2019年10月06日

呪術廻戦 7



「やぁ 起き抜けに申し訳ないんだけどさ ちょっとお遣い行ってきてくんない?」


 久々に元親友の夢を見た。
 大人になった姿は、奴は人気者なので検索すれば出てくるので知っていましたが、そんな奴に見つかる夢。私は必死に逃げるんですが、奴の執念ハンパないのでいつも捕まる。捕まってくどくど説教されて、次に痕跡消したら殺すと脅されながらも今の住所も連絡先全て消して逃亡を考えている俺。これもいつものことです。一緒にいちゃいけないことはちゃんと分かってる。
 なんかいろいろと言われましたが、最後に「元気だから心配するな」と言われて起きたらいつものように泣いていました。
 ああくそ、そうだよ心配なんだよ。考えてみたら、あの頃の僕はお前が楽しそうにしているんなら本当にそれだけで良かったんだよなー。


■あらすじ
 京都との交流会に乗り込んできた花御らを退けた高専だったが、宿儺の指と特級呪物「呪胎九相図」を奪われてしまう。なぜか野球で交流会の決着をつけた後、虎杖たちはとある呪霊の退治に駆り出されるが、狙われる者たちの共通点は夜にとある場所へ行ったというものだったが、その該当者に伏黒の姉がいる事が分かり、虎杖たちは早急に祓うことを決める。
 しかし、その呪霊はただの呪霊ではなく九相図により受肉した呪霊だった。


■感想
 やー、今一番楽しみにしている漫画の呪術廻戦7巻ですよー! 最近は物を減らしていることもあって電子書籍を利用することが多くなってきましたが、呪術廻戦はコミックで買うんだぜ。

 さて、前回は京都との交流会で花御たちが乗り込んできたところを迎撃していたところ、五条先生が全部持って行ったところで終わってましたな。東堂が面白すぎでしたが、冷静になるとこのテンションつらいよなと思っていたところ、虎杖も冷静になってくれてた。
 伏黒の病室でおかしくなっていたことを自覚していたし、東堂の虎杖と書いてブラザーと読む攻撃には逃げてくれてたw そうだよな、他人事ならいいけど自分のところにきたらないわーww

 襲撃により宿儺の指の指6本と九相図1〜3を奪われたこと、高専側の被害も大きかったことから交流会は中止になりそうになるが、五条先生である。そして、東堂である。若者から青春を奪うことは許されないとばかりに続行。予定されていた個人戦はやめ、クジで決めることにw
 そして出たのは、野球www

 もう何を言ってんのか私にも分かんなかったが、東堂がみんなに嫌われてて笑ったw ナイッピーww
 そうして交流会は裏側がきな臭い感じで終わりましたが、次の事件へ。

 日付も場所もバラバラながらも全員自宅マンションのエントランスで呪霊によって刺殺されると言うことが起こり、駆り出される虎杖、伏黒、釘宮。
 そうして向かった先は伏黒の母校で、共通点がないと思われた被害者たちにかつて夜の八十八橋に向かったという共通点があることが分かる。
 両親の再婚で姉弟になった伏黒と姉の津美紀だったが、現在は寝たきりであり、姉に被害が及ばないようにするためには早急に祓う必要があった。
 なので一人で行こうとする伏黒に、ちゃんと虎杖と釘宮はついてきてくれる。友達なら頼れなんて言葉、ぼっちにはキツいっすわー。

 しかーし、今回のターゲットとは別の受肉した九相図が現われて虎杖が抜けて、分断することに。
 そして、途中で釘宮も引き込まれてしまうのだが、この敵のビジュアルすごいな! 少しも好きになれないww

 伏黒戦は覚醒回でしたな。宿儺の存在により活性化している呪霊だが、あれこれ考えるのをやめて自由に戦うことに。はっちゃっけてる伏黒は少し狂気の域。そして、いつも伏黒はボロボロだなー。いえ、このスタイル嫌いじゃないです。

 けれど、今回はこっからが本番。
 壊相と血塗とあともう一人の男の三兄弟のことはほとんど語られないのですが、虎杖と釘宮vs壊相と血塗のコンビ戦はわっくわくしまくりでしたなー!
 身体能力は虎杖が高いから釘宮を抱えて逃げたりするんですが、二人とも血を喰らって呪われてしまう。しかし、ここからは野薔薇ネキのターン! 共鳴りによる呪詛返しで自分の腕にジャンジャン釘を差して行くぜ! チキンレースだひゃっはー!である。こんなの楽しいに決まってるやん!

