2025年06月03日

ビーキーパー


「何のために働くか、自分で決めろ。司法か、それとも正義か」


 もう依存症レベルで胃薬がないと生きていけない。薬が切れると死ぬ、痛みで。
 でも、痛みで仕事にならないから自宅で映画とか観れる。楽しい嬉しい、現状でもいいんじゃなかろうか。どうせ大して動けないんだ、遊べばいいんだよ! 俺はもう、仕事しねぇ!!


■あらすじ
 アダム・クレイは養蜂家として隣人に蜂蜜を届ける日々を大切に思っていたが、その隣人がフィッシング詐欺にあい、全財産と事業資金まで失ったことを苦にして自殺してしまう。彼女にはFBIの娘がいたのだが、犯人は手がかりすら掴めない。
 しかし、群れを攻撃されたとして養蜂家であるクレイは詐欺を行った組織を壊滅させるが、それは末端でしかなく、報復としてクレイに刺客を送るが返り討ちにされる。クレイは「ビーキーパー」という秘密組織に属していた人間であり、警察上層部がビーキーパーにクレイを止めさせようとするが働き始めた養蜂家はもう誰にも止めることはできなかった。


■感想
 クッソ面白かった! 私はここ最近アクション映画を見ていなかったんだけど、やっぱ楽しいよな! ステイサムの無敵アクションとシリアスになりすぎない復讐劇として最高の娯楽映画だった。くそぅ、正月に映画館に行っとけば良かったなぁ! ムビチケ買ってステイサムアクスタもゲットしておくべきだったな!!

 ざっくり説明すると、自分に優しくしてくれた隣人がフィッシング詐欺にあって自殺するとこは開始5分とか10分で来る。超展開。この辺りは番宣で知っていたが、これって養蜂家じゃなくてもステイサムならなんでも良くない?と思っていた自分が浅はかだった。これは養蜂家であることに意味がある。

 一度犯人かと疑われたステイサムだが、もちろん無実。相手が警官の娘でも手が出せない犯罪組織であることに歯噛みしていたが、ステイサムには関係ない。昔の仲間に電話一本で特定させて乗り込む。
「3つ数えるぞ」「ワン、ツー、スリー。俺が数えた」のシーンからわっくわくしっぱなしのステイサム無双で支店が壊滅されますが、この後で詐欺組織が深追いしちゃうからいけない。ボコられるですんだ三下が強い仲間揃えて乗り込むが、一人ひとりアサシンkillされる。消えていく仲間に恐怖して半狂乱で銃連射するもステイサムは頭を屈めもしない。こんなものは当たらないという強者感よ。

 この犯罪組織は主にフィッシング詐欺を行っているのだが、トップが怖いもの知らずの若造である。彼の尻拭いをしている男が養蜂家が相手だと知っていてどうにか止めようとし、現役ビーキーパーを引っ張り出すことに成功するがあっさり返り討ち。
 秘密組織ビーキーパーとは単純に言えば法で裁けない者を処理してきた暗殺者だ。なんでビーキーパーかというと蜂の生態と人間社会になぞらえていて、これはちょっと唸ってしまった。僕も大学で蜂の生態を少し囓ったしね。

 そして狙われたトップな若造は大統領の息子であることが判明。蜂の生態から女王蜂をすげ替えようと大統領まで狙われる。いや、ステイサムは無関係な人間は逃がしているからそこまではないのでは?とハラハラしたな。
 対する息子の方は、マッマには手を出せまいここは安全。傭兵も警察もたくさん用意したぞと万全の体勢で臨むが、それすら越えてあっさり侵入するステイサムに惚れ惚れする。

 この傭兵のボスがちょっと頭おかしいのではないかと思うくらいの真っ黄色な格好をしているのだが、こいつとステイサムとの戦闘がめっちゃ格好よかった! 善戦するだけでなく足を切られても最後まで抵抗するし、ステイサムのナイフ裁きが引き出せるだけで俺は喝采をおくりたいよ。

 そしてこの話は終始、法を守る娘と法を破ってでもやるステイサムの対比が行われるわけだが、分かりやすいそしてステイサムアクションで極上のエンタメ映画と言える。復讐劇ならジョン・ウィックだと思うが、あれはちと重すぎる。軽い気持ちでは観れないが、ステイサムなら安心して観れる。くそぅ、本当に映画館で観たかったなあああ!!


