「オマエは強いから 人を助けろ」
GW後半から思い腰を上げて頑張ってきましたが、やっと一歩踏み出せました。新しいことを始めるのはチキンにはハードル高いんだ。
しかし、今月はイベントが多いから楽しみなんだ。今年もデザフェスに遊びに行く予定ですが、前回ミスって顔がバレてしまったので変そうでもするかと本気で考えていたりする。
■あらすじ
ある日、虎杖悠仁は学校に眠っていた呪物「両面宿儺の指」を発見し、その封印を解いてしまう。その呪物に惹かれて集まった回収にやって来た呪術師・伏黒恵や部活の先輩たちが呪いに追い込まれていき、虎杖は呪物を食うことで対応しようとする。
そうして宿儺が受肉してしまうのだが、虎杖の身体は乗っ取られておらず、宿儺の器として秘匿死刑が決定する。
しかし、呪術高専の教師・五条悟の働きにより宿儺の指を全て取り込むまでという執行猶予を得ることになる。
自らの死刑に納得はしていないが、虎杖は宿儺の指を取り込むことを決め、対応する力を手に入れるためにも呪術高専へ入学することになる。
■感想
やー、3巻発売辺りで買っていたのに気がつけば5巻出ちゃったよ。感想書くタイミングを逃すと本当にいけない。今、一番楽しみにしている漫画です。
この漫画を知ったきっかけは1話試し読みを読んでから。伏黒の影絵式神がめちゃくちゃ好みだったのでとりあえず全部買いに行ったはずw
虎杖と伏黒と釘崎の一年トリオは意外と好きなのですが、すぐに虎杖死亡で解散。大丈夫、0巻主役の2年組が来てくれるよ!
まあ、虎杖は死亡扱いされているだけなんだけど、主人公が早々にメイン組から外れるという展開は驚きだった。
手違いで特級呪物と戦うことになった1年トリオは虎杖を残して敗走。虎杖は宿儺の力で乗り切ろうとするが上手くいかず、宿儺が出てきて倒した後でも気を失っていたため宿儺vs伏黒戦へ。ここ好きだなぁ、伏黒は第二の主人公っぽいですよね。伏黒の「不平等に人を助ける」というのは大人になってヒーローの異常性を知った後だと信念があるように感じる。
釘崎も初めは全く響かない女子だなとか思っていましたが、「オマエ顔覚えたからな」のシーンを見て好きになった。こいつは飾らないから信用できるw
宿儺に心臓を抉られ死ぬことになる虎杖。
五条先生ブチギレで高専の上層部が関わっていることが分かりますが、虎杖の中で宿儺と契約をして心臓を作り直して貰うことに。
その内容は「宿儺が契闊と言ったら1分間身体を明け渡す」「この契約を忘れる」というもの。あー、これはやばい。2つめが特に。どこで使われるのか楽しみですね。
伏黒と釘崎は2組と合流して対京都姉妹校戦の準備へ。
真希さんが乙骨好きっぽいのにほんわかする。犬巻はしゃけしゃけ言ってると嬉しいし、パンダはパンダだ。
その間、虎杖は五条先生と特訓へ。映画にはポテチ、その気持ち分かるぜ。でも俺、コーラは最近飲まなくなったなぁ。
虎杖は高専上層部だけでなく呪霊からも狙われており、一級呪術師の七海との仕事はなかなかに辛かったですね。吉野に同情はしないけど、母親に手を出すのは反則だろうと。ナナミンの武器が鉈とか震えるほど格好良いよな!
京都組は始め、よく分からんと言うのが正直なところでした。真希さんの妹の真衣は仕方ないよ、才能なしと真希さんを手放す家だから性格も曲がってるだろうと。
だが、東堂は本当に分からんかった。好きな女のタイプを聞き、気に入らなければ倒す。高田ちゃん(アイドル)の握手会に行く。うーむ。彼への対応は5巻で変わるのでまた後で。
五条のサプライズ企画で虎杖はドン引きな合流、そして京都交流戦へ。
呪霊対峙対決なのに呪術師狙って突っ込んでくる東堂を一人相手にすることになる虎杖だが、まさかの女の趣味が東堂とドンピシャw そして、東堂の脳にないはずの青春の1ページが……。
ここで東堂は高田ちゃんに告白して振られるんですが、ラブレターを破る高田ちゃんがめっちゃ綺麗なのである。これは惚れる! お前の女の趣味最高じゃないか!!と手のひらを返すw
東堂を除く京都組は上層部の命令で虎杖を殺しに来ますが、東堂がそれを阻止してタイマンへ。お互いを高みへと導く戦闘は青春ですなー。
京都組では、と言うか見た目と能力的にダントツで三輪が好きなのですが、真希vs三輪戦は真希さんが上手でしたね。妨害されて万年4級の真希さんだが、呪具の使い方はスペシャリストなのである。
パンダがパンダじゃない、パンダ先輩が何者か分かるメカ丸戦はお姉ちゃんの存在が気になりますね。お兄ちゃんのゴリラモードは不覚にも格好良くて困る。
釘崎は偵察兵の西宮を取る寸前で真衣に打たれてリタイヤしますが、続く真希vs真衣の姉妹戦で真希さんが買って仇を取ってくれる。ま、この姉妹の溝は家系が関わってくるからなかなかに難しい。
団体戦も終盤、犬巻が上層部が虎杖を殺すために放った準1級呪霊――を倒した真人たちの仲間・花御と出会ったところでお終い。
駆け足でしたが、こんな感じで僕は非常に楽しい。
真人は好きではないですが、彼の肉体と魂の話は興味深いし宿儺を巡る対決と最強五条悟をどう封じてくれるのかすっごく楽しみにしてる。
あと、高田ちゃんの出番にもな!
では、ここいらで今回のお気に入りへ。
まとめて書くと選ぶのに苦労するんですが、京都交流戦前に虎杖の襲撃を命じられる京都組だが、東堂はその場から立ち去る。だって高田ちゃんの番組が始まるから。録画しろ? 録画してリアタイでも観るんだよ、というそんなシーン。
「いいかオマエら じいさんもよく聞け
女の趣味が悪いオマエらには疾うの昔に失望している
謀略 策略 勝手にやれよ
但し 次俺に指図してみろ
殺すぞ」
こんなことを言う東堂に三輪は普通に「あの人に殺されたくないですよ」って言うんだけど、5巻のキャラ紹介で普通だけど普通のまま呪術師やってるのが少し異常ってあってすごく嬉しい。京都戦は本当に楽しいなー。
呪術廻戦 1〜5
芥見 下々
集英社