部外者でいることは許されない。
うたわれるものアニメ、ゲームで結末が分かっていても胸が躍ってしまうな。いろいろと突っ込めるところはあるけれども楽しい、クオンさんが可愛いとか詐欺かw
やはりテンションの上がるOPは歌詞とかすごい考察したくなるが、あの歌はハクとクオンのことを歌ってるのかななんて思ったりする。
うーむ、早くフルで聞きたいぜ。
■あらすじ
今まで画面の中でしかなかった月島伊央が巻き込まれた殺し合いは、学行全体をコロシアムとして生徒全員が殺し合いのゲームに巻き込まれることになる。
萩原はチェス研でいち早く状況を察することができたが、プレイヤーたちの帰還により学校全体がコロシアムになったことでクラスと合流することができなくなり、副会長の金剛真澄を頼って寄宿舎を拠点とする。
ゲームから抜け出すために選択が迫られる中、校舎や体育館、ショッピングモールを拠点とした生徒たちの対話が始まる。
■感想
ひゅー、待ってたよコロシアム2巻!
発売日に発売されることを知って速攻で買いに行きましたが、なかなか想像していない展開になってきましたな。
前回の続きからで伊央が高槻里美を殺したところからですね。前の感想では私は参加者と書いていましたが、この銃とナイフを持たされたプレイヤーたちは里美の死で協力したこの場を抜け出すことを決める。
ここから出るには最後の一人になる必要などなく、全ての弾丸を集めること。だってここは本当のコロシアムではないのだから。
生徒側がプレイヤーたちを見る目であるワームの視界を閉ざし、弾丸を全て集めてプレイヤーたちは帰還を選択する。ここで五十嵐渚がプレイヤーたちにその後も協力関係を求めているところは後々で重要。
萩原たちはチェス研でコロシアムが画面越しの出来事ではなく、学校全体であることを悟って動き出すのですが、学校側の生徒にも弾丸が下られ、チェス研は一番初めに帰還した桜木環奈を捕まえることに成功する。
しかし、それは遅すぎてチェス研の沖羽留奈は帰還したプレイヤーの伊奈川により、前のコロシアムでろくなサポートを受けずに死亡した中谷さんの敵討ちをするように二年一組を皆殺しにする。
この二人がどういう関係なのかは知らないが、羽留奈が語るように伊奈川は真意が読めない人間だ。咲季の言葉からしてもこの後の行動的にもこいつは分からないので、ちょっと怖い。
羽留奈だけ殺さなかったのって、やっぱりセレクションのためなんかなー。
あ、ここでゲームの勝利条件を簡単に。
このゲームで生き残る方法は二つ。
・最後の一クラス(ラストワン)
自分たち以外のクラスを全滅させ、最後の一クラスになること。一人から最大三十人が生き残れる。
・三十人選抜(セレクション)
一年から三年までの三十クラスから一人ずつ集めて三十人以外を殲滅する。同じクラスの人間は生き残ることができず、一クラスでも全滅してしまえば成立不可能。三十人が生き残る。
これはね、自分だったらどっちを選ぶかな。
私の高校時代で考えると、絶対に私だけは裏切るなと約束させられたクラスメイトがいるのでラストワンの方だろうけど、クラス単位で動かなきゃいけなくなるから正直窮屈だ。
上手い手だとは思わないけれども、セレクションを選択した五十嵐にも一理あるしなー。
どっちにしろ、協調性がない時点で私は生き残れなさそうだ。
プレイヤーたちが帰還して、伊奈川や前園といった二人のように今まで傍観者だった生徒を殺す者が現れて学校は混乱する。
今までサポートしてやったんだから私たちを守って戦え、と身勝手なことを言うクラスメイトもいますが、この展開を考えると初めの三十人で銃とナイフを装備したプレイヤーたちは幸運なのかもしれないな。銃は認証がついていて自分しか使えないから、絶対的武力だし。
萩原はこの時に自分を呼びに来た鳴美とともにクラスに合流できなくなってしまうが、羽留奈を回収して後に寄宿舎で副会長の金剛と合流する。
この学校は未来に行きすぎだが、生徒会メンバーの静脈認証とかすげーな。副会長が二人もいるわけだ。
金剛の手のひらを使い、全校生徒に放送を流すのですが、シリアルキラーと化していた前園に襲撃されて萩原は撃たれてしまう。そのことを隠して金剛と羽留奈、鳴美と誰も見捨てないという約束を結び、咲季が用意したという金剛しか使えない武器を求めて校庭へ。
ここで前園戦ですが、ここはちょっと胸が躍ったw
萩原が囮となり、捕まっていたはずの桜木環奈が参戦するんだが、桜木環奈はちょっと好みだったので金剛さんを味方につけてよかったな。
七組の方は伊央と合流し、緋香里がちょっと怪しいまま伊央を最大武力に進んでいく。
ちょっと順序が逆だが、前園キラーの一件で生徒たちは体育館に避難することを誘導されており、そこで五十嵐はプレイヤーたちに呼びかけて協力を呼びかける。
セレクションでゴールするということだ。チェス研の北村はクラスのプレイヤー原田に裏切らて人質になってしまうが、本当に五十嵐の戦法が一番簡単だよな。
銃持っている強い奴らが集まれば、圧倒的に優位に決まっている。
こうして五十嵐らの体育館、伊央たちクラスが集まる校舎、咲季らサークル系が集まる部室棟、落ちた生徒会長であるはすの椎名がいるショッピングモールに萩原たち金剛の呼びかけで集まった非戦闘派の寄宿舎。
ポイントからの通信でお互いの意見を言い合い、牽制と高度な情報戦が行われますが、萩原たちの代表として金剛が前に出なかったことが災いし、最大武力の体育館組が寄宿舎を狙うことに。
体育館は補給という意味で分が悪く、そしてセレクションを狙うために羽留奈とあともう一人の二年一組の重傷者がいることから確保に出たのだ。
金剛さんはわりと難しい人だが、なんとか自分への勝手なイメージにしがみつく生徒たちからなんとか逃げ出して初めの四人で脱出を試みるが、萩原は負傷しているしで逃げきれないと思っていた頃に動いたのは伊央だった。
モニターに萩原が一瞬映ったことから襲撃される寄宿舎に乗り込み助け出そうとしたが、その時には既に逃げ出した校庭で絶体絶命だった。
だから、伊央がしたのは重傷者を殺して羽留奈を二年一組最後の一人にすること。
金剛は校庭に潜ませておいた桜木環奈で羽留奈を殺すと脅しをかけさせていたために、セレクション狙いの五十嵐はなんとかして羽留奈を守らなければならなくなり、引くことになる。
こんなところで今回はお終い。
土橋さんの作品では必ずブレイン的な存在がいますが、今回は咲季と椎名のようですな。自らは戦わないが制すタイプ。だが、こういうタイプは総じて最後にコケるんだがな。
最後の生きるためでもなく無抵抗の人間を殺してしまった伊央の話はつらかった。それでも萩原を助けたくて、画面越しで心は確かに触れ合っていたが、この汚れた手に触れてくれるだろうかとか、もう早く合流しろ! 合流したらしたで絶対に緋香里がなんかするだろうけど、もう早く手を握ってやってよ。
この伊央の描写と対になるような表現が羽留奈にあることがちょっと気になりますが、萩原がこの先どういう選択をするかが気になる。
体育館組の襲撃で北村と合流できた萩原たちは、どちらかというとセレクションの方がゴールに近いのだろう。けれども、それでは鳴美とも伊央とも生き残れず、ラストワンを選べば金剛たちと敵対することになる。
多くの生徒が理想を掲げるようにみんなが生き残る道っていうのは、土橋さん作品じゃほとんどの場合ないからなー。
では、ここで今回のお気に入りへ。
今回は正直状況説明とメンバー分けといったところだったので劇的なシーンこそなかったのですが、やっぱり最後の伊央のシーンかな。
無抵抗の人間を殺してしまい、あの中庭に倒れながら萩原を求めていた。
この血まみれの手は届くのか。彼に触れることができるのか。あの時は、画面越しだったが、確かに触れ合った。未だにこの手で触ることはできていないが、この体以外は、それはぞくりとするほどの接触で、確実に……
ゲームのプレイヤーたちが日常に戻ることは想像できないけれども、伊央は精神的に萩原に依存してしまっているのでどうなっていくのか。
早く合流してあげてくれ、頼むから。
コロシアム 2
土橋真二郎(著),白身魚 (イラスト)
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2015/10/10)
ラベル:土橋 真二郎



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