2023年03月25日

キドナプキディング 青色サヴァンと戯言遣いの娘



「誰のためでも、同じことをするわ。私は誰も、特別扱いしない」


 やっとのことで行った今年初映画は『BLUE GIANT』でした。もうそろそろすずめの戸締まりも行かんととは思うのですが、今作は何が何でも映画で観たかった。テレビで観るのはやっぱり違うだろうと。
 私の原作歴は4巻あたりまでだったのでちょうどバックボーンは知っている感じで……そして終始アキコさん気分で観てた。音の熱さとか分かるほど耳が肥えてるわけじゃないけど、玉田のドラムが良くなっていく様子とかやっぱ音がいいんだよね。ライブ中のCGの違和感はハンパないけど、観に行った方がいいと大手振ってオススメできる作品でした。


■あらすじ
 “パパの戯言”と“ママの法則”を携えた女子高生・玖渚盾は人類最強の請負人・哀川潤に誘拐されて玖渚機関が持つ世界遺産・玖渚城に連れてこられてしまう。
 そこで待ち受けていたのは母親・玖渚友のかつての姿と同じ青髪青眼の少女・遠と近、初めて会う祖父母からかつて母が打ち上げた人工衛星の修理を依頼されるという無理難題だった。
 家族を家族とは思っていないかのような玖渚一族に直面することになった盾だが、この場から逃げる前に自分が泊まるはずだった部屋で殺人事件が起こってしまう。


■感想
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 ちゃんと買ってました戯言シリーズ最新作にして正当続編、いーちゃんと友の娘・盾ちゃんの話。
 ――いや、盾ちゃん可愛すぎんか!? これはヤバい可愛い!なノリで表紙買いでしたね。発売日には買っていたから読み終わって少し時間が経ってしまっているんだが、えっちゃら感想行きますか。

 始まりは交通事故。
 実家に帰ろうとする盾ちゃん、いーちゃんたちに会えるんかという期待を裏切り、盾ちゃんが哀川潤が乗る車に轢かれて重傷を負うところからである。
 哀川潤のインパクトは変わらんな。私は戯言シリーズ自体は全部読んだんだが、最強シリーズは読んでない。戯言シリーズも大分昔だし、クビシメロマンチストが好きだった気がするけど細部というか大雑把にも覚えていないのであしからず。

 自分を轢いた相手だろうと盾ちゃんは哀川潤のことを両親から恩人であることを知ってたし、自分の名前の由来になった人だから悪印象はない。ここでの二人の会話は小気味よくて好きですね。哀川潤を通して盾ちゃんがどんな人物か分かるのだけど、物凄く化物語っぽさを感じたかな。
 化物語も途中までしか読んでいないけど、何と言えばいいのか、語り部の脱線というかフェチシズム的な部分が長いと飽きてしまうとこがあって序盤は「ああ、いーちゃんの子だな。妙なこだわりあるんだよな。こういうところは阿良々木さんもだよなー」くらいで正直思い出補正が強いのは否めなかった。

 盾ちゃんはメイド見習いの千賀雪洞、従姉妹で玖渚友のような青髪青眼の姉妹・遠と近、伯父の直、祖父母と出会うことになるのだが、請負人は世界遺産を壊さないためにと一緒には居ない。勝てる気がしない。
 しかも、玖渚友が打ち上げた人工衛星を直せとか言ってくる始末、あの玖渚友の子どもなのだからと持ち上げられることから逃げてかつて母が入っていた座敷牢に引きこもったわけだが、ここが曰く付きだった。

 かつてここにいたのは玖渚友ではなく弟の焉。焉の亡骸から作られたクローン人間が遠と近。二人でなんとか人工衛星は保たれてきたけど、もう保たない。
 遠ちゃんはかなりズバズバ言うので盾ちゃんとの会話が好きですね。ひいさま、なんて言いつつバカにしているのかと思えば尊重してるし、近のこともぞんざいなのかと思えば……である。
 そう、殺されたのは近の方。彼女に関してはどんな子なのか分からないまま首を切られていた。

 盾ちゃんは名探偵じゃないからいっぱい間違えるし、遠と近が入れ替わっているという推理も外してくれるけど、捜査中も盾ちゃん遠ちゃんの会話が愛しいのだった。これが百合の良さというものかw

 解決パートで明らかになるのはママの絶対法則『機械に触るな』の意味。
 戯言遣いではない盾ちゃんには動機を語らせることが出来ないのだけども、人工衛星のリモコンに触っただけで壊した。

 そう、だから機械に触るな。
 玖渚盾は機械とっての天敵であり、人工衛星は盾を狙うかのように玖渚城に落ちてくるのだった。

 結果は通りがかった請負人が助けてくれたのだが、祖父母からは絶縁、直が盾ちゃんの使い道に思考している間に遠ちゃんに逃がして貰って脱出した盾ちゃんは請負人の車で帰路につく。
 犯人――てか、ぼかしても出てきてない人物でバレバレなのだが、動機とか両親の言葉を思考したりして終わりになるのだが、遠ちゃんとの別れの言葉尊すぎない? 機械使えない盾ちゃんのために手紙書いてくれてさ、手鞠唄で遊ぼうの約束だぜ?
 うむ、この二人のために次も買おうと思ったのだったw

 冗談はさておき、面白かったですキドナプキディング。
 戯言シリーズ履修は必須ではないけどしていた方が望ましいのでハードルは高いけど、肩肘張らずに楽しめる作品だったかと。

 さて、今回お気に入りへ。
 最後の大一番、犯人に対して自首を望む盾ちゃんの心境を。


 舌先三寸口八丁。
 立てば嘘つき座れば詐欺師、歩く姿は詭道主義。
 玖渚友の娘であり――戯言遣いの娘。


 もうこういう表現好きすぎてわっくわくだった。
 詭弁を弄せ、舌先三寸で立ち向かうのが最高に格好いいとおもっている人間だから、フェチ感強い展開があっても西尾維新作品は読みたくなるんだよなー。





キドナプキディング 青色サヴァンと戯言遣いの娘
西尾維新 (著), 竹 (イラスト)
? 講談社 (2023/2/8)



posted by SuZuhara at 16:35| Comment(0) | ライトノベル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年03月11日

ReoNa ONE-MAN Concert 2023「ピルグリム」at日本武道館 〜3.6 day 逃げて逢おうね〜




 アークナイツ、スカルシュレッダーが倒せない……。
 オペレーターたちを育てるのが大切だって分かってるけど、育成に金がかかりまくる。素材ストックなどない、イベントとか復刻されても走れるレベルじゃない。……ふむ、FGOとかやはり長くやってるってのはそれだけでアドバンテージだったんだな。
 私はいつになったらアニメの続きが読めるのだろうか。


■感想
 ReoNaさんのファンブログ化しちゃってるけど、武道館のライブに行ってきたのでその感想を。
 私は仕事帰りで行ったので物販もガチャも枯れてて笑うしかなかったぜー! くそが、仕事なんて行かなきゃ良かったw

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 さて、去年はなんだかんだでライブに4回ほど行っていたのですが、待ちに待った武道館ライブでした。アルバム発売も控えているし、その後のコンサートもチケット取ったしで当日は楽しむだけとわっくわくして行きました。
 当日の私の動きとしては、1時間休みをもらって会社出て武道館へ。予定では、アルバム予約で抽選券→CD販売所でAliveポスター→ガチャ→物販の優先順位で行動予定だった。物販は先行通販あったしね、抽選はせっかくだから参加したい、Aliveポスター格好いいから欲しい、ガチャはまあ枯れんだろう、と。

 これはね、めっちゃ読みが甘かった。
 CD予約はすんなり終わった。QR読み込んでこっちへと誘導されるままに通過し終わり。うっしCD行くぜー、とここが1番の罠だった。
 なんと全然動かんw ちょい前に発売した本の限定グッズ付きとかあったせいかめっちゃ混んでる。でも、会場まで1時間あるから平気だろう→このまま並んでると開演間に合いませんアナウンス。
 もうね、並んでられない。だって、会場内でハチパレのラジオ生放送やるんだよ。そっち行きたいよ。
 この段階でガチャは枯れてたw アクスタ欲しかったけど、しゃーない。

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 無事にハチパレには間に合いまして開演までがこんなに楽しかったことはなかったな。てか、ReoNaさんのライブに始めて行った時にBon Jovi「These Day」が開演まで流れていたことを思い出して浸ってました。私は洋楽を自分からは聴かないんだけど、こうやって勧められて聴くのは好きなので。