 では、最後に今回のお気に入り。
 俺は拷問して殺すのシーンか最後まで悩んだが、せっかくなので大統領のいるパーティ会場に乗り込んだことがバレて、手を頭の後ろにして座らせるシーン。大人しく座るステイサムだが、その手にはなにかのスイッチ。そんでこの前になにか仕込んでるシーンあり。
 例の傭兵が娘に「こいつは生きているだけで危険だ」と殺そうとするシーンで養蜂家はいう。


「蜂が死んだ、働く」


 ここから怒濤のステイサム無双劇に彼が去った後は台風が通過したと言われるのも納得だった。
 実に気軽に手が出せるのに、作業したいから吹替で観たのに鮮やかすぎるステイサム無双に目を離すなんて暇なんかなかったのさ。





ビーキーパー - デヴィッド・エアー, カート・ウィマー, ジェイソン・ステイサム, ジョシュ・ハッチャーソン, ジェレミー・アイアンズ, エミー・レイヴァー=ランプマン, ボビー・ナデリ, ミニー・ドライヴァー, テイラー・ジェームズ, ジェマ・レッドグレーヴ
ビーキーパー - デヴィッド・エアー, カート・ウィマー, ジェイソン・ステイサム, ジョシュ・ハッチャーソン, ジェレミー・アイアンズ, エミー・レイヴァー=ランプマン, ボビー・ナデリ, ミニー・ドライヴァー, テイラー・ジェームズ, ジェマ・レッドグレーヴ
公開日 2025/1/3
配給 クロックワークス

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2025年05月28日

9人の翻訳家 囚われたベストセラー



 あなたはこの結末を「誤訳」する。


Screenshot_202505.jpg
 これが俺のグランドセイバーだああっ!!
 ――そう、選択肢などなかった。我がカルデアが弱小だった時代に支えてくれたランスロットにしか聖杯を捧げてなかった。ついでに金フォウも捧げてた。しかし、宝具は2だ。
 途中までガンガン回っていたのだが、やはり宝具の火力不足が否めない。セイバーだけだと補助も難しい。
 次のグランド戦はちょっと考えて用意した方がいいかもしれん。


■あらすじ
 世界的ベストセラー『デダリュス』三部作の完結編「死にたくなかった男」の出版権を手に入れたエリック・アングストロームは多言語翻訳を行い全世界で一斉販売することを発表する。そのために集めた翻訳者9人を携帯などの通信機器の一切ない地下室で厳重な監視下において作業させることで小説の流出を防ぐ環境を作っていた。
 集められた翻訳者たちは困惑しながらも、お金のためやいち早く物語を読みたいがためとそれぞれの思惑を抱えつつも作業は続き親睦を深めていく。
 しかし、とある日に「冒頭10ページを流出させた」という脅迫メールがアングストロームに送られてくる。それも、メールの最後には翻訳家たちで合唱した歌のフレーズが使われており翻訳者たちの犯行と確信したアングストロームは翻訳作業を停止して犯人探しを行うが、その暴力的な警備員の行動に翻訳者たちの間でも犯人探しが始まってしまう。


■感想
 観たい観たいと思いながら字幕版でじっくり観たかったのでやっと観れた。
 絶対に本編を観ないでネタバレを読むなと言われる作品の代名詞と言えば本作だと思う。
 さあ、見せてもらおうか極上と絶賛のミステリー作品の力を!

 正直なところ、話題になるのは納得の出来でした。こいつはすげぇや。
 ネタバレなしの感想や詳しい考察はもう出尽くしているでしょうからいつもどおりに好き勝手に書きますが、ネタバレは気にしないのでご注意を。自分のようなネタバレされても楽しめるタイプでもなるべく前情報なしで観た方がいい。最後の繋がった感がすごく綺麗だから。

 私はこの作品の元となった出来事、『ダ・ヴィンチ・コード』の4冊目で実際に翻訳家を閉じ込めて缶詰状態で翻訳させたなんてことがあったことを知らなかったのですが、昨今は海賊行為や違法流出と戦う相手がいっぱいだ。一ファンとしては普通に買うからと思うが、いち早く読めるという立場というと優越感はすごいものだ。それが得られるのであれば大金だって払う人は当然いる。
 集められた翻訳者たちは厳重な管理体制に辟易としたものを感じつつも、基本的には仕事を楽しむタイプが多い。地下に軟禁というと聞こえが悪いが、運動ルームやプールはあるし毎日シェフが目の前で作る豪勢な料理だ。作業時間もきちんと区切られてて日曜は完全休業。1日10ページという少ないと思われるかもしれないが資料は膨大にある図書室つき。ないのはネット環境くらいだよ。やだ、ここにひきこもりたい。

 翻訳家の中で印象的なのはアニシノバ。デダリュスのヒロイン「レベッカ」に入れ込みすぎて彼女の服装から髪型までなりきっていて初めはちょいと浮く。そして、初っ端から寝入って作業を送らせる若者アレックスで序盤は進行する。
 アングストロームのアタッシュケースに原稿が入っていてそれを持ち歩いているんだけども、アニシノバが独自の推理で番号を解読しようするとかヒヤヒヤする。彼女がレベッカになりきってプールに沈んでいたのを溺れたと勘違いしてアレックスが飛び込んだことで二人が作品をものすごーく理解していることが分かる。そんでもって解釈の違いもね。これが正しいと作者が持っていない答えでも解釈次第では本物になり得ると思うんだけど、こういう話をできる仲っていうのはめちゃくめちゃ楽しいよな。

 ここまでにちょこちょこと挟まれるアングストロームが誰かと刑務所で面会するシーンがある。ペルソナ5で言うと「どうなの?」と新島冴さんがジョーカーに迫るのを想像してくれればそれ。
 時間軸的に翻訳家たちと地下室は過去で、刑務所にいるのが現在というわけだ。当然、まだ相手は誰か分からない。確か、この辺のボーリングピンでの場面転換がめちゃくちゃ格好いいんだよなぁ。

