やろう――“もう一回”が無い試合
そういや、気がつくとAmazonリンクの画像が貼れなくなっていた。商品画像が欲しかった程度だったので何個か前の記事から一応貼っとくに目的が移っているのであしからず。
ま、もう自分で画像貼れるしな。実物貼った方が良かろう。……うん、俺ほど写真下手でなければの話だがな!
■あらすじ
過去から好敵手であった烏野高校と音駒高校。春高校の舞台、3回戦でついに念願だったゴミ捨て場の決戦が行なわれる。監督たち過去、そして今の選手だって念願だった試合で日向翔陽と狐爪研磨は負けたら終わり、もう1回がない試合で対戦する。
■感想
ぶっちゃけあらすじなんかいらんほどですが、『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』行って参りました。
私はハイキュー自体はアニメで知り、漫画を読んだクチですね。特に青葉城西、白鳥沢戦がすっごい好きでな。春高のアニメも観たんだけど、どうにもってか時間的にしゃーないんだけどぶつ切り感がすごくて観れなくてな。高校では稲荷崎戦が一番好きなんだけどなー。
というわけで音駒戦、映画で一気に観れるなら最高じゃないか!行ってきたわけです。ネタバレあるよ!
普段なら初日には行かない派ですが、コミックつくというのでえっちゃら行くよー。うん、これは失敗だった。
何度も言うが、満員の映画館は苦手だ。コロナ禍を最高に楽しんだ私には人多いってそれだけでキツい。
でも時間遅いし、今日はボーも公開だし満員ってことは――あった。むしろ、ボーの少なさを俺は選ぶべきだったんや。
特典についても私は勘違いしていまして、普通に発売されている『ハイキュー!! magazine 2024 FEBRUARY』がもらえるんだと思ってた。だから描き下ろしは本編後なのかなーって。
結果的にこれは良い勘違いで、キャラクターひとりひとりに描き下ろしがあって、しかも漫画の「猫みたい」はズルいな、と。
肝心の映画は全体的に素晴らしかったと思うのですが、個人的にスラムダンクと同じ歯がゆさがあった。仕方ないことだけど、これまでの回想がちょくちょく入るから試合のテンポが悪く感じてしまった。
さすがに90分だとカットも多く、このシーンないいいいぃっ!という嘆きもあると思う。俺、いっぱいあったよ……子ども時代の人見知り黒尾さん観たかった。
全体的に物語が音駒視線よりなのですが、特に最後の研磨視点は面白かった。研磨のゲーム感はかなり分かる。早くエンディングが見たい、この物語を知りたいとゲーム進めていくくせに終わりが近づくと終わらないでくれって思うんだ。映画もそうですね、時間で尺が分かってるのに彼らを好きになっちゃうとまだ終わってくれるなって何度も思う。
冷静にこなすだけだった研磨が日向と出会い、おそらく初めてバレーボールを楽しいと思う。あの「楽しい」の呟きを聞いて、びっくりする黒尾の表情がすっごい良かったなー。
映画は尺の都合でも漫画と比べて描写が少ないってわけじゃないんだ。どこに力を入れるかが違う。研磨の楽しいとか最後の音駒3年ズの会話とか、見たかったシーンがきっちり描かれているので音駒好きなには必見の映画ですよ。
エンドロールのスタッフクレジットで光来くんの名前があったので、これは続くなと思ったが案の定、星海光来くんが最後に出てきます。鴎台高校ってか昼神が好きなんでアニメ化して欲しいな。
でもなー、そこまでやったら最後までアニメ化して欲しいよな。映画かテレビアニメかどっちがいいのか分かりませんが、リオでの及川とのビーチバレーとか大好きなんだよなー。
しっかし、人が多くて初日でもグッズが枯れていたのには驚いたなー。特に研磨は人気なんですね。研磨ない、と嘆いていた女子がいっぱいだったんや。グッズはみんな欲しいから是非ともたくさん作ってくれ。
劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦
視聴日 2024/02/16
ハイキュー!! magazine 2024 FEBRUARY
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