恋だって、仕事だって、絶対に負けない! むぅ、インフル以降体調が芳しくない。
ビルダーズをするのは楽しかったけれども、体調がしんどくもあったのでセツナを買うのは見送ろうかな。
なんだろうな、どうしてか分からないんだけどものすごい嫌な予感がするんだ。この予感を信じずに買って去年の後半は後悔したからな。
しかも、先が気になって根詰めちゃう人間だから、ネタバレが出揃ってからやるようにした方が身体にいいのかもしれない。
■あらすじ オシャレ命のモデルだったデビーは交通事故で亡くなってしまう。天国でリターンキーを押したところ現世に戻ることができたが、それはその時に死んだ弁護士ジェーンの身体だった。
今までとはかけ離れたスタイルに絶望するデヴィだが、親友のステイシーだけはデビーであることを信じてくれて、お節介な守護天使に助けられながらジェーンとしていきていくことに。
あくまで自分はデビーだと思っていたが、ジェーンとして弁護士活動をしていくうちに彼女は新たな自分を知っていく。
■感想 今回は海外ドラマの感想を。初めて全シーズンのDVD勝っちゃったよ。
シーズン毎に書くとまた長くなっちゃうのでまとめて書きますが、ここ最近で一番好きなドラマでした。ま、昨今はドラマとか暇な時に海外のグロい系しか見てないんだけどね。
ゾンビものとか興味ないんだけど、猟奇怪物系は好きなんだよなー。日本とは感性が違うから怖くないのもありがたい。日本の怪奇は苦手です。いや、見るけどな!
あらすじはざっくり書きましたが、ここからでも分かるようにでかなりぶっ飛んだ設定だ。
死語で言うならイケイケなモデルが死んで、天国でお役所仕事を受けている最中で死んだとか有り得ないとリターンキーを押してしまう。それで現世に戻れるけれども、戻ったのは豊満な弁護士の身体だった。
まあ、法律モノだし見てみようかと見始めたんですが、これがすっごい面白かった。
新生ジェーンのベースはデビーなんだけど、ジェーンの知識があるから弁護士でもやっていける。むしろ、デビーの柔軟性が弁護士としてのジェーンを強くするんだ。
そりゃあね、デビーとしては見下してた豊満ボディとか有り得ない話だ。細いのが正義ではないけれど、そのプロポーションを保つために努力をし続ける人にとっては悪なのだろう。
ま、私はこの辺に興味が無いのでコメントしにくいんですが、デビーがジェーンになった後に持ち物とか化粧を見るとすっごいなと思う。やっぱり変わるんだけど、今の自分を最高にするのは尊敬する。
しかも、以前のお気に入りの店でジェーンサイズがなかったら訴えるというアメリカっぷりも見せてくれるし。
ジェーン自体魅力的ではあるんだけど、私はその周りの人たちも好きでした。特に親友のステイシー。このステイシーがどう考えても頭が軽いのに、最高にいい奴なんだ。
デビーがジェーンになっていることを誰にも言ってはいけないんだけど、守護天使に会う前にステイシーのところに行っちゃうんでステイシーだけが知っている。
親友が死んで悲しみに暮れる中、ビックな方が死んだ親友の名を語ってやってきた。しかし、デビーしか知らないことを知っていることからデビーだってすぐに信じちゃうんだ。それから一緒に暮らすとか、理性が働いていたらできるはずがないよ絶対!
初めはデビーたちの常識を伝える役程度にしか思ってなかったんだけど、私が基本的に一般常識的な考え方をするので彼女らの変化球による気転は楽しくてわくわくした。
とある殺人事件の回なんてさ、依頼人の事情から正当方法では責められない。けれども、夫を殺していないと証明しなければならないって時があるんだけど、ステイシーは一発で突破口を見つけるんだ。
それは死んだ夫の口についた口紅の色、犯人の口づけの痕だ。警察も当然容疑者の妻のものと思い、それを証明する必要はなく、そうじゃないと証明しなければジェーンたち。どうしようもないと思われたが、ステイシーが依頼人には似合わないって言ったことから、ならこの口紅の色が似合うのは誰かと調べて親友に辿り着く。
そして調べたら出てくる証拠、とこの後もまだあるけど、この発想はなかった。
私が根本的に重視する賢しさってのは頭がいいことじゃないんです。どれだけ求める答えをくれるか、私にできない気転をくれるかだと思ってる。
ステイシーはお気に入りでしたね。ま、海外のなのでめちゃくちゃ恋多い女性でしたが。
もうちょっと書きたい人がいるけど、物語の大筋を書いておこう。
弁護士ジェーンとして生きていくことになったデビーは、所属する弁護士事務所でデビー時代の婚約者グレイソンと出会う。新人で面接に来てたんだ。
彼は死してなおデビーを想っていたが、弁護士の同僚としてジェーンと接していくうちにデビーと被るようになっていく。
ここでも、グレイソンもめちゃくちゃ恋人ころころ変わるけどね! 好きな人が恋人を作っていくのを間近で見るジェーンはつらかった。
序盤はハリソン&パーカーという事務所でパーカーをボスに経営のパートナーの座を巡ってライバル弁護士のキムにグレイソン、違法スレスレの手もやってくれるアシスタントのテリー。このテリーもいいキャラで好きだけど割愛。いや、語りすぎるともう既に長いのに、テリーについて書くともっと長くなるって絶対。
恋に仕事に、そして新しい自分にてんてこ舞いな毎日ですが、第三シーズンだったかな? グレイソンが結婚することになる。けれども、その結婚は破綻する。
ジェーンはグレイソンとするはずだった結婚式案の全てを出して割り切って応援するんだけど、ジェーンといる時のデビーと同じように心を開いているグレイソンを見て結婚式当日にドタキャンされてしまうんだ。
ジェーンの恋人はころころ変わりますが、トムが一番好きだったけどオーウェンもめっちゃいい奴なんだよな。
でも結局グレイソンが忘れなれなくて、オーウェンとの結婚式でキッスして破綻になったりしているが。
この辺の恋愛模様よりも、事務所の問題の方が好きだな。初めはキムとパートナーの座を争ってバチバチしていますが、キムがパーカーの恋人となりいろいろあってパートナーに昇進。
けれども、パーカーは以前の恋人との間に子どもがいることが分かり、消えた母親と子どもを探しに行ってしまう。
キム経営になった時にジェーンは事務所を離れていたんだけど戻ってきて、オーウェンと破綻後に判事だったオーウェンが弁護士としてハリソン&パーカーにやってくる。
しかし、ここで経営者のパーカーが事務所を売ると言い出して、ジェーンのミスで依頼人に事務所が訴えられるようになった時にパーカーは速攻で切ってくるんだけど、それはジェーンの作戦。
依頼人の要望も叶え、邪魔なパーカーも切ってパートナーに昇進するために全ては仕組んで演技したものだった。これを知ったオーウェンもそうだったけど、騙されたのに爽快感と喜びがすごいや。
ここ、楽しかったなー。この事務所はもともと好きだったけど、オーウェンが入ってからもっと好きだな。
オーウェンがハリソン&パーカーに来た時はジェーンへの復讐だと思ってうはうはしたけれど、そんなことじゃなくて、ただジェーンと結婚しなくても繋がっていたかったっていうのは健気で泣きそうだった。書きながら考えるから決定じゃないけど、お気に入りはきっとここ。
恋人じゃなくなったってオーウェンとジェーンの関係はいいよな。最後のステイシーの結婚式に行く時に自然に腕を組んでいくとこ好きだ。
ああ、そうだ書いてないや。
実はステイシーがいろいろあって子どもが欲しいを言い出し、精子ドナーを求めることに。そして、完璧な精子としてオーウェンの精子を求めた。
ジェーンのこともあってオーウェンは断るんだけど、まだ未練があったジェーンに復縁はないと伝えるためにもそれを受ける。それから、ステイシーに子どもができて二人は本当に惹かれていくんだけど、これが分かった時のジェーンとステイシーの喧嘩は本気でつらったな……。
和解の時の挿入歌のShawn McDonaldの『Through It All』はお気に入りです。
「The highs the lows, the fights, the blows, the hurt, the pain and every tear that falls like rain My heart still beats,」この部分で私が思い出すのは相変わらず中学時代の友人なんですがね。愛ではないが、親愛は奴以外には抱けてない。
閑話休題。
ジェーンの母の死の際、本物のジェーンもリターンキーで戻ってきていたのがグレイソンにばらしてしまう。けれども、グレイソンはデビーではなく、ジェーンが好きだと今のジェーンと向き合って付き合うことに。
そうやってオーウェンとステイシー、そしてジェーンとグレイソンが上手くいきそうになるが、グレイソンが撃たれて死ぬ。
おう、どうせ帰ってくるんだろ? 勿論帰ってくるが、初代守護天使が助けてくれて帰ってきても、戻った身体は死刑囚のもの。冤罪を晴らすことから始まってなんとか二人でイチャイチャする時間を取り戻すが、傍から見れば恋人を失って死刑囚に垂らしこまれたようにしか見えない。
ここでジェーンのためにキムまでもが動いたのは驚いた。本当にこの事務所は家族だったんだな。キムは金にがめついけれど、ジェーンのために金を払ってでもニューグレイソンを追いやろうとする。てか、キムは出産で一時事務所を離れるけど、キムもいなきゃ楽しくないんだよなー。
しかし、グレイソンともう離れる気はないジェーンは事務所をやめることに。
この辺ではもうアシスタントのテリーもいなかったりして私的にも未練はなかったりするのですが、最後の案件はハリソン&パーカーが敵。しかも、相手弁護士はオーウェン。
日本のクジラ漁船とそれを阻止する団体の話なので日本人としてはあれですが、グレイソンが死んだ辺りから物語が破綻していたのでこの辺で終わったのはちょうどいいんじゃないかと。ニューグレイソンの我が物顔で隣にいるのは異物感があったから、私にとっても事務所メンバーは家族という認識だったんでしょうね。
まだ好きな事件のこととかもっと語りたいけど、この辺りで〆よう。やばい、日が昇ったよ!
では、今回のお気に入りへ。
今回は事務所売却であたふたしている時、オーウェンが酔った勢いで漏らした言葉を。自分がこの事務所にやってきた時にはパーカーが「事務所は家族だ」と言った言葉を信じたと言う。ずっと一人でやって来たから、その言葉は染みたのだと。
「なぁ、ジェーン」
「何?」
「僕たちはもう別れたけども、嬉しんだよ君と一緒に働けて。毎日会うのも」
この後、「私も毎日会えて嬉しい」とジェーンが返すんだけど、このシーンが切なすぎて好きすぎる。
ジェーンの母・エレーンが亡くなる際に自分の娘じゃないこと気づいていても
「愛してるわ、あなたが誰でもね」と言うシーンも好きだけど、オーウェンが健気すぎてやっぱりこっちがいい。
あ、基本的に私は字幕版の方が好きですが、ラブリーガルに関しては吹替版の方がオススメです。小ネタめっちゃ楽しい。英語を勉強して直で理解できるようになりたいんだけど、それはもうちょっと時間をくださいだよ。
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ブルック・エリオット (出演)