 クリスマスだったのかな、どんちゃん騒ぎで楽しんだ翻訳家たちだがアングストロームに脅迫メールが来て実際に冒頭10ページが公開されてしまう。これ以上を公開されたくなければ金を払えですが、アングストロームは激怒して犯人探しにはいる。

 ここで物語の焦点は「誰が流出させたのか」「どうやって流出させたのか」へ。
 デンマーク語担当のエレーヌがなにやら書き連ねた文章を持っていて尋問となるが、それは自分の小説。周りを気にせずできる環境は書きやすかったというものだが、ここでアングストロームははっきりと「才能がない」と言いきって彼女の作品を燃やす。

 ……これは、だめだ。
 価値がないとか才能がないとか、そんなのは自分が一番よく分かっているんだよ。見ないふりの何が悪い。それでも書きたいと思えたら、最後まで書くことができればというのが底辺だろうが物書きの心情だろう。他人に奪われるなんてあってたまるか。筆を折っていいのはいつだって自分だけだ。
 だから、彼女の結末は――そして彼女の夢への足枷となった家族に対しての吐露はあまりにつらすぎる。

 翻訳家の中でも疑心暗鬼になってギスギスしていきますが、アングストロームは次の指定時間に翻訳家たちをほぼ裸にひんむいて迎えますが、そんなんで止まるはずがない。遠隔操作に決まっておろう。
 犯人探しを続けていくうちに「なんために流出させたのか」という疑問が湧いてくるが、中盤で刑務所でアングストロームが面会している相手がアレックスであることが分かる。犯人はアレックスかと思うのは焦躁であり、ここで刑務所に入っているのはアングストロームであり面会者がアレックスと分かる。
 正直、これは想定内。アングストロームならやりかねない。

 困惑の中で流出が地下室以前に行われていたことが明かされる。アレックスには翻訳者内に3人の協力者がいて、アングストロームから奪って気づかれないうちに返すミッションは壮大且つ大胆で楽しい。
 けれども、違和感がバリバリだ。あからさまなミスがバレていない。

 だが、問題なく成功したのでアレックス含めた4人はみんなで音読することで待望の最終巻を一緒に楽しむ。ここは最後を知ってから見ると、彼にとってこの瞬間は本当に幸せだったんだろうなと感じてしまう。

 100ページも公開されて怒ったアングストロームは地下のライフラインを切ってしまう。水も電気も切ってもう殺しに来ているが、そんな中でエレーヌが自殺してしまう。いや、それだけことをアングストロームはやったんだよ。暗闇はいけないよ。

 最後の全文公開を前に共犯者のハビエルが耐えきれなくなって暴露しかけるが、ここは地獄なのに翻訳者たちの機転がすごい。
 ハビエルを疑うことで共犯者たちは乗り切ろうとするがアングストロームが戻ってきてしまうのでアレックスが名乗り出る。元々、アレックスはデダリュスの1巻2巻の翻訳が不評だからと自己流のものをネットに流すとかしてしてた前科があるから疑っていた。部下をアレックスの家に向かわせていたのだが、それはダミー。ダミーと気づくローズマリーは優秀。

 ここまででアレックスがアングストロームの利益に重視のやり方を嫌っていることは明らかにされていましたが、彼の要求は一貫して「著者のオスカル・ブッラクに会いたい」というもの。翻訳家たちはアングストロームがスペイン語を解さないと気づき、咄嗟にアニシノバが通訳しながらアングストロームにバレないように作戦を話すの好き。
 けれど中国語で数を数えた時にバレてアニシノバが撃たれる。
 アニシノバを助けるためにアレックスは家の場所をいうが、ローズマリーに対しての対策もしていたのでここでローズマリーも裏切ってくれる。俺もいつか上司に言いたいよ、くたばれクソ野郎。

 刑務所で最後のネタバレ。
 初めからアレックスはアングストロームから何も奪ってはいなかった。鞄のすり替えも振りだけ。アレックスこそがオスカル・ブラックなのだから元々すり替える必要がなかった。
 共犯者を引き入れたのもただのブラフ。ローズマリーの写真も、あの壮大な入れ換え計画の人選もすべてはアレックスの入念な計画の下にあった。

 え、でもなんかオスカル・ブラックなじいちゃんいたよね? ね? という困惑はすぐに解消する。
 本屋のおじいちゃんと子どもの頃からの付き合いだったアレックスは彼を喜ばせるためにデダリュスを書き、それを読んだじいちゃんから出版を勧められる。けれど、乗り気じゃないアレックスはじいちゃんが書いたことにするならと了承し、じいちゃんはせめてとペンネームで出すことに。折衷案ですね。これで知り合いの出版社であるアングストロームのところに話が行ったと。
 しかし、アングストロームの売り上げ重視のやり方と翻訳家の尊厳無視にアレックスは怒り狂う。これが、じいちゃんオスカル・ブラックのアングストロームとはもう仕事しない発言に繋がっていた。じいちゃんはアレックスの気持ちを尊重したのだ。

 なるほど、つまりアレックスは自分の作品をアングストロームから取り戻そうとしたわけか。
 いや、まだだ。今作の核心はそこじゃない。

 アレックスが本当の目的は「誰がオスカル・ブラックを殺したのか」
 オスカル・ブラックことじいちゃんがアングストロームに絶縁状を突きつけた後のこと、アングストロームはじいちゃんを階段から落として殺していた。冒頭の燃える書籍は証拠隠滅に本屋ごと燃やしたから。そして原稿を奪った。アレックスはアングストロームから殺したとの発言を得るためにここまでやったのだった。

 うわぁ、これはすごい。
 アニシノバとの会話とかもね、アレックスがオスカル・ブラックであることを知ってから見ると彼が純粋に自分の物語の書いたの感想を聞くのが嬉しそうなんですよ。意識が戻らないアニシノバの病室で続きが一番気になっていた彼女のために音読してあげたり、共犯者たちとも作戦成功時は楽しそうに作品の話を聞いてるんだよ。
 だからこそ、売り上げ重視のアングストロームのやり方は気に食わなかったんだろうな。翻訳がつまらないというのも耐えがたいのだろう。そしてそれ以上に、幼い頃から大好きだった友達ようなおじいさんを奪ったことが本当に許せなかったんだと思う。

 ここで気になるのが、キャッチコピーの『誤訳』とはなにか。
 翻訳家たちとかけてアレックスの真意を読み間違えるってことなのかな? ミステリと思っていたら復讐譚だったみたいな。
 私はどうにも物語の展開から先読みをしてしまうタイプなんですが、情報が後から次々と明かされていくので目移りして想像できませんでしたね。最後までやりきったアレックスの復讐は爽快なのだろうが、アニシノバのこともあって大団円とまではいかない。
 というか、他の翻訳家たちのその後がないのがかなり残念だ。そもそも9人もいるせいで背景がほとんど語られないなんて人もいる。この辺りは難しいよな。

 あとこのミステリの形式上これまた難しいのだが、主人公という主軸となるキャラクターが途中まではっきりしないから感情移入がしにくいのが、自分的にちょっと観にくかった。

 では、最後に今回のお気に入りへ。
 アニシノバとアレックスはお互いファンということで分かり合っていたのだが、アレックスの嘘に気づいたアニノシバは信じられなくなっていた。ひたすらに「オスカル・ブラック」本人に固執するアレックスのことをアニシノバは否定する。


「オスカル・ブラックが誰か知りたいだろ?」
「彼の意思を尊重したい」


 ここからの流れでアニシノバが再びアレックスを信頼するまでの流れも好き。
 ちょっとメモってないのだが、会ってどうするのかって問うたら「ただ話を聞きたい」と答えたところもいいんだ。
 私は作者や好きなアーティストの素性とかプライベートには興味がないのですが――いやこの言い方だと語弊があるか。どこの誰で何をしていようと、その作品が好きであることには影響しないし、多くを知ってしまうことで先入観が生まれてしまうことが嫌だ。むしろ、相手が知られたくないことに知らぬ間に触れてしまうことが怖い。だから表に出ないという意思を尊重したいというアニシノバの意見は嬉しい。
 もちろん、恐れ多くも話せる機会なんか得られたとしたらずっと話を聞いていたい。作者が作品のことを語ってくれるとか最高だよな。作成秘話とかずっと聞いていたいよ。けっして緊張しまくって上手く話せないとかじゃないんだよきっと。






9人の翻訳家 囚われたベストセラー(字幕版) - レジス・ロワンサル, レジス・ロワンサル, ダニエル・プレスリー, ロマン・コンパン, ランベール・ウィルソン, オルガ・キュリレンコ, リッカルド・スカマルチョ, シセ・バベット・クヌッセン, エドゥアルド・ノリエガ, アレックス・ロウザー, アンナ・マリア・シュトルム, フレデリック・チョー, マリア・レイテ, マノリス・マフロマタキス
9人の翻訳家 囚われたベストセラー(字幕版) - レジス・ロワンサル, レジス・ロワンサル, ダニエル・プレスリー, ロマン・コンパン, ランベール・ウィルソン, オルガ・キュリレンコ, リッカルド・スカマルチョ, シセ・バベット・クヌッセン, エドゥアルド・ノリエガ, アレックス・ロウザー, アンナ・マリア・シュトルム, フレデリック・チョー, マリア・レイテ, マノリス・マフロマタキス
公開日2020/1/24
配給 ギャガ
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2025年05月25日

ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング



「世界の終末を防ぐには――この男が必要だ」


 うーむ、やはりこのブログがどうにもうまく更新反映しないな。やはり場所を移すべきか。アカウント持ってるだけのnoteはあるんだけど、できれば自分用メモみたいなもんだからこのままでいきたいんだが……もうちょい考えます。


■あらすじ
 前作『ミッション:インポッシブル/デッド・レコニング』より、イーサン・ハントはそれ、自我を持ちサイバー空間により世界中のAIに侵入する最強AI・エンティティの鍵を手に入れたイーサン・ハント。だが、その鍵をどう使うかは分からないまま、エンティティは核保有国を乗っ取り、情報操作をして人類を操作して滅亡へと追い込もうとしていた。
 大統領からの協力要請を受けてイーサンは仲間たちとともに動き始めるが、エンティティを手中に収めようとするガブリエルが、エンティティも南アメリカの完全オフラインサーバー・終末の保管庫に入るためにイーサンに接触する。


■感想
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 シリーズ一作も観てないのに、行ってきたよミッションインポッシブル最新作ー! IN IMAX!!

 はい、前々からIMAXで映画を観てみたかったんだけど、私の行ける映画館は対応してなくてな。でも、今回は所用で行った場所にあるじゃんIMAX。4DXもやってんじゃん。んでもって、俺ここの映画館の無料鑑賞券持ってるから追加料金だけでみれんじゃーん!!
 と、えっちゃら行ってきた。次の予定に微妙に食い込んでいたんだけど、謝り倒して行ってきた。

 私のミッションインポッシブル履歴は、たぶんなにも観たことがない。せめてと思って金曜ロードショーでやっていたのを観ようと思ったのだが、まさかのタイミングで来客があって後半見逃した。
 まぁ、なんとかなるだろう。こういうのは連作ものであって知っていればベストだが、ストーリーは一つ一つで完結してるもんさー。

 ――はい、まさかの前作の続き物でした。せめて簡単にくらいは調べていくのが賢い選択だぞw

 なので、ここからはシリーズを通しての考察ができる玄人感想ではなく、ぽっと出で観に行った者のふわっとした感想とIMAXすげーなおのぼりさん感想である。

 まず、IMAXのスクリーンはでかいですね。
 私は基本的にD列、前から4番目に陣取ります。この辺りだと人があんまり来ないのと視界に他人が入ると気が散るという人嫌いさで。今回に限ってはこの選択は正解であり、失敗だった。
 前の方だとどうかと思ったが視界いっぱいがスクリーンと音のクリアが心地良くてめちゃくちゃ楽しい。ミッションインポッシブルを選んだのも正解でアクションシーン迫力はすごく良かったですね。特にグレースと一緒にガブリエルに捕えらえた時の拷問具使ってボコるシーンは音声のみなのですがわっくわくした。肉を殴る音がするぅ!!
 トム・クルーズがノースタントでやっていることが有名すぎて、イーサンが大変よりもトムが死ぬんじゃないかと違った意味で目が離せない。音響めっちゃいいいいいっ!!
 あと、番宣時に絶対に観たいと思っているブラッド・ピットの『F1』はIMAXで観たいなぁ。いや、これこそ4DXで観るべきなのかとわくわくしていた。上質を求めるならば金を払えばいいのだよ。

 と、思っていた私の思考は上映後には一変していた。
 いや、これはダメだ。この映画館がスクリーン前方から入るタイプなんですが、人が立ちまくるから視界が映像から切れて集中できない。え、いくらトイレとは言えこんな立つのか? 終盤のフライトバトルでもめちゃくちゃ通る。
 これならもう二度と来ない。やはり後方から入るタイプのスクリーンで前方陣取って観るのが僕の最適解。うん、いい勉強になりましたわ。

 さて、本編。
 前作を観ていない自分からするとそれ(エンティティ)ってなんぞ?状態で始まりますが、観ていれば分かるし前作からの人物たちも丁寧に紹介してくれるので初見でも問題はない。反対に、前作を観ているとくどく感じるかもしれん。

 仲間のベンジーとルーサーと合流し、ルーサーが作ったエンティティにとっての毒薬データで倒すというのは分かっていたのだが、どうやって?という部分が謎。
 前作からの因縁相手らしいガブリエルのこともよく分からないままスリの達人・グレースも合流して、あっとう言う間に捕まる。ここからのイーサン服毒自殺は楽しすぎたw

 ここまでの僕のふわっと認識では、なんか最強AIが核保有国の制御ぶん捕って核をぶっ放す気だよという世界の危機を認識していますが、ポトコヴァっていう鍵を使って手に入るエンティティの大事ななんかを沈没した潜水艦に取りに行く。
 この潜水シーンがさ、宇宙兄弟の月でのシーンみたいで、日々人はこんな孤独で戦っていたのかと。なのにさイーサンってば、宇宙服は味方――じゃなくて潜水服脱いで脱出するとかするから悲惨すぎた。
 なんとか助かる。え、後遺症解かないんか。俺の大好きな鮫映画に『海底47m』ってのがあるんだけど、最後のシーンは心理的に残酷で最高なので観てほしい。イーサン強すぎないか。

 ダンローは第一作で出てたのかな? 元CIAのプログラマー・ダンローが沈没船の座標を打つまでの攻防戦は面白かった。ま裏って字幕が正当なのかは分かりませんが、その言い方は小説で言うとアクセントで点が打たれているようなもんよ。
 ダンローはお嫁さんが痺れますね。言葉もきちんと通じずともグレースと敵を襲撃し、しかも犬ぞりをグレースに教えて「私がやれ? 無理無理! あなたがやって」身振り手振り(たぶん私は寝る)「……そうね。教えて」には笑った。長距離だもん、どっちか寝ていかんとな。

 終末の保管庫という人類の全てのデータ、それもオフラインで保管しているところに入りたいエンティティを捕まえるため、ガブリエルにポトコヴァと毒薬を組み合わせるように仕向け、エンティティが光学ドライブに入ったところでドライブ引っこ抜く作戦が決行される。ここのグレースのスリの達人設定好きだわー。
 ガブリエルを唆そうと思っていたところにCIAのキトリッジ参戦といういらんことのせいでガブリエルが逃げ出してしまうのですが、それで上記の特典ポストカードのような状態に。トムがトムが、とハラハラするが飛行中にしがみついてくる男がいたらこんなん見ちゃった方が死ぬわ。いや、実際結果的に殺されるけども。

 エンティティ対策に完全アナログ飛行機を用意していたガブリエルとの戦闘は、周到さが規格外を上回れなかった。彼の最後は僕が観に行った映画館にいた女性が「ガブリエルの最後呆気なさすぎ」と評価していたのですが、私的にはめちゃくちゃ自然だったので唸るほど感心した。一種の綺麗さすらあったと思う。完敗です。

 ルーサーの俺を怒らせたな、ともう少し伏線かと思ったのだがその辺は分からなかったな。あとあの爆弾の濫用はいただけない。んで、ダンローとお嫁さんがあれから生き残れるってなんでさ。ドガがめっちゃ頑張ったんだろうなw

 そんなこんなで初のミッションインポッシブルは面白かったです。シリーズをちゃんと観てみようかな。てか、この音響で観ちゃうとトップガンのシネオケ申し込まなかったのが大変悔やまれた。空中戦が大好きなんですよ。ゲームで自分でするなら苦手なんだけどね。

 では、ここで今回のお気に入りへ。
 ガブリエルを追うイーサンと爆弾の処理に残るダンロー&嫁とドガ、傷を負ったルーサーを担いでグレースとパリスは終末の保管庫へ向かう。ここでエンティティが逃げ込むドライブをセットできるルーサーが怪我から肺気胸を起こしてしまう。
 字幕を覚えている感じで書くので細部が違っていたら申し訳ない。


「君たち医療の経験は?」
「いいえ」
「殺しだけ」


 女子が戦闘極振りすぎたw
 パリス好きですねー。というか、グレースとパリスの俳優さんが知りたいので後日パンフ買ってくる。
 今回行った映画館はスクリーンはでかいが、それ以外がものすごく狭かったんだよなー。




前作ミッション:インポッシブル/デッドレコニング [Blu-ray]
https://amzn.to/4jg9rqR

原題または英題:Mission: Impossible - The Final Reckoning
配給:東和ピクチャーズ
劇場公開日:2025年5月23日


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2025年05月07日

駒田蒸留所へようこそ




「お前までKOMAを諦めなきゃいけないのか」


 以前にこの時期が好きだと書いたが、前言を撤回する。俺は春が嫌いだと断言する。
 長期間、僕の部屋を暗闇にしていた森が伐採されて部屋はとんでもなく明るくなった。そんでもって風通りよくなった。夏が怖いが概ねいいことばかりだと思う。
 が、長年俺を苦しめる蜘蛛の襲撃が始まった。部屋に入ってくる。窓にクモの巣を作る。付きまとってきやがる。俺は虫が嫌いなんですよ! 脚が多いの怖いんですよ!!
 今年も戦いの日々が始まったんだ。


■あらすじ
 やる気のない新米記者・高橋光太郎は興味のないウイスキーの取材をすることになったが、家族のために実家の「駒田蒸留所」を継ぎ製造できなくなった幻のウイスキー「KOMA」復活を目指す駒田琉生と衝突する。
 だが、彼女が経営難の蒸留所の立て直しだけでなく、バラバラになってしまった家族の絆のために奮闘していることを知り、光太郎の取材にも少しずつ熱がこもっていく。


■感想
 上映時に行きたかった映画がサブスクに来ていたので観てみた。
 P.A. WORKSのお仕事シリーズ作品とのことだが、あまり僕は他作品を観ていない。いや、最初の1、2話は観ても物語が混雑していくと興味なくなってしまうんだ。完走できない申し訳ない。
 でも、ウイスキーには興味があってですね。いや、酒は全く嗜まないんですが、お酒は好きなんですね。ちょこちょこ飲み方とか教わってるんだ。うん、まったく披露する機会は訪れない無用の長物だけどねw

 さて、感想に行こう。
 けれどもはっきり言って僕には合わなかったから批判的な意見になってしまうと思われるので注意してください。

 正直なところ、映画はあまり感じ入るところはなかったな。
 絵がだいぶのっぺりしているなとは思ったが、それ以上に物語がご都合主義に進むなと
思ってしまった時点で物語に入れなかった。光太郎は本当にやる気ないから序盤は好感なんて持てないし、琉生のテイスティグノートがBLという斬新なものもあまり衝撃なく終わる。他人の趣味趣向というデリケートな部分をおっぴろげておいて逆ギレする光太郎に琉生がブチギレると、蒸留所のスタッフが琉生と蒸留所の過去をべらべら話してくれる。映画特有の時間のなさを感じるテンポの速さは仕方ないけれど、この辺りが気になってしまってキャラクターに思い入れが持てなかったんだ。
 悪い意味に捉られたくないのだが、はっきり言って駒田蒸留所に起きた悲劇は物語としてはありきたりだ。家族の不和もね。そうすると、スタッフ一丸になってウイスキー復活&敵対していた兄帰還で家族修復というのは想像できてしまうんだ。残念ながら、僕にとっては予定調和としか思えなかったんだ。

 けれども、ウイスキーの原酒とか作り方を学べるのは面白かった。あんな科学のように繊細に作るのかと興味津々だったさ。途中の火災でまた原酒を失うのはこれもまたご都合主義に思えてしまったがね。

 無事にKOMA復活の原酒ができたけれども、ウイスキーはここから完成までにまだ年単位でかかる。そして、光太郎が3年後に以前の自分のようなやる気のない新人をつれてきてまた記事にしよう。ようこそ、駒田蒸留所へである。
 うん、キャラクターに愛着が持てればすごく楽しめるんじゃないかと思う。けれども、俺はどうにも捻くれていて入り込めなかった。お仕事面にもう少し特化してほしかったかな。でも、知らない世界のお仕事映画は楽しいので是非ともシリーズは続けてほしい。

 お気に入りってほどじゃないんだけど、おそらく感動シーンだったのであげておこう。
 従業員のためにも駒田蒸留所の買収を受け入れようとした琉生にスタッフが言った言葉。


「俺たちのことを思ってくれるならKOMAを復活させるまで駒田蒸留所としてやらせてください」


 家族愛極振りだったけど、もうちょっとスタッフのこととかも知りたかったなー。
 長編映画よりも1クールとかでじっくりやった方が楽しかったかもしれん。


 



駒田蒸留所へようこそ - 吉原正行, 木澤行人, 中本宗応, 早見沙織, 小野賢章, 内田真礼, 細谷佳正
駒田蒸留所へようこそ - 吉原正行, 木澤行人, 中本宗応, 早見沙織, 小野賢章, 内田真礼, 細谷佳正
2023年11月10日公開




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2025年04月20日

アマチュア



 “殺し”は、アマチュア。
 “ミッション”は、妻の復讐――



 最近かなーりなんもせずにぼーっとするのが好きで困る。
 いや、基本的に全くなにもしないことはできないので昔買った本を読んだり好きなゲームを再プレイしたりなのだが、ブログに書けるようなことはしてないんだなこれが。
 ……いやいや、本当は本とか数十冊単位で一気に読んでしまうからいちいち書くのもなー、と日和っているだけだったりもする。えっちゃら動かんとな。


■あらすじ
 CIA分析官チャーリーは愛する妻との平穏な日々を過していたが、妻が仕事でロンドンに訪れた際に無差別テロで殺されたことによりその日々は終わりを告げる。
 持ち前の技術により防犯カメラと当時の音声を元にテロリストの素性を明らかにするチャーリーだったが、CIA幹部のムーアはそれを相手にしない。とある情報提供者からムーアが書類を改竄し、自爆テロと見せかけたドローン攻撃をしていることを掴んでいたチャーリーはそのネタを使って交渉し、妻を殺した犯人に復讐するため自身に特殊スパイとしての教育を要求する。


■感想
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 僕の部屋のホワイトボードに2ヶ月以上貼りながらずっと公開日を楽しみにしていたのですが、公開日には行けずに一週間遅れて観てきた。行けて良かった……ここに罠があるとも知らずに。

 僕は基本的に映画館では字幕で観る派なのですが、コナンの上映が始まったこともあり吹替版は消えてた。字幕も1枠しかなかった。いくらコナンが人気でも4スクリーンも取るとか、強者すぎだろうよぅ。吹替で観て坂本真綾さんボイスの妻を失うという心にクる感覚を味わいたかった。いや、僕はマゾではないよ。

 初っ端からシンプルかつセンスの良さを感じるタイトル表記でわっくわくしていましたが、妻が亡くなるまでは結構早い。チャーリーの悲しみと怒りはラブ・リーガルを思い出したね。
 CIA幹部のムーアのヤバいファイルを見つけてしまい、同僚からも「俺らは分析官。分析するだけだ」と言われて目を瞑るはずが、自分の仕事部屋にはムーアがいる。バレた?と焦る中で連れて行かれるCIA長官室。ドキドキ中に伝えられたのは妻の死。そして妻が殺された時の防犯カメラ映像。悲劇というのは準備を許さず襲ってくる。

 チャーリーは深い悲しみと怒りで犯人を特定する。これは怖かったね。今の技術の高さは分かっているが、肉声一つでも残せば足がつく。用心して声を出さずとも、映像一つで特定されるんだ。昔からハカーキャラは怖いと決まっている。
 その情報を得てもムーアが動かないのはテロリストと繋がっているから。チャーリーはその証拠を突きつけ、ついでに自分が死ねば公表されるように仕掛けて特殊スパイとしての教育を望んだ。

 ここで自分の想像と違っていたのは、チャーリーvsテロリストではなく、vsCIAだな。チャーリー教育中に他のCIA分析官たちでチャーリーが本当に公表できる仕掛けを持っているのか探っていく。
 CIAの訓練教官としてムーアの命令に忠実なヘンダーソンがチャーリーを教育するが、チャーリーにスパイとしての才能はなし。人は殺せない。だが、爆弾とかなら教えればちゃちゃっと作れちゃうインテリの怖ろしさよ。

 ムーアの方でチャーリーの言がハッタリであると掴んだとき、ヘンダーソンに殺せと命令が下る。だが、チャーリーはもういない。必要な教育と偽造パスポートを得てチャーリーは居場所が判明している一人の元へ向かっていた。

 チャーリーの演技はけして上手くなく手口もスパイとしてはお粗末だが、確実にこなしていく様子が面白かったな。一人目のテロリスト女子に情けをかけたら腕力でひっくり返されたり、追ってきたヘンダーソンにマジビビリしたりね。
 メモ帳を持って行くのを忘れたのでちゃんとメモれていないが、ここで今回のお気に入りに行こう。
 一人目を偶然にも殺して携帯を奪ったが、その携帯の位置情報でヘンダーソンに居場所がバレてしまう。出入り口を塞がれたバーのトイレであたふたした後でヘンダーソンに向き合った時の会話。以前に復讐の成功率は五分五分と言われたについてチャーリーは言う。


「それは俺の得意分野を考慮したか?」


 なんだこれ格好よ死するわ。ちょっと台詞のニュアンスがちがっていたらすまんな。得意分野でトイレ爆発させて逃げていくのはめっちゃ良かったよなー。本当に格好いいわ。

 その後はインクワラインという、チャーリーのチャット相手でありムーアの秘密を掴んだ相手を頼るが、まさかの女性だった。私が本を渡す、が僕的にピークである。
 次の相手は番宣でも代替的に殺されるプールのシーンである。ここは番宣で知っているせいもあり感動はありませんでしたが、インテリが2人になると強い。ここでもヘンダーソンがいるが、ムーアを不審に思ったCIA長官が別のCIAを送り込んでいて、ヘンダーソンとの肉弾戦に。これ、俺がよく知るCIA映画だ! ヘンダーソンが勝ちますが、撃たれてしまって退場。
 ここのヘンダーソンはどっちだったんだろうな。チャーリーに擁護的でもあるし仕事に感情を入れるような人でもないだろうしで、チャーリーが後に友と呼ぶのもあって切ない。

 復讐相手はあと2人。プールの男をSNSの投稿から特定していて本当に怖いのだが、ムーア率いるCIAの方もチャーリーのチャット履歴からインクワラインの存在を掴んで襲撃してきていた。鳥の警報は絶対発動すると思った。
 この襲撃でインクワラインを失うが、チャーリーはインクワラインが繋いでくれていた2人目の男の元へ。おそらく、自分の顔データを防犯カメラに映る他人に貼ることでCIAの目眩ましをして殺しに行くのだが、この辺りの説明はちゃんとしてほしかった。あともっと代替的に騙していくのかと思ったけど、チャーリーは基本地味に殺すので爆弾を使って情報だけ得ると自爆してもらう。

 さあ、これで最後だ。
 最後の1人の潜伏先に行くと、CIA本部でチャーリーと話していたスパイと出会う。彼はチャーリーに命を救われた過去があり、今度はチャーリーを救うために来ていた。ここで辞めるなら逃げられる。こいつとの関係も言葉だけなので推測しかできないのがつらい。どれだけ本気なのかとか相手もムーアの手先かとか考える暇もなくチャーリーは断り、最後の男を探っていると後ろから襲われる。カメラアングルが後方に行くと絶対に殴られるよねー。

 最終戦も地味に堅実に行く。
 そのプログラムは俺が作ったが来るが、その凄さが全体的に強調されないので拍子抜けで終わってしまう。復讐を終えたチャーリーだが、ムーアの告白者として守られると言っても殺しているから最後のフライトで殺されると思ったがそんなことはなかった。ヘンダーソンが生きてて再会できただけでハッピーエンドではあるが、いろいろ分からんことが多くてパンフを買いに行く。

 ここで、最大の罠。
 俺が観に行った日はコナンの上映開始日だった。
 物販コーナーは常に長蛇の列。ちょっと待とうか、トイレにでも行こう。その間にコナンの上映が終わり物販に人が増える。
 ……うむ、諦めたよ。並ぼうにも最後尾ここじゃないです状態だと並ぶ気力もなくなっちまうのだよ。





アマチュア
原題 The Amateur
配給 ディズニー
公開日 2025年4月11日


posted by SuZuhara at 10:51| Comment(0) | 映画感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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