2015年03月29日

ぼくの好きなコロッケ。



「たいしたことない」ことは、なかなかたいしたことだぜ。


 年度末ですね。
 私の方はなんにもありませんが、家族が地方に行くことになって心配でたまらん。生きていけんのかなと心配していたら、お前の心配の仕方はおかしいと指摘されますが、もうどうしようもないんじゃないかな。
 そして家族が遠くに行ってしまって寂しいから、よし犬を飼おうという提案は一瞬で拒否されました。
 く、この流れなら行けると思ったのに!


■感想
 今回は糸井さんのTwitterやほぼ日上などで掲載した一年分の言葉を選りすぐり一冊の本にしたものから。
 こういうのって初めて買ったんだけど、私の今回の目的はこの本にフードスタイリストの飯島奈美さんのコロッケレシピがあると聞いたから。

 個人的な趣向ですが、コロッケがめっちゃ好きなんだよね。
 地元に有名な肉屋があるんだけど、地元に帰る度にそこでコロッケは絶対に買う。出先でも美味しそうなのあると心惹かれちゃうんだよな。けれども一番好きなのは家族が作ったのなんだよな。
 舌が慣れているのかもしれませんが、自分が作っても勝てない。

 そんなコロッケ目当てで買った本ですが、なかなか面白かった。
 基本的にtwitterとかは誰のであろうとも見てないんですが、そこまで追う気力がないので。こうやってまとめられたものを見ると面白いもんだな、と。

 そして、これだけ書いているということと説明の放棄をしないところがすごいな。
 私はどうしても、このブログでもそうなんだが、書きたいことについて上手い表現が見つからない時は曖昧にしてしまうんだ。いろいろあったとかなんやかんやとか。そういう言葉が好きでつい頼ってしまう。
 けれども、糸井さんはそんなことない。難しい言葉を使うわけでもなく、かといって福島の問題にも真摯に取り組んでる。

 個人的に落ち葉に対する話がストンときたな。
 落ち葉に風情があると思うのは一瞬だけで、落ちた葉がゴミになりどうするのかという話。糸井さんの意見はここでは書かないけれど、ちょいと前に私の住処でも落ち葉の問題になった。

 落ち葉が家のベランダに入ってくるからあの木を切り落とせ。いいや、夏場の日除けになる木は切り落とせないと論争になったのである。
 なんともまぁ、自分中心な意見だなと思った。
 いや、構わないんだけどその意見だけで行政を動かせと主張するのはどうなのかと。私も自分勝手なことを言わせてもらえば、それに俺は関係ないもんであるよ。
 うん、関係ないからさ意見すら許されないんだ。その木だってあなたたちの物ではないのにな。うー、ままならん。
 でも結局は平和的な解決法は原因を排除するんじゃなくて、どうやって共生していくかだろう。

 もう内容に入っていてあれだけど、この本は一言から見開き分の長さの短い分と長めの話、ブイヨンの気まぐれカメらと劇団セルフタイマーー、文章とリンクしたイラストと糸井さんがアップした写真でできている。
 劇団セルフタイマーってブイヨンの本の時に説明したかな? カメラのセルフタイマー機能を使って写真を撮ろうってものなんだけど、これがなかなか面白い。上手く決まったものが取れるわけでもピントだって合わないこともあるけれども、カメラを覗いているだけじゃ撮れない画がある。
 最近カメラいじっていたから自撮り機能とかにも触れたけど、私は完璧な写真よりもこっちの方は味があると思う。だって、この画は自分じゃ撮れないものだからね。

 さて、ブイヨンの可愛いところとか語りたいが、今回の私のメインはコロッケなのでそれについて語ろう。
 本のタイトル通り、糸井さんもコロッケが好きらしく、コロッケ愛が熱く語られている。おおむね糸井さんの意見に賛成なのだが、一つとして譲れないのはコロッケは「揚げたて」に限るという点。
 私ははっきり言って揚げ物が苦手なんですよ。嫌いじゃないけどキャベツは大量に用意してくれ、といった具合に。
 だから、揚げたてに魅力は感じない。そりゃあ揚げたては美味しいけれども、コロッケに関しては揚げてから一晩寝かせて味を整えた方が上手いと思うのだ。

 ここで我が家では戦争になる。
 私はうっかり一晩寝かせたコロッケの美味さを語ったばかりに、どれだけ大量に作っても次の日まで残らないのだ。私が起きて活動するまでになくなる。
 早起きしろよ、と思うかもしれないが、夜食に食われているんだからどうしようもない。間色はしない主義が仇になるのである。しかしな、末っ子にはどうしようもないんだよこんちくしょう!
 たぶん私の中で我が家のコロッケが神聖化されているのは、他のどのコロッケよりも手に入りにくいからというのもあるんだろうなー。
 でも、嬉しいんだ。糸井さん風に言うのであれば私にとっての世界一の君が、他の人にも好かれているなんて最高じゃないか。それだけで幸せな気分になれるから、私はお手軽なんだぜ。

 ちなみにコロッケレシピはまだ完全に作れていない。
 俺んちにフードプロセッサーがなかったからパン粉の再現ができていないのだ。
 発売日の九月からちまちま読んで本を読了したというのに、まさかのフードプロセッサーが立ふさがるとは。いやー、デジカメとかしてる場合じゃなかったな。部品高いんだもん、私は一枚も撮ってなかったけどさ。

 では、ここいらで今回のお気に入りへ。
 勉強する理由について語られた言葉の一文です。全文読むとバシッとくるけど、ここでは一番響いたところを。


「だれかのちからになりたいと思ったときに、
 じぶんに力がなかったら、とても残念だろう?」
ということは、いまでも思う。


 ずっと昔から自分の中に消えないものがある。
 それはおそらく伊坂幸太郎さんの『フィッシュストーリー』でのことが私の中に残っているんだろうと思っているが、必要なのは準備なんだ。勉強でも護身術でもなんでも、本当に大切な時に動けるように準備する。
 それが大切なんだってこと、学生時代に気づきたかったなー。







ぼくの好きなコロッケ。
糸井 重里
東京糸井重里事務所 (2014/9/26)

ラベル:糸井重里
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2015年01月04日

ブイヨンの気持ち。



「おとうさん、今年は楽しかった?」



 新年、あけましておめでとうございます。
 はい、とっくに年明けてますねすみません。新年一発目はアポクリファにしようと画策していろいろやっていたらできないことが分かりました。もう時間ないしな。やっぱりあれだよ、Vita取り戻せないからってGBA引っ張り出してMOTHERを始めたのがいけなかったんだって。
 そんなこんなな私ですが、今年もよろしくお願いします。


■感想
 今回の本はHP『ほぼ日刊イトイ新聞』で連載というか、掲載されている糸井さんの気まぐれカメラに載せられた愛犬・ブイヨンに関する記事の詰め合わせ本です。

 ほぼ日に関しては私よりも詳しい方が多いでしょうが、私とほぼ日の出会いは大学時代の先輩からの紹介でした。
 当時、PCいじっていてURLが面白い奴を探していたんじゃないでしょうか。そんな時に、「糸井さんはセンスあるから1101ってURLにしてるんだぜ」と。

 そんな風に紹介されても私は行きませんでした。
 いや、大学時代は取れるだけ単位を取るのが俺のジャスティスだったので暇がなかった。常にレポートに追われていた。
 ま、そのおかげでいろんな分野で馬鹿な知識を手に入れましたが。

 だから、ほぼ日に行くようになったのは本当にごく最近なんだ。一年も経ってないよ。
 ふと、先輩の言葉を思い出して行ってみたらいろんなことをやってるから面白くて、中でもブイヨンが可愛すぎて犬好きとしてはノックアウトされてしまったんですよ。
 HPだけ追っていたんだけど、MOTHER2のほぼ日手帳を買う時に一緒に本を買ってしまった。だって、ストア特典でブイヨンのシールがついてくるっていうんだもん。買うだろ?

 いやー、写真と糸井さんの短い文が添えてあるだけの本なんだけど、手にとってみて読んでみてすごく愛しい本だと分かりました。
 だって、ブイヨンへの愛が溢れているんだ。首を傾げていたりとか散歩中だったりとか、糸井さんと一緒にお昼寝しているところだったりとか。荒んだ心に染みわたる愛しさでした。

 可愛い写真ってだけでなくてさ、短く、だけど濃く、糸井さんが犬を飼う上で悩んだことについてなんかも書いてある。生半可な決意じゃなく、ブイヨンを家族として迎え入れたことが書いてある。この辺はHPを漁るともっと深く分かる。

 この本の中で好きな写真は「近所のばあさん」「素肌はブチ」「わーいわーい」「ほめられて、京都」だな。
 素肌はブチの糸井さんと足の裏をくっつけて眠っているとことか、ボールを持ってテレビを観ているところなんて可愛すぎてどうしようもない。
 自分がいずれ犬を買いたいと思っていたことを思い出したよ。その想いが決意として形に出来た時は、私も犬と過ごしたいな。家族にちょろっと言ったら「あと5年待て」と言われたがなw

 ここ最近はほぼ日に日参してブイヨンを観るのが好きなんだが、実に癒される本でした。もう一冊出ているので近々買おうと思ってます。今年のカレンダーはB'zからブイヨンに乗り換えたのは内緒なんだぜ。

 では、ここらで今回のお気に入り。
 今回抜き出すのは写真に添えられている文章ではなく、糸井さんの短いエッセイ的なところからの一文。


 少し口臭もあって、やたらにくねくねしている。
 うちの犬を見ていて、そんなことを思っていました。
 おれも、もっとくねくねねばねばしたいもんだ。


 いいな、くねくねねばねば。
 私も年明けたから今年はもっと自分に正直に生きたい。
 やりたいことやれなかったことに言い訳するんじゃなくて、芯を持って生きたい。
 そんな風に思って、大晦日から正月は作りかけのゾイドBD特典のブレードライガーを作っていた。ニッパーが力尽きたので爪切りで代用したが、めっちゃくちゃ時間かかったなー。つか、無謀にも程があったわw






ブイヨンの気持ち。
糸井重里
東京糸井重里事務所 (2009/4/13)




ラベル:糸井重里
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2014年11月09日

美術手帖 2014年 11月号



 ティム・バ−トンの世界へ、ようこそ!


 いつでも手に届く距離にいて、君がいない毎日なんて想像できるはずがなかった。君に触れられなかった日々なんてなかったから、君を失うなんて考えたことなんかなかったんだよ。
 あ、俺のPSvitaの話ね。
 兄貴に奪われてから一週間ほど経ちましたが、僕はゲームができなくて発狂しそうなんだが。仕方ないから家族に借りたDSで世界樹体験版をやってたら「5分な」とか言われるしw
 もう私はこの世界じゃ生きていけないかもしれないなー。


■感想
 今回はちょっと毛色の違う本で、美術手帖という雑誌のティム・バートン特集を買ってみた。
 この雑誌は美術館の情報とかアートに関する雑誌でティム・バートン展が開催されるからその予習に買ってみた。
 以前にダニー・エルフマンのコンサートに行ったと書いたがやはり初期作は知らなくてさ、そのことが分かればと思って買ってみたのでちょいと感想がてら紹介でも。

 この雑誌を買うのは初めてなので他とは比べられないのだが、特集のティム・バートンに関するページは83ページという全体の三分の一ほど。
 ティム・バートン、とダニー・エルフマンのインタビューは興味深かったな。てか、ほんのちょっとだけどもストップモーション製作現場の写真があったことが嬉しかった。どうしてもナイトメアの方が名作扱いされているけれど、私はコープス・ブライドの方が好きだったりします。ま、どっちも好きなんだがね。

 4つのキーワードから映画作品を解析するという企画があるけれど、私的にはこれは首をかしげざるを得なかったかな。
 4つの記事を書いている人が違うってのもあるんだけれど、この手の解釈を私が好きじゃないせいだろう。この手の記事は育った環境とかと照らし合わせてその存在に辻褄を合わせられているような感覚がするんだ。
 もちろん、全部が全部そうじゃないことは分かっているんだけども、全てを解説されてしまうとそれ以外の答えが出来なくなってしまうのが嫌なんだ。

 ティム・バートンの年表的な歩みは面白かったですな。ヘレナ・ボナム・カーターとの結婚が再婚とは知らなかった。他にもミージックビデオ作っていたりとか、こういうの見ると全部観たくなるな。
 私がティム・バートンに触れたのは『スリーピー・ホロウ』が初でしたね。ナイトメアも観ていたけれど、あの頃は子どもすぎて誰の作品かとかそういう概念がなかった。それにナイトメアが好きだというと変な目で見られたしね。子どものころからブラックスキーだと大変なんだぜ。
 まあ、レンタルビデオ屋でチャッキーとかアダムスファミリーばっかり借りたがる子はどう見ても異端だがなw

 スリーピー・ホロウでティム・バートンを自覚して今でも私の好きな映画の一つですね。ちなみにシザーハンズは今年の夏に初めて観たのだがw
 初期作はほとんど観ていないのですが今はビートルジュースが観たいな。ああ、あとヴィンセントも観てない。私が持っているナイトメアは昔すぎて特典映像が入っていないのでこの機に観てみますかなー。

 あとはアーティストたちのバートン愛とかバートン作品に対する対談とか。対談はストップモーションに興味がある者としては面白かったです。あとバートンに影響を与えた作品の紹介とか。

 その他の記事は上手く説明できない。アートには関しては門外漢なので。
 だけど、やっぱり解説よりもインタビューの方が好きだ。こんなことを考えているんだなと分かるのがいい、面白い。
 バートン好きは買って損はない内容だが、それだけ狙いだとちょっと高いかな。私はコープスブライドの撮影風景の写真があっただけで十分なのだが。

 さて、今回のお気に入りはなしで。
 インタビューを抜き出すのはどうかと思うのと、お気に入りは写真だからな。WOWWOWユーザーじゃないから特番が観れないのが残念すぎる。





美術手帖 2014年 11月号
美術出版社; 月刊版 (2014/10/17)




posted by SuZuhara at 18:21| その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月15日

ナノブロック ミュージアム Vol.1 上野動物園コレクション



“人気の動物×ナノブロック”


 うおーっ、タイプムーンエースkonozama喰らったー!
 そして、いつもは売ってない癖に職場の近くの本屋に普通にあったー!
 ……もう立ち直れないよ。だって、明日からは忙しいから今日遊ぶはずだったのに。そして、待望の東出さん小説だってのに……。


・感想
 今回はいつもと違うタイプの本です。何気にこの手の付録付き本を付録目当てで手を出したのは初めてだったりする。

 ナノブロックに簡単に説明すると、小さいものは一センチに満たないようなミリサイズのブロック。子どもの頃にレゴで遊んだ世代として、この本を本屋で見つけた時は去りがたかったね。
 うん、だから一度帰った後、次の日に買ったわけだがw

 雑誌の方はナノブロックの紹介と商品紹介。この辺はごく普通の付録付きムック本と同じだと思うのでスル―しますが、なかなか興味深かったです。はー、こんな世界もあったのだなーと。

 さて、早速ですが付録のパンダの方を作ってみました。
 製作時間は30分ほど。作り上がったパンダは手のひらにらくらく収まるサイズで5センチくらいかな?
 難しい作業ではないけど、やはり少しずつ出来上がっていく感は堪らなかった。レゴが大好きだったからさこういうブロックを組み立てていくのは時間を忘れるほど夢中になってたよ。

 ブロックが小さいこともあって組み立て方によってなかなか多彩な表現ができるようなで、私もパンダの余剰パーツで馬鹿なモノを作ってみましたが、せっかくなのでパーツを別途購入にして完成させてみようかと思う。その時は、このパンダと一緒にここにアップでもしてみよう。
 うん、それまでに写真のアップの仕方を覚えないとなー。うわ、前途多難じゃないかw

 この雑誌は『上野動物園コレクションVol.1』らしいのだが、次も出るんだろうか?
 次も出るなら迷わず買いますが、もうちょっと安くしてはもらえないだろうか。約二千円はちょいときついぜ。



ナノブロック ミュージアム Vol.1 上野動物園コレクション
阪急コミュニケーションズ (2011/12/9)



posted by SuZuhara at 22:36| その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月14日

アダムス・ファミリー全集



「いま不幸せかい?」
「もちろんよ!」



 知らぬ間に今月は月曜が非番になっていたらしく、せっかくなので「インモータルズ」を見てきた。
「300」が大好きだったのでめっちゃ楽しみでかなり面白かったw 神々、特にポセイドンとアテネの戦闘シーンに歓喜しまくりまでしたよ。ポセイドンは最後まですごい格好良かったしなーww


・概要
 朽ち果てた屋敷に住むアダムス・ファミリー。その奇妙なキャラクターの誕生からファミリーとなっていった模様を解説した作品集。
 

・感想
 正直、この本を一言で語るのは難しい。元々のアダムス・ファミリーは「ニューヨーカー」に掲載されていた一コマ漫画であり、それが映画やミュージカルになって知る人が増えたが、この本では原作である漫画の方について詳しい解説付きで掲載されている。
 私はラウル・ジュリアがゴメズをやった映画が大好きで今でも大切な作品として保管しているが、原作の方に触れたのはこれが初めてでして読んでみると違うところなどが結構あって興味深かった。

 本の構成としてはまず、アダムス・ファミリーという作品について、それから一人一人のキャラクターについて詳しく書かれている。この構成は嬉しい。何より、ゴメズよりもモーティシアの方が主役級であることに驚いた。いや、もっと驚いたのはゴメスがずんぐりむっくりな見た目出会ったことだがw

 漫画と解説を読んで思ったのは、傾向的にシンプソンズに似ている。パグズリーの悪行とか、まんまバートだよw そういや、バートもボーイズスカウトに入ってホーマーを失望させてたしww
 ま、そういうことが言いたいのではなく、これはただのブラックユーモアではない。気持ちほどに悪意のない、彼らにとってそれが常識であるように平然とこなす嫌がらせとでも言いましょうか、私たちが幸せを求めるように不幸を求める、そんな奴がいてもいいじゃないかと思わせる作品ところが似ていると思う。
 だいたい、ネジの二、三本なら抜けてしまった方が楽しいからな!

 だが、この本に乗っている限りだと、家族の力関係が分かりにくいかな。パグズリーに毒を盛られてモーティシアに泣きつくウェンズデーのイラストを見た時は普通に驚いた。いや、彼女なら服毒する前に返り討ちにするだろうとか、ハンドは原作ではアダムス・ファミリーの傍観者であるお化けだったとか、興味深くて買ってすぐよみきってしまったぜ。
 しっかし、相変わらずのフェスターおじさんは癒し系すぎるw

 これを読んでしまうと全部通して読みたいという欲求に駆られますが、最後にティム・バートンがストップモーションアニメで映画化を企画しているというので楽しみに待つとします。
 本屋で見かけて読みたいと思っていた「ようこそ自殺用品店」も映画化のようですし、これからが楽しみだな―w

 では、ここでお気に入り。
 豪雨の外の様子を家の中で眺めるファミリーのイラストにあったゴメスの台詞を。


「こういう日は、生きる喜びを感じるねえ」


 あ、それちょっと分かるかもw
 台風の日が非番で出掛けなくて良かったりすると、すっごい嬉しいんだ。大変だなー他の皆は、とか思ってしまってww



アダムス・ファミリー全集
チャールズ アダムス (著), H・ケヴィン・ミゼロッキ (編集), 安原 和見 (翻訳)
河出書房新社 (2011/10/26)

posted by SuZuhara at 16:37| その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする