い。1話のスペアリブは作ってみたのですが、最近時間なくてあまり食べれないので休みができたらいろいろ作ってみたいのでコミックも買う予定。

 あと『ボールパークでつかまえて!』が結構好き。野球は好きでも、球場とか観戦自体に興味がなかったのでビールの売り子さんとかほとんど知らなかったんだけど、ルリコさんは格好いいなぁ。
 意外にも興味深く読んでしまったのは『マンガ サ道』というサウナの漫画。ドラマ化されたらしいけど、僕は観てないのでほとんど分かってないんだけど、ラブホで一人サウナというのは興味深かった。高校時代、同級生の女の子が「ライブの前には一人でラブホ入って汗流す。これ常識だから」と行ったことを思いだしたよ、万能だなぁラブホってw

 あとは『OL進化論』が31周年とか! 家族がコミックを買っているのだが、どこまで読んだか分かんなくなって大分読んでなかったんだけど、ジュンちゃんがスマホを持っている、だと……!? 時事モノでもあるからマスクトークとか時代を感じますな。でも、読むと面白いんだよなぁOL進化論。

 そんなこんなで初めて買ったモーニングは、Dモーニングでは読めない作品にも触れられて面白かったです。
 しっかし、ちゃんと雑誌を買ったのなんて何年ぶりだろうか。ネット配信は偉大で手軽だけど、やっぱり本が好きだと実感しましたな。

 では、今回も行くかお気に入り。
 『ボールパークでつかまえて!』より、雨で撤収命令が出たというルリコが濡れたまま歩き回っていることを心配したお客からの言葉に対して言った言葉を。


「1時間かけたメイク一瞬で死んだんでもうどうでもいいっス」


 ……か、かっけぇw ちなみに今回の最初の台詞もルリコさんだったりする。
 僕にはこういうのできないですが、この繋がりと交流が球場に足を運ぶファンの人たちは楽しんだろうね。




週刊モーニング 2020年 11/26 号
講談社 (2020/11/12)
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2020年11月07日

BURN THE WITCH 1



「今のはちょっとカッコ良かったです」


 やーはー、もう言い訳のしようがないほど久しぶりですが生きてます。てか、この前でも生存報告している時点で終わってますね。
 近状報告をすると、私自体はなんともなく無事であります。ですが、ゲームにも本にも触れてなければ映画も観ておりません。社畜はつらいぜ、ガレリアまでは耐えてみせる。
 だからブログを書くことも出来なかったんだけど、ここで更新しないと年末の繁忙期と新年には試験官業務があるから時間作れなくなって本気で死んだと思われかねないと思い直した次第である。
 今日は漫画の感想から再開していきたいと思う。


■あらすじ
 ――ドラゴンは架空の存在などではなく、確かに存在する。
 ロンドンにおける死因の大半にドラゴンと呼ばれる“異形の存在"が関わっているとされるが、『表側』フロント・ロンドンの住人にはその存在すら見ることができないために、『裏側』リバース・ロンドンの住人たちによってドラゴンの保護と管理を行なう自然ドラゴン保護管理機関「ウイング・バインド」(通称WB)が存在する。
 そのウィッチ(魔女)/ウィザード(魔法使い)のみが、ドラゴンと直接接触する資格を持っており、保護官である新橋のえるとニニー・スパンコールは表側では普通に生活しつつも裏側ではウィッチとして生活していた。


■感想
 わあああ、なんで久々に書くのにこんなあらすじ難しいの。世界観の説明は少スペースじゃ無理な上に、いつもに失敗してんじゃんかよおおっ!
 ま、失敗はいつものことだから気にしてないがな。

 さて、説明なんか言わずもがなでしょうが、『BLEACH』の作者である久保帯人さんの最新作でBLEACHと世界観を共有するファンとしては嬉しい作品。
 かく言う私はですね、BLEACHはルキア救出前で止まっています。剣ちゃんが好きです。読まなかった理由は特にないんだが、なんか環境の変化でもあったのか、その辺りで私が一度ジャンプから離れてるんですよ。有名作品軒並み読んでなくて、きちんと帰ってきたのが最近の呪術廻戦やアクタージュからだったので機会があれば読みたいと思ってはいる。……アクタージュ、アクタージュはなぁ。

 今作を手に取った理由は単純にドラゴンだから。俺は、ドラゴンが好きだと何度でも言うとも。
 コミック1巻にしては厚く、他のジャンプ作品とは異なるオサレなカバー。アニメ映画も同時公開とは祭りじゃないかとテンション上がったのですが、都合がつかなくて映画には行けなかったのでアマプラで視聴しました。その辺はまた後で。

 僕は圧倒的にのえるちゃん派ですが、初っ端の制服で歩く姿ののえるちゃんは恋に落ちる勢い。バルゴ、もっとやれ。
 のえるちゃんが学校の先輩・バルゴに「パンツ見せてくれ」というちょっとアレな愛情表現をいなしながらも、電話ボックスから裏側へと向かうことで、なんとなーくこの世界を察する。
 私としては、本来秘密であろう(推測)裏側への移動をバルゴに見せる意味とか考えるが、特に裏側もドラゴンの存在も秘密でもなんでもなかったのでのえるちゃん的にここでは見られようとどうでも良かったのだろう。

 WBでは笛吹き隊(バイバース)で1等保護管なのえるちゃんと2等保護管のニニーちゃん……もうちゃんづけやめるけど、二人がドラゴンの収穫に関わる仕事をする。鼻のところにある木からブドウを収穫とかね。
 この、WBでの今回役割はあまり語られないので是非とも詳しく知りたいですな。笛吹き隊はドラゴンの保護と飼育らしい。

 そんな二人にとってはいつも通りの中、表側でバルゴが拾った犬・オスシちゃんの中からドラゴンが出てきてしまう。位置がのえるが電話ボックスで移動したところだったため、直通できるのえるたちが派遣される。

 そして、そこには人の負の感情を吸収して害を為すようになったダークドラゴンが「パンツミセテエー!」と叫んでいた。

 ここで真っ赤になってバルゴに怒るのえるちゃんのかわいさがヤバい。主任の着信音がドラゴンボールのあらすじとか、本当にこの子はたった数ページで心を奪ってくれるのかとw

 犬のオスシちゃん自体は既に死んでいて成りすましていたドラゴンだったのだが、成りすましは一匹じゃなかった。バルゴの幼馴染みのセルビーも、十年間成りすましていたドラゴンだったのだ。

 うわぁ、つれぇや。
 でもさ、バルゴも言うけれど、本物よりもセルビーやってる時間が長いってことは大切なのはお前なんじゃないかって思うんですよね。
 でも、和解はできずのえるたちに処理され、バルゴはドラゴンに噛まれたのでドラゴン憑きとしてWBで保護することにという感じで物語が始まる。うん、ここまでが読み切りですって。あとはちょっと巻きで行くな。

 次の短期連載はニニーがメインに。
 アイドルグループのリーダーらしいニニーの出勤風景から、バルゴとオスシちゃん、二人を保護というか起こす問題を対処するのえるとニニー。
 ある日、ドラゴンの違法飼育されているらしいという情報からドラゴン憑きのバルゴを連れて元凶探しに出るが、それはニニーのアイドルグループから脱退したメイシーだった。

 ここからは結構怒濤の展開で、魔陣隊長官インクスがどさくさ紛れにバルゴ殺しに来るがメイシーのドラゴンが童話竜(メルヒェンズ)シンデレラであり、ロンドン破壊を始めるので共闘。しかし、歯が立たずバルゴとメイシーだけでも守ろうとしたところでバルゴが笛吹き隊の笛から剣を出す。
 驚いている間に実は英雄の息子であるらしい主任が長距離射撃でシンデレラを倒し、メイシーもドラゴン憑きとして保護するよ、で終わる。

 な、怒濤の展開だ。疑問は解消されない。え、週刊連載なら待てるけど続きいつですかあっ!
 バルゴはちょっとまだ謎が多すぎてよく分からないんだけど、のえるとニニーのコンビは良いキャラなのでどんどんこの世界を教えてほしい。ここに浸りたい。

 のえるちゃんクリアカード欲しかったけど映画には行けなかったのでアマプレでアニメを観ましたが、内容というかアニメになった範囲は同じ、構成がちょっと違う。
 間髪入れずに観たおかげかイメージと違うと言うことはありませんでしたが、映画として観るとなると未完なのがつらいですね。序章だからどうにもモヤモヤするというか、原作買っても続きは読めないのでこの辺りは消化不良ですな。

 ま、僕はのえるちゃんがかわいいだけでオッケーですがw
 なんかめちゃくちゃドストライクなんですよね、のえるちゃん。僕は大抵のキャラが好きなんだけど、性癖に刺さるというか無条件に好き。アニメのラストは本当にオスシちゃんグッジョブだと思う。僕はオスシちゃんになりたい。

 では、ここらで今回のお気に入りへ。
 バルゴ抹殺命令がなくなってホッとするのえるちゃんにしようかと思っていたのですが、今回は一番初めの意味深ポエムを引用しておこう。


 見てほしいのは 完璧な姿
 愛してほしいのは ありのままの姿
 見て見ぬふりをしてほしいのは
 ふたつの間でふらつく姿


 さて、これは誰にかかっているのかな。
 おそらく誰にでもかかってくるんだろうけど、誰かを当てはめてもう一回読んだりすると実に楽しいので是非。

 しっかし、見て、愛して、見て見ぬふりをしてってことはさ、結局は全部見ろってことだからそれが許される存在ってのはなんとも羨ましいね。




BURN THE WITCH 1
久保 帯人
集英社 (2020/10/2)
posted by SuZuhara at 21:54| Comment(0) | 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月14日

ソードアート・オンライン プログレッシブ1〜7



「ひとりで格好つけないで。パートナーでしょ」


 うん、無理だ。常日頃から思っていたことを実感したのでもう無理をしてしがみつくのはやめよう。
 なんの話かというと大まかに言えば人付き合いですな。お前、前からやってねぇだろ? 全くもってその通り。でも、今回私が言いたいのはネット上でも無理だったということだ。もう変身考えるの疲れちゃうからやめようね!
 最近はファンクラブとかも交流が必須じゃなかいか。大学で偶像学っていうのを取ったが、僕は偶像との接点を求めていないんだよ。テレビの前だけ、ライブの間だけ会えればいい。極論、それが実在していようといなかろうともどっちでもいい。繋がることを求めていない。ツイッターで本人に話しかけるとか、正気かと思ってしまう人間なんだ。このズレが僕は耐えられない。
 今は時代的に繋がることをさも当然と求められるから僕には生きにくい。ならいっそのこと全部やめようぜ、と行動を畳んでいこう。この決断をするのに五ヵ月くらいかかったけどな!


■あらすじ
 ゲームとは無縁の優等生だった結城明日奈は、VRMMORPGソードアートオンラインのサービス開始初日にログインしてしまったことからクリアするまでログアウトすることのできないデスゲームに囚われてしまう。
 ゲームに囚われ現実世界の出来事に置いて行かれることを怖れた明日奈=アスナは百層攻略という先の見えない戦いに自暴自棄になりながら戦っていたがソロプレイヤー・キリトやアルゴに助けられて細剣使いとして頭角を現していく。
 そして、βテスターとして先の展開を知っていながらも秘匿していたビーターとして悪名を広めることになるキリトに臆することなく付き合い、時には振り回しながらアスナは攻略組最速の細剣使いとしてSAOの世界で生きていく。


■感想
 うわー、ごめん、あらすじ本当に下手だああっ!
 ま、天下のSAOのあらすじ、しかもこの辺境でのものを読んでいる人なんていないと信じている。

 さて、いつも通りざっくりと説明。
 ここのところ漫画を読む機会が多く、1クリックで全巻買えちゃう電子書籍には大変お世話になった。紙の本派だったけど収納に困らず携帯さえあればいつでも読めるという利便性はいいね。不便なのはコレクションが分かり憎いこと、携帯端末の電池依存と最終的にハズレだった場合に売れないこと。あと実体のないデータだけにも関わらず大して値段が変わらないことかな。
 まあ、いろいろ言ったけど今のところ小説と呪術廻戦以外は電子書籍移行しつつあったりするのだった。

 では、内容へ。
 ソードアートオンラインプログレッシブはSAO第一層からの話ですが、これはアスナ視線でのコミカライズ。隠しログアウトスポットの噂に踊らされて死にかけるアスナさんは初々しいですが、いつでもどこでも助けてくれるキリトさんはこれはもう恋に落ちるレベル。だが、この本編では外野からは公認カップルでもそんな雰囲気にならないので私のようにリア充死ね派も安心。
 というかですね、ちげーから!ってあたふたしている時期が一番楽しいんだよ、イチャイチャしすぎると食中を起こす。映画はたぶん二度と観れないと本気で思っている。6巻あたりに収録されている漫画作者さんの脳内キリトアスナの映画を観た反応の方で映画一本分みたいw

 漫画は全七巻でキズメルのエルフクエスト第二層終了まで。
 続きは他の作者さんに引き継がれているようだけど、掲載誌が休刊で止まっているようなので未読。あくまでこの七巻までの感想です。

 家庭環境から成績上位であることを強いられていた明日奈はSAOに囚われたことで現実の受験戦争から置いて行かれることを怖れて隠しログアウトスポットなんて怪しい噂につられてしまうアスナだが、この一件で知り合ったアルゴから攻略本をもらい戦い方を知る。
 それでも自暴自棄は変わらず、一人迷宮に引きこもってすり減りながら戦い、危ういところをキリトに助けられる。この時点でキリトヘルプは二回目。
 だが、アスナも既にバーサーカーの片鱗があるのでピンチに離脱ではなく殲滅をチョイスするのは笑ったw アスナは可愛いって描かれ型が多いけど、戦闘時の凜々しさ? 怖さもちゃんと描かれているのがいいなぁと思う。
 あと、アルゴの出番が多いのは素晴らしいよね!

 初めてのボス戦攻略会議。これは騎士・ディアベルの鼓舞と大人気キバオウによるβテスター晒し上げ。エギルの攻略本でβテスターは情報を提示していたことを指摘されて場は収まりかけるが、ボス戦攻略本に『情報はベータテスト時のものです』という但し書きがあったことから発行者のアルゴこそβテスターだと盛り上がってアルゴを突き出せという展開に。
 さすがのキリトも静観はできないと飛び出すが、ここではアスナの方が早い。速いことはいいことだ、とクーガーさんも言っていた。

 アスナの「感謝以外何をすると言うの?」発言で――いや、女の子の存在により固まる男性プレイヤー笑ったw うん、分かる。フード装備とはいえ可愛い子いきなり来たら固まるわな!
 そんで、自由にパーティ組め発言であぶれる展開も分かるw 分かるよ! いっそ強制にしてくれよ頼むからああって思うよマジで。

 このあとはキリトさんの宿でお風呂イベント。
 おい、サービスシーンだぞ。買え、であるw アスナさんが勝負下着買うシーンもあるよw

 モンスタードロップで店売り武器よりもいいウインドフルーレを手にしたアスナさんは装備を調えて初めてのボス戦へ。
 人数あぶれで雑魚狩り担当のキリトとアスナだったが、攻略本の甲斐ありレイド戦は終盤へ。
 しかし、ここでベータ時との相違点が。ボスの副武装が異なり、一人トドメを刺しに――ラストアタックを狙った飛び出した元βテスター・ディアベルが死亡する。リーダーを失い統制を欠くプレイヤーにキリトはアスナだけでも逃がそうとするが、アスナさんは狂戦士だ退くわけないだろ!

 ここでの共闘、アスナが攻めてキリトがボスのソードスキルをキャンセルして戦うところは燃える。助けに来てくれるエギルさんもカッケーのである。
 撤退に傾きつつあるプレイヤーたちをアスナは「騎士ディアベルの最後の指示」を語り、キリトにリーダーを引き継がせて続行することに。

 ディアベルのシーンは原作にあったか覚えていないんだけど、ディアベルがアルゴと接触してβテスターとビギナーについて考えていたことが明かされる。なんだ、ただの目立ちたがり屋じゃなかったんか……。

 キリトとアスナのコンビネーションでボス戦は勝利するが、ディアベルを失った穴は大きく、ヘイトはβテスターのキリトに向かっていく。ここで既に扇動を煽る影があるのな。キリトはアルゴともグルだ、とβテスターは悪、ベータどもの肩持つアスナもグルだ、と悪い流れになっていく中、キリトさん渾身の悪役演技。
 LAボーナスの黒コートを身に纏い、ただのβテスターじゃないチートを合わせたビーターの名を自ら名乗って嫌われ者を演じて去って行く。ここでエギルだけじゃなくキバオウもちゃんと分かってるから嫌いになれないんだよなぁ、あいつ。



ソードアート・オンライン プログレッシブ1〜2

 ここまでが2巻中盤辺り、次の第二層ではアスナはソロ行動中にキリトと同じ武器を使う剣士と出会う。キリトかな、って思って近づいてアルゴと会えばキリトのことを聞いてしまうからネタにされる。アルゴ本当にいい、隣で一緒にニヤニャしたい。
 プレイヤーの鍛冶屋が出てきたという情報提示でフィールドボス戦へ。スキルで隠れていたキリトを一発で見つけ出すアスナさん本当にすげーです。

 正直、この話はあんまり好きじゃないんだけど、トッププレイヤーが強化失敗で武器を失い、低レベルの強装備プレイヤーチームが出てくるあたりで事情は察しろ。
 アスナさんも強化詐欺に合ってウインドフルーレを失いかけますが、キリトさんに下着開示することで難を逃れる。え、違う? 分かるだろ、これで合ってるよ!

 犯人はプレイヤー鍛冶屋・ネズハ。フルダイブ不適合で遠近感が掴めず、前戦は厳しい。そんなネズハを見捨てなかった仲間たちを攻略組から遠ざけてしまったことを悔やんでいたネズハにある日黒ポンチョの男が強化詐欺について教えてきたのだという。ここ重要です。
 飛び降りたネズハを掴んだアスナを掴んだキリトは筋力パラメータが足りずに二人を持ち上げられないが、アスナのスカートペロンブーストで助かるw もうホントこういうの好きww
 そして、キリトはネズハにフィールドボスLAボーナスのチャクラム、システムアシストが効きかつ戻ってくる投擲武器を提示し、体術スキル獲得クエストへと導くことに。道中のネズハのキリトアスナいじりはGJとしか言えないw
 しかし、このアスナさんは喧嘩っ早いのでNPCに煽られて体術スキル獲得クエストへ。

 だが、このクエストは終わるまで山を降りれない。キリトでも三日かかった時点で二日後のボス戦は絶望的だった。
 けっどなー、ここでのネズハのアスナと二人で岩割りチャレンジはいいよなー。この思い出だけで一生生きていけるね。

 そして、アスナを欠いて第二層ボス戦へ。
 ネズハのチーム・伝説の勇者達(レジェンド・ブレイブス)がきな臭さバツグン。でも、ボス戦前にイヤイヤながらもキリトの話を聞くキバオウは本当に嫌いになれないね。見た目は好きじゃないがな!
 アスナいないのにアスナの名前を呼んじゃうキリトさんにニヤニヤしたいのでエギルさんのチームに入りたい。別々の方法でディアベルの跡を継ごうとしているリンドとキバオウはいがみ合いながらも攻略という根っこの部分で分かり合っているのがいいよな。
 そして今回のベータ時との相違点、ジェネラルの後からキングという新ボス登場に終わったと思った時に颯爽とアスナさん登場。体術スキルが蹴り重視なのらしいが、アスナ一人の追加でどうにかなるものではない。ひとり敵を引きつけたアスナを庇ってキリトまで死にかけるが、ここでやっとチャクラム装備のネズハが追いつく。
 アルゴの調査で分かったことだが、このキングはチャクラムでブレス攻撃を無効化できるのである。ここからの戦闘はかなり好きですね、レジェンド・ブレイブスたちがネズハを守ったりキリトとアスナのダブル弦月からのフィニッシュは格好良すぎじゃないすか!

 コングラチュレーションに浸る間も惜しく、ネズハ断罪へ。
 リーダー・オルランドの自死寸前の決意表明とキバオウが扇動者を収めてくれたことからなんとかなるが、貶めようとする存在はあんまり良い気分じゃないな。でも、度々発揮されるアスナさんの女子校スキルはすげー! ここでアルゴとアスナさん、ていうかキリトさん以外が連携した鎮圧模様は人の付き合い方を分かってらっしゃるんでしょうね。



ソードアート・オンライン プログレッシブ3〜4

 次は第三層からのエルフクエスト。
 森エルフと黒エルフの戦いに遭遇してどちらの味方をするかでクエスト分岐、本来であれば味方をしたエルフが自爆技で敵を倒すところをさすがのアスナさんとキリトと黒エルフ・キズメルで倒してしまう。
 ここまでは原作と一緒だったけど、敵の鷹使いが現われ、こちらは狼使いが参戦して秘鍵の奪い合いに。ここ、原作にはなかったよね?
 この鷹使いとキズメルには因縁があって、キズメルの妹・ティルネルの仇。そして、狼使いは妹の夫。この物語に巻き込まれていく形になるんだけど、狼使いがアスナを守って死んじゃうからキズメルのダメージが大きいよおぅ。

 ここからは黒エルフの天幕での話とキズメルをパーティメンバーにクエストへ。
 ギルド結成クエストとは関係ないにも関わらず他のプレイヤーたちもエルフクエストをやっていることを疑問に思いながらも、プレイヤーたちは二つのギルドに別れていた。ALOとDKBですな、キリトとアスナにコンビ解消してどっちかに入れなんて言葉にアスナさんブチギレ寸前。キリトは分かっていなかったけれど、キバオウとリンドはキリトが第三のギルドを立ち上げないかを心配していた。そういうのすぐ分かっちゃうさすが女子校育ち。
 前後しちゃうけど、アスナの剣作りはわくわくするのとキリトの発狂超分かるw 自分も欲しいけど、それ細剣だしぐぬぬぅになるわなー。

 森エルフ拠点への潜入クエストで、キリトは裏で暗躍していたプレイヤー・モルテを誘い出して決闘へ。その間に、アスナとキズメル、アルゴで潜入する。パーティメンバーNPCキズメルを前に興奮するアルゴ可愛い。
 モルテの目的は二大ギルドを操り、森と黒、夜警と潜入で対立させること。そして、キリトとHP半減決着決闘することで合法的PKをしようとすること。キリトさんの戦いも面白いが、やっぱりキズメルとアスナの潜入戦の方が盛大で楽しい。二人の共闘はアルゴが見惚れてしまうくらいのもので、リンドの気持ちも超分かる。今際の際に思うことは「乳でっか」で森側でやろうっていった奴に殺意沸くよな、うん。

 その後はプレイヤーたちが協力してキズメルの味方になり仇も討てる。もう、ここでトドメを狼に譲るところキズメルさあああん状態だよ。
 こうして、エルフクエストはキリトとアスナに一任されて二大ギルドは迷宮攻略へ。この後のキリトアスナキズメル狼のパーティは楽しい。「また《秘鍵》を盗られた!? 何回目!? 学習して!!?」なアスナの気持ちも分かる分かる。
 第三層ボスはさっさと終わり次の階層へ、で終わり。えー、ここで終わっちゃうとか悲しい。もっと見ていたかった。

 久々のSAOだったんですが、物語のレベルが高くて面白かったです。
 こうやってアインクラッドを見る度に実際にやりたいと思うよなぁ。自キャラ作ってゲームしたい。キリトを動かすんじゃなくね。ソシャゲにそんなゲームあったけど、あれもちょっと違う。スキルごりごり組み合わせたい。武器強化したいキリトにケンカ売りたい……。魔法がない世界ってのはすっごい魅力的だと思うんだよなー。

 では、今回のお気に入りへ。
 キリトとアスナに一任するエルフクエストでなにか攻略情報が得られた場合、アルゴが責任を持って共有すると約束するとリンドが問う。


「そこまでしてアンタは何を得る?」
「……逆に聞くけド
 夢のファンタジー世界に来たってのニ デスゲームだ攻略だってあくせくさせられテ アンタら飢えていないのかイ? 『物語』に
 ヒロインの間近でそれを見られるんだヨ? こんな役得他に無いネ!」


 アルゴ好きだな、本当に。
 物語は重要だ。だって、僕らはいつだってこのゲームの世界に憧れているんだから。デスゲームで逃げられないなら尚更楽しみたいと思うじゃないか! 






ソードアート・オンライン プログレッシブ5〜7
川原 礫 (原作), 比村 奇石 (漫画), abec (キャラクターデザイン)
KADOKAWA
posted by SuZuhara at 14:27| Comment(0) | 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする