「おとうさん、今年は楽しかった?」
新年、あけましておめでとうございます。
はい、とっくに年明けてますねすみません。新年一発目はアポクリファにしようと画策していろいろやっていたらできないことが分かりました。もう時間ないしな。やっぱりあれだよ、Vita取り戻せないからってGBA引っ張り出してMOTHERを始めたのがいけなかったんだって。
そんなこんなな私ですが、今年もよろしくお願いします。
■感想
今回の本はHP『ほぼ日刊イトイ新聞』で連載というか、掲載されている糸井さんの気まぐれカメラに載せられた愛犬・ブイヨンに関する記事の詰め合わせ本です。
ほぼ日に関しては私よりも詳しい方が多いでしょうが、私とほぼ日の出会いは大学時代の先輩からの紹介でした。
当時、PCいじっていてURLが面白い奴を探していたんじゃないでしょうか。そんな時に、「糸井さんはセンスあるから1101ってURLにしてるんだぜ」と。
そんな風に紹介されても私は行きませんでした。
いや、大学時代は取れるだけ単位を取るのが俺のジャスティスだったので暇がなかった。常にレポートに追われていた。
ま、そのおかげでいろんな分野で馬鹿な知識を手に入れましたが。
だから、ほぼ日に行くようになったのは本当にごく最近なんだ。一年も経ってないよ。
ふと、先輩の言葉を思い出して行ってみたらいろんなことをやってるから面白くて、中でもブイヨンが可愛すぎて犬好きとしてはノックアウトされてしまったんですよ。
HPだけ追っていたんだけど、MOTHER2のほぼ日手帳を買う時に一緒に本を買ってしまった。だって、ストア特典でブイヨンのシールがついてくるっていうんだもん。買うだろ?
いやー、写真と糸井さんの短い文が添えてあるだけの本なんだけど、手にとってみて読んでみてすごく愛しい本だと分かりました。
だって、ブイヨンへの愛が溢れているんだ。首を傾げていたりとか散歩中だったりとか、糸井さんと一緒にお昼寝しているところだったりとか。荒んだ心に染みわたる愛しさでした。
可愛い写真ってだけでなくてさ、短く、だけど濃く、糸井さんが犬を飼う上で悩んだことについてなんかも書いてある。生半可な決意じゃなく、ブイヨンを家族として迎え入れたことが書いてある。この辺はHPを漁るともっと深く分かる。
この本の中で好きな写真は「近所のばあさん」「素肌はブチ」「わーいわーい」「ほめられて、京都」だな。
素肌はブチの糸井さんと足の裏をくっつけて眠っているとことか、ボールを持ってテレビを観ているところなんて可愛すぎてどうしようもない。
自分がいずれ犬を買いたいと思っていたことを思い出したよ。その想いが決意として形に出来た時は、私も犬と過ごしたいな。家族にちょろっと言ったら「あと5年待て」と言われたがなw
ここ最近はほぼ日に日参してブイヨンを観るのが好きなんだが、実に癒される本でした。もう一冊出ているので近々買おうと思ってます。今年のカレンダーはB'zからブイヨンに乗り換えたのは内緒なんだぜ。
では、ここらで今回のお気に入り。
今回抜き出すのは写真に添えられている文章ではなく、糸井さんの短いエッセイ的なところからの一文。
少し口臭もあって、やたらにくねくねしている。
うちの犬を見ていて、そんなことを思っていました。
おれも、もっとくねくねねばねばしたいもんだ。
いいな、くねくねねばねば。
私も年明けたから今年はもっと自分に正直に生きたい。
やりたいことやれなかったことに言い訳するんじゃなくて、芯を持って生きたい。
そんな風に思って、大晦日から正月は作りかけのゾイドBD特典のブレードライガーを作っていた。ニッパーが力尽きたので爪切りで代用したが、めっちゃくちゃ時間かかったなー。つか、無謀にも程があったわw
ブイヨンの気持ち。
糸井重里
東京糸井重里事務所 (2009/4/13)
ラベル:糸井重里