 釘宮は止まる気はないが、虎杖は毒に強くて普通に動いてしまう。敵の方は兄弟への想いが強く術式を解いたところで、虎杖と釘宮によるダブル黒閃でダメ押し。
 弟の方は釘宮の簪でやられたかなというところで今回はおしまいでした。
 なんだよ早いよ楽しいところじゃないからよー。次は1月とのことですが、大人しく待ってます!

 では、この辺で今回のお気に入りへ。
 敵に捕まりそうになった釘宮を虎杖が抱えて走るシーンから。釘宮が驚きながらも言った言葉が好きです。


「……背中は任せろ」
「頼んだ」


 このやりとりの後、逃げ切ったことを確認して下ろす際の「よくやった褒めてつかわす」「ヘイヘイ」「嘘 アリガト」も短いやりとりなんですけど、すっごい好きですね。
 野薔薇の活躍もっと見たいっす!






呪術廻戦 7
芥見 下々
集英社 (2019/10/4)
posted by SuZuhara at 21:37| Comment(0) | 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月24日

幼女戦記15



「今日こそが帝国の!!! 反撃の日なのだ!!!!」


 はっきり言ってしまうと、八月の私のメンタルはかなりヤバかったりした。年功序列という言葉が嫌いで堪らなくなるほどに。
 詳しく書いても胸くそ悪くしかならないので省きますが、ゲームに没頭したおかげで大分落ち着きました。そろそろ通常運転に戻ろう。てか、戻らないと戻れなくなってしまう。今回の一件で以前の私とは性質が変わってしまったところがありまして、今まで好きだったものがどうでも良くなっていることに気づく瞬間はいつも悲しくなる。
 今回は音楽の趣味がやられたなー。


■あらすじ
 ライン戦線にて帝国軍が大規模な陣地転換を行う間、殿を引き受けることになった第二○三遊撃航空魔導大隊はフランソワ共和国軍の猛攻を一心に受けることになる。
 いかに二○三大隊と言えども徐々に損耗していき、ターニャには強行偵察中止許可が出されるほどだったが、それを振り切りターニャたち第二○三大隊は見事に任務をやり遂げることに成功する。
 しかし、戦争はまだ終わりではなくフランソワ共和国軍に決定的な一撃を与えるための“衝撃と畏怖”作戦が二○三大隊に命じられる。


■感想
 いつもいつも発売日には買っているけど、すぐに気を抜くから感想を書くのが遅れる幼女戦記コミカライズ。
 もう十五巻とか早いですなー。私はいい加減原作の方も読まねば。映画BDも購入済みなのでその感想もまた今度。

 アレーヌ市での戦闘から続いてフランソワ共和国軍戦。
 簡単に言うならライン戦線で敵の目を引きつける囮として二○三大隊が奮戦している間に、帝国軍は大規模攻勢を仕掛けてくるに違いないと思い込ませつつ戦線から撤退という作戦、でいいのかな?
 二○三大隊ならたまったものではないですが、そこはデグさんですから、文句言いつつもやり遂げてくれる。
 ターニャが負傷してからの怒りのセレブリャコーフ少尉宝珠オーバーヒートの流れは少女漫画的なものを期待してしまう流れだった。ターニャイケメン、少尉の少佐へに懐き度がすごく好きだ。これがターニャへ転生前のおっさんだったら恋が生まれたかもしれない――いや、ごめん想像できないやw

 今回ほぼ戦闘シーンなので楽しい。とっておきをぶちかますターニャの見開きシーンの格好良さは異常。
 歴戦の猛者どももどんどん疲弊していく中、いよいよ弾薬も尽きて抵抗も終わりかと思われた時、日の出まで持ちこたえたターニャたちに帰還命令が下る。
 フリーダムを叫ぶデグさんの嬉しそうな顔を見た後で、帝国の作戦は次の段階へと移っていく。マッドなドクトルシューゲルが作った人間砲弾で敵司令部を叩く衝撃と畏怖作戦が二○三大隊へと命じられ、グランツが正式に二○三大隊入りしたところで今回は終わり。

 やっぱりいつものように短く感じてしまうけど、今回は戦闘シーンたっぷりで見応えがありましたな。もうセレブリャコーフ少尉はスコップが標準武器と考えた方がいいかもしれない。
 いろいろ細かいところが理解できていないので、そこは原作を読む時には理解できるよう頑張ります。

 では、この辺で今回のお気に入りへ。
 僕が選ぶので今回は確実にセレブリャコーフ少尉のシーンで。オーバーヒートして宝珠が使えず落ちていく少尉を追って無事着地したターニャは、ライン戦線という場所もあって、新兵だった少尉を思い出す。
 かつて強がってした発言も今ならできると断言する少尉に笑い合い、ターニャはかつてのように確認の言葉を投げかける。


「少尉、覚悟はできているのだな?」
「はい、少尉殿!!」


 ――可愛い、なんだ天使か。
 この以前の再現にも関わらず、意味が全く違うっていうシーンはいいなぁ。前は『出来なかったならどうなるか分かっているよな?』的な覚悟を問われて必死に食らいついていくというやりとりでしたが、今回のは双方とも信頼がこもっているんだ。最高か。






幼女戦記15
東條 チカ (漫画),カルロ・ゼン (原作),篠月しのぶ (キャラクター原案)
KADOKAWA (2019/7/25)
posted by SuZuhara at 23:33| Comment(0) | 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月23日

あおざくら 防衛大学校物語 12



「家族の大事を知らせんがは、筋違いじゃあないがですか!!?」


 湿度が上がって暑くなった瞬間、熱出しましたw
 ほらな、暑いのは本当にダメなんだってば。今のところ元気ですが、ゲームしたいのでswitchでも買おうかなっと。ファイアーエンブレムしたいんだ。シリーズは一回もやったことないけど、育成しつつ戦いたい。だからガレリア延期はキツいって言ったんだ。
 しかし、switchを買った瞬間私のいろいろなことが終わる。絶対に全てを放り投げてゲームする。思えば今年はがっつりゲームやってませんなー。


■あらすじ
 千葉二等海尉が指導教官として防大にやってきてから、その理詰めの性格から困惑するのは生徒だけでなく、同じ教官同士でも衝突する。
 しかし、そんな千葉も坂木にとってはかつての部屋長であり、防大での再会から坂木が入学した過去へと話は移っていく。


■感想
 新刊を楽しみにしているあおざくら12巻。
 がっつり追っているのはあおざくら、幼女戦記、呪術廻戦の三作品ですね。全く漫画を買わなくなった時に比べるとめっちゃ読んでますな。

 交通事故を目撃した一件から、千葉と面識ができた近藤と岡上は千葉から「なぜ防大で学ぶのか?」という質問をされる。
 二人は目指す人=坂木を目標として学んでいくことを告げると、千葉は納得してくれた。

 この後、近藤は岡上と出かけたことで坂木にこっぴどく怒られるわ、内恋だと男どもに絞られますが、武井が理由を説明してくれて誤解を解きます。
 え、決まってるだろ? 武井は近藤に恩を売ったんだよw

 千葉が生徒たちに紹介されますが、内恋撲滅委員会を正論で論破したり、反省のための腕立て中にそれをすることの意味を問いただしたりと、そういうものだと思っていたことにメスを入れていく。
 うーむ、こいつはむつかしい。罰=腕立てだと教え込まれた後でこの意味は?なんて聞かれてもそういうものだとしか言いようがない。他にも夢を語る一学年に深く追求していったりとかね。

 まぁ、千葉も考えることをやめるな、夢を決めつけて愚直になるなって言いたいだけなんだけど、この辺は不器用ですな。久坂教官と険悪にならなきゃいいんだが……。

 坂木としては会いたくない先輩だったようですが、その過去は近藤と坂木の関係にそっくりですね。
 理不尽な指導に疑問と怒りを覚えつつも、部屋長の考えを知り憧れていく。それでも反発することを忘れないところなんか特に。
 部屋っ子が一人退寮してぶつかり合いますが、坂木も開校記念祭を迎えてそこで妹の岡上乙女がみんなに公開されることになる。ここで千葉と岡上は出会っているんだけど、岡上は覚えていないようです。中学生岡上さんはちょっと可愛くて困るw

 千葉と近藤が接することで何かを心配していた坂木でしたが、すっかりいつも通りで近藤は二学年での学科選択希望で悩むことに。親友→原田に同じ学科を取りたいと言われて喜ぶ近藤の気持ちはちょっと分かる。沖田に親友って言われてもなー。
 困ったときの松平さん曰く、ブレーンって呼ばれる勉強のできる学生がいる学科がいい。ノートを借りて赤点を回避できるから、と聞き、原田の魂胆を知ってしまう。

 そんなこんなで学科選びが終わり、次はクリスマスダンスパーティーへ。
 女子を集めろと言われて、開校祭で知り合った女子たちに片っ端からパーティとしか言わずに声をかけるというサイテーwなことやって女子を確保した近藤だったが、誘った手前、近藤は坂木らからどんな女性でもリードできる紳士に鍛えられることになるのだった。

 特別編として東京行進、70kmを夜通し行進するという行事の話がありますが、こいつはすげーや。

 いやー、坂木の過去はそこまで大袈裟なものではありませんでしたが、青い坂木というのは新鮮でした。今回は大半が坂木の過去でしたが、近藤たちが出てくると安心するから不思議。
 しかし、俺はハーレムは好まぬので近藤にはさっさと一人に絞っていただきたい。
 次巻は九月とのことで楽しみに待ってます。

 では、この辺で今回のお気に入りへ。
 千葉と打ち解けた坂木は指導内容について千葉を質問攻めにしていたシーンから。


「客観的にオレが防大生として足りんがはなんですか?」
「廉恥、真勇、オレを敬う心、背。」


 ここ笑ったwww
 やたらと背のこと突っつくと思ったら昔からのようですね。坂木が遊ばれているってのは面白いっすね。





あおざくら 防衛大学校物語 12
二階堂 ヒカル
小学館 (2019/6/18)
posted by SuZuhara at 22:02| Comment(0) | 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月14日

幼女戦記14



「さあ 銃をとりたまえ 仕事の時間だ」


 先月、ちょいとヤバげな夢を見た。最近になって先輩に子どもが生まれ、また別の先輩が子どもを産めない身体になった時の話を聞いた影響なんだろうけど、とても怖い夢だった。主に私が。
 先輩の赤ちゃんが人間の身体は不浄であると豪語する宗教団体に拉致されて、やっと見つけたと思ったら臓器を空の人形に移されていた。言葉を失う先輩に赤ちゃんを任せて僕は宗教団体を潰しにかかる。私は人の顔を覚えられないから一人ずつ写真撮って念入りに殺していく。怒りが沸点を超えると笑えてくるのだと知った。協力したら助けてやるって言ってお互いを殺し合わせたくせに助けない。なんだよ、冗談に決まってるだろ本気にするなよって。
 この夢はかなりショッキングでした。しかし、自分が家族以外の誰かのために怒れるんだと知った夢でもある。うーむ、どう処理すべきかは今でも分からない。


■あらすじ
 アレーヌ市で無関係の一般市民の解放を要求したターニャたち帝国軍だったが、パルチザンが捕虜を殺したことから市民の避難は完了したという宣言となる。つまり、条約に反することなく行われることになった大虐殺を前に新兵のグランツは震え、ターニャに慈悲を請うが戦争がなんたるかを思い知らされることになる。
 参謀本部へと呼び出されたターニャは一人次なる任務を言い渡されることになる。


■感想
 発売日には買っているけど、ちょっと気を抜くとすぐに新刊が発売する幼女戦記コミカライズ。また月末には次が出るから大急ぎで書くんだぜ。

 と言っても、言ってしまえばアレーヌ市の結末とアンドリューレポートなんですよね。
 かなり細かく書かれているので分かりやすいが、大分思い展開であるので1,2巻辺りに戻りたくなるw あの頃は良かった。新兵なセレブリャコーフ少尉は可愛い。

 あらすじで書いたように条約を回避したターニャたちは文字通り大虐殺を行います。もう敵しかいないから無差別に攻撃できるし、ターニャが提案した火災旋風も使われて焼かれていく街と敵と市民。
 その光景はグランツでなくとも発狂ものでしょうが、彼らは軍人である。命令されたらやるだけと心を殺す。

 後々、連合国情報部が嬉々として帝国を責めようとしますが、記録された音声は帝国の正しさを証明することしか出来ないと知り葬られることに。
 まぁ、この辺はターニャが上手だったのであるから仕方ない。

 その後、ターニャは一人で帝都に出頭へ。セレブリャコーフ少尉が一緒に行かない時点で、私のテンションは下がっている。アニメのヴィーシャはよく食べますが、原作の方はどうなんだろうか。……はい、まだ原作読んでません。すまん、厚くて持ち歩きにくいんだもん。

 列車で一緒になったウーガ大佐からこれからのことを聞く。ざっくり言うと、帝国はアレーヌ市のことで前線維持できないという嘘情報を流して撤退する。それを逃すかとばかりに追ってきた敵を叩き、戦争を続ける力を無くさせるというもの。……違ってたら申し訳ない。
 この、ターニャが以前に提言していた案をこの時代の人間が行うことは画期的であるが、それを最先鋒で行うのはターニャなんだよなー。

 最後にアンドリューレポートでは後世でアレーヌ市の虐殺がどう捉えられているかが語られます。
 しっかし、最後の二○三大隊はラスボス感があって格好いいのだった。

 こんなところかな? 決着は次へと持ち越されていますので、二○三大隊はあまり出番はなかったですね。グランツの葛藤がメインとも言える。
 あの状況でビシッと指示してくれるとなると、みんなが大隊長殿ってターニャを慕うのが分かる気がします。絶対的信頼の置ける上司っていうのは羨ましいものだ。

 では、この辺で今回のお気に入りへ。
 火に包まれたアレーヌ市で逃げる市民を守るために殿を務める敵魔導師を排除せよという命令が二○三大隊に下される。命令を受け入れるターニャに「もし我々が排除したら」と再考を願うグランツが見たものは少しも顔色を返ることのない大隊長と大隊の面々だった。


「排除したならば 帝国の敵が吹き飛ぶのだろうな
 結構なことである」


 この時の目をした大隊長に見つめられて生きていられるグランツはすげーのである。
 でも、この洗礼を受けて後々二○三大隊の精鋭になっていくんだから頑張って欲しいものだ。






幼女戦記14
東條 チカ (漫画),カルロ・ゼン (原作),篠月しのぶ (キャラクター原案)
KADOKAWA (2019/5/24)
posted by SuZuhara at 20:58| Comment(0) | 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月13日

呪術廻戦 6



「さあ 調理をはじめようか」


 大分ご無沙汰しておりました。元気です。ええ、まあ多分。
 6月は自分に課した制約もあっていっぱいいっぱいでしたが、月末に開放されています。
 いえーい、自由だーっ!なノリで期限がないと永遠とサボり続けるという悪い癖で今に至ります。
 うん、明日から本気出す。でもとりあえずブログは今日更新せねば。これまでほとんど本も読めていないのであんま進みませんが、ぼちぼち行きます。


■あらすじ
 交流会でぶつかり合う東京組と京都組の間に真人率いる呪詛師たちは乱入し、急遽手を組み対峙することになる呪術高専生徒たち。教師陣もすぐに救出に向かうのだが、敵の帳は五条悟を拒むモノだった。
 花御と対峙する伏黒、狗巻、加茂の三人だったが一人、また一人と倒れていき、駆けつけた真希ともどもピンチに陥った伏黒を救ったのは虎杖と東堂だった。
 東堂との手合わせを経て格段に強くなった虎杖は黒閃を取得し、東堂とともに花御相手に戦うことになる。


■感想
 やー、新刊6巻だぜー! もう京都組というか東堂が好きすぎてやばいね。え、クラウドファンディングのグッズに京都組いないやん。学生証の名前とかもろもろどうすればいいのか分からんからまだ申し込んでいませんが、応援しているので何かしら申し込むと思います。
 けどなー、コレクションが苦手な者からするとグッズというのは扱いに困るのである。

 話が逸れましたが、京都交流戦の続きから。
 虎杖暗殺から東京と京都の戦いになっていましたが、呪霊と呪術師の参戦により一時休戦。
 狗巻の言葉分かる伏黒はすげーと思う。どうでもいいでしょう? いや、そこ重要ですよ! 乙骨も今なら分かるんかな。

 伏黒、狗巻、加茂の三人で花御戦となりますが、強い言霊を使っていないのに狗巻の喉がやられ、加茂も倒れます。そして、私のお気に入り式神の鵺さんまでもが……。え、破壊されてないですよね? ね!
 伏黒一人になったところで真希さんが来てくれるので、ここからは呪具戦へ。夏油が使っていた三節根を伏黒に出させて真希さん装備ー。ここを見るに伏黒は真希の武器庫としての役割も担っているようだ。
 二人のコンビ技で立ち向かっていきますが、伏黒に呪力を吸う花の芽を埋め込まれてしまい、式神すら使えなくなってしまう。それでも無理矢理使おうとした時――選手交代。虎杖と東堂が満を持しての登場である。

 二人を逃すが、初めから二人で花御戦ではなく黒閃修得ために虎杖が一人で戦う。ここでの暑苦しいまでの友情、嫌いじゃないぜw

 今まで虎杖は並外れた体力と宿儺の呪力で戦っているイメージでしたが、打撃との誤差0.000001秒以内に呪力を衝突させることで2.5乗の威力を出せる黒閃を花御戦で修得、そして連続記録を塗り替える5回出しという偉業を為す。東堂がわくわくしてるの気持ち悪くて好きだなーw(褒め言葉)
 東堂の不義遊戯で入れ替わり立ち替わり攻撃してくる二人に花御が押されていくが、正直花御のキャラがあまり掴めていないので戦いを楽しみはじめてもよく分からないの一言だった。
 東堂のIQ53万とか脳内高田ちゃんとか、もうバカみたいなのにちゃんとこいつは考えてやがると分かりやすいと助かるのだが、いまいち敵側の狙いが掴めないんだよなー。

 ここから本気出す、でタイムアップ。五条先生の登場である。
 速攻で逃げた一人を除き、簡単にやっつけてくれます。花御がどうなったかは大技をぶつけすぎて分かりませんが、多分生きてるでしょうな。生死不明は生きてるフラグである。

 一件落着なようで真人も他で仕事を終えていたようなので痛み分けでしょうね。
 ジャンプは呼んでいないのですが、このまま交流戦は続けられるのかな? 終わっちゃうと東堂が出番が減って悲しいのだが。次は10月発売とのことで楽しみに待ちます。

 では、ここいらで今回のお気に入りへ。
 ま、確実に東堂のシーンですな。
 黒閃を修得したいが真人と花御が関わりがあることを知り怒る虎杖をビンタで沈めて東堂は言った。


「伏黒(とも)を傷つけられ…
 そして何より親友である俺との蜜月に水を差され…
 オマエが怒髪衝天に陥ってしまうのはよぉーく理解できる
 だがその怒りはオマエには余る
 今は抑えよ」
 パァン
『仲間割れ…なのか?』
「消えたか? 雑念は」
「ああ雲一つねぇ」
 Thank you so much
 東堂(ベストフレンド)!!


 なにがどうなってるんだよwww
 まあ、そんな気持ちになりましたが、こういう昔の暑苦しさは嫌いじゃないぜ。
 元々東堂のことは好きでしたが、もっとドンドン出て欲しいですなー。

 ちなみにですが、ちょいと前に行われていた人気投票で私はほぼ高田ちゃんに投票してました。ラブレター破りの横顔に惚れたわけですが、今回の彼女も素敵でしたね。
 ほぼという言い方をしたのは個人的に好きな三輪にも入れていたからです。







呪術廻戦 6
芥見 下々
集英社 (2019/7/4)
posted by SuZuhara at 22:35| Comment(0) | 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする