2015年02月03日

零崎人識の人間関係 無桐伊織との関係




「余の子を産め」



 相変わらずVitaが取り戻せていません。
 さて、どうしようか。情緒不安定が絶賛加速中なんですが、TOZ以降ゲームしたいって感じがしないんだ。一応チャット制覇してアナザーエンドも見たけど、僕が知りたいことはなかったな。まさかとは思うけど、ゲームに飽きたのかもしれん。
 この先GE以外のゲームを予約していないんですが、私はとりあえず充電電池を駆使しながらGBAをやってます。


■あらすじ
 無桐伊織とともに入院中の哀川潤を襲った零崎人識だったが、返り討ちに会い請負人の仕事を手伝うことになってしまい、同じく入院していた闇口崩子を拉致して闇口衆が住む大厄島に向かうことに。
 崩子の兄・石凪萌太の依頼によりデスサイズを取り戻すため、哀川潤と伊織は負ければ崩子の父にして生涯無敗の結晶皇帝(クリスタルカイザー)六何我樹丸の子どもを生むというペナルティの科せられた大厄ゲームに挑むことになる。


■感想
 ずっと読みたいなと思っていて買えてなかった人間シリーズ。やっぱり本屋のない町に住むとかきついんですが。
 何件か探し歩いてやっと伊織との関係の話だけ買えましたが、肝心の戯言シリーズを忘れているのでちょっとちんぷんかんぷんです。
 てか、ちょっと調べたら私、曲識の話読んでなかったわー。

 さて、物語は本編で萌太と哀川潤が一緒に行動した時、萌太はファーストキスを報酬にとあることを依頼していた。
 そんなことなど知らずに想影真心との戦闘で入院していた哀川潤を襲撃した人識と伊織はあっさり返り討ちに会い、萌太からの依頼をこなすため、崩子を拉致って大厄島へと向かう。

 この島は昔萌太と崩子が逃げてきた故郷であり、崩子の母親である闇口憑依なんか崩子をいないものとして扱う始末。
 ここに至るまでにヘリで向かって哀川潤を挑発したらパラシュートなしで飛び降りちゃったりとかいろいろあるのだが、いーちゃんを殺したって言って崩子で遊ぶとかw

 以外にもあっさりと敵の本丸に連れていかれた先にいたのが六何我樹丸。なんでも趣味は子作りとかで、哀川潤と零崎女とか最高じゃねぇのとばかりに子作りのためにゲームを組んでくる。
 このゲームはなんとも説明が難しいんだが、要するに鬼ごっこ。兎組と狐組に分かれて大きな樹の下に兎は辿りついたら勝ち。狐は当然狩るわけだが、兎はバンダナをつけていてそれに模様がついていたリーダーが狩られたらゲームオーバー。

 狐さんとか大嫌いな哀川潤は当然兎組で参加者は子作りに狙われた二人は勿論、人識と崩子。人識は伊織のこともあるし家族からいないものとされている崩子のこともあり参加し、崩子に至っては戦闘スキルなどないが地理に詳しい理もあり参加を表明する。

 対する狐組は我樹丸と憑依と石凪砥石。砥石は萌太のデスサイズを使う死神でゲーム開始の前にちょっと人識とごたごたがあったことの関係で参加したんだと思われる。

 さて、肝心のゲームだが、哀川潤も人識も、伊織も崩子も、完全なんかには程遠く、ズタボロにされます。崩子vs我樹丸とか絶望だけれども、いーちゃんたちに頼まれて崩子を助けにやってきた真心参戦で哀川潤もボロボロだし。

 それでも、人識の伊織の関係はよかったです。
 双識以外は家族じゃないと言っていた人識だが伊織のことも大切に思っていて、もう人殺しをするなとそれが終末医療だと言われているにも関わらず、砥石が伊織のところに行くと言ったら立ち上がる。
 伊織もまだ腕を切り落とされても、憑依が人識のところに行くと言ったら枷が外れてしまう。零崎が抱える殺人衝動を決壊させてしまう。
 それでも、伊織は殺さない。だって人識と対等でいたいから。家族だから、人識に甘えてばかりではいられない。

 崩子の方はこれまたボロボロに痛めつけられますが、我樹丸に反抗し続けて自分を認めさせる。
 いや、このパパも悪い人ではないんだと思うんだ。ちゃんと二人の子どもの名前を覚えていたしな。

 そこにこれまたこれまたボロボロな哀川潤が現れて、真心を寝かせてきたらしく疲れ切った彼女はあっさりと負けを認めるんだ。
 でも、それではデスサイズは取り戻せない。
 だが、そんなものはどうでもいい。初めから萌太の依頼は勝手に連れてきてしまった崩子を過去と向き合わせること。以外と言うか案の定にも依頼達成率の低い請負人は今回ばかりは依頼を無事にこなしたのでした。

 しかし、人識が砥石とともに姿を消してしまって今度は伊織が哀川潤に依頼して人識探しとなるようである。語られた砥石が零崎となる展開も面白いと思うんですがなー、書いてくれないかなー。

 家族というコミュニティに屈折した考えを持つ私は零崎という一賊が大好きなのだが、今回の絶滅寸前な様子は辛かった。
 でも、だからと言って面白くないなんてことはなく、他の人間シリーズも読みたいのですが、今回のような()が多様される書き方だと読みにくい。苦手なんだよね、括弧表記の説明って。
 ちょこちょこ覚えていないところが多かったんで、先に戯言使いとの関係を探そうかな。いーちゃんとの関係は気になるじゃないか。今回でも「一体じゃない表裏」って言われていたし。

 では、ここいらで今回のお気に入り。
 崩子が我樹丸に萌太だけが家族だと啖呵をきるシーンで思い出した萌太の言葉を。


 逃げて逃げて、どこまでも逃げて、そしてその先で――本当の家族を探しましょう。
 きっとどこかにいるはずですよ。
 血は繋がってなくとも心で繋がりあえる、そんな人達が――そういう人達と、一つ屋根の下で、いつまでも末永く。
 幸せに暮らしましょう。


 いーちゃんが暮らしているあの骨董アパートはさ、本当に家族みたいだよな、みいこさんとか二人が慕うのは本当に分かる。
 だから、そんなにも大切に思って辿り着いた先があのアパートだったことが嬉しい。萌太のデスサイズも最後にはアパートに戻ったからね。






零崎人識の人間関係 無桐伊織との関係
西尾 維新
講談社 (2014/10/15)

posted by SuZuhara at 22:15| ライトノベル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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