「やぁ 起き抜けに申し訳ないんだけどさ ちょっとお遣い行ってきてくんない?」
久々に元親友の夢を見た。
大人になった姿は、奴は人気者なので検索すれば出てくるので知っていましたが、そんな奴に見つかる夢。私は必死に逃げるんですが、奴の執念ハンパないのでいつも捕まる。捕まってくどくど説教されて、次に痕跡消したら殺すと脅されながらも今の住所も連絡先全て消して逃亡を考えている俺。これもいつものことです。一緒にいちゃいけないことはちゃんと分かってる。
なんかいろいろと言われましたが、最後に「元気だから心配するな」と言われて起きたらいつものように泣いていました。
ああくそ、そうだよ心配なんだよ。考えてみたら、あの頃の僕はお前が楽しそうにしているんなら本当にそれだけで良かったんだよなー。
■あらすじ
京都との交流会に乗り込んできた花御らを退けた高専だったが、宿儺の指と特級呪物「呪胎九相図」を奪われてしまう。なぜか野球で交流会の決着をつけた後、虎杖たちはとある呪霊の退治に駆り出されるが、狙われる者たちの共通点は夜にとある場所へ行ったというものだったが、その該当者に伏黒の姉がいる事が分かり、虎杖たちは早急に祓うことを決める。
しかし、その呪霊はただの呪霊ではなく九相図により受肉した呪霊だった。
■感想
やー、今一番楽しみにしている漫画の呪術廻戦7巻ですよー! 最近は物を減らしていることもあって電子書籍を利用することが多くなってきましたが、呪術廻戦はコミックで買うんだぜ。
さて、前回は京都との交流会で花御たちが乗り込んできたところを迎撃していたところ、五条先生が全部持って行ったところで終わってましたな。東堂が面白すぎでしたが、冷静になるとこのテンションつらいよなと思っていたところ、虎杖も冷静になってくれてた。
伏黒の病室でおかしくなっていたことを自覚していたし、東堂の虎杖と書いてブラザーと読む攻撃には逃げてくれてたw そうだよな、他人事ならいいけど自分のところにきたらないわーww
襲撃により宿儺の指の指6本と九相図1〜3を奪われたこと、高専側の被害も大きかったことから交流会は中止になりそうになるが、五条先生である。そして、東堂である。若者から青春を奪うことは許されないとばかりに続行。予定されていた個人戦はやめ、クジで決めることにw
そして出たのは、野球www
もう何を言ってんのか私にも分かんなかったが、東堂がみんなに嫌われてて笑ったw ナイッピーww
そうして交流会は裏側がきな臭い感じで終わりましたが、次の事件へ。
日付も場所もバラバラながらも全員自宅マンションのエントランスで呪霊によって刺殺されると言うことが起こり、駆り出される虎杖、伏黒、釘宮。
そうして向かった先は伏黒の母校で、共通点がないと思われた被害者たちにかつて夜の八十八橋に向かったという共通点があることが分かる。
両親の再婚で姉弟になった伏黒と姉の津美紀だったが、現在は寝たきりであり、姉に被害が及ばないようにするためには早急に祓う必要があった。
なので一人で行こうとする伏黒に、ちゃんと虎杖と釘宮はついてきてくれる。友達なら頼れなんて言葉、ぼっちにはキツいっすわー。
しかーし、今回のターゲットとは別の受肉した九相図が現われて虎杖が抜けて、分断することに。
そして、途中で釘宮も引き込まれてしまうのだが、この敵のビジュアルすごいな! 少しも好きになれないww
伏黒戦は覚醒回でしたな。宿儺の存在により活性化している呪霊だが、あれこれ考えるのをやめて自由に戦うことに。はっちゃっけてる伏黒は少し狂気の域。そして、いつも伏黒はボロボロだなー。いえ、このスタイル嫌いじゃないです。
けれど、今回はこっからが本番。
壊相と血塗とあともう一人の男の三兄弟のことはほとんど語られないのですが、虎杖と釘宮vs壊相と血塗のコンビ戦はわっくわくしまくりでしたなー!
身体能力は虎杖が高いから釘宮を抱えて逃げたりするんですが、二人とも血を喰らって呪われてしまう。しかし、ここからは野薔薇ネキのターン! 共鳴りによる呪詛返しで自分の腕にジャンジャン釘を差して行くぜ! チキンレースだひゃっはー!である。こんなの楽しいに決まってるやん!
釘宮は止まる気はないが、虎杖は毒に強くて普通に動いてしまう。敵の方は兄弟への想いが強く術式を解いたところで、虎杖と釘宮によるダブル黒閃でダメ押し。
弟の方は釘宮の簪でやられたかなというところで今回はおしまいでした。
なんだよ早いよ楽しいところじゃないからよー。次は1月とのことですが、大人しく待ってます!
では、この辺で今回のお気に入りへ。
敵に捕まりそうになった釘宮を虎杖が抱えて走るシーンから。釘宮が驚きながらも言った言葉が好きです。
「……背中は任せろ」
「頼んだ」
このやりとりの後、逃げ切ったことを確認して下ろす際の「よくやった褒めてつかわす」「ヘイヘイ」「嘘 アリガト」も短いやりとりなんですけど、すっごい好きですね。
野薔薇の活躍もっと見たいっす!
呪術廻戦 7
芥見 下々
集英社 (2019/10/4)