2024年01月03日

彼女は時のねじを逆向きに回した 〜立ち絵追加版〜



「私は少し先の未来からやってきたんだ」


 僕だって正月くらいは連日アップする。
 うん、そんなんではなく昨日ののろいちゃんの影響か、数年前にインフルエンザの高熱に侵された時に見た夢を思い出した。
 僕の隣には女の子がいて、彼女が指パッチンで合図する度に大人を生き埋めにしていく夢。最終的に僕は彼女も埋めてしまうんだけど、あの時は本気で埋めることだけが彼女を救う方法だと思っていた。他にも宇宙人が人間の振りしてとある少女を手に入れようとするんだけど、その娘性欲強めすぎてにっちもさっちもいかん的な夢。前者は続編もあって、後者は途中で終わった。
 うむ、夢先生の続きなり新作をいつまでもお待ちしております。


■あらすじ
 屋上で話かけてきた少女・春子は自分のことを少し前の未来からやって来たと言う。未来人ではなく時間逆行者である、と。
 未来で自分たちは結婚するなどと彼女の言い分を半信半疑に聞きながら、笹斗は下校時間が来るまで彼女と話して屋上を後にする。


■感想
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 たいぶのろいちゃんを引きずっている。いやー、最後の魔法がな、自分の中で解釈をまとめられない。脳内で幸せにする妄想すらできない。私には一般的な感情が分からない時はこれだけ着目すればいいんだよ!的な全部丸投げした超理論があるのだが、今回はそれが当てはめられなくて。leadmeにあった参考文献の大魔法峠のアニメをprimeにあったんで観てみたりとかしたが、どうにもできない。

 もうこうなったら次の作品やって上質な鬱に浸ろう、とそんな感じでプレイした今作。理由はプレイ時間が15分という短編だったこと。無印と立ち絵追加版はどっちにするか迷ったけど、追加版でプレイしました。ああ、こちらはフリーゲームです。プラウザ版もあるようですが、そっちはなんか苦手なのでDLしてます。

 では、行くぞ。
 あらすじで書いたとおりなんだけど、屋上にいたら自分は未来から来たという電波な女の子が話しかけてきた。
 しかし、未来人ではなく時間逆行者。生まれて死ぬのではなく死んでから生まれるまで逆行する者。エピソード記憶と意味記憶の違いなど、この辺の説明はなかなかに聞かせるじゃないかと思った。私が笹斗でもここまで作り込まれた設定ならば乗っかるのもやぶさかではない。

 そう、笹斗も私も彼女が未来から来たとは信じていない。
 でも信じた事によるデメリットなんかないし、じゃあ信じておこうかくらいの軽い調子。
 まぁ、25歳で結婚してヤりまくる的な話は高校生男子には魅力的ではありますがね。

 春子自身も笹斗が信じるなんて思っていなかったけれども、そんな仮定をしてした何気ない会話は愛しいものなのでしょう。
 私としては、ああこの子死ぬな、と漠然と予想してしまったのだけども。

 それは私でなくとも分かるほどのありふれた死亡フラグだったと思う。生きることを鼓舞する春子の言葉全てがすぐに来るであろう別れを想起させるって言うかね。
 うん、春子といいのろいちゃんといい、好きな人のために願える子なんだもんな。傷が深くなったよ。

 明日からはサボらず授業出ろ、などと当たり障りのない会話後に別れ、次の日笹斗は自殺者の話を聞く。
 屋上から飛び降りた女の子。重い病気だったらしい、でも他校の生徒がなんでうちの学校で飛び降り?

 ああ、やるせねぇや。
 気づいたところで止められたはずがない。一緒に死んでやるなんてことはもっと無理だ。そんなことを彼女は望んでいないから。

 では、このまま流れでお気に入りへ行っちまいましょう。
 春子が自分と同類だと言う笹斗の本質について触れるところを。


「人間は生きながらにして死ぬことができる。心の一番大切な部分が欠けたままでも、生き延びてしまうことができる。
 別にそういう生き方が正しくないって言うつもりはないけれど、でもそうなってしまったあなたを、私は見たくないから。
 だからこれは私のエゴで、私はこの日、この時代のあなたを変えに来たの」


 結局、春子の設定が本当だったのかは分からない。
 いや、本当は分かってるよ、そんなのはただの設定だってね。ヤりまくる未来はないのだろう。
 けどさ、なんでそうまでして誰かを想えるんだよ。なんでそんな人が死ななきゃいけない――死を選ぶほど追い詰められなきゃいけないんだろうか。

 そんなことばかり考えて私の精神はズタズタですが、どんなベクトルでも感情を動かす作品は素晴らしい作品なんでまた次の作品をプレイしようと思われる。次はどれ行こうかなー。






彼女は時のねじを逆向きに回した 〜立ち絵追加版〜
羊おじさん倶楽部

https://novelgame.jp/games/show/7713




posted by SuZuhara at 20:51| Comment(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月02日

魔女魔少魔法魔



「もっとさ、面白おかしくポップでリリカルな想像をしてみなよ」


 年明けてるやん、な心境で全然アップできてませんが、暇つぶしにちょこちょこ来てくれてる方は今年もよろしくお願いいたします。
 さてはて、去年の暮れに3年ほど続けてた無駄な足掻きに終止符が打たれました。努力が実ったつー形なんでしょうが実感なんかねぇわ。よくやったなぁ俺とは思うけど。
 しっかし、おかげで今年がどう転がるかが全く見えんのだから困ったもんだよ。


■あらすじ

「私が願って、佐鳥くんが想像する――それは太古の昔から約束された人と交わるための異形の理」

 突如現われた魔法少女を名乗る少女・のろいちゃんとひょんなことから契約することになった僕は振り回される日々を送ることになる。
 魔法を使った相談解決――魔法相談部なんて部活を始めてみれば、奇妙でトンチキな問題ばかり抱えた相談者ばかり現われてしまいなんだかんだで解決に奔走するハメになる日々。
 魔法を使うのろいちゃんと一緒にいても僕は魔法を手段のようにしか捉えておらず、既に達観した自己分析ができていた。しかし、のろいちゃんや相談者との会話を通してその人生観を少しづつ代わり始めていた。


■感想
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 あらすじ難しすぎる。素直に公式HPから引用したかったが、相談内容とか知らずにやった方が絶対楽しいからちょっとでも興味を持ったら今すぐ買いに行け。こんな文章読まなくていいから、2/14までDL版はセールしてるからっ!


 さて、本ゲームはサークル・羊おじさん倶楽部による同人ゲーム。だいぶ前にプレイした『さよなら、うつつ』を作られたところですね。他作品もプレイしようと思っていたのにちょいと環境が変わってできていなかったことを思い出した時に上記のセールがやってたので全部買った。
 今作からやろうと思ったのはのろいちゃんがかわいかったから。うん、その通りなんだけど、羊おじさん倶楽部さんが魔法少女とか言い出したらもうやるしかねぇと思ったんだよ。考えるな、感じろだよ。

 ありがたいことに、今作の魔法少女・のろいちゃんは昨今で溢れている血みどろ系ではなかった。まどマギは面白いけど、そっちの路線はもう見飽きた感がある。
 のろいちゃんのはなんというか小規模で、本当に魔法少女の名に相応しいほどのささやかな願いだったと思う。

 では感想行くぞ、ネタバレだぞ。
 始まりは僕こと佐鳥と舟越の会話。エロゲの話でちょこちょこ佐鳥が犯罪者の子どもであることとかぶっ込んでくる。
 帰り道で踏切で困っているおばあさん助けたりとかするので佐鳥の評価が見えずにいると、ゲームセンターでお金を貸した不良に手を出させて問題化し示談料を巻き上げようとか考えているネジの狂い具合。要する両親のことでとかではなく、極めて冷静に考えた行動なので彼の本質的なもん。

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 そんな絶賛カツアゲ中のゲームセンタートイレ内、小便器からひょっこり生えてくるのがのろいちゃん。地獄の底からやって来て勝手に契約を結んだのろいちゃんは、のろいちゃんが願い佐鳥が想像することで魔法が使える。
 不良に絡まれているというこの状況をなんとかするために使われた魔法は――ワルサーPPK。

 やっちまいなー、であるw

 そんなこんなな出会い方をするわけだけど、いやー本当に文章が上手くてな。すらすら読める上に佐鳥とのろいちゃんのツーカー感すごすぎる。

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 不良終わってすぐの会話なんだけど、この辺りでもうだいぶ好きw この先にどんなトンチキなことしでかそうでも好きって思ったね。

 佐鳥は一端のろいちゃんから逃げるけど、すぐに転校生してきちゃうのろいちゃんは佐鳥と魔法でお悩み解決な魔法相談部を設立。ま、ボランティア部って名称なんですがね。規定に外れなければ活動内容なんてどうでもよかろうよ。
 ここでなー、喜多さんって女の子、立ち絵つきが出てくるのだが、その時の章タイトルが「魔法相談部ー>元カノ?」なんだよ。佐鳥もパパラッチされた仲とか言うんだよ。そういう系か、のろいちゃんはどんな反応を――って思うじゃん?

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 めっちゃくちゃ険悪やった。喜多は佐鳥の両親のことを学内新聞で暴き佐鳥は報復した仲だった。これはのろいちゃんもお目々まんまるだよ!!
 ま、最もこれからは脳がバグるようなヤツばっかだけどな。
 魔法相談部に最初の相談者が現われる。

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 もう相談ってレベルじゃなくない? どうすれって言うんだよこんなの。
 佐鳥とのろいちゃんにも彼女・武藤はなにを本当に望んでいるのか分からずにいろいろと調べていくことになる。

 これはな、猫に関する描写がキツいので苦手な人は注意。きちんと書かれていないけど、友人猫はつまりそういうことなんだろうってもなるから。
 武藤の相談はですね、本人も自覚してないのが厄介でして友人・狩峠との関係も深く関わってくる。友人としてもな、もしかしてとは思っても直視したくないことはあるので佐鳥くんはなかなかえぐいことをしたなというのが正直な感想かな。結果、2人とも死ぬとは思わなかったが。

 次は文化祭ー。魔法相談部もといボランティア部は魔法で100%的中する占いとか始めるけど、のろいちゃんが飽きちゃうので早々にやめる。かわいい。
 文化祭の出し物店では何かがなくなり、違う場所にあるというわらしべ長者のような失せ物探しをする。探し物の魔法もダウジングだしね。それはそれでのろいちゃん大活躍の青春が始まっちまって眩しいのだが、解せない。失せ物の連鎖、誰がこんなことをしたのか。
 こっくりさんで犯人の名前、そしてその人が生徒会長であることを知るんだが、この人はなかなかに厄介な人だ。私はたぶん一番この人に似ている。要する臆病だから入念に準備するんだよ。最終的に相手を打倒できるなら滑稽で馬鹿げたことでも大真面目にやるタイプ。――いや、私は暗号で日記とかは書かんがね。字が汚くて暗号化しているというのは否めんが。

 物語の合間にちょこちょことある病院での話が入るのですが、そこでどうやらのろいちゃんは両目と脊髄がやられている少女と出会っている。
 そして佐鳥とも過去をやり直せたら的な話をする。

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 結果、小学生佐鳥くんの前にのろいちゃんである。
 この立ち絵がちょっと背が高くなってるの芸が細かいなと。子ども佐鳥くんから見る高校生は大きいのだ。

 この小学校近くの神社で待ち伏せすると現われる男の子・宏明が2人目。クラスでいじめられている女の子が――ずっといじめられるようにしてください。

 わぁお、これまた歪んでるぜ。
 状況を確認するためにも、のろいちゃんの魔法で佐鳥くんがいじめ発生中のクラスの子になるぜ。あれ、前回魔法は1相談に1回って決め事は? 同じクラスだからっていじめられてる女の子は心開かないぜ。なら魔法で仲良しにしちゃえばいいじゃない。ふむ、大盤振る舞いやな。

 とにもかくにも状況確認。
 女の子はいじめられていた子を助けてからいじめられるようになったのだが、最近和解の話が出ている。その条件は今後、いじめられていた子が再びいじめられた場合助けないこと、または加わること。そして、元いじめられっ子は宏明だった。
 ふむふむ、つまり宏明は自分がまたいじめられないようにいじめを続けたいってこと。本人曰く、それもあるがその条件を彼女がのむと自分を助けようとしてくれたこと自体が嘘になってしまうから、それが嫌だと。

 この話はですね、ちょっと読めてしまっていた。
 まず、のろいちゃんが会っていた目の見えない女の子の存在。そんでいじめられている女の子の願いが、宏明くんの願いが叶うこと。ちなみにその願いは何だと思う?――皆殺し。

 結果は言わずもがなでしょう。
 宏明の行動は、正直のろいちゃんと同じ気分でしたね。頬杖ついて見るしかねぇ。
 なんでいじめなんてものがあるんだろうね。なんで報復の可能性を考えないんだろうね。暴力には暴力、敵が強くて勝てないのなら強い武器を用意するなんてこと常識じゃないか。
 公開告白とクラスメイトの反応はちょっとどうかと思うがね。誰か1人でいいからまともな振りしなさいよ。

 要するに、いじめていた子の犠牲からいじめられていた2人は付き合うようになる。そんで、現在も付き合っているその関係は続いていて――元いじめっ子は治ることなく病院のまま。
 極論だけど、なんの犠牲も伴わないなんて事はないからなー。

 そして、ここから同棲が始まる。
 勝手に住んでいた家の持ち主が帰ってきたことから佐鳥の家に転がり込むのろいちゃんだが、なにこの幸せ空間。もうずっとぷよぷよしよう。俺のために筑前煮を作ってくれ。
 ここでの会話好きなんですが、のろいちゃんのパジャマ姿かわいいなーと思っていた俺を誰か殴ってくれ……。

 3人目の相談者は、轢き逃げした父親に自殺して欲しいというトンチキ具合が戻ってくる。この相談内容に関してはあまり語りませんが、なるほどなーと。確かに相談者とは言え、自分で手札を全部見せることはない。虚言の可能性に思い至らなかった。
 ここで問題になるのが、のろいちゃんとの再契約。魔法を使わずに解決したら何でも願いを叶えるってもんなんだけど、やっぱり不穏でな。残り時間がないとか言ってたしな。

 翌日から消えてしまったのろいちゃんを一端おいて佐鳥は1人でこの相談を解決に動く。側にのろいちゃんがいないことに違和感を覚えつつ、喜多や会長に話をつけて彼なりの決着をつけようとするんだが――相手の思いきりの方が早かった。
 私はこの女の子に全く興味がないのだが、会長との取引はどうなったんかね。喜多もこの結末の方が記事的に映えるからどう動くか分からん。うん、私は喜多の人間性を信じていないのだろう。
 
 最後はとある少女の話。
 寡黙な少女は前の席の男の子に恋をしていた。どうにかなりたいではなく、きっとただいいなくらいの淡い感情。
 しかし、事故に巻き込まれて絶望的なほどの重傷を負う。奇跡的に一命は取り留めても一生病院暮らし。
 そんな彼女の前に現われた神様のような存在はひとつだけ願いを叶えてくれるらしい。

 だから、願った。
 彼の生きる世界がありったけの幸福で包まれますように、と。
 代償は少女の痕跡抹消。看護師達が地下室で誰かの世話をしているような感覚の正体がこれ。

 どういうわけか魔法が使えるようになり、少女の分身のような存在が彼を幸せにするための奔走しだす。
 ああ、あの日々はきっと彼女が送りたかった日々なんだろうな。だから、あんなにも楽しかったんだな。

 魔法が切れてしまった以上、もう少女には彼が幸せになったかなんて分からずただ生きていくだけなんだけども――佐鳥はちゃんとのろいちゃんを見つけた。

 もう、包帯塗れの彼女のパジャマ姿を見た瞬間はキツかったなー。だって、普通に佐鳥が来たこと喜んでくれるんだもん。確かにのろいちゃんはちょっと躁鬱っぽい気があったけど、寡黙で話しかけることすらできなかった君がのろいちゃんのように喜んでくれたことが嬉しかった。
 
 ここからののろいちゃん――いのりは本当に恋する女の子だった。佐鳥にちゃんと名前で呼んで欲しいこと、願いは佐鳥が一緒に自殺してくれること。自殺すらままならない状況の彼女にはそれしかなかったんだ。

 もう前の佐鳥のような悲観たっぷりな考えを披露してくれるが、今度は佐鳥が以前ののろいちゃんのように話す。暗いなぁって、そんな考え方は良くない。
 内容は悲惨で悲壮、どうしようもないことなんだけど、佐鳥といのりはツーカーなので会話が小気味よくてさ、そんでもって最後のスチルがズルくてな……こんな子の両足切り落とされるとかマジなの? やめてくない? 頼むからどうにかしてくれ医学。

 いやー、面白かった。
 猫はだいぶキツかったが、それを乗り越えられれば人のどうしようもなくドロドロしたところとかとポップに向き合える。
 私は人間できていないし完全に佐鳥や会長側の人間なので真っ向からまともなことは言えない。いろんな人の気持ちが分かっちゃってな。好きじゃないけど、喜多の気持ちだって分かるんだよ。しっかし、なぜか舟越だけは一切疑わなかったな。なんでだろ?

 鬱ゲーとはちょっと違うけど、最後の魔法――2人の決断に救われる。誰もが思っちゃいけないと思いつつも思わないヤツはいないみたいな感情を抱えていると思う。嫌なことあったら死ねばいいのにって思っちゃうのは止められないだろ? むしろ、思わない聖人君子なんて怖すぎる。それをちょっとずつ軌道修正できるような2人の会話に気持ち的に救われたんだと思う。

 プレイ時間は3時間ほど。1話完結のように続いていくのと会話のセンスがいいので読みやすい。
 あとBGMが全部良くてなー、「魔願」が好きだけど「魔胞」の初めて聞いた時の奇妙な感じが作品に合っていてすごく好き。できればスチル鑑賞も欲しかったですね。
 このまま他作品もやりたいところですが、もうちょっとのろいちゃんたちに浸りたいとか思うほどに好きな作品でした。だって、のろいちゃんかわいすぎる。舌出し立ち絵本当にかわいいんだって!

 では、もう結構書いたからここいらで今回のお気に入りへ。
 地下の病室へと辿り着いた佐鳥は問う。もしもう一度願いが叶うとしたら何を願うか?
 その問いにのろいちゃん――呪井川いのりは即答する。

「死にたい。できれば可及的速やかに佐鳥くんと」

 いやいやそれ以外で、って会話は続いてくところなんだけど、これがすごく好きでな。ああ、こんな子だから好きになったんだわって再確認したほど。

 最初の方でのろいちゃんさ「だって末永く佐鳥くんと一緒にいたいし」とも言ってて、ただ死にたいだけなら喜多との「委託殺人は殺した本人から願われること」って会話から佐鳥は一緒に自殺しなくてもいいと提示されている。いのりが死にたいだけなら「佐鳥くんに殺して欲しい」でもいいはずだ。
 それでも敢えて「佐鳥くんと」なのは完全に恋なんだよ。一緒がいいんだよ。
 うん、ちゃんと恋してたからエロゲの話が出れば魔法少女ものを勧めちゃったりとかもできちゃうのだよ。






魔女魔少魔法魔
羊おじさん倶楽部(2020/8/3)
https://www.dlsite.com/maniax/work/=/product_id/RJ291856.html




posted by SuZuhara at 17:03| Comment(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月17日

ダンジョン飯 1〜4巻



「これを今日の昼飯にしてみよう」


「あなたは多趣味ですよ」そう言われて心底驚いた。
 私の趣味なんてゲームと読書だが、それだって1ヶ月に何作何冊もってわけじゃない。趣味というには烏滸がましい、熱意が足りない。
 しかし、その人曰く「興味のあるジャンルが多すぎる。だから多趣味で手が足りていないのだ」と。
 うーむ、そうなのか。来年はこの辺を絞った方がいいのかなー。


■あらすじ
 ダンジョンに潜っていたライオス一行は、炎竜を前にした空腹に気を取られて全滅する前に妹・ファリンの転移魔術で難を逃れる。
 しかし、肝心のファリンはダンジョンに取り残され、パーティーメンバーも抜けて荷物も失った。このまま再びダンジョンに潜るのは無謀であったが、ライオスは妹を助けるためにマルシルとチルチャックとともに最低限の装備で向かう。

 食料はない――ダンジョンの魔物を食べる。

 以前より魔物を食べることに興味を持っていたライオスはダンジョンで魔物を食べて生きるセンシと出会ったこともあり、念願のダンジョン飯に舌鼓を打ちながら、妹のファリンを助けるために炎竜を目指す。
 その道中でこのダンジョン――迷宮の主である狂乱の魔術師、そして人の欲望を叶えるダンジョン自体の秘密を知ることになる。


■感想
 ああ、ダンジョン飯。
 先日発売の14巻で完結し、おそらく来期放映アニメの本命であるダンジョン飯。ああ、ダンジョン飯。
 例に漏れず、私も大好きな作品でして無事に完読したのでちょこちょこ感想を書いていこう。ネタバレ気にしないから注意ね。

 ざっくりあらすじの通り、始まりは絶体絶命のピンチからファリンの転移魔術でダンジョンの外に出たライオスたち。だが、壊滅状態で前衛の仲間ナマリとシュローが抜けてさらにヤバい。ダンジョン内だからすぐには手遅れ、蘇生不可能にならないだろうけど、時間をかけてはいられない。
 よって、ライオスは決断する。このままダンジョンに潜ると。

 残ったパーティーは魔法使いのマルシルと宝の解錠や罠の解除が得意なチルチャック。ライオスはフルプレートの剣士なので最低限――いや、ちょいと心許ないまま入る。
 しかし、元々レベルは高いのか低階層はさくさく進める。

 でも、ダンジョン攻略だよ? 腹が減るのは当然じゃない?
 と、保存食なんかないから魔物を食べるよ!ヤダーっ!である。ここでマルシルがブレイクダンスするほど嫌がるけど食う。だって、元々ライオスは魔物食に興味があったから。

 そもそも、空腹パラメーターがあるだけでそのゲームは段違いに難しくなる。動きが制限されるし、持ち物がそれだけ圧迫するしね。俺は無限ストックできるアイテムなんて認めない。
 だからこそのダンジョンで自給自足に出たライオスだが、愛読書の迷宮グルメガイドを元に料理しても美味くない、まずい。

 そんな様子を見ていたダンジョンで暮らすドワーフ・センシが作ると料理はめちゃうまに。食材にあった調理法が必要なのです。
 マルシルも油断からスライムに窒息死させられそうになるが、センシの捌きスキルであっさり撃退し、美味しい料理に絆されていく……ま、それでもこれからすげーの食うから嫌がるんだけどねw

 そんなこんなで始まるダンジョン飯は飯を食いながら進んでいく。マンドレイクの犬かわいそう……とか迷宮の罠を使った掻き揚げがお気に入り。
 しかし、途中のイベントイベントが伏線満載なので気をつけろ。絵画の中の世界は重要。
 ライオスは動く鎧から奪った魔物つきの剣をケン助と名付けてもっているのだが、途中であったオークの申告通り彼らの住処で炎竜に会う。

 なんとか買ってドラゴンの腹を捌くが、そこには白骨と化したファリンらしきものしかなかった。蘇生術士のところに連れて行こうとも死が捕らえられているのはダンジョン内だけ。肉体と魂が不安定なファリンを動かせば、ダンジョン内でも蘇生できないかもしれない。

 ……だが、今ならば血も肉も蘇生に必要なものは炎竜の死骸が使える。マルシルは禁忌とされている古代魔術を使いファリンの蘇生を提案し、ライオスは受け入れる。
 チルチャックたちもいけないことだから積極的には賛成しないけど、ファリンの蘇生へ。無事に成功し、蘇ったファリンはお腹が減っているのでドラゴン飯を食おうへ。
 こういうとこ本当に好きw え、それファリン……ww

 ここでいったん区切り。
 ここでいったんハッピーエンド。まだまだ続くがな!
 ちょっと続きを書ききる時間がないので記事分けます。




ダンジョン飯 1〜4巻
九井 諒子

posted by SuZuhara at 10:19| Comment(0) | 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月10日

コードギアス 反逆のルルーシュ ロストストーリーズ



「ルルーシュ、世界は歪んでいる。
 この世界を正すにはブリタニアを倒すしかない」



 FF16追加コンテンツのニュースを聞いて速攻でポチるくらいにはトルガルが好き。――いやいや、大人だから踏みとどまったって。今はプレイする時間が取れないからな。12月にゲーム始めて何度自分の首を締めたと思っている。
 まだFGOのぐだぐだイベントも終わってないし、FF16買うならテレビごと買い換えたいんだ。最近専らラジオしか聴いてないから完全に無用の長物だけどな!


■あらすじ
 神聖ブリタニア王国の侵略により、エリア11として名前を失った日本。この地でブリタニア皇子ルルーシュの反逆が始まる――と同時に戦争で両親を失った主人公はブリタリアへの復讐心で立ち上がる。そして、主人公はルルーシュが皇子であること、そのブリタニアへの復讐心が本物であることを知り、ルルーシュの協力者となる。
 ブリタニアの学生、テロリスト――黒の騎士団員、スパイとしてのブリタニア軍人。全てはブリタニアへの復讐のために、ルルーシュの反逆に新たな物語が紡がれる。


■感想
 一生懸命やってるよ、ロススト。
 ざっくり言ってしまうと、コードギアスのアニメ準拠で新たな主人公を加えて追体験してるような物語。この主人公がさ、面白いんだわ。
 あんまりスクショが残ってなったので貼れなくて申し訳ないのだが、行くぞ。

 まず、主人公は男女で選べる。FGOのぐだ−ずと一緒で、大した変わりはないので好きな方を選んでいい。私は基本的に主人公は男派なのだが、これはギアスの名作ゲーム・ロスカラの主人公ライがいるので選べなかった。幻のイケメンで全国のライカレ派を作ったであろう罪作りな男よ。カレンがルルーシュを好きとかあるわけないだろ、を地で行けるよ俺は!

 そんなこんなで女子をチョイスしましたが、これはいい狂犬。カレンは忠犬でこいつは狂犬と言われるくらいルルーシュを振り回してくれる。スザクという敵軍の強キャラに比べて、味方のコマが弱いことがルルーシュの弱みだったのに、強くて頭もルルーシュ並に回るけど、こいつは取り扱いが難しいぜ。

 デフォルトネームはマーヤ・ディゼルなのですが、案の定マーヤ名ではやってない。スクショ加工するのが大変なので僕のキャラ名のまま貼りますが、アリーナで見かけたら優しく殺してくださいw

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 ブリタリア軍――特派入りした時のキャラですね。
 このゲームはタワーディフェンスで、チェスを模していて守護だからルークだったか。まあ、その辺は関係ない。ブロック主体、基本は守護で止めて倒すなのでそこそこ使う。私は主人公スキーなので常にレギュラーだが。

 今回は物語部分しか紹介しないけど、同じタワーディフェンスのアークナイツともちょっと違うのでなかなか楽しい。

 主人公は日本人の父とブリタニア人の母を持つハーフで戦争に巻き込まれたことから一時的な記憶を失っている。ライかな?
 日本で育っているのでブリタニア人として学園には馴染めず、ゲットーで日本人の子どもの世話をしてたりしたから日本人寄りだったのだが、クロヴィスによるテロリストに奪われたC.C.の奪還時、ギアス1話の一件に主人公も巻き込まれる。
 ルルーシュが奪ったサザーランドで初めてナイトメアに乗ったのにランスロットの足止めに成功している。ライだなw

 ライと違うのは有り余る殺意。ブリタニアを壊す殺す少しでも多く、とマシマシの殺意でルルーシュを振り回す。1.5周年絵でルルーシュの両側に男女主人公で、両手に狂犬とか言われるほどw

 ルルーシュの指揮下に入って、ルルーシュの思惑を正確に理解した主人公はスザクにサザーランドをやられた後、ごたごたに紛れてブリタニア政庁に入り、主人公はルルーシュがクロヴィスを殺すところを見る――その際の皇子であることなどを知る。
 同時に、主人公の落とし物――折り紙の鶴からルルーシュも主人公が同じ学園の生徒であることを知り接触――なのだが、この時点でお分かりのように、主人公はルルーシュの共犯者である。C.C.と同じな。カレンとは違う立場ですね。あ、でもギアスのことは知らない。こう考えると棲み分けができてるな。

 C.C.とも協力しつつルルーシュを助け、黒の騎士団の結成へ。カレンとは始め、ゼロが連れてきたブリタニア人ってことであまりいい関係じゃなかったですが、母親の一件でお互いハーフであることを打ち明けて仲良くなっていくのは尊い。
 主人公も育ての親――両親の部下だった女性・クラリスとの関係が上手くいってないので、その辺もフォローし合うからね。

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 これは確か、休日カレンの信頼4セリフだったかな。この信頼たまらん。学園でも仲間としていい関係です。病弱設定なのにクリスマスサンタコスでお腹出すカレンにツッコんで足踏まれたりね。遠慮がないのはカレンなりの信頼だよねー。
 だが、ゼロの手腕に心酔していくカレンとは逆に主人公はゼロの行動でルルーシュが何を考えているか分かってしまう頭の良さよ。とあるブリタニア軍人が接触してきた時も、カレンはゼロが全てを見えているように感じてるが、その片棒を担いでるのが主人公だったりね。


 クラリスさんとの擦れ違いが解決した後、ルルーシュからブリタニア軍にスパイとして入ることを提案される。ここの展開すきだったなー、ダールトンが主人公買ってくれてさ、ロスストでも使える者は使うダールトン好きだったんだよ。コーネリア陣営は結構良いですよね。
 
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 傅きてぇな。下に着くならネリ様に認めて欲しいですね。

 ブリタニア軍人入りし、ロイドに特派入りさせられた直後でスザクによる藤堂処刑。ゼロが助けに入り、ランスロットのパイロットがスザクであるとバレるシーンで主人公も割って入る。スザクを助けに、そしてゼロたちを逃がすように。四聖剣をサザーランドで翻弄するぜ!
 スザクは同じ学園の生徒である主人公が同僚になることに驚くが、そのままユーフェミアの騎士へ。騎士就任祝いパーティーで主人公の軍入りもバラされるのだが、聞いてなかったカレンが可愛かったw

 ゼロから扇とカレンにはスパイであることを知らされ、そのまま式根島へ。ここで主人公専用機になったサザーランドカスタムvs紅蓮弐式は楽しい。

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 俺のお気に入り機体ですね。ナイトメアは空を飛ぶとちょっと、あの地を駆けるランドスピナーを使っての立体機動が好きなので主人公が使うサザーランドが大好きなんだ。
 カレンとは信頼出来上がっているので一芝居を打って、ゼロスザクカレンはV.V.のあれでアニメ準拠に突然消える。
 その後の捜索時に出会ってしまったのが、主人公の叔母にして唯一の肉親・カーリー。

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 ちょっと前後しちゃうけど、クレージーサイコレズというのをほむら以外で使える奴がいるとは思っていなかったw
 主人公はカーリーに拒絶反応を見せるが、理由が分からない。

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 その後襲ってくる謎のナイトメア。主人公と戦うと滾って拉致しようとするよ。C.C.が助けてくれて難を逃れますが、カーリーは最愛の妹の子である主人公に執着してくるのでこのサイコレズとは長い付き合いになりますが、クラッシュハートの異名がちょこちょこ出だしたので今後明かされるのに期待。たぶん、カーリーのとこにいるだろう主人公の妹はもうナイトメアにでもなってるとか、そういうことやってくれるはず。

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 騎士団と軍、両方に席を置きながらブラックリベリオンを迎えますが、主人公はこのカーリーとの戦闘でゼロが捕まったことを知らされてしまう。
 このカーリー戦、出力差でサザーランドカスタムを失うも、黒の騎士団での専用機・蒼月で退ける。熱いぜ。けど、1期がここで終わりだから中途半端で次の章へ。この1ヶ月は待つの辛かったな。

 次は1.5章へ。
 先の功績からブリタニア軍人として爵位を得た主人公、そしてナイトオブラウンズになったスザク。予備役だがブリタニアで軍人として特派――以降のキャメロットにいるわけで、自分が捕まっていないことからルルーシュ生存を悟る。確証ないから後にスザクの部下となるコノエナイツのレドとシュネーとくっついて任務に当たりますが、この3人での掛け合いは好きですね。シュネーが真面目でレドが茶化すんだけど、レドが気遣ってそういう行動しているのも分かるんで主人公も乗っかる。ここ、スザクがピリピリのシリアスだからこそ楽しい。
 あ、ここで主人公はアロンダイトという専用機貰っています。アニメしかギアスは観ていないのでストーリー補完は楽しい。だが、ちょっとゴツい。ナイトメアはスマートの方が好きだな。

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 スザクと主人公はナイトメア技術もいいコンビですが、主人公はルルーシュの敵であるスザクから情報取る取るスタイルなのおもろい。スザクが主人公を根本的には信頼してるから特にね。

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 シリアススザクからルルーシュの生存と現状を把握した主人公はスザクを攻撃した謹慎を利用してエリア11に戻るのですが、カーリーが肉親として接触してくるのが吐き気がするほどの邪悪で楽しいw
 同時にカレンたちの逃亡生活、ナイトメア奪還やオズ陣営の話もある。けど、基本的に主人公が関わってこないとあまり興味が惹かれなかったりする。主人公出してイベントでももっと。

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 2章は生徒会陣営以外変わってしまった学園で、ルルーシュと弟を名乗るロロの存在から距離を取っていた主人公。なんとかタワーでルルーシュが戻ると同時に指揮下に戻り、ギアスについて知る。この2人、頭良いからあっさりお互いの利害を一致させる良き。

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 学園が変だとスザクを騙しつつ、ルルーシュの味方とか本当にこいつはすげー。この先のスクショを撮っていなかったので文字だけになりますが、紅蓮可翔式デビュー戦ではブリタニア軍人としてスザクとともに出撃したレド&シュネーを襲うカーリーと主人公は戦い、落とされMIAとなる。
 クラリスさん発狂である。あの狂犬が死ぬはずない、とやはり死んでいないのですが、ナナリー総督化で廃人ルルーシュに叱咤しに来ますが、ちょっとこの辺りから物語がくどくなってもいる。

 紅蓮が飛ぶときもな、サヴィトリの整備不良フラグやベニオの応援とか良いんだが、詰め込みすぎてスピード感がなくなったな、と。
 ここも廃人ルルーシュに主人公が来て、カレンが来て、ロロがってくどい。カレンがめっちゃ割を食ってる。
 ま、主人公の一部記憶喪失――カーリーのことや妹の存在を忘れていることネックになるから、叔母に会いに行くよ。カーリーは主人公が生きていることを知りますが、クラリスさんは知らないのでゼロ追放時にクラリスさん殺されそうになっていたのは笑った。カーリー陣営は本当にタチが悪いw

 ブリタニア軍人としてはMIAで黒の騎士団に戻った主人公は中華連邦へ。天子様と第一皇子の結婚式はなかなか気持ち悪く、シンクーが反逆するのも分かるよw

 こんなところかな。ストーリー更新は毎月月末で一番楽しみにしているかもしれない。季節イベントが主人公絡まなかったり、ラウンズとの信頼会話ではめっちゃ主人公認めてくれてるのに未だ接触できないの悲しい。また機会があったら俺の脳筋騎士団でもアップします。うん、スザクばっかだよ。俺はカレンが欲しいのに!





コードギアス 反逆のルルーシュ ロストストーリー 07 マリオ/ 08 マーヤ レザーキーホルダー

 主人公ズグッズがあるの知らんかったw 現状で1000円以上差があるのはなんでやww




posted by SuZuhara at 23:03| Comment(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月04日

ReoNa「R.I.P.」発売記念リリースイベント 11/26 東京都・TAKE OFF 7



 ブラックフライデーでPS5を買うかずっと迷っていたんだけど、結局買うのやめた。FF16もだけどP3Rをより良い環境でやりたい気はある。けれども、どうにも踏ん切りができなかった。今年ほとんどゲームやれてないからね。本当にソシャゲのデイリーで手いっぱいなんだ。
 いい機会だから次はやってるゲームの感想でも書くかな。楽しいけれども、短期集中型には継続はなかなかつらかったりする。


■感想
 ReoNaさんの8枚目のシングル「R.I.P」のリリイベ、都内某所だったので渋谷かなと応募してみたら渋谷だったので行ってきた。
 ここに行くまでにちょいといろいろありまして、17時の回応募でCDを購入後、仕事のアポが15時に入る。ちょ、休日だぞ!?出勤せよ。この時点で渋谷とは分かっていなかったので、間に合うであろう19時の回でも購入するぜこんちくしょう!である。

 結果、どっちも当たる。
 そんで場所は渋谷だ、上手く行けば17時回も間に合う。

 うん、頑張った。間に合った。2回とも行ったw

 セトリ
1 R.I.P.
2 地球が一枚の板だったら
3 原作者
4 VITA -The Days-

 ReoNaさんのリリイベでは基本的にCD収録曲全部(アルバムの時は4曲)、サイン入りポスタープレゼント抽選(5名)の流れのようなんだけど、CDはまだ聴けてなかったので最後の2曲は完全に初状態だった。

 地球が〜はHUMANライブで聴いていたし、あのテンポの曲好きなので嬉しい。あしたはハレルヤとか。R.I.P.は格好いいので言わずもがな。
 原作者はなんとも、こう……自身の特別さのなさが胸に刺さるといいますか、あまり直視したくないね。

 VITAが驚いた。SAOを追えていないので知らなかったのですが、アレンジを変えるとこうも変わるのかと。正直に言うと、普通のというか聞き慣れた方が好きですね。勢いというか畳みかけてくるのが好きだった。SAOの歴史というか、キリトの戦いの歩みそのものだったPVもあって特にね。
 けれども、こっちは包み込むよう。それこそ、戦いだけでなく人との歩みを全部伝えるようなね。
 2回ともライブを聴いたけど、そんな違いについてずっと考えていたっけなー。

 サイン入りポスター抽選会はHUMANに続き難波さんが司会。もう難波さん固定で回ってるのかな。相変わらず話すときに震えている感じは共感できすぎて応援しているのですが、独特な感性の方だよな。ReoNaさんより年下らしく「見えないって言われる」「大人っぽいってことだよ」ってReoNaさんフォローされていたのはほんわかでしたね。でも、当日また雨が降ってて「難波が雨男?」って言われてたのは笑った。ここだけ呼び捨てだったのが印象的だったし。

 あとはなんだったか、くじを引くときに難波さんによるカラオケとか難波さんのことはいろいろありまくって面白かったけど、2回とも抽選ニアピンってなんでや。誕生日補正はなかった。私、その日誕生日だったので当たってくれんかなーだったのですが、そんな虫のいい話はなかった。ポスターケース装備の方は当ててたので当てに行く姿勢が大事なのかもしれない。

 今回のリリイベで私の今年参加イベントは終わり。
 来年のReoNaさん5周年ツアーは全部外れたので数えたらこの2年くらいで10回もライブ行ってた。
 楽しいけれど、段々規模が大きくなってきたのでこれからはリリイベ中心で狙っていくかな。



posted by SuZuhara at 01:00| Comment(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする