天翔ける白銀の英雄よ!! やはり貴官には最前線がよく似合う!!
冴えカノとジェミニマンを観てきた。
やっぱり映画が好きだなーと思うけど、それ以上に人がどんどん苦手になっていくので席と上映時間選びを慎重にしているのだが、空いているのに隣に座ってくる人がいる。毎回同じ人で話かけることは出来なかったんだけど、今回向こうから話しかけてくれた。
映画は一人で来るけど観るとき一人なのは寂しい、と。
……分かり合えない、いや、知らない世界の人だったらしい。僕はパーソナルスペースを侵される方が辛いんだがなー。
■あらすじ
「衝撃と畏怖」と名づけられた作戦を遂行するためにターニャは二○三大隊から精鋭を選び出し、ドクトルシューゲルの作った長距離ミサイルへと乗り込む。
敵の頭上を飛び越えてフランソワ共和国軍の司令部へと潜り込んだターニャたちだが、司令部を守っていた兵の練度不足を知り戦果拡張へと乗り出す。
■感想
気を抜くと新刊が発売しているコミカライズ版幼女戦記。今回はミサイルでの襲撃回でしたが、アニメじゃよく分からなかったところがすごく分かりやすかったです。
言葉にして説明するとあんまり進んでいないようですが、内容の濃い一巻でした。
ターニャが命じられた衝撃と畏怖作戦は長距離ミサイルに航空魔導師を乗り込ませてフランソワ共和国の司令部を直接攻撃するというもの。ターニャが以前に進言した作戦だったらしいが、本人は覚えていない。その方がいいよ。
シュワルコフ少佐との再会は嬉しい。初期ライン戦線組が好きだからほんの数ページでも嬉しいんだぜ。
二○三大隊から選抜中隊を引き連れてミサイルに乗り込むことになるターニャたちだが、これはドクトルシューゲル作のもので、安全性は当然保証されないw 自分たちのエレニウム九七式で防御膜作れよ、というものww
ミサイル発射の描写は格好良すぎて息をのむほど。振動の描写すごいなー。こりゃあ大隊長殿について行くわ、勘違いもあるけどデグさんは部下にとって最高の上司なんだな。
自分たちは非魔導依存降下し、降り注ぐミサイルの残骸で目を逸らしつつの着地。
そのまま迅速に襲撃するが、司令部が戦場になると思っていなかったフランソワ共和国は防御が手薄で兵の練度も低い。それを知ったデグさんは戦果拡張に乗り出すのだった。
と、言葉にしてしまうとこんなところ。
他にもメアリーの元に訃報が届き、軍人になることを誓うシーンとかあったけれど、基本的には二○三大隊のメインメンバーがイキイキしていて楽しい。この調子だとまたすぐ続きが出そうなので楽しみにしています。
では、この辺で今回のお気に入りへ。
まあ、なんだその、今回はシーンというか、何を差し置いても表紙を見るべきだ。この俺たちの戦いはこれからだと言わんばかりの笑顔とケーニッヒの反り具合。そして、裏表紙に隠された親父組の笑顔をww
コミックを買っていない人にも、この表紙と裏表紙のイラストだけは是非とも見てほしいものだ。
幼女戦記 16
東條 チカ (漫画),カルロ・ゼン(原著),篠月しのぶ (デザイン)
KADOKAWA (2019/10/25)