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 ちなみに席はアリーナのセンターでこの辺でした。良き良き。

 セトリ

1/ピルグリム
2/怪物の歌

 ピルグリム1曲目はあるかもと思っていましたが、PVバックで怪物の詩を聴くと迫力がありますね。神崎エルザの出るガンゲイルオンラインアニメは視聴していますが、当時のファンではなかったので初期の歌を生で聴けるのは嬉しい。

3/forget-me-not
4/SWEET HURT

 SAOはユージオたちのアリシゼーションはちゃんと観ても読めてもいないのですが、この曲は盛り上がるよなー絶対歌うよなーからのSWEET HURTだったので私的にめっちゃテンション上がったw
 初めて行ったReoNaさんのライブのトリがこの曲でさ、私は失礼にもそのライブで「生きているだけでえらいよ」を聴いた時に辛い曲すぎて次は来ないだろうと思った。絶望系ってこんな感じか、と。共感できなかった? いや、言葉にしにくいんだが、その状況に向き合いたくなかったんだろうな。
 けど、反対に「SWEET HURT」はめちゃくちゃ刺さりまして、はい。アニメの方は全く観れていないけど機会があったら観たい。この曲を聴いてなかったらこの場に来てなかっただろうから聴けるだけで嬉しい曲。

5/ANIMA
6/生命線
7/Alive
8/ないない
9/シャル・ウィ・ダンス?

 約束された勝利の楽曲たち。
 絶対聴けるとは思っていましたが、当日は満月に近かったので月をバックにした生命線すごく良かった。
 ないない→シャル・ウィ・ダンス?はダンサーさんたち、リアルアキバボーイズさんたちも来てみんなで踊る。俺も踊れるぜ、何度踊ってきたと思ってやがるw

10/トウシンダイ
11/虹の彼方に
12/LOST

 まさかのLOST。
 嬉しい。嬉しいけど、セトリにBelieverがないことが確定した瞬間だった。歪行っといて良かったぜ。

13/Someday
14/HUMAN
15/VITA
16/Till the End
17/Rea(s)oN

 Somedayはライブタイトルから絶対歌うよな。
 HUMANではこれまでのReoNaさんの歩みと人との縁が映像で、VITAはSAOの新作ゲーム映像とともにだったので観るのと聴くので忙しいくらいだったのでBD早よということにして耳の方に集中してました。

 アンコールのないReoNaさんのライブは自分的にすごくやりきった感が好きで、最後まで駆け抜けるような、且つ日本武道館という場所に相応しい演出で本当に楽しかったです。彼女は一人ひとり1対1でお歌を届けるという言葉を口にするのですが、まさにそれで立って騒いでも座って聴いても良しな空間は変わらないでほしいですね。

 終わって規制退場中、ハチパレDJ豊田穂乃花さん再登場でゆっくり話を聞いていながら待っていたのですが、アルバム予約した際に貰った抽選会の当選発表。
 毎回サインがもらえるのですが、今回は購入したCDジャケットではなく額縁に入った直筆サイン入りアルバムジャケットとサイン入りコンサートポスターである。計20名だけども、いつも以上に対象者多いので参加するだけでいいんだよである。

 うん、当たった。サイン入りポスター当たったあああああ!

 嘘だろ、幻聴だよ。え、Twitterで当選番号を確認できる? ちょっと待ってよ、Twitter繋がんないんですけどおおおお!!!

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 はい、無事に当たっていました。当日の戦利品です。
 終演後にCD販売所でAlive買おうと思ったら完売、てかほぼ完売ばっかでだったw で、JAMMER欲しいからシャル・ウィ・ダンス?アニメ版買うと店員さんに「本当にアニメ版ですか?」となぜか念を押されたり、生命線買って月姫ポスターも貰えば良かったと後悔したり、そもそも仕事なんてうっちゃって物販に来てれば……けどそれじゃあサイン入りポスター当たんなかっただろうがよおおと悶えたりしましたが、最高に楽しい1日でした本当に。
 アルバムも届いてますし、本も買っているんでえっちゃら読み始めますが今年もライブにたくさん行きたいですね。俺は推しという概念を知ったのだったw








HUMAN (完全生産限定盤) (特典なし)
ReoNa
ソニー・ミュージックレーベルズ(2023/3/22)
posted by SuZuhara at 22:51| Comment(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月25日

アークナイツ【黎明前奏 / PRELUDE TO DAWN】全話上映会



「ドクター…また会えて、嬉しいです」


 お家大好き人間なのですが、昨今のおこもり需要でお家に引きこもってばかりも居られなくなる。てか、家にいると誰かしら来る。なら、家に居なきゃいーじゃんという極論主義者なのでいろんなところに行ってたりする。
 でも、何気に今年に入ってから映画はまだ観れてなくて歯痒い思いをしたまま、今回行ってきたのは映画館でアニメ・アークナイツを全話観るというイベントである。


■感想
 まず私はゲームのアークナイツをやっていない。うん、基本ソシャゲはFGO、そして最近はコードギアスのロスストだけ。ゲーム版主人公はライじゃないと……と思っていた俺を横からぶん殴るような女性主人公がいるから楽しくやっている。たぶん、次の更新でクラリスさんは死ぬと思っているくらいには楽しんでいる、うん。

 アークナイツはアニメがやっていることも知ってはいたんだけど、如何せん公開してから長いゲームだし、10月あたりだとアニメをしっかり観る気力がなかった。昨今の配信環境も『いつか観ればいいか』で終わってしまうからな。
 そんなこんなで全く観てなかったんだけど、上映後のゲストにReoNaさんが来るという……うむ、抽選申し込んでみるかで行ってきた。
 考えようによっては、初見で映画館とか最高じゃないか。

 まあ、いろいろあって久々の新宿で迷ったりしたが無事に着く。4時間缶詰の長丁場、わっくわくでしたが、私の席はC36という前方上手右端。こんな位置で観るのは初めてでしたが、人嫌いには素晴らしい席だったわ。覚えとこう。

 では、ざっくりあらすじ。ちがってたらすまん。
 伝染性の死に至る鉱石病(オリパシー)。多くの感染者が所属する「ロドス」は感染者非感染者に関係なく争いと迫害からの保護を目的とする組織であるが、迫害を受け続けた感染者たちの組織「レユニオン」が数々の都市で暴動を起こしていた。
 そんな中、コールドスリープで眠っていたロドスの3トップであるドクターを救出に来たアーミヤだが、再会したドクターは記憶を失っていた。記憶がないままでも依然と変わらぬ指揮能力を見せるドクターにアーミヤは信頼を置いていて、仲間たちも不安げながらもドクターの能力を認めレユニオンとの対立、鉱石病感染者の向き合うことになる。


 ざっくりまとめるとこんな感じかなー、と思うんだが、ゲームもまだ始めたばっかりだから許してくれ。
 アニメ自体は全8話ってこともあり、休む暇もなくキツい戦闘の連続。特殊な世界観の説明も加わるから少しテンポ悪いかな、と思わなくもなかったが、ゲーム自体も同じ流れだからすごく分かりやすく纏まっている。キャラ萌えとか考える間もなく襲う絶望。Aceさあああんっ!
 でかい画面といい音という最高の環境で観れたので没頭して観れましたね。てか、3話が終わったら10分間のトイレ休憩とか聞いてないよ。早く続き観たい。

 OPEDのキャラが出てくる度にこれはまだ出てないなー、とか思いながら観る。ただ、ドクターの指揮力とかあんまり目立たないのが、ドクター自身が物語に関わってこないのがちょっと残念だったかな。序盤、仕方ないことだけどピンチ→待たせたなの展開が続くのも気になった。

 しかし、それ以前に全話観ても登場キャラたちのほとんどに謎が多い。記憶喪失ドクターはもちろんアーミヤのこともほとんど分かってない。2期も決まってるから当然なのかもしれんが待てないのでゲームをはじめたわけである。
 そんな感じで、私としてはすごく面白かった。いろいろちゃんと知りたいと思う作品だった。まだ2章ですが頑張って追いかけます。

 だが、映画は本編だけでない。
 ゲスト登壇のトークショーがある。覚えている限りで細部、特に言葉が違うかもしれんが備忘録として書き出す。

 チェン役の石上静香さん、オープニングテーマ「Alive」歌唱 ReoNaさんにMCの山口慧さんで行なわれたんだが、これがめっちゃ面白かった!
 特に山口さんが最高だったな。好きなシーンReoNaさんホシグマの龍門スラングのことをチョイスするんだけど、石川さんが収録時の裏話を教えてくれる。広東語の完璧な監修でりテイクがすごかったという話は興味深く聞いてたんだけど、次の石川さんチョイスの好きなシーンは最終話の最後、慟哭するアーミヤにチェンが覚悟の話をするところだったんだけど、「あそこはアーミヤと同じ顔になったよね」「ここも黒沢ともよちゃんと一緒に収録してたけど、同じ顔になってた」ゲスト二人の背後にその顔を見せられているこっちは思わず笑ってしまったわw

 監督のビデオレターでゲストの2人が見やすいようにしゃがんでくれて、けどなかなか映像が出ないと「おーい監督ー」みたいなこと言ってくれてすごい上手い人だなーって。

 あとはBDの宣伝トーク。
 BD限定版にはアーミヤの指輪レプリカが付くよ!
「つまり10個買うと」(アーミヤは全ての指に指輪をしてる)
「でも、入んなかったらどうするんですかね。親指とか」
「黒沢ともよちゃんがいいこと言ってたよ。『そういう時は大切な人にあげてくださいね』って」
「大切な人がいない場合は……っ!」
「お、お母さんとか……?」
「なんだよ2次元じゃダメなのかよっ」

 ここは爆笑してたw
 ReoNaさんが言ったんだったか、推しのアクスタにあげようってことで平和的に収まったww

 ワンチャン映画館でAlive聴きたいなーだったんですが、さすがに歌はなく、でも捌ける出入り口前だったらみなさんじっくり見れてよかった。楽しかった。こういうのは詳しくないからとか言い訳してないでバンバン行くべきだな。

 では今日はこの辺りで。
 とりまアークナイツのアニメまではストーリー進めような。








アークナイツ【黎明前奏 / PRELUDE TO DAWN】Blu-ray BOX 数量限定生産版



posted by SuZuhara at 21:26| Comment(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月11日

ReoNa 「Alive」 発売記念リリースイベント 2/4 東京都・TAKE OFF 7



 めっちゃ久しぶりになってしまったが、またちまちまブログを書くのを開始したい。
 いや、本は全然読めていないしゲームもできていないから書くことなかったと言っても過言ではないのだが、コロナにもかからずに普通に生きています。実はちゃんとパソコンに触るのもかなり久々だったりする。文字書きたくなかったんだろうなきっと。
 さて今回は本やゲームの感想ではなく、先週になってしまいましたがちょっと珍しいイベントに行ってきたのでその感想を書き残しておきたいってわけでえっちゃら書くよ。

 全くブログは更新していなかったが、ちょこちょこと行っていたReoNaさんのライブに10月以降も行ってた。
 日本武道館のライブ前にライブハウスを巡るというReoNa ONE-MAN Live Tour 2022“De:TOUR”-歪-/-響-にも行ってた。初めは響だけのつもりだったが最終的に歪も行ってた。だって『Believer』聴きたかったんだ。
 今回のイベントは7th Single「Alive」のリリースイベントのミニライブで特定のショップでCDを購入すると抽選で行けるというもの。これが以外と自分にはハードルが高くてですね、アニメイトとか近くにないんですよ。だから普段なら検討にすら値しないのですが、ちょうど自分の誕生日が11月だったこともあり誕生日クーポンとかめっちゃあったしやってみるかと応募したんですねたぶん。……いや、年末繁忙期にまともな思考なんかしてねーのですわ。この辺はうろ覚え。
 でも無事に当選してまして、会社はコロナ患者で溢れてるわ会場は渋谷だわで少々ドッキドキでしたね。

 私と渋谷は、ぶっちゃけると子どもの頃はよく遊んでた。僕にとってはあの街は映画の街で、マニアックな映画をよく観ていた。けど、映画館がなくなって、景色の判断ができないような店が多くなると脳内マッピングができなくなってしまって寄りつかなくなった。特に夏の渋谷が方向感覚機能しないんだよ。
 だから行けかなーと心配してたが、あっさり行けた。まあ、普通に行けた。

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 キャパは100人くらい。
 受付時に抽選券をもらって番号は66。惜しい、俺は63が好きだ。43も好きだ。元ネタが分かる人とは握手したいw
 ライブハウスなのでワンドリンク600円が必要ですが、正直めっちゃ良かった。

 セトリは
 Numb
 Simoom
 一番星
 Alive   だったと思うんだけど、1曲目と2曲目は逆だったかな? もう1週間経ってるから自信はない。

 ReoNaさんのCDって3種類くらいあって収録曲が微妙に違ってたりする。曲だけなら2種類は買わないと全部聴けない。それを全部歌ってくれるんだ。ライブで全部聴ける可能性なんてない上に少人数だから近い。
 いやー、楽しかった。自分はCDを聴く環境が整っていないので好きな曲をエンドレスリピートするので他を聴かなかったりするのですが、Simoomが好きになりましたね。また生で聴きたい。いつもはアップテンポの曲が好きなんだけど、なんかすげー良かった。一番星はつい最近、いつだって俺の一番だった元親友を失った身としてはちゃんと聴けない。
 
 ミニライブが終わったらちょっとしたトークと抽選会。
 当たるとサイン入りポスターがもらえますが、かすりもしなかったw いや、良かったよ。こういうの当たるとめっちゃドキドキするチキンなので。
 しっかし、楽しかったなー。こういうイベントには積極的に参加したいものですが、ペルソナの神戸クルージングには先着の壁に負けましたがね。ちくしょー、ぼっちクルージングしに行こうと思ってたのに!

 かなりざっくりですが、こんな感じで。
 また本も読み出したのでちょこちょこ顔を出せたらと思います。知ってるか、勝手に思うのは自由なんだぜ。




Alive (通常盤)
ReoNa
ソニー・ミュージックレーベルズ(2022/12/7)

ラベル:REONA
posted by SuZuhara at 21:36| Comment(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年09月25日

The DioField Chronicle



 これは伝説となった傭兵団の記録。
 盤面で描かれるのは過去の遺功か、現在の勝利か。



 夏休みだひゃっほおおおおうっ!とお出かけしたら風邪を引いた。ここでコロナじゃないから特別休はもらえないというのが私の残念クオリティ。
 でもまあ、2年前に行きたかったドロヘドロ展のFinalにガッシュ展、なぜか当たったらしいちいかわ東京駅展とかアグレッシブに動いた。そんで今日は久々に発売日に買ったゲームの感想を。しっかし、スクエニゲーは本当に久々だったなー。


■あらすじ
 戦乱に燻るロウテイル大陸の片隅で、ある盗賊が興したシュヴィア帝国と僭称するその国は、統制が取れた兵と近代魔術と呼ばれる兵器を駆使し瞬く間に大陸北西部を支配するまでに至った。
 帝国の勢いに危機感を持った各国はロウテイル連合を結成するも、敗戦を重ね、領土を削り取られていった。大陸が激しい戦禍に見舞われる中、唯一、その戦禍の対岸にある国があった。大陸北西の近海に浮かぶ島ディオフィールドを統一するオルティナ王国である。
 大陸の戦況は連合国側に大国ヴィルマ連邦が参戦すると一気に膠着することになった。帝国、連合ともに決定打を欠く中、近代魔術に必要な資源であるジェイドを求める局地戦が激化する。ジェイドが地中に眠るとされるディオフィールド島を帝国、連合の各国は俄かに注視し始めた。
 古獣オーガスに護られし国ーーオルティナ王国、そこがまさに戦地になろうとしていた。  引用――Amazon.co.jp


■感想
 ついにあらすじ書くのを放棄したと思われるかもしれない。断じて違う、単純に上のあらすじのようなことはゲーム上では語られないんだ。私も今読んでびっくりした。古獣ってなんだそれって感じだよ。

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 はっきり言ってしまうと、このゲームは物語として足りなすぎる。面白いかと聞かれれば、私は楽しんだけど1ヶ月後には忘れてると断言できるほど残らない。

 ほら、二次創作とかが生まれるのって作品に対する愛からだと思うんだ。ゲームが欠けてたってさ、こんなイベントシーンあったらいいのになってプレイヤーの想像力から生まれる物だろ。
 でも、このゲームはストーリーもキャラクター描写も中途半端な説明で、しかも物語は選択の余地のない一本筋。これが悪いとは言ってないよ、むしろ私はわりと好きだ。けど、プレイヤーが理解するよりも先に物語が終わっちまうのだから想像の余地がないんだよ。

 まあ、こんな感じで辛口になると思うから一端畳んでネタバレ感想を。





The DioField Chronicle
スクウェア・エニックス(2022/9/22)
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posted by SuZuhara at 10:16| Comment